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2023.09.30

八戸の観光スポットおすすめ12選!日帰りモデルコース付きで紹介【2023・青森】

青森県八戸市は江戸時代、盛岡藩支藩・南部氏の城下として栄えた歴史ある町。太平洋に面し、古くから漁業が盛んな港町としても知られています。

今回はそんな八戸のおすすめ観光スポットを紹介。日帰りで使えるモデルコースも載せているので参考にしてみてくださいね。

※この記事は2023年9月12日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

青森県・八戸市とはどんな街?アクセスは?

イカにサバ!おいしい魚介がそろう港町

八食センター
八戸港の魚介が並ぶ八食センター
(画像提供:写真AC)
漁港での朝市の様子(画像提供:写真AC)
八戸市
芝生地が広がる種差海岸を走るバス

青森県の南東部に位置する八戸(はちのへ)。江戸時代には南部氏が治めていたことから、岩手県北部と併せて“南部(なんぶ)”とも呼ばれるエリアです。

北東北でも有数の規模を誇る八戸港があり、サバやイワシといった魚介が日々水揚げされています。特にイカの漁獲量は日本トップクラス。市内の飲食店で味わうイカ刺しは、新鮮で甘みが強く、絶品と評判です。

主要都市から八戸市へのアクセス

主要都市から八戸市へのアクセス

【車を利用する場合】
東京から八戸道八戸ICまでは、東北自動車道を経由して、約7時間30分です。

【電車・バスを利用する場合】
東京駅からは東北新幹線に乗車して、八戸駅まで約2時間45分。高速バスを利用すると約9時間40分です。

【飛行機を利用する場合】
最寄りの三沢空港まで、羽田空港から約1時間20分。大阪国際空港(伊丹空港)からは約1時間30分。三沢空港から八戸市内までは、空港連絡バスで約1時間です。

青森市や弘前市などと併せて観光するのなら、便数の多い青森空港を利用するのもおすすめ。青森空港から八戸市内まではバスと電車を利用して2時間ほどです。

ここからはおすすめの観光スポットを紹介します。

1. ユートリー(VISITはちのへ)【八戸駅からすぐ】

駅直結!お土産探しや工芸体験ができる複合施設

ユートリー(VISITはちのへ)
1階のメインホールでは「八戸三社大祭(はちのへさんしゃたいさい)」の山車がお出迎え
ユートリー(VISITはちのへ)
2階レストラン前の、南部裂織・南部菱刺実演コーナー
ユートリー(VISITはちのへ)
八戸駅とは連絡通路でつながっている

八戸駅東口から徒歩1分とアクセス抜群の観光施設。青森県内の特産品約2000点をそろえたお土産ショップがあり、電車の待ち時間に利用する人も多くいます。

おすすめのお土産は、ノシイカの間にチーズを挟んだ「なかよし」(120g 1242円)や、ウニとアワビの潮汁を缶詰にした「いちご煮」(1566円)など。どちらも八戸で古くから愛される珍味です。

ユートリー(VISITはちのへ)
南部裂織の制作体験 体験料1200円。南部菱刺の制作体験 体験料1200円

また、伝統工芸教室では、南部裂織(なんぶさきおり)の制作体験を実施。2時間程度で、コースターや花瓶敷きを作ることができます。また、刺し子の技法のひとつである南部菱刺(なんぶひしざし)の制作体験も実施しています。

2階の「レストラン櫟(いちい)」には、ご当地グルメの「煮干しラーメン」(910円)や、魚介たっぷりの「市場海鮮丼」(2980円)など八戸らしいメニューがそろっています。

■ユートリー(VISITはちのへ)
[TEL]【ユートリー】0178-27-2227【おみやげショップ】0178-70-1111
[住所]青森県八戸市一番町1-9-22
[営業時間]【ショップ】9時~18時【体験】10時~13時【レストラン櫟】10時30分~18時(LO17時30分)
[定休日]12月30日~1月1日
[料金]南部菱刺体験1200円(要予約)、南部裂織体験1200円(3日前までに要予約)
[アクセス]【電車】JR・青い森鉄道 八戸駅より徒歩1分【車】八戸道 八戸ICより8分
[駐車場]418台
「ユートリー(VISITはちのへ)」の詳細はこちら

