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2018.11.14

【横浜】グルメライターが厳選する名物グルメ!老舗有名店、クセになる味など13選♪

【スパピザ】8.ホフブロウ

カリカリ、トロンがチーズ好きには堪らない!クセになる美味しさの「スパピザ」

ホフブロウ
鉄板の熱で下はカリカリ、上はトロンの大量チーズ。これを絡めつけて味わう名物が「スパピザ」

横浜ローカルのそばチェーン、「味奈登庵」の隣に位置し、山下公園や横浜中華街の東門からも近い距離にある老舗の洋食店、「ホフブロウ」。

港町、横浜のノスタルジックな雰囲気が残るこの店の開業は1951年で、「マッカーサー元帥ピッツァ」「横浜メリーさんピッツァ」など、古き良き横浜の街、人にちなむ名前のメニューも残されている一軒です。

2012年頃は一時、あのホフブロウが閉店してしまった!という話題が界隈を駆け巡りましたが、現在は営業を再開し、時代に流されない味わいを今も伝えています。

ホフブロウ
港町、横浜の古き良き時代の雰囲気を象徴するような店内。「変わらない良さ」がここにはあります

「ホフブロウ」には横浜民に愛されるメニューがいくつかありますが、中でも「スパピザ」はぜひ食べておきたい横浜の名物グルメと言っても過言ではありません。

熱々の状態で運ばれてくる鉄板の上には海老やベーコン、ピーマンなどと、特製のトマトソースで仕上げられたスパゲッティが乗り、その上にはこれでもか!というほどのチーズがどっさり。

下はカリカリ、上はトロンとなったチーズを剥ぎ取り、スパゲッティに絡めつけながら食べるこの料理は圧倒的な病みつき度。

平日のランチなら、サラダ、スープ付きの「スパピザ」が1,000円(税込)という安さで味わえるのも嬉しいポイントです。

ホフブロウ
ランチやディナーの時間帯には、今も多くの地元客、常連客が訪れる「ホフブロウ」の店舗外観
■ホフブロウ
神奈川県横浜市中区山下町25上田ビル1F
【平日】ランチ 11時30分~15時(L.O.14時)、ディナー 17時~23時(L.O.22時30分)【土日】 11時30分~23時(L.O.22時30分)
なし(年中無休)
みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩約5分
なし(近隣にコインパーキング等はあり)
「ホフブロウ」の詳細はこちら

【いなり寿司】9.泉平(いずへい)

横浜で「いなり寿司」と言えばココ!昔から変わらない味を求めて今日も横浜民が集う

泉平
「泉平」のいなり寿司はサイズも大ぶりで、一般のいなり寿司より長い形をしているのも特徴です

横浜を代表する夜の繁華街、そして横浜市役所をはじめとして、様々な地元企業が集積している街「関内」。かつてのペリー来航をきっかけに開港し、急速に発展していったこの街には、江戸時代の1839年から続くという有名な「いなり寿司」の店があります。

「関内駅」の北口から徒歩約3分の場所にある「泉平(いずへい)」は、お昼時になると今尚多くの人が足を運ぶ店で、長らく横浜に住むシニア層にとっては昔からあり、今も変わらない横浜の味です。

泉平
今はテイクアウト専門の店になっている「泉平」。パッケージにも老舗の雰囲気が漂います

醤油、水、砂糖などで煮る油揚げ、そこに長年継ぎ足しながら大切に守られているという秘伝の元汁を合わせ、コクのある甘さが特徴のいなりに仕上げていく。

使用するシャリも泉平ならではの配合で味付けされているそうで、親から子、子から孫と、この名物を3世代で食べ継いでいるお客さんもいるほど。

そんな手作りのいなり寿司とかんぴょう巻きがセットになった詰め合わせ、「まぜ」は950円(税込)というお値段で、食べごたえ十分のボリューム感も嬉しくなる一品です。

泉平
関内駅から徒歩約3分、馬車道駅から徒歩約7分の場所にある「泉平(いずへい)」の店舗外観
■泉平(いずへい)
神奈川県横浜市中区尾上町5-62-2
10時~20時 ※テイクアウト専門店
なし
JR「関内駅」の北口から徒歩約3分
なし(近隣にコインパーキング等はあり)
「泉平(いずへい)」の詳細はこちら

