皆さんお元気ですか。
いかんな〜、このブログに久しぶりに登場というのは。
私の心のオアシスみたいなものですから。
思うがまま、気の向くままに言葉を紡ぎ出し、
そこはかとなく身の回りにあったことを綴ることは
気持ちの整理を行い、心の平穏を保つもの。
これからもしっかりと続けて行きましょう。

年も明けようやく落ち着き、久々のお休み。
愛する妻と昼食へ。ファミレスで食事です。
平日、それも昼間です。普通のサラリーマンなら仕事の真っ最中。
回りは女性が中心です。
少し気恥ずかしい気持ちと、平日休みだという優越感と。
変な気持ちです。
ぐるりと見回すと、営業マン風の若い男性が一人いるだけで、
オッサンは私一人・・・と思いきや、
初老の男性が一人食事をしておられます。
齢六十は越しているであろう白髪の男性。
一人でファミレスで食事をしている姿に哀愁が漂います。
仕事は定年退職。
趣味は持とうとは思うけど、仕事をやめてから見つけようと思ってももう遅い。
やる事ないな〜と思いながら家にいると、奥さんから邪魔者扱い。
仕事もしないのに何で三度の食事を作らなきゃいけないのよ、
と罵られ、行くあてもなくファミレスへ。
あ〜人生の悲哀が身にしみる団塊の世代の男たち・・・・
勝手な想像は膨らみ続けます。

「何キョロキョロしてんのよ」
妻よ、これからもオトーサンのことを愛し続けてくれるかな。
「アホか」
行く末不安です。
食事を終えて、会計の方へ。
件の男性の横を通ってみますと、
オヨヨ、テーブルの上に海外旅行のパンフレットがたくさんあります。
そうか、奥さんに内緒で海外旅行の計画か。
今まで苦労をかけたね。家の事を顧みずに申し訳なかった。
お詫びのしるしに海外旅行をプレゼント。
ええ夫婦やな〜〜。・・・とまたまた勝手に想像。

「アンタと旅行行ってもおもろないわ」
前を歩く妻の後姿を見ながら、面白くもない予想をしてしまう私でした。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　by ひろちゃん