2. 八食センター【八戸駅から車で8分】

新鮮魚介がそろう巨大市場でショッピング&ランチ

八食センター
鮮魚のほか、乾物や青果、精肉、酒、菓子などの店もある
八食センター
鮮やかな黄色い外観が目印

新鮮魚介がずらりと並ぶ巨大な屋内市場。全長170mの通りには約60の店舗が軒を連ねています。市場関係者だけでなく、観光客も気軽に利用できるのが魅力。

県南エリアの特産品を選んだり、魚介を冷凍で自宅に発送したりと、ショッピングにもぴったりです。

八食センター
「七厘村」では市場で手に入れた食材を炭火焼きにしてその場で味わえる

ランチタイムには、「厨(くりや)スタジアム」と「味横丁」の飲食店街へ行きましょう。回転寿司や海鮮丼などを味わえる店があり、市場ならではの新鮮な魚介を堪能できます。

また、市場棟1階の「七厘村(しちりんむら)」もぜひ訪れたいスポット。カウンターで受付けを済ませ席を確保したら、市場内の各店で「七厘村で食べる」と伝えてから、魚介や肉などを購入します。

炭火焼きで味わう魚介は、香ばしく旨みもたっぷり。ご飯や焼きおにぎり、ドリンクも注文できますよ。

■八食センター
[TEL]0178-28-9311
[住所]青森県八戸市河原木字神才22-2
[営業時間]【市場棟】9時~18時【厨スタジアム】9時~21時【味横丁】9時~18時(LO17時30分)【七厘村】9時~17時
[定休日]水
[料金]七厘村大人400円、小学生150円
[アクセス]八戸道 八戸ICより車で12分
[駐車場]1500台
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3. 八戸ポータルミュージアム はっち【八戸駅から車で15分 】

観光情報を集め、モダンな工芸品土産をチェック

八戸ポータルミュージアム はっち
三日町のメイン通り沿いにある。ガラス張りのスタイリッシュな建物
八戸ポータルミュージアム はっち
「カネイリミュージアムショップ」は1階にある
八戸ポータルミュージアム はっち
モダンなデザインの伝統工芸品の数々

旅行をスタートする際に訪れたいのが「八戸ポータルミュージアム はっち」。八戸観光の拠点として、2011年に誕生した施設で、八戸市内や周辺観光の情報を発信しています。旅行の予定をたてたり、カフェやショップもあるので食事やショッピングをしたりと、さまざまな楽しみ方ができます。

1階にある「カネイリミュージアムショップ」はお土産選びにおすすめ。伝統工芸品をポップにアレンジしたグッズが多く、郷土玩具「八幡馬(やわたうま)」や南部裂織の小物など、そのデザイン性の高さから思わず手に取りたくなる物ばかり。ちょっと個性的でおしゃれなアイテムを探しているなら忘れずチェックしたいお店です。

八戸ポータルミュージアム はっち
4階にある南部裂織の工房

また、工房「澄(ちょう)」では、伝統技法を後継者に伝えながら、彩り豊かな南部裂織グッズを製作。地機織りによるワークショップ(体験料500円~800円)も行っているので、気軽に挑戦してみてくださいね。

■八戸ポータルミュージアムはっち
[TEL]0178-22-8228
[住所]青森県八戸市三日町11-1
[営業時間]【施設全体】9時~21時【カネイリミュージアムショップ】10時~19時【澄】10時~16時
[定休日]【施設全体】火【カネイリミュージアムショップ】火【澄】火、水
[アクセス]八戸道 八戸ICより車で13分
[駐車場]なし
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4. みろく横丁【八戸駅から車で15分】

昭和レトロな横丁で八戸グルメを堪能

みろく横丁
三日町側の入り口
みろく横丁
定期的に横丁内の店舗は入れ替わる

八戸の中心街には8つの横丁がありますが、そのなかのひとつが「みろく横丁」。三日町と六日町をつなぐ通りに26の飲食店が並びます。扉を開けている店舗が多く、開放的な雰囲気なので、観光客や横丁初心者も訪れやすい横丁です。

みろく横丁
横丁全域がバリアフリー化されている。車椅子用トイレもある
みろく横丁
気軽に利用できる立ち飲みスタイルのお店

基本的には18時頃にオープンするお店がほとんど。居酒屋やラーメン店、多国籍料理のお店など、さまざまなジャンルがあるので、その日の気分で選びましょう。迷ったら「お台どころ ねね」や「ひよこ」など、魚介メニューが豊富な居酒屋系がおすすめ。

