キャンプ初心者におすすめの持ち物をご紹介します!
テントやシュラフ(寝袋)、ランタンなどのマストアイテムはもちろん、便利アイテムや冬キャンプ・夏キャンプなどシチュエーション別に必要な持ち物を一覧にしました。選び方のコツも紹介しているので、荷造りをする時のほか、お買い物の際にも参考にしてみてください。
キャンプ持ちものリスト一覧
キャンプの初心者でもスムーズに荷造りができる持ちものリストです。出発前のチェックシートとして活用してくださいね。
【キャンプで絶対に必要なもの】 | |
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テント | 着火剤 |
グランドシート | 燃料(炭・薪) |
インナーマット | 軍手 |
ペグ | クーラーボックス |
ペグハンマー | 保冷剤 |
シュラフ(寝袋) | まな板・包丁セット |
ランタン | 食器 |
焚き火台 | カトラリー |
チェア | 調理器具 |
アウトドアテーブル | レインウェア |
トング | お風呂セット |
【キャンプに持っていくと便利なもの】 | |
タープ | トーチバーナー |
ウォータータンク | 火消し袋(炭処理袋) |
ハンギングネット | 焚き火シート |
ケトル | 大型バケツ |
コット | 充電バッテリー |
ストリングライト | 厚口アルミホイル |
【女子キャンパーにおすすめなもの】 | |
メイク道具 | 保温ポット |
火起こし器 | 扇風機 |
【子連れ・ファミリーキャンプにおすすめなもの】 | |
ハンモック | キャリーワゴン |
ガーランド | レジャーシート |
【夏キャンプに必要なもの】 | |
帽子 | 日焼け止め |
速乾シャツ | 扇風機 |
防虫グッズ | |
【冬キャンプに必要なもの】 | |
暖房器具 | ダウンパンツ |
カイロ | 中間着(ミドルレイヤー) |
ブランケット | 保温性の高い帽子 |
一酸化炭素チェッカー | 保温性の高い靴下 |
キャンプで絶対に必要な持ちもの
テント

(画像提供:コールマン)
テントには、ドーム型やトンネル型など様々な形状がありますが、半球体のフォルムをしたドーム型テントは風に強く、比較的設営し易いため初心者向きです。2本のポールをインナーテントに差し込み、立ち上げてペグを打って設営します。
テント選びの際は、使用する人数に応じて適正サイズを選びましょう。荷物を置いたり着替えたりするスペースを考慮して、定員数より1人分大きめのサイズを選ぶのがポイントです。
グランドシート

(画像提供:コールマン)
グランドシートは、テントの下の地面に敷くシートで、テントの底面を保護し、地面からの湿気や雨天時の浸水を防いでくれます。地面の冷気を遮ってくれる保温性がある商品もあります。
グランドシートを選ぶ際は、テントの底面より少し小さめのサイズを選びましょう。サイズが大き過ぎると、雨天の際、グランドシートの上に雨水が溜まるため、浸水する可能性があります。テントと同じメーカーで揃えるとサイズが合っているのでわかりやすいですね。
インナーマット

(画像提供:ビーズ株式会社)
インナーマットはテント内の床に敷くマットで、クッション性があるため寝心地を良くしたり、地面のデコボコを軽減したりするためのアイテムです。
広げるだけで自動膨張する設置が簡単なインフレーターマットや、空気の量を調節することで好みの硬さにできるエアーマット、断熱性と丈夫さを兼ね備えたウレタンマットなどがあります。シーツ付きのマットなら、取り外して洗えるので清潔に使い続けられます。
ペグ

(画像提供:コールマン)
テントやタープの設営に必要なペグは、打つ地面の状態やテントの大きさによって適した素材や長さが異なります。アルミ、チタン、スチール、プラスチック等様々な素材のものがありますが、硬い地面には強度に優れたスチールやチタンが適しています。軟らかい地面には、プラスチック素材も使用可能ですが、砂浜や湿った地面などの固定しにくい場所には25~30cm程度の長いペグが重宝します。
テントやタープが大型になればなるほど、ペグにかかる負荷が大きくなるため、しっかりと設営するには強度が高く長いペグが必要になります。
ペグハンマー

