パーティーや特別な日のディナーなど、ホテルのレストランを利用する機会もあると思います。どんな服装をすればいいかわからない…。ドレスコードはあるの?と迷う人も多いでしょう。
今回は、フォーマル、セミフォーマルなどのドレスコードの種類や、おすすめのホテルディナーの服装について、イラスト付きで解説します!
※この記事は2020年2月時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
ホテルレストランのドレスコードとは?
ホテルディナーのドレスコードと言っても、全てが統一されているわけではありません。各ホテルによってドレスコードが設けられているので、事前に調べておく必要があります。
スマートにホテルディナーを楽しむために、まずは、基本用語やその確かめ方を知っておきましょう。
ドレスコードの種類は?
ドレスコードの基本を押さえるために、ざっくりと簡単な紹介をします。
1. フォーマル
2. セミフォーマル
3. カジュアルエレガンス
4. スマートカジュアル
上から順に「堅い」服装となります。
「1. フォーマル」と「2. セミフォーマル」は、式典や葬儀や結婚式など冠婚葬祭での服装、つまり最も格式が高いドレスコードです。
ホテルディナーだと、多くの場合は「3. カジュアルエレガンス」「4. スマートカジュアル」なので、この2つを押さえておけば大丈夫です。
「カジュアルエレガンス」と「スマートカジュアル」の違いは?
カジュアルエレガンス
フォーマル程ではないですが品のある服装です。過剰に肌を露出しない、ストッキングを着用、ヒールのパンプス…などを心がけましょう。

結婚式の二次会やクラシックコンサートに行く時の服装をイメージすると分かりやすいですよ。
スマートカジュアル
いわゆる「キレイめ」の服装。こちらもあまり露出し過ぎないように。上品なものなら、ミュールでもOKです。

初めて恋人の親に会うときのイメージで服装を選んでみてください。
ホテルレストランのドレスコードを知るには?
インターネットが普及している現代でホテルのドレスコードを確認することはとても簡単です。「ホテル名+ドレスコード」「ホテル名+服装ルール」などで検索すれば出てくることが多いからです。

ホテルによっては特にドレスコードが無い場合もあります。心配なら電話で聞いてみましょう。
ホテルディナーならこの服装で!女性のおすすめコーデ
では、具体的にどんな服装をすればいいのでしょうか?
最近はあまり服装に関して厳しいルールが減ってきているので、ホテルディナーと言ってもかしこまりすぎる必要はありません。
ここから、カジュアル系のドレスコードなら対応できるものを3スタイル紹介していきます。ホテルディナーに「対応できる」だけではなく「おしゃれも楽しめる」ように、それぞれシルエットにこだわったポイントとあわせて解説していきますので、参考にしてみてください♪
ワンピース編「ライン重視すっきりシルエット」

新たに買うのであればワンピースがおすすめです。1着あれば何かと便利ですし、どんな場面でも活用できる無難なアイテムになります。
コーデのポイントは「飾りが少なめのシンプルイズベスト」
下手に主張の強いリボンやレースが付いていると、気合を入れ過ぎている、センスがないと思われる危険性もあります。
その代わりシルエットにはこだわってください。自分の体系をより美しく見せるラインは、大きすぎず小さすぎないジャストサイズのワンピースです。
スカート丈は短すぎると品が無くなるので膝下を意識すると良いでしょう。
また、ストッキング着用も忘れずに。美しいラインのシンプルな膝丈ワンピースにストッキングを着用する姿は、品のある女性らしさを最大限に引き出してくれるシルエットになります。
このコーデのポイントは「ちょうどよく品を出せること」が大事になりますので、気張り過ぎないライン重視のオシャレを意識してみましょう。

服の色味は、ネイビーや黒、グレー、ベージュなどが定番です。ピンクやブルーの淡い色もおすすめ。
スカート編「きっちり+ふんわりシルエット」

わざわざその日のために新しいものを新調するまでもなく、手持ちの服にアクセサリーやバッグなどのアイテム、ヘアスタイルを一工夫するだけで、ホテルディナーに相応しいコーデにできます!
コーデのポイントは「上下のメリハリ」
例えば、手持ちの軽めのフレアスカートにジャストサイズのトップスを持ってくることで、上はすっきりきっちり、下はふんわりとしたシルエットができ上がります。
フレアスカートに大きめのトップスを持ってきてしまうと、一歩間違えれば「だらしなく見えてしまう」ので注意してくださいね。逆に、トップスをふんわりさせるのであれば、スカートは膝丈ほどのタイトなスカートを選んでください。
そしてここからが一工夫!イラストのようなコーデの場合は、アクセサリーは少し大きめのパールネックレスがオススメ。パールをつけることで一気にフォーマルさを演出できます。

パールのネックレスは、冠婚葬祭などで何かと便利なアイテムです。1本は持っておくと今後重宝しますよ。
パンツ編「キレイめシルエット」

動きやすく周囲にアクティブなイメージを与えるパンツスタイルは、全体的にバランスよく引き締まったシルエット。普段パンツスタイルが多い人におすすめです。
コーデのポイントは「柔らかい雰囲気」
あまりに体にぴったり過ぎるものだと品がなくなってしまうので注意!具体的には、イラストのように、ハイウエストのパンツにぴったりめのニットをコーデするのがおすすめです。
ニット素材のおかげで「きっちり」を連想させるパンツスタイルの中にも柔らかみがあり、女性らしさを演出してくれるでしょう。色味もベージュやホワイト、紺を基調とすると、より引き締まって綺麗に見えます。
アクセサリーは大きめのピアスがベスト。ネックレスは付けるのであれば主張のないものを選びましょう。ピアスというポイントを1つ作ったら、他はないほうが美しいです。

バッグはフォーマルさを引き出すためにクラッチバックがおすすめ。大きな荷物はフロントや受付に預けましょう。
これはNG!ホテルディナーで避けるべき服装
ホテルでは、利用するたくさんの人への配慮や、格式を守るために、最低限のコードを守らない場合の入店は断られてしまうケースもあります。
どんなに「カジュアル」でOKと言われても、本当に普段着で行くのはNG。あくまでも「ドレスコードの中でのカジュアルな服装」という意味になりますので、一般的に使われている「カジュアルな服装=普段着」とは別の物であるという認識を持ってください。
きっちりと正装するとまではいかなくとも、誰に会っても恥ずかしくないような服装を意識しましょう。
最もNGなドレスコードは?
基本的なドレスコードに引っかかってしまう最も良くないものは「露出多めの服装」です。
他にはタイツ、生足もNG。男性の場合は靴下、女性の場合はストッキングの着用がマストですね。
覚えておきたいNGアイテム
・Tシャツ
・デニム
・ショートパンツ
・短すぎるスカート
・サンダル
・スニーカー
・ブーツ
・リュック
・キャップ
ホテルにもよりますが、ドレスコードが決まっているところでは着用しないよう気を付けましょう。
普段、なかなか機会のないホテルでのディナー。せっかくなら自分らしくおしゃれを楽しみながら、素敵な時間を過ごしてくださいね♪
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