産地ならではのサバの刺身や、名産のイカ料理、鮮度の良さが際立つホヤやウニなど、港町八戸で食べたい新鮮な魚介グルメを堪能できます。車を運転しない人は、地酒もチェック!横丁内のさまざまなお店でも取り扱っている八戸酒造の「陸奥八仙」は外せない銘酒です。

※飲酒運転は法律で固く禁じられています。飲酒をする場合は公共交通機関でお出かけください。

■みろく横丁
[TEL]090-8679-3692(みろく横丁事務局)
[住所]青森県八戸市三日町~六日町
[営業時間]18時頃~ ※ランチ営業実施の店もあり
[定休日]店舗により異なる
[アクセス]【電車】JR 本八戸駅より徒歩10分【車】八戸道 八戸ICより12分
[駐車場]なし
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5. 八戸酒造【八戸駅から車で20分】

創業200年超の老舗酒造で蔵見学

八戸酒造
季節により見学の内容は異なるので事前に確認するのがおすすめ
八戸酒造
陸奥八仙 特別純米酒(火入)(1800mL 3300円、720mL 1650円、300mL 770円)

「八戸酒造」は江戸時代に始まった創業248年の老舗酒造。国内外のコンテストで最も評価された酒蔵を選ぶ「世界酒蔵ランキング2021」では、1位を獲得した実力派です。

辛口の「陸奥男山」や、さわやかな甘みと華やかな香りが特徴の「陸奥八仙」は、ぜひ味わって欲しいお酒。知名度も高く、お土産としても喜ばれる逸品です。

八戸酒造
蔵見学は要予約。所要時間は1時間ほど。ショップではお土産にお酒も販売している

また、蔵見学では専門ガイドが動画で酒造りの現場や工程を紹介。その後歴史ある建物を見てまわることができます。国の登録有形文化財や県の景観重要建造物に指定された建造物をめぐれば、八戸酒造の歴史や日本酒の文化をより身近に感じられるはず。

蔵にあるカウンターでは試飲もできるので、それぞれのお酒の違いも楽しんでくださいね。

※飲酒運転は法律で固く禁じられています。飲酒をする場合は公共交通機関でお出かけください。

■八戸酒造
[TEL]0178-33-1171
[住所]青森県八戸市湊町本町9
[営業時間]【蔵見学】10時~16時【ショップ】10時~16時
[定休日]【春~秋季】土、日、祝【冬季】日、祝
[料金]蔵見学500円(試飲付き)
[アクセス]【電車】JR 陸奥湊駅より徒歩10分【車】八戸道 八戸ICより18分
[駐車場]10台
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6. 館鼻岸壁朝市【八戸駅から車で20分 】

館鼻漁港に300店がずらり!朝市で八戸の活気を感じる

館鼻岸壁朝市
800mほどの通りにお店がずらり
館鼻岸壁朝市
雨天決行。ただし出店数が減る場合あり
館鼻岸壁朝市
小籠包やパンなど行列ができるお店も多い

国内最大級のスケールを誇る朝市、それが館鼻岸壁(たてはながんぺき)朝市です。3月中旬から12月の日曜早朝、館鼻漁港に300店ほどの屋台が出店し、多い時には数万の人で賑わいます。

八戸地域の海産物、農産物を販売するお店はもちろん、青森市や十和田市といった近隣市町村、岩手県から出店するお店もあり、内容はバラエティ豊か。コーヒーやラーメン、そば、うどんなど、その場で味わえる飲食店が多いのも特徴です。

朝市が始まるのは夜明け前。7時頃から混み始め、9時には閉店するお店が多くあります。早起きをして日の出頃には訪れ、明るくなる海を眺めつつ食べ歩きやショッピングを楽しむのがおすすめです。

ちなみに、「全部見てから買うお店を決めよう」と思うと、戻った時には売り切れていたり、長い行列ができていたり、なんてことも。気になったものはその場で購入するのがいいですよ。

■館鼻岸壁朝市
[TEL]070-2004-6524(湊日曜朝市会事務局 大安食堂内)
[住所]青森県八戸市新湊館鼻岸壁
[営業時間]3月中旬~12月の日曜、夜明け~9時頃
[定休日]3月中旬~12月の月~土、1月~2月
[アクセス]【電車】JR 陸奥湊駅より徒歩10分【車】八戸道 八戸ICより20分
[駐車場]500台
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7. 陸奥湊駅前朝市【八戸駅から車で20分】