(画像提供:コールマン)
ペグハンマーは、テントやタープの設営・撤収時になくてはならないアイテムです。適度な重さで握りやすい持ち手のハンマーを選べば、地面が硬い場所でも少ない力で効率よくペグを打ち込むことができます。
また、ペグ抜きも備わっているハンマーなら、しっかりと地面に刺さっているペグも簡単に抜けるので便利です。
シュラフ(寝袋)

(画像提供:株式会社スノーピーク)
キャンプの満足度を左右するといっても過言ではないくらい重要なアイテムがシュラフ(寝袋)です。購入時に気をつけたいのは、商品に記載されている“使用温度目安”。快適に睡眠できる温度の目安がわかります。
シュラフの中綿にはダウンや化学繊維が使用されており、ダウンは化学繊維に比べ価格が高く、保温性も高いのが特徴です。キャンプ場の最低温度をチェックして、季節や場所によって使い分ける必要があります。小さな子ども連れのファミリーには連結できるタイプのシュラフが便利です。
ランタン

(画像提供:コールマン)
キャンプで夜間の暗闇を照らす唯一の光源はランタンです。キャンプサイト全体を照らすだけでなく、テーブルの上の食事を照らしたり、トイレや水場への移動時に道を照らしたりするなど、使用頻度の高い必須アイテムです。
使うシーンに適した明るさや大きさのものを選びましょう。乾電池式や充電式の電気をエネルギーとするランタンは、火を使わずボタンひとつで灯りがつくため、テント内はもちろん子ども連れでの使用にも適しています。ライトの色味を切り替えられたり、USBポートで携帯電話を充電できたりと便利な機能がついているものもありますよ。
焚き火台

(画像提供:株式会社スノーピーク)
焚き火台は、焚き火をするだけでなく、調理用としても利用できる便利なアイテムです。焼き網付きのモデルなら、肉や野菜をトングで返してもズレないよう、網をしっかりと固定できます。BBQを終えたら網を取り外し、燃料を薪に変えて焚き火を始められます。台のサイズは人数に合わせたサイズを選びましょう。コンパクトに収納できて、持ち運びやすいモデルがおすすめです。
最近では直火禁止のキャンプ場が増えているので、焚き火を楽しみたいなら焚き火台は必ず用意しましょう。
チェア

(画像提供:ビーズ株式会社)
アウトドア用のチェアは、ハイチェア、ローチェア、ベンチスタイルと様々な種類があります。高さや角度が調節できるチェアなら、どんな高さのテーブルにも対応可能。幅や高さが肩まで包み込んでくれるほどゆったりサイズのものなら、長時間でも快適に過ごせそうです。
背もたれや肘掛けにポケットが付いているものも便利ですよ。組み立てが簡単で、コンパクトに収納できるかどうかもチェックしておきたいポイントです。
アウトドアテーブル

(画像提供:株式会社スノーピーク)
アウトドアテーブルは、食事やリラックススペースを作る際の必須アイテムです。高さ調節機能のあるテーブルなら、用途に合わせて使えるので重宝します。
素材は木製、アルミ製、ステンレス製と様々ありますが、耐久性の優れているステンレス製のテーブルなら、焚き火の近くでも使用でき、火にかけた鍋やダッチオーブンを直接置くこともできます。
トング

(画像提供:キャプテンスタッグ株式会社)
キャンプの食事に欠かせないのが、食材を掴んだり、炭を扱ったりするトングです。柄の長さや素材も用途によって異なります。
調理時にはステーキや野菜が返しやすいターナータイプ、炭を扱う際は熱の影響を受けにくい素材で柄の長いタイプ、料理を取り分けるなら柄の短いタイプ等、シーンによって使い分けられるよういくつか用意するのがポイントです。握りやすい木製グリップや、便利なストッパー付きもあります。
着火剤

(画像提供:キャプテンスタッグ株式会社)
火起こしの時短アイテムとして必須なのが着火剤。火起こしが苦手な人でも簡単に火を起こすことができます。固形タイプは必要な個数を焚き火台に置いて、その上に薪や炭をくべて火をつけるだけ。燃焼時間が長く、火力が足りない場合には追加して使います。
固形タイプは湿気に弱いため、開封後はなるべく早く使い切りましょう。ジェルタイプは火力が強くなりやすいので、使用量を調整する必要があります。
燃料(炭・薪)