【サンマーメン】10.玉泉亭(ぎょくせんてい)

サンマーメンの発祥を辿ればココに行き着く?良心的すぎる値段にも驚く一杯

玉泉亭
今や650円(税込)という安さにも驚いてしまう、「玉泉亭」の「サンマーメン」

ラーメンの世界で横浜が発祥と言えば「家系ラーメン」が特に有名ですが、それと双璧を成すように登場するご当地ラーメンが「サンマーメン」です。

実はサンマーメンについては謎が多く、名前の由来についても諸説があり、その発祥の店についてもまた諸説があります。

一般的には横浜中華街にある「聘珍楼」、そして伊勢佐木町にある「玉泉亭」の2つが発祥の店と言われていますが、今では神奈川県内の各地でも味わえるメニューになってきています。

玉泉亭
「玉泉亭」のすぐ近くには、名曲・伊勢佐木町ブルースの歴史を伝える看板も

今回ご紹介する「玉泉亭」は、大正7年から続く、気取らない空気感が残る老舗です。

サンマーメンの味わいを求めて訪れるラーメンマニアも多数いる店ですが、店内にはサンマーメンの発祥を謳うような文言は書いてありません。

しかし、意外にもあっさりと味わえるこの店のサンマーメンはお酒を飲んだ帰りにはぴったりの一品で、このご時世に650円(税込)という安さで味わえてしまう点も横浜民にとってはありがたすぎる一品なのです。

玉泉亭
気取らない雰囲気の古き良き街中華、「玉泉亭(ぎょくせんてい)」の店舗外観
■中国料理 玉泉亭(ぎょくせんてい)
神奈川県横浜市中区伊勢佐木町5-127
11時30分~21時30分
火曜日(祝日の場合は営業)
横浜市営地下鉄ブルーライン「伊勢佐木長者町駅」から徒歩約7分
なし(近隣にコインパーキング等はあり)
「中国料理 玉泉亭(ぎょくせんてい)」の詳細はこちら

【ハンバーグ】11.洋食キムラ

横浜名物の洋食でハンバーグと言えばココ!製法、ソースの味、焼きにもこだわる老舗

洋食キムラ
手間暇をかけて作られる「ハンバーグ」は、貝殻の形をした熱々の鉄板で運ばれてきます

横浜で昔ながらの洋食を食べてみたいと思ったら、多くの人が勧めるのが「野毛、福富町、日の出町」の界隈。歩いて行ける範囲には「センターグリル」や「イタリーノ」、「タマガワ」「ミツワグリル」など、数多くの店があり、今も営業を続けています。

しかし、洋食メニューの中でも「ハンバーグ」が食べたい!と思った時に、ぜひ一度は行ってみて欲しい名店が都橋のすぐそばにある「洋食キムラ」です。

洋食キムラ
店の看板にもなっている印象的なロゴマーク。実は河童をモデルに描いたものなのだそうです

今から80年も前の昭和13年に創業し、貝殻の形をした熱々の鉄板と半熟卵、そしてメインとして鎮座するハンバーグの佇まいが印象的なこのメニューは、ランチタイムであれば1,320円(税込)という値段でサラダ、ライスまたはパン付きのセットが味わえます。

2日ほど煮込んで作るというデミグラスソースには隠し味として梅酒が使われ、玉ねぎとパン粉を多めに使用して作るという合挽き肉のハンバーグは一度仮焼きを行い、1日寝かせてからオーダー時に本焼きを行うのだそうです。

また、肉の旨味をハンバーグの中にしっかりと閉じ込め、敢えて肉汁を外に流さないようにしている点も「洋食キムラ」のハンバーグの特徴です。

洋食キムラ
桜木町駅から昭和レトロの雰囲気が残る飲み屋街を抜けた先にある「洋食キムラ 野毛店」
■洋食キムラ 野毛店
神奈川県横浜市中区野毛町1-3
【火~金】11時30分~14時30分(L.O.14時)、17時~21時30分(L.O.21時)【土日祝】11時30分~20時30分(L.O.20時)
月曜日(祝日の場合は営業、翌火曜日に代休)
JR「桜木町駅」から徒歩約7分
なし(近隣にコインパーキング等はあり)