“市民の台所”駅前朝市で朝ごはん

陸奥湊駅前朝市
陸奥湊駅前では「イサバのカッチャ」(朝市で元気に働くお母さん達の意)の像がお出迎え
陸奥湊駅前朝市
朝焼けのなか始まる陸奥湊駅前朝市。朝市で並ぶのは海産物に限らず多種多様

陸奥湊(むつみなと)駅前は、海産物の小売店や仲卸業者が立ち並ぶエリア。戦後から八戸の食文化を支える市民の台所として親しまれています。

月曜日から土曜日の早朝、通り沿いでは朝市を開催。日の出前の3時頃から、店舗の軒先に海産物や野菜、惣菜、花などが並び、買い物客で賑わいます。

陸奥湊駅前朝市
「八戸市魚菜小売市場」は駅から徒歩3分ほど

陸奥湊駅前朝市の中心となるのが「八戸市魚菜小売市場」。市場内では鮮魚や刺身、干物などの海産物を販売しています。

また、市場の中央部にある「朝めし処 魚菜」では、「ご飯」(100円)や「みそ汁」(200円)を販売。市場内の各店舗で購入した刺身や惣菜と一緒に、飲食スペースで味わうことができます。買ってきた刺身を豪快にご飯にのせ、贅沢なオリジナル海鮮丼を作るのもいいですね。八戸の海の幸を朝から思う存分堪能しましょう。

■陸奥湊駅前朝市
[TEL]0178-33-6151(八戸市魚菜小売市場)
[住所]青森県八戸市大字湊町字久保
[営業時間]【朝市】3時頃~12時頃【八戸市魚菜小売市場の食堂】6時頃~10時頃
[定休日]日
[アクセス]【電車】JR 陸奥湊駅より徒歩1分【車】八戸道 八戸ICより20分
[駐車場]近隣の有料駐車場を利用
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8. みなと食堂【八戸駅から車で20分】

並んででも食べたい絶品ヒラメの漬け丼

みなと食堂
平目漬丼 1200円

陸奥湊駅前から徒歩1分の「みなと食堂」。各種メディアで取りあげられることも多く、観光客はもちろん地元客にも愛される八戸の名店です。

お店は、名前の通り“食堂”といった素朴な雰囲気。自慢は、新鮮な魚介をたっぷり使った海鮮丼メニューです。

味わいたいのは「平目漬丼」。見るからにプリプリと新鮮なヒラメがご飯を覆うように盛られ、卵黄とワサビがのっています。上からかけられたタレは、上品な味わいながらしっかりとニンニクの風味が感じられるもの。ヒラメとご飯、そしてタレを一緒に味わえば、ヒラメの甘みが際立ちつつ、絶妙なハーモニーを奏でるおいしさです。

そのほか、八戸のご当地名物・せんべい汁が付いた「平目漬丼 せんべい汁セット」(1400円)や、その日の新鮮魚介を使った「漁師の漬丼」(1950円)もおすすめ。

どれも売り切れることが多く、早く閉店することもしばしば。行列を避けるのは難しいですが、平日の早い時間帯なら比較的入店しやすいようです。

■みなと食堂
[TEL]0178-35-2295
[住所]青森県八戸市大字湊町字久保45-1
[営業時間]6時~14時(LO)
[定休日]月、日
[アクセス]【電車】JR 陸奥湊駅より徒歩1分【車】八戸道 八戸ICより20分
[駐車場]3台
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9. 蕪島【八戸駅から車で25分】

ウミネコが飛び交うパワースポットで開運祈願

蕪島
青い空と緑の島、赤い鳥居のコントラストが美しい ※画像は神社再建前のもの
蕪島
蕪島神社は2015年に一度焼失。2019年に再建された

三陸復興国立公園内にあり、国の名勝に指定されている種差海岸。その海岸線の最北に位置するのが蕪島(かぶしま)です。

島の頂には蕪島神社が鎮座し、商売繁盛や漁業安全の守り神として弁財天が祀られています。蕪=株の読みが同じであることから、人からの株が上がる、金運がアップするなどといわれ、パワースポットとして多くの参拝者が訪れています。

