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源泉100%かけ流しの「日帰り温泉」9選!温泉好きも納得の湯力【関東甲信越】

2021.04.15

温泉好きなら、源泉100%かけ流しの“本物の温泉”にこだわってみませんか?今回は長年温泉ライターをしているまさに温泉のプロである西村理恵さんに、日帰りで行ける「源泉100%かけ流し」の温泉を紹介してもらいました。

源泉100%かけ流しの違いについてから、おすすめの足元湧出の温泉、色つき湯、女性でも挑戦しやすい混浴まで、温泉好きの人も納得の名湯を一挙にご紹介!

これを読み終わるころには温泉に行きたくなってくるはず♪今度の温泉旅行は、本物の温泉にこだわって計画してましょう!

※この記事は2021年3月8日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

「源泉100%かけ流し」の魅力とは

ほど良い湯加減で地上に湧き出してくる「源泉100%かけ流し」の湯。温泉の香りやフレッシュな肌感覚を楽しめる上、湯量が豊富で消毒も最小限の場合が多く、お湯本来の持ち味が生きています。

中でも足元湧出のお湯は特別。動力を使わず湯船の底からぷくぷくと湧き出してくる自噴の温泉に入っていると、地球の鼓動のようなお湯の動きが体にドクドクと伝わってきて、自然と一体になったような感動があります。

浴槽の縁から温泉があふれ出す「オーバーフロー」は、湯量があり、常に新しいお湯を注いでいるという目安に。お湯が動いているからかドアを開けると温泉香のする空気にふんわりと包まれ、流れ出る音も心地良く響いてきます。

鉄や硫黄など温泉に含まれている様々な成分は、地上に出て空気に触れると酸化して粒子が大きくなり、茶・緑・青・白など美しい色合いに変わります。色つきの温泉は、成分が豊富であるという証しでもあるのです。

足元湧出の場合

足元湧出の場合

温泉が湧く場所に浴槽を設け、パイプやタンクを経ることなく、湧きたてすぐの空気に触れていないお湯に入浴できる「温泉の最高峰」。

源泉100%かけ流しの場合

源泉100%かけ流しの場合

加温・加水なしの温泉を常に浴槽へと注ぎ入れ、一度、注いだお湯は浴槽へは戻さない状態。「かけ流し」だけなら加温・加水もOK。

加水、加温、循環ろ過の場合

加水、加温、循環ろ過の場合

入浴しやすい温度にするため加温や加水が必要な温泉も。循環ろ過は、湯量を補ったり、浴槽内の温度保持や汚れ除去のため行う。

国民宿舎箱根太陽山荘【神奈川県箱根町】

国民宿舎箱根太陽山荘
野趣豊かな岩風呂。2007年リニューアルの温泉棟は総檜造り
国民宿舎箱根太陽山荘
温かみある木風呂も。岩風呂と木風呂は、男女日替わり
国民宿舎箱根太陽山荘
風情溢れる木造の本館と別館は、国登録有形文化財

乳白色のにごり湯には小さな湯花がたっぷり浮かぶ。
大涌谷を源泉とする、箱根強羅の白濁にごり湯。硫黄の香り漂う湯は酸性で少しピリッとするが、絡みつくような湯感触で浴後もお肌すべすべ。複数ある湯口を使い分けることで、加温・加水なしでも快適に入浴できる工夫がされているという。

[泉質]酸性・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉、全浴槽源泉100%かけ流し
[料金]中学生以上1100円、小学生700円、未就学児500円
[営業時間]11時~15時
[定休日]不定(要問い合わせ)
[男女別風呂]あり
[ドライヤー]あり
[レンタルタオル]小タオルあり(入浴料に含む)

■国民宿舎箱根太陽山荘
[TEL]0460-82-3388
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-375
[料金]1泊2食1万50円~
[アクセス]【電車】箱根登山鉄道強羅駅より徒歩5分 【車】東名御殿場ICよりR138で40分
[駐車場]15台
「国民宿舎箱根太陽山荘」の詳細はこちら

大出館【栃木県那須塩原市】

大出館
黒い湯花が体に付着する真っ黒な「墨の湯」は鉄分豊富
大出館
日によって色の変わる「野天風呂」は、混浴と女性専用あり
大出館
「野天風呂」では、高台からの木立の風景を見渡せる
大出館
「墨の湯」で黒く染まったタオルは、持ち帰って旅の思い出に

一度に複数色が楽しめる。黒、白、緑に灰のにごり湯。
真っ黒な「墨の湯」、その日の気候によりエメラルドグリーンや乳白色、灰色などに変化する「五色の湯」を有する。お湯に入っている間は濃厚な成分になめらかに包み込まれ、じんわりと体になじむやわらかい湯感触を実感できる。