(画像提供:キャプテンスタッグ株式会社)
BBQの燃料には炭、焚き火の燃料には薪を使用します。BBQを行う際、火力調整は炭の量で行います。種類にもよりますが、家族4~5人、3時間程度の使用で2.5~3kgが適量と言われています。備長炭を選べば火力が安定しやすく、遠赤外線で本格炭火料理になりますよ。
焚き火に使用する薪は、樹木の種類によって火持ちが異なります。杉などの針葉樹は、火持ちはあまり良くありませんが比較的火がつきやすいのが特徴です。楢などの広葉樹は、火がつくまでに少し時間がかかりますが、火持ちが良いなどの特徴があります。
軍手

(画像提供:キャプテンスタッグ株式会社)
BBQや焚き火の作業で欠かせないのが軍手。丈夫で手軽に洗濯でき、コスパも良くソフトで自然な肌ざわりの綿製軍手が一般的です。火を扱うなら重ねて着けることをおすすめします。子どもが使用するなら子ども用サイズの軍手を選びましょう。アウトドア用の手袋には、ロングタイプ、ショートタイプ、耐熱素材や難燃性素材などがあります。
クーラーボックス

(画像提供:コールマン)
食材を保冷するクーラーボックス。サイズ、ケースの素材など様々な仕様がありますが、最も重要な保冷力は断熱素材によって決まります。発泡ウレタン製のクーラーボックスは、保冷力が高く値段も比較的リーズナブルなので、キャンプ用のクーラーボックスとしてオススメです。
クーラーボックスは空きスペースが多いと保冷力が弱まってしまうため、できるだけピッタリな容量を選びましょう。3~4人のデイキャンプや1泊2日のキャンプの目安は、50L前後と言われています。
保冷剤

(画像提供:キャプテンスタッグ株式会社)
食材の鮮度を保つのに便利な保冷剤。ハードタイプの大きな保冷剤は、たくさんの食材を長時間冷やすのに適しています。冷凍室で凍らせるだけで繰り返し使えます。
ほどよく冷やしてくれる0℃タイプや、鮮度を保ちたい肉や魚などを冷やすのに最適な氷点下タイプなど、クーラーボックスの大きさや食材によって保冷剤を選んでくださいね。
まな板・包丁セット

(画像提供:株式会社スノーピーク)
まな板をふたつに折りたたんで、中に包丁を収納することができるセットは、機能的で持ち運びにも便利。内部に落下防止用マグネットが付いていれば包丁がしっかり固定して収納されます。包丁のサイズは日常使用しているものと同じくらいのものが使い易いでしょう。
まな板の四隅に滑り止め防止用のゴムが付いているなど、細部まで工夫されている商品を選べば、キャンプでの調理をスムーズにしてくれます。
食器

(画像提供:株式会社スノーピーク)
持ち手がついた金属製のシェラカップは、キャンプ飯を楽しむなら持っておきたいアイテムのひとつです。用途は万能で、食器、鍋、計量カップ、お玉としても大活躍してくれます。重ねて収納できるので、嵩張る食器を持っていくよりもコンパクトに持ち運べます。
ステンレス素材は熱伝導が良く、耐久性に優れています。チタン素材は軽いので持ち運びに便利なことや、熱伝導がステンレスほどではないため、持ち手が熱くならないという特徴がありますが、ステンレスよりも価格は高めです。デザインや素材、容量など使いやすいものを選んでくださいね。
カトラリー

(画像提供:コールマン)
カトラリーは、キャンプ飯に欠かせないアイテムです。持ち運びに便利な折りたたみ式や、1本でスプーンとフォーク2役を兼ね備えているもの、基本的なカトラリーが収納袋に収められているソロキャンプ用のセットや、数人分のカトラリー全てが収納されたセットなど種類は様々。アルミやステンレス、チタン、木製等、素材によって雰囲気や口当たりが違うので、好みに合わせて選んでくださいね。
使い捨てのカトラリーを使わないことは、ゴミの軽減にも繋がります。自然の中で過ごすキャンプは環境にも配慮しましょう。
調理器具

