2017.12.06
世の中の健康志向の高まりを受けて旅のスタイルも変化。
旅先で「へるしい」になる「旅行×健康」が新たな兆しに。
2018年の旅行トレンド予測キーワード

「健康立国」を標榜した日本。
「人生100年時代構想」の発表や「スーパーフード」「クロスフィット」の流行を背景に世の中の健康志向が高まり、旅のスタイルにも変化が。
旅行の目的は、「疲れを癒すこと」から「旅先で健康になること」へ、
自らが「へるしい」になるための滞在へと変化の兆しが。
観光地は、健康地へ。観光客は、健康客へ。
今、「へるしい旅」の流れがきています。

「へるしい旅」の背景
世の中の関心事は、健康と旅行。
健康で長生きするために時間とお金を投資する人が増加。
日頃興味関心を持っていることについてアンケートを実施したところ、以前に比べ興味関心が高まっていることは、「健康・リラックス」(62.8%)に次いで「旅行」(61.8%)となり、健康や旅行に対する世の中の関心度は高い結果に。また、健康のために日頃から意識している人は8割を超え、世の中の健康意識は非常に高いことが判明。

今後、健康のために時間やお金を投資したいと考えている人は6割を超え、健康に対する1カ月の平均投資額は3,541円。今後投資しても良いと思う金額は855円増の4,396円という結果に。

政府の「旅行×健康」への取り組みが活性化
経済産業省は、2017年4月に発表した「アクションプラン2017」の中で「観光・旅行×健康」による新たなヘルスケア産業の創出について言及し、ヘルスツーリズム認証制度が2018年から施行予定。環境省からは、今年7月に「新・湯治 ONSEN stay」の推進について発表され、「旅行×健康」への取り組みが今後も推進されることが予測されます。

「へるしい旅」に興味関心を持っている人は7割以上
「健康になる旅行」に興味関心を持っている人は7割存在し、特に男性は30代、女性は10~30代の興味関心度が高いことがわかりました。

「へるしい旅」を体験できる宿の一例
現代湯治
2017年12月1日より、現代人のライフスタイルに合わせて1泊2日の滞在で体験できる「うるはし現代湯治」をスタート。
温泉そのものを楽しみ、効果を感じてもらえる現代湯治を全国14カ所の界で提案しています。


体験できる宿「星野リゾート 界」
2017年12月1日より、現代人のライフスタイルに合わせて1泊2日の滞在で体験できる「うるはし現代湯治」をスタート。温泉そのものを楽しみ、効果を感じてもらえる現代湯治を全国14カ所の界で提案している。
スポーツ
全国でヨガスタジオを展開する企業が運営するヘルスリゾート。2泊3日以上からの滞在を基本とし、最大3種のヨガを体験できます。


体験できる宿「ヘルスリゾート 天空の庭 天馬夢(あまむ)」
全国でヨガスタジオを展開する企業が運営するヘルスリゾート。2泊3日以上からの滞在を基本とし、最大3種のヨガを体験することができる。
食
卵や乳製品、肉や魚などの動物性の食材を使わない「カラダを整える」ヴィーガン料理を楽しむことができます。


体験できる宿「湯河原リトリート ご縁の杜」
卵や乳製品、肉や魚などの動物性の食材を使わない「カラダを整える」ヴィーガン料理を体験できる。
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※2017年12月時点の情報です
じゃらん編集部
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