【ナポリタン】12.センターグリル

横浜にある街洋食の中でも代表的なナポリタン!気取らない雰囲気も魅力の一軒

センターグリル
もちもち食感の極太麺、そして甘みの強さが印象的な「スパゲッティナポリタン」

横浜発祥の有名な洋食メニューと言えば「スパゲッティナポリタン」。そして「スパゲッティナポリタン」の発祥と言われているのが「ホテルニューグランド」。

しかし、「スパゲッティナポリタン」を語る上でもう1つ行っておきたい店があります。

「野毛」にある「センターグリル」は昭和21年から続く街洋食の名店で、今では家庭のレシピで当たり前にイメージするケチャップのナポリタンを創業時から作り続けているという一軒です。

センターグリル
この数年の間に客席のリニューアルが行われ、オシャレな屋根裏のような雰囲気になった店内

ケチャップ、野菜、ロースハム、そして2.2mmの極太麺を使用して作られるという「センターグリル」のナポリタンは、ケチャップの酸味がしっかりと飛び、甘みと麺のもちもち食感が強く印象に残る一皿。

しかも、このナポリタンの値段は720円(税込)という安さで、訪れる人たちに負担が少ない金額を守り続けているのもありがたく思える点。

他にもおすすめの洋食メニューがたくさんあるお店で、近年は2階の客席がリニューアルされてオシャレな屋根裏のような雰囲気になり、女性客も入りやすい店になっています。

センターグリル
昭和レトロの雰囲気が残る、「野毛」の飲み屋街の中に位置している「センターグリル」
■米国風洋食レストラン センターグリル
神奈川県横浜市中区花咲町1-9
11時~21時(L.O.21時)
月曜日(祝日の場合は営業)
JR「桜木町駅」から徒歩約6分
なし(近隣にコインパーキング等はあり)
「米国風洋食レストラン センターグリル」の詳細はこちら

【地サイダー】13.GOODIES YOKOHAMA(グディーズヨコハマ)

サイダー発祥の地・横浜で、幻と呼ばれることもあった地サイダーに出会えました

グディーズヨコハマ
一時は幻の地サイダーと呼ばれることもあった、横浜ローカルの「オリツルサイダー」

実は日本におけるサイダー発祥の地も横浜だと言われています。そしてそんな横浜の街で今も残るローカルの地サイダーが、坪井食品の手がける「オリツルサイダー」です。

このオリツルサイダーの歴史は戦前まで遡りますが、一時期は販売店の店頭で見かけることが少なくなっていたため、幻の地サイダーと呼ぶ声もありました。

しかし、そんな横浜の地サイダーを購入することができる店が、「みなとみらい」にあったのです。

グディーズヨコハマ
横浜、神奈川エリアのお土産品が多数揃っている「GOODIES YOKOHAMA」の店内

みなとみらいエリアの一角、横浜ワールドポーターズの1階にある「GOODIES YOKOHAMA」は、横浜を中心とした神奈川県内の銘菓、雑貨などのアイテムを独自にセレクトし、販売しているお土産ギフトショップです。

この店で見つけた「オリツルサイダー」のお値段は270円(税込)。横浜散策の休憩に喉を潤せば、きめ細かい泡立ちと爽やかな飲み心地が疲れを癒やしてくれます。

ちなみに仕入れの状況次第で、常に「オリツルサイダー」が置いてあるとは限らないそうなので、その点だけご注意くださいね。

グディーズヨコハマ
「みなとみらい」エリアの中心に位置している「横浜ワールドポーターズ」
■横浜銘品 GOODIES YOKOHAMA(グディーズヨコハマ)
神奈川県横浜市中区新港2丁目2-1横浜ワールドポーターズ1F
10時30分~21時
なし(施設の休館日に準ずる)
みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩約5分
横浜ワールドポーターズの駐車場を利用可能
「横浜銘品 GOODIES YOKOHAMA(グディーズヨコハマ)」の詳細はこちら

※この記事は2018年11月時点での情報です
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ソーシャルグッドマーケティング株式会社 河野博史  ソーシャルグッドマーケティング株式会社 河野博史

グルメ、旅行分野専門のコンテンツプロダクションとして、これまでに全国500店以上の取材、記事制作、動画制作に携わってきました。実際に足を運んで発見した、生の情報を発信していきます!