(画像提供:コールマン)
調理器具は、鍋、スキレット、フライパンやホットサンドメーカーなど、作りたい料理と参加人数に合わせて最適なものを選びましょう。車なら嵩張るものでも運べますが、公共の交通機関を利用してキャンプ場へ行くならコンパクトさを重視して厳選したいですね。
レインウエア

(画像提供:株式会社ゴールドウイン)
天気の変わりやすいキャンプ場で必要なのがレインウエア。アウトドア活動で傘をさしながら作業しにくい時に活躍してくれます。防水性や透湿性も兼ね備えたGORE-TEX(ゴアテックス)素材なら、防風だけでなく、防寒にも利用でき汎用性が高いのでおすすめです。デザイン性のある肌ざわりが良いものなら日常でも大いに活用できます。
お風呂セット

キャンプ場に設置してあるシャワーや浴室にはアメニティグッズが無いため、シャンプー、洗顔料、歯みがきセット、タオルなどは忘れずに準備しましょう。日常で使っているシャンプーやボディソープを100円ショップ等のボトルに詰め替えれば、荷物が嵩張らずお気に入りのものが使えますよ。
キャンプに持っていくと便利なもの
タープ

(画像提供:ビーズ株式会社)
タープはキャンプサイト内の日除けスペースや、リビングスペースとなり、キャンプをより快適にしてくれるアイテムです。ヘキサタープ、レクタタープ、ウイングタープ、スクリーンタープなど、それぞれ異なる特徴を持っています。中でも六角形の1枚布でできたヘキサタープは、フォルムが美しく抜群の開放感!
タープは、設営に必要な部品がセットになっていて、初心者でも設営しやすく扱いやすいものを探してみてくださいね。
ウォータータンク

(画像提供:ビーズ株式会社)
ウォータータンクは、炊事場からキャンプサイトまで往復する労力を減らせる便利なアイテムです。調理に使ったり、手や食器を洗ったりと使用する機会が多いので、選ぶ際は運びやすさ、水の出しやすさ、内部の洗いやすさ、使用後の乾かしやすさをチェックしましょう。
ワンタッチで水を出せ、固定して水を出し続けられるレバー式のコックは衛生的で使い勝手も良いですよ。
ハンギングネット

(画像提供:コールマン)
ハンギングネットは、キャンプで食器を乾燥させるのに重宝するドライネットです。タープのポールや、ランタンスタンドなどに吊り下げて使用します。
洗った後のお皿が乾きやすい構造で、ゴミや虫がつくのを防ぎます。収納ケースから取り出せばパッと広がるポップアップ式のものならコンパクトに収納できるので、持ち運びやすく便利です。
ケトル

(画像提供:コールマン)
キャンプ中にお湯を沸かしてコーヒーを飲んだり、サッとラーメンを作ったりととても便利なケトル。形や素材は色々ありますが、グループやファミリーキャンプに実用的なのは、容量が大きめの縦長型ケトルです。やかん型は少人数キャンプに適しています。寸胴鍋型ならお湯の注ぎ易さは劣りますが、クッカーとしても利用できますよ。
コット

(画像提供:ビーズ株式会社)
コットはキャンプで使う簡易ベッドです。マットとは違い寝床が地面から離れるため、地面のデコボコや地表の冷気、熱気の影響を受けにくいのがメリット。
コンパクトに収納できて簡単に持ち運べるものなら、好きな場所にベッドを設置して昼寝も楽しめますよ。コットの上にマットやブランケットを敷くことでクッション性がアップし、より快適に過ごせます。
ストリングライト

(画像提供:コールマン)
ストリングライトはキャンプサイトを飾るだけでなく、夜間の暗いサイトで地面に刺さったペグや、タープやテントを張ったロープなどにつまずいて転んでしまわないよう、巻き付けて照らしておくのにも役立ちます。防水機能が付いていれば雨天でも使えます。
見るたびに色が変化するランタン型のLEDライトもあり、形が可愛らしいものなら、オーナメントとしても楽しめます。
トーチバーナー

