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2020.01.16

大人の旅を満喫する!おすすめ温泉宿12選。人気温泉地にある極上宿で優雅な休日を【西日本】

\西日本 小結/熊本県 黒川(くろかわ)

阿蘇山の北麓、山々の自然に抱かれた秘境ともいえる里山に黒川温泉はある。“温泉街全体がひとつの旅館”と考え、静かで落ち着いた温泉街の風情を残す。露天めぐりが楽しめる入湯手形も名物。

山あいの宿 山みず木【熊本県南小国町】

山と水と木の恵みを。奥黒川畔に佇む湯宿で、自然と一体になる…。

山あいの宿 山みず木
男性露天「幽谷の湯」、女性露天「森の湯(写真)」とも木々に抱かれた清流沿いにある
山あいの宿 山みず木
女性内湯「風人の湯」。ここから露天風呂までは、清流沿いに続く「裸の散歩道」を歩いてゆく
山あいの宿 山みず木
女性用「森の湯」の内湯
山あいの宿 山みず木
部屋は全21室。それぞれ趣が異なり、風呂付き客室もある
山あいの宿 山みず木
宿は温もりある木造。全客室にコーヒーメーカーを備える
山あいの宿 山みず木
山の恵みを中心に、地元食材を用いた創作会席料理を提供

温泉街から少し離れた奥黒川、田の原川の清流そよぐ山あいに宿はある。草木の葉ずれ、鳥のさえずり、川のせせらぎ…、ひっそり佇む宿を包むのは自然が奏でる音だけだ。宿名の通り「山と水と木」の良さをありのまま届けたいと、過剰な演出はせずシンプルに自然、料理、温泉でもてなしてくれる。特筆すべきは露天風呂。清流の畔、木立の森のなかにあり、まるで滔々と温泉が湧く深山幽谷の趣だ。自然と温泉に身をゆだね、静かに寛ぎたい。

<温泉DATA>
[泉質]単純温泉
自家源泉あり
掛け流し
加温なし
加水あり(温度調節のため)

■山あいの宿 山みず木
[TEL]0967-44-0336
[住所]熊本県阿蘇郡南小国町黒川温泉
[料金]1泊2食1万8850円~
[アクセス]【電車】JR熊本駅より九州縦断バスで3時間、黒川より送迎あり(要予約)【車】大分道日田ICより1時間10分
「山あいの宿 山みず木」の詳細はこちら

旅館 こうの湯【熊本県南小国町】

源泉にどっぷり肩まで浸かれる、驚く深さの立ち湯。

旅館 こうの湯
深さ162センチメートルの男性用立ち湯。「森の湯」の日帰り入浴は大人600円、3歳~小学生300円。黒川温泉入湯手形も利用できる
旅館 こうの湯
ゆったり広々とした男女別の露天風呂「森の湯」を備える。写真は男性用。利用は7時~22時
旅館 こうの湯
平屋タイプは半露天、メゾネットタイプは露天風呂付き。写真は平屋タイプ客室「すおう」の半露天風呂
旅館 こうの湯
平屋タイプはベッドルームを備えた和洋室
旅館 こうの湯
地産地消にこだわり、女将自ら毎日食材を吟味して創作和食を提供
旅館 こうの湯
宿は木造建築。素朴な家具調度品で、落ち着いた雰囲気

黒川温泉の里山を望む高台にあり、木立のなかに佇む隠れ宿。客室はすべてプライバシーを尊重した離れの形式で、平屋3室、メゾネット6室の全9室からなる。贅沢にも全客室に専用の露天または半露天風呂を備え、湯船を満たすのは加水、加温、塩素消毒、循環ろ過などを一切行わない、まさに“生のまま”の温泉だ。湯量豊富な自家源泉を所有し、客室露天のほか、最深162センチメートルという肩まで浸かれる名物の立ち湯や見晴らしの良い貸切露天風呂にも温泉が注がれる。透き通ったブルーや翡翠色、白濁したブルーと、刻々と色を変える美肌の湯を、心ゆくまで堪能あれ。

<温泉DATA>
[泉質]ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉
自家源泉あり
掛け流し
加温なし
加水なし

■旅館 こうの湯
[TEL]0967-48-8700
[住所]熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6784
[料金]1泊2食2万2150円~
[アクセス]【電車】JR熊本駅より九州縦断バスで3時間、黒川より送迎あり(要予約)【車】大分道湯布院ICより1時間10分
「旅館 こうの湯」の詳細はこちら

\西日本 前頭筆頭/兵庫県 有馬(ありま)

天下人・秀吉が愛した歴史ある名湯で日本三古湯、日本三名泉に数えられる。茶褐色の金泉、無色透明の銀泉があり、それぞれに異なる泉質の湯を楽しめる。風情ある温泉街のそぞろ歩きも魅力。

有馬温泉 月光園 鴻朧館【兵庫県神戸市】

有馬随一の景観を客室から、湯船から愛でる至福の宿。

有馬温泉 月光園鴻朧館
男性用の露天風呂「金波の湯」。有馬でも数少ない自家源泉の湯は保温効果も高いという
有馬温泉 月光園鴻朧館
女性用の大浴場「銀波の湯」。男女とも大浴場に内風呂、露天、サウナを完備している
有馬温泉 月光園鴻朧館
スタンダードな和室のほか、シングル・ツインルーム、露天付き客室も
有馬温泉 月光園鴻朧館
旬の食材を使って、一品ずつ供する会席料理
有馬温泉 月光園鴻朧館
神戸ビーフ網焼き付き会席プランをはじめ、すき焼き、鍋、鉄板焼きなど多彩なプランを用意する
有馬温泉 月光園鴻朧館
カフェやバーラウンジ、麺処、エステ、カラオケなど、館内施設も充実