蕪島を訪れると驚かされるのが空を飛び交うウミネコの多さ。繁殖期には、約3万羽のウミネコが飛来し、島が覆いつくされそうなほどです。

(画像提供:写真AC)
ウミネコは3月上旬に飛来し4月頃に産卵、6月頃にヒナが誕生する(画像提供:写真AC)

ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されており、子育て中のウミネコの様子を間近で見られる国内でもめずらしい場所。6月頃には、孵化したばかりのかわいいヒナを至近距離で観察することができます

神社を参拝中にウミネコのフンをかけられると運気が上昇する、なんて噂もありますが…、繁殖期にはフン避けの為の無料貸し出し傘があるので、洋服を汚したくない人は利用してみてくださいね。

■蕪島
[TEL]0178-34-2730(蕪嶋神社)
[住所]青森県八戸市大字鮫町字鮫56-2
[営業時間]散策自由
[アクセス]【電車】JR 鮫駅より徒歩15分【車】八戸道 八戸ICより25分
[駐車場]50台
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10. 葦毛崎展望台【八戸駅から車で30分 】

古城のような展望台から太平洋を眺める

葦毛崎展望台
太平洋を360度見渡せる眺望
葦毛崎展望台
要塞のような佇まいの展望台
葦毛崎展望台
夏から秋にかけて季節の花が咲き乱れる

種差海岸の遊歩道の起点にあり、岬に突き出るようにそびえる建造物が葦毛崎(あしげざき)展望台です。

その佇まいは、まるで西洋の古城のよう。実際、太平洋戦争末期に旧日本軍によって監視所が設けられていた場所で、今ではその基地の土台が展望台として活かされています。

展望台から眺められるのは、太平洋の大海原。昼はダイナミックな海景色が広がり、日が落ちる頃には漁り火がロマンチックにきらめきます。

展望台の周辺はハマナスやニッコウキスゲ、ハマヒルガオなどが咲く自然の花園。展望台から1~2分の場所にある売店「ホロンバイル」では、種類豊富なソフトクリームを販売しているので、ぜひ立ち寄ってみてください。

■葦毛崎展望台
[TEL]0178-43-9536(八戸市観光課)
[住所]青森県八戸市鮫町字日蔭沢
[営業時間]見学自由
[アクセス]八戸道 八戸ICより車で30分
[駐車場]50台
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11. 種差天然芝生地【八戸駅から車で30分】

海外のような景色が広がる芝生地でのんびり

種差天然芝生地
なだらかな起伏の芝生地
種差天然芝生地
ニッコウキスゲやハマギクなど四季の花も芝生地を彩る

蕪島から種差海岸の海岸線を東へ進むと、葦毛崎展望台があり、そこから南下すると種差天然芝生地(たねさしてんねんしばふち)が広がります。

種差天然芝生地は種差海岸の代表的な景勝地。青々とした天然芝が波打ち際まで広がり、険しい岩礁と美しいコントラストを成しています。

広大な芝生地と荒々しい海岸線の組み合わせは、まるでスコットランドの海岸のよう。休日ともなると芝生にピクニックシートを広げて過ごす人も多く、波音に耳を傾けのんびりしている様子はなんとも穏やかな光景です。

種差天然芝生地
種差天然芝生地の目の前に立つインフォメーションセンター

芝生地の向かいにあるのは「種差海岸インフォメーションセンター」。種差海岸の絶景スポットや、周辺情報を発信しています。

■種差天然芝生地
[TEL]0178-51-8500(種差海岸インフォメーションセンター)
[住所]青森県八戸市大字鮫町字棚久保14-167(種差海岸インフォメーションセンター)
[営業時間]【種差天然芝生地】見学自由【種差海岸インフォメーションセンター】4~11月/9時~17時、12月~3月/9時~16時
[定休日]【種差海岸インフォメーションセンター】12月29日~1月3日
[アクセス]【電車】JR 種差海岸駅より徒歩3分【車】八戸久慈道 種差海岸階上岳ICより10分
[駐車場]68台
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12. ワンコインバス・うみねこ号【八戸駅から車で26分(鮫駅まで)】

「はちのへ市営バス」に乗って種差海岸をめぐる

ワンコインバス・うみねこ号
降車時に精算、交通系IC利用可

蕪島や葦毛崎展望台、種差天然芝生地など、種差海岸を観光するのに便利な遊覧バス。八戸駅から電車で25分前後の鮫駅と、種差海岸天然芝生地にほど近い種差海岸駅を片道28分で結んでいます。