(画像提供:コールマン)
BBQでなかなか炭に火がつかず、苦戦する場合に活躍してくれるのがトーチバーナーです。カセットコンロなどにも使用するCB缶(カセットボンベ)タイプや、コロンとした形状でアウトドア仕様のOD缶タイプは火力があり、炭への着火におすすめ。短時間で着火し、手間がかかりません。
着火剤に火をつけるには、コンパクトなガス重鎮式タイプが手軽です。先端が長いものなら少し離れたところからでも着火できますよ。
火消し袋(炭処理袋)

(画像提供:ZEN Camps)
火消し袋とはBBQや焚き火の際、まだ熱が残っている炭や薪を収納して持ち運べる収納袋です。熱い炭や薪を袋に入れ、空気を抜いて密閉すれば酸素がなくなり鎮火を促してくれます。
温度が550℃程度のものなら、袋が燃えることはありません。撥水性が高く、汚れても丸洗いできるものはお手入れも簡単で長く使い続けられますよ。
焚き火シート

(画像提供:ZEN Camps)
焚き火専用シートは、燃えかすや飛び火から地面を守り、延焼を防ぐための耐熱シートです。耐熱温度は550℃。シートの使用に加えて、高さのある焚き火台を使用したり、石や木材の上に焚き火台を置いたりすれば、地面から火をより遠ざけることができるので実践したいですね。直火を禁止しているキャンプ場が増えているので、1枚は持っておきたいアイテムです。
大型バケツ

(画像提供:株式会社スノーピーク)
大型のバケツは食材や飲料、子どもの遊び道具等、何でも入れて運ぶことができるので何かと重宝します。防水加工されているものなら、濡れてしまった物や汚れ物と水を入れてシンクとしても使用可能。小さく折りたためるタイプなら、荷物の隙間に入れて持ち運ぶのにも便利ですね。
充電バッテリー

(画像提供:EcoFlow Technology Japan株式会社)
アウトドアを気軽に便利に楽しみたいなら、充電バッテリーを利用しましょう。小さくて軽いサイズなら、女性でも楽に持ち運べます。バッテリーの容量によっては、スマホを充電しながら電気毛布を使ったり、LEDランタンとガジェットを同時に充電したりすることも可能です。
使用したい電気製品の出力に合わせて選んでくださいね。ソーラーパネルと組み合わせれば、太陽光で発電することができます。太陽光がある限りどこでも充電できるので、連泊キャンプにも向いています。
厚口アルミホイル

(画像提供:キャプテンスタッグ株式会社)
アウトドアで活躍する厚口のアルミホイルは、BBQや焚き火のシーンでよく使われるアイテムのひとつです。厚手のアルミホイルは丈夫で、網に直接敷いて調理したりホイル焼きをしたり調理道具として活用できるほか、コンロや焚き火台の底に敷いて使用すれば、灰や油だれの後片付けが驚くほど簡単になります。コンロの傷みも防ぎますよ。
子連れ・ファミリーキャンプにおすすめなもの
ハンモック

(画像提供:ビーズ株式会社)
ハンモックキャンプは、外遊び好きなら誰もが一度は夢に見る非日常体験です。初心者には簡単に設営できるハンモックがチャレンジしやすくて良いですね!設置に自信がない人は、カラビナを引っ掛けるだけのシンプルなハンモックや、必要な器具が全て含まれているセットを選ぶといいでしょう。
インナーマット用のポケットがついているものなら、マットを入れてより快適に寝そべることができます。憧れのハンモックタイムを実現してみてはいかがですか。
ガーランド

(画像提供:キャプテンスタッグ株式会社)
ファミリーキャンプで重宝するガーランド。ロープ状の飾りはキャンプサイトを華やかにするだけではありません。テントを離れて戻る際、数々のテントの中から自分のテントを見つけ易いよう、目印としても役立ちます。
好みの柄を選んでオリジナリティを出すのも良いですね。アウトドア用に防水加工されているものなら、雨天時でも破れる心配がありません。
キャリーワゴン

(画像提供:コールマン)
キャリーワゴンは、多くの荷物を楽に運べるだけでなく、荷物置き場としても活躍します。別売りの天板を乗せればテーブルとして使用できるものもあります。購入の際は耐荷重、移動のしやすさや、組み立てやすさ、たたんで収納する際の大きさもチェックしてくださいね。
レジャーシート

