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往古一条天皇の御代、長徳年間(996年)に左近衛中将より陸奥守に任ぜられた藤原実方朝臣が蝦夷鎮撫のため、外ヶ浜貝森村(現在の青森市)に「夷之社(えびすのやしろ)」を創建して陸奥国長久の平安を祈願したのに発祥します。また、天明四年(1784)の大飢饉が起きた際、徳川将軍より疫災鎮定の箱入神札を奉安して息災を祈れとの命が下り、当社に祈願したところ、ようやく大飢饉の災難を祓い除く事ができたことから、あらゆる災難・厄・病を祓い除く“病厄除け”の守護神として広く全国より崇敬を集めるようになりました。なお、外ヶ浜経営の一大元勲たる藤原実方朝臣の神霊並びに青森の建設と発展に絶大なる貢献を致された青森開拓の一大恩人である青森城代二代目・進藤庄兵衛正次の神霊を祀る唯一の神社です。
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