落葉山の山麓、滝川の清流を眼下に望む有馬温泉随一のロケーション。ソメイヨシノが咲き誇る春、新緑眩しい初夏、山々が紅に染まる秋と、四季に移ろう景観を客室から、湯船から楽しめる。なかでも、落葉山を目の前にして、自家源泉の金泉の湯に浸かれる露天風呂は、有馬の名湯と自然美を体感できる極上の空間だ。湯上がり後は、明石の海の幸に丹波の山の幸、神戸ビーフなど、地産地消にこだわり、贅を尽くした兵庫の美味がお待ちかね。

<温泉DATA>
[泉質]ナトリウム- 塩化物泉(自家源泉)、単純放射能泉(銀泉)
自家源泉あり
掛け流し
加温あり(泉温が低い場合のみ)
加水あり(湯量が少ない場合のみ)

■有馬温泉 月光園 鴻朧館(こうろうかん)
[TEL]078-903-2255
[住所]兵庫県神戸市北区有馬町318
[料金]1泊2食4万1800円~
[アクセス]【電車】神戸電鉄有馬温泉駅より送迎5分【車】阪神高速有馬口出口より5分
「有馬温泉 月光園 鴻朧館」の詳細はこちら

天地の宿 奥の細道【兵庫県神戸市】

勲章料理人・大田氏の料理と自家源泉を贅沢に愉しみ尽くす。

天地の宿 奥の細道
露天風呂を金泉、内湯を自家源泉の湯が満たす。別館に貸切風呂もある
天地の宿 奥の細道
本館の金泉特別室と金泉和室、自家源泉和室は、温泉で満たされた露天風呂を備えている
天地の宿 奥の細道
本館のほか、客室露天がなくリーズナブルに滞在できる別館も用意。各部屋にベッドがある
天地の宿 奥の細道
名物料理の雲海鍋。雲海に見立てた綿菓子に黒毛和牛をのせ、火を入れることで上品な甘みが絡むすき焼きに
天地の宿 奥の細道
全国より食材を厳選
天地の宿 奥の細道
館内は居心地を追求した和の空間。1階ロビー奥には自家源泉の足湯も

有馬三山に抱かれた閑静な宿。本館の客室は湯槽谷山湯(ゆぶねたにやま)を望むテラスと専用露天風呂を備え、ゆるりと静かにプライベートな時間を過ごせる。温泉は鉄分を多く含む金泉と、無色透明の自家源泉の2種類。露天風呂や壺湯、内湯で心ゆくまで湯浴みを。そして、宿の一夜を華やかに彩るハイライトが、館主・大田忠道氏による創作会席だ。目の前で繰り広げられる板前のパフォーマンスと美味なる料理に、思わず歓声が上がり、笑顔の花が咲く。

<温泉DATA>
[泉質]アルカリ性単純温泉(自家源泉)、含鉄-ナトリウム-塩化物強塩高温泉(金泉)
自家源泉あり
循環式
加温あり(温度調整のため)
加水あり(金泉は加水なし)

■天地の宿 奥の細道
[TEL]078-907-3555
[住所]兵庫県神戸市北区有馬町字大屋敷1683-2
[料金]1泊2食3万2150円~
[アクセス]【電車】神戸電鉄有馬温泉駅より送迎5分【車】阪神高速有馬口出口より5分
「天地の宿 奥の細道」の詳細はこちら

※今回紹介している「温泉地番付」は下記の方法で集計した『じゃらん人気温泉地ランキング2019』を元に、さらに大人世代(40代・50代・60代)の有効回答数8,626)に限定して集計したランキングです。
<じゃらん人気温泉地ランキング2019>
[調査時期]2018年8月22日~2018年8月31日
[調査対象]『じゃらんnet』会員
[回答数]11,157人
[有効回答数]11,157人
[対象温泉]計327の温泉地を選択肢として設定(温泉地名は調査時のものであり、一部の温泉地名で呼称が異なる場合があります)

※記載している宿泊料金は、特に断りのない限り、平日大人2名1室利用時の1名料金で税金(消費税10%、温泉の場合は入湯税)とサービス料を含みます。
※料理などは季節や天候によって変更になる場合があります。
※電話予約の際は「じゃらん大人のちょっと贅沢な旅2019-2020冬号を見た」とひと言お伝えください。
※温泉DATAの[掛け流し]は新しい温泉を常時注入(入浴に適した温度にするための加水・加温可)している放流式であること。加水・加温をしている場合はその状況を明示しています。
※宿泊料金の内容は、2019年10月取材時の情報です。変更になる場合もありますので、事前にご確認ください。

■消費税の税率変更に伴うお知らせ
2019年10月11日時点の10%消費税込金額で記載しております。
消費税率10%への引き上げに伴い、施設利用時に現地にて価格変更が発生する場合がございます。
実際のお支払い金額に関しましては、ご利用いただく施設までお問い合わせください。

※この記事は2019年10月時点での情報です

じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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