(画像提供:コールマン)
レジャーシートは、アウトドアで靴を脱いでリラックスでき、快適空間を確保してくれるアイテムのひとつです。砂などの汚れが入りにくいよう縁を立ち上げることができるものや、ズレないようにペグを打つ穴があるものもあります。朝露や結露など地面の湿り気を防いでくれる防水素材や、クッション素材、保温素材など、快適に過ごせるよう素材にも工夫が施されています。汚れがちなアイテムなので丸洗いできるかどうかも確認したいですね。
女子キャンパーにおすすめなもの
メイク道具

キャンプ中、いつも通り化粧をしたい人に必要なメイク道具。洗顔フォームだけでオフできるミネラルファンデーションや洗顔不要のメイク落としシートがあれば便利です。化粧水・乳液・美容液などの役割がひとつになっているオールインワン化粧品などもおすすめ。使い切りサイズの化粧品ならコンパクトに持ち運べますね。
火起こし器

(画像提供:キャプテンスタッグ株式会社)
BBQや焚き火の火起こしを効率良く、簡単にしてくれる火起こし器。キャンプが初めての人や、火起こしに時間がかかってしまう人の強い味方になってくれるアイテムです。火おこし器の下に丸めた新聞紙や着火剤などを詰め、その上に炭や薪を立てて配置し、空気の通り道を作ります。あとは新聞紙や着火剤に火をつけるだけ。あっという間に炭に火が着きますよ。
保温ポット

(画像提供:コールマン)
保温ポットは、沸かしたお湯を保温ポットに入れることで何度もお湯を沸かす手間が省けます。注ぎ口のタイプや大きさ、デザインも様々ですが、屋外で使用するなら、長時間温度をキープできるよう、保温力・保冷力が高いものを選びましょう。落としても壊れにくい丈夫なものを選ぶのもポイントです。
夏キャンプに必要なもの
帽子

(画像提供:株式会社ゴールドウイン)
夏の暑い日差し対策に必要なのが帽子。長時間屋外で過ごすキャンプシーンで、熱中症予防や日焼け防止に重宝します。つばが広く、メッシュ素材で通気性に優れているものなら蒸れにくく快適です。耐水性素材を使用しているものは雨具としても活躍してくれます。
速乾シャツ

速乾シャツは汗を素早く吸収して短時間で乾燥するため、暑い季節のキャンプ中も快適に過ごすことができます。ポリエステルとコットンを混紡したニット素材のものは、吸水性と速乾性を持ち、静電気が起きにくく燃えにくいなどの特徴があります。
しなやかな着心地とデザイン性のあるシャツをチョイスすれば、気分を上げてくれそうです!
防虫グッズ

(画像提供:キャプテンスタッグ株式会社)
夏は涼しい山林で快適なキャンプができるシーズンですが、虫の多い時期でもあります。虫に刺されると痒みや痛みが長引く場合もあるので防虫対策は欠かせません。長袖の衣服を着る、虫除けスプレーをかけるなどの対策のほか、防虫線香やキャンドルなど、煙を出すものは虫を遠ざけるのに効果的です。防ぎたい虫によって対策が違うので、キャンプ場にどんな虫が出るのか調べておきましょう。
扇風機

(画像提供:株式会社マキタ)
夏の暑さ対策に必要な扇風機。充電式のファンならコードレスで卓上やテント内、車内など色々な場所で手軽に使用できます。コンパクトでも風量が大きいものや、首振り機能付きのものもあり、滞った熱気を循環させて暑さを軽減してくれます。
フック付きならポールに引っ掛けたり、テント内に吊るしたりと使える場所が広がりますよ。
日焼けどめ

夏キャンプでは長時間日差しを浴びて活動するため、紫外線対策が欠かせません。日焼けどめに表示されているSPFの値は、肌に炎症を引き起こす紫外線UV-Bを防ぐ効果を示す数値です。PAの「+」は、肌を黒くする紫外線UV-Aを防ぐ効果を表します。SPFの数値が高く、PAの「+」が多いほど効果が高くなります。
スプレー、ジェル、クリームのほか、冷感タイプなど種類が豊富で使い心地も様々。自分の肌に合ったもの、使いやすいものを選びましょう。汗をかきやすいのでこまめに塗り直すことも忘れずに。
冬キャンプに必要なもの
暖房器具