春から秋は往復7本ずつ、冬は4本ずつ運行。20の停留所があり、種差海岸の主な景勝地に停車するので、乗車するだけでも眺めを楽しめるのが嬉しいポイント。

また、「葦毛崎展望台前」で下車し、30分ほど遊歩道を歩いて「大須賀海岸」停留所を目指せば、種差海岸の美しい風景を眺めながらトレッキングすることもできます。上手に活用して、八戸の豊かな自然を満喫してくださいね。

※運行日は、春期~秋期の2023年11月5日(日)までは毎日、冬期の2023年11月11日(土)~2024年3月31日(日)は土、日、祝。ただし12月30日(土)~1月1日(月)は除く。

■ワンコインバス・うみねこ号
[TEL]0178-25-5141(八戸市交通部)
[運賃]均一 大人100円、小人50円
「ワンコインバス・うみねこ号」の詳細はこちら
「ワンコインバス・うみねこ号」の周辺情報はこちら

日帰りで行ける八戸観光のモデルコース

朝から港の味を味わう!海鮮グルメ満喫コース

八戸

【ドライブコース】
7. 陸奥湊駅前朝市
↓車で1分
8. みなと食堂
↓車で5分
12. ワンコインバス・うみねこ号

港町八戸ならではの味、新鮮な海鮮料理をたっぷり堪能するコースです。

朝食に陸奥湊駅前朝市で刺身を購入して作るオリジナルの海鮮丼を味わい、昼は「みなと食堂」の平目漬丼に舌鼓。お腹が満たされたら、鮫駅から「ワンコインバス・うみねこ号」にのって、のんびり種差海岸の海景色を楽しみます。葦毛崎展望台から種差海岸芝生地まで遊歩道を1時間ほどかけて歩くのもいいですね。

種差海岸の景勝地をドライブ!自然を楽しむコース

八戸

【ドライブコース】
9. 蕪島
↓車で5分
10. 葦毛崎展望台
↓車で10分
11. 種差天然芝生地
↓車で25分
2. 八食センター

八戸を代表する景勝地、種差海岸の見どころを車でめぐるコースです。

まずは、蕪島へ。蕪島神社を参拝し、ウミネコを観察したら、海岸線を東へドライブ。葦毛崎展望台の重厚な雰囲気を楽しみつつ太平洋を眺め、最後は種差天然芝生地を散策しましょう。明るいうちにさわやかな海沿いをめぐったら、「八食センター」へ移動。遅めのランチとショッピングを満喫しましょう。

伝統工芸品作りと酒蔵見学!文化に触れるコース

八戸酒造

【ドライブコース】
1. ユートリー(VISITはちのへ)
↓車で20分
3. 八戸ポータルミュージアム はっち
↓車で1分
4. みろく横丁
↓車で10分
5. 八戸酒造

八戸の伝統や文化を体験するコースです。

八戸駅直結の「ユートリー(VISITはちのへ)」で南部裂織体験に挑戦。自分だけのコースターが出来上がったら、次は「八戸ポータルミュージアム はっち」でお土産探し。施設内の「カネイリミュージアムショップ」で普段使いしやすいおしゃれな伝統工芸品の小物をチェックします。ランチは、すぐそばの「みろく横丁」でお昼から営業しているお店で味わうのがおすすめです。

最後は、「八戸酒造」で蔵見学に参加。老舗酒蔵の歴史ある建物を訪れて、タイムトリップ気分を楽しめますよ。

※画像はイメージです。「八戸酒造」の蔵見学では衛生上の観点から酒造りの現場は案内していません。

まとめ

海沿いならではのグルメ、迫力のある大自然、江戸時代から栄えた歴史と、奥深い魅力がたっぷりの八戸。観光地が比較的コンパクトにまとまっているので、自分好みの旅行プランを組みやすいのも魅力です。気になるスポットやお店をチェックして、ぜひ八戸へお出かけしてみてくださいね。

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

星 マチコ  星 マチコ

東北・宮城県在住のライター、兼2人の子どもの母。見て、聞いて、触れて、温度感のある観光情報を発信中。雪山が好き。休日はマニアックで美しい絶景を求め、東北をあっちこっちさまよっている。

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