(画像提供:マルカ株式会社)
秋冬キャンプの暖房対策に欠かせないのが、暖房器具です。ガスヒーターや石油ストーブ、薪ストーブは、燃料を必要としますが、しっかり暖まるだけでなく調理器具としても使用可能です。電源があれば電気ストーブも手軽ですね。シンプルな暖房器具といえば、お湯を沸かして入れるだけの湯たんぽ。直火OKの湯たんぽなら、ガスコンロやシングルバーナーで手軽に温められます。シュラフに入れたり、膝に置いてブランケットをかけたりして暖をとるのがおすすめです。
カイロ

手軽な寒さ対策といえばカイロ。カイロは使い捨てカイロだけでなく、充電式やオイル式のものもあります。使い捨てカイロは背中やお腹等、好きな場所に貼ったり、靴の中に入れたりして汎用性が高いのが特徴です。オイル式のカイロはベンジンが燃料で、炎が出ずゴミも出ない上、長時間温かさが持続するのでエコなアイテム。電気のカイロは充電すれば使い続けることができます。
ブランケット

(画像提供:ビーズ株式会社)
冬キャンプを楽しむのに必要なブランケット。難燃素材の毛布なら、焚き火を囲みながら使えます。ポンチョのように羽織れるスナップ付きは、ずり落ちることがないので重宝します。寒さからしっかり守ってくれるように、厚みも意識して選ぶといいでしょう。
一酸化炭素チェッカー

(画像提供:ビーズ株式会社)
テントや宿泊施設の屋内でストーブ等を使用する際、正しく換気されていないと一酸化炭素が発生し、中毒症状の出る恐れがあります。一酸化炭素チェッカーは、一酸化炭素中毒の事故を未然に防ぐための警報器です。日本製のセンサーは高品質・高感度なので選ぶ時に確認しましょう。テント内に吊り下げられるカラビナ付きが便利です。
ダウンパンツ

(画像提供:株式会社ゴールドウイン)
冬キャンプの寒さ対策には、暖かさと軽さを持つダウンパンツを重ね着するのがおすすめです。撥水
加工しているものなら、多少の雪や雨を弾きます。サイドラインがファスナーでフルオープンするものなら、靴を脱がずに着脱できるので使い勝手が良いですよ。
中間着(ミドルレイヤー)

(画像提供:株式会社ゴールドウイン)
中間着(ミドルレイヤー)は、下着とアウターウェアの間に着用して保温性を高め、体温調節をサポートしてくれます。主にジャケット、フリース、パーカー、ベストなどの防寒具を指します。伸縮する部分にスリットが入っているジャケットは、発汗時には通気を促し、動きが停滞している時には閉じて保温性を高めてくれます。冬キャンプの保温対策に中間着は欠かせません。
保温性の高い帽子

(画像提供:株式会社ゴールドウイン)
冬キャンプには頭と耳も防寒が必要です。イヤーマフが付いたパイロットキャップや、遠赤外線効果で自然な暖かさが持続するニット帽は必携。長時間の着用でも快適な、頭に心地よくフィットしてズレにくいものを選びましょう。
保温性の高い靴下

(画像提供:株式会社ゴールドウイン)
メリノウールを使用している靴下は調湿性と保温性に優れ、着心地が優しいだけでなく天然の温度調節機能を兼ね備えています。
速乾性や耐久性に乏しいというデメリットがありますが、それを補うため化繊とミックスされています。足元をしっかり温めて冬キャンプを快適に過ごしたいですね。
まとめ
キャンプに必要なアイテムと選ぶ際のポイントを簡単にご紹介しましたが、キャンプの目的や場所によって、必要なアイテムは変わります。荷物を極力コンパクトにするミニマムキャンプに挑戦したり、おしゃれなアイテムを増やしてキャンプサイトをデコレーションしたりと、キャンプの楽しみ方もそれぞれです。必要な道具を準備して、安全で快適なキャンプを楽しんでください。
※この記事は2023年5月12日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。
エニママ編集部
子育てを優先しながら、自分たちらしいはたらき方を実現するママの社会復帰支援サービス「Any MaMa(エニママ)」に登録する、精鋭ライターチームです。女性、ママならではのリアリティある視点での記事をご提供しています。