混浴情報
湯浴み着NG、タオルを体に巻いて入浴はNGだが、「墨の湯」の女性専用時間は日帰りでも利用OK。

[泉質]含硫黄・ナトリウム-塩化物炭酸水素塩温泉(硫化水素型)、全浴槽源泉100%かけ流し
[料金]16歳以上700円、3歳~15歳400円
[営業時間]10時~16時(最終受付14時)
[定休日]不定
[男女別風呂]あり
[ドライヤー]あり
[レンタルタオル]なし(販売300円)

■大出館
[TEL]0287-32-2438
[住所]栃木県那須塩原市湯本塩原102
[料金]1泊2食1万50円~
[アクセス]【電車】JR那須塩原駅よりJRバス関東塩原温泉行きで1時間、塩原温泉バスターミナルよりタクシーで20分 【車】東北道西那須野塩原ICより15分
[駐車場]30台
「大出館」の詳細はこちら

むじなの湯【栃木県那須塩原市】

むじなの湯
自由に加水もできるが是非そのままで。長湯には注意
むじなの湯
浴槽横の小さな湯だめにも、温泉が湧き出している
むじなの湯
いつも地元の常連客でにぎわう。新湯の旅館宿泊者は無料

岩の間からじわりと湧くピリッと濃厚な硫黄泉。
奥塩原新湯温泉の3つある公共浴場のうちの一つで、地元の人達に親しまれている。浴槽の奥の岩の割れ目から湧き出る温泉は少し熱めだが、そのままの湯を堪能したい。乳白色のお湯は硫黄や金属のような香りがし、その成分の濃さを感じる。

[泉質]硫黄泉・酸性泉、源泉100%かけ流し
[料金]300円
[営業時間]7時~18時
[定休日]月・金
[男女別風呂]あり
[ドライヤー]なし
[レンタルタオル]なし

■むじなの湯
[TEL]0287-32-4000
[住所]栃木県那須塩原市湯本塩原42
[アクセス]【電車】JR那須塩原駅よりタクシーで50分 【車】東北道西那須野塩原ICより45分
[駐車場]なし
「むじなの湯」の詳細はこちら

尻焼温泉 川の湯【群馬県中之条町】

尻焼温泉 川の湯
3月中なら、まだ雪見風呂が楽しめる日もあるかも?
尻焼温泉 川の湯
脱衣所などはないので防犯面は注意。裸で入る湯小屋も併設

この川が丸ごと温泉!?野趣溢れる雰囲気も楽しい。
川の底から温泉が湧き出しており、その川を堰き止めて巨大な自然の大露天風呂になっているという珍しい温泉。浴感はすべすべで、その分川底が滑る場合もあるので入浴時はご注意を。それも含め、川遊び感覚で楽しめるのが最大の魅力。

混浴情報
野天風呂のため、脱衣所といえるほどしっかりしたものはない。女性はあらかじめ服の下に水着を着用してくるべし。水着着用での入浴OK!

[泉質]カルシウム-ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉、源泉100%かけ流し
[料金]無料
[営業時間・定休日]終日開放
[男女別風呂]なし
[ドライヤー]なし
[レンタルタオル]なし

■尻焼温泉 川の湯
[TEL]0279-75-8814(中之条町観光協会)
[住所]群馬県吾妻郡中之条町入山
[アクセス]【電車】JR長野原草津口駅よりローズクィーン交通六合地区路線バスで35分、花敷温泉より徒歩10分 【車】関越道渋川伊香保ICより1時間50分
[駐車場]10台
「尻焼温泉 川の湯」の詳細はこちら

法師温泉 長寿館【群馬県みなかみ町】

法師温泉 長寿館
明治時代の面影を残す鹿鳴館風の混浴大浴場「法師乃湯」が名物
法師温泉 長寿館
「立ち寄り入浴と山菜ご飯セット」3000円(要事前予約)
法師温泉 長寿館
栃ノ木のくりぬき火鉢のある、吹き抜けの玄関
法師温泉 長寿館
「日本秘湯を守る会」会員の温泉宿
法師温泉 長寿館
ポコポコと泡立って温泉が足元から湧き出すのを見られるポイントがたくさんある

生まれたての温泉にしっとり優しく包まれる。
全ての浴槽が足元湧出で、マニアの間では「究極の温泉」ともいわれている。「長寿乃湯」では、浴槽に入ってすぐの足元の大きな石の近くからポコポコと温泉が湧き出す。お湯は無色透明で匂いも強くなく、しっとりとやわらかい湯感触が特徴。

混浴情報
日帰り入浴は湯浴み着・タオルを体に巻いての入浴はNGだが、宿泊して女性専用時間を狙うのがオススメ!

[泉質]カルシウム・ナトリウム-硫塩酸温泉、全浴槽源泉100%かけ流し
[料金]中学生以上1000円、3歳~小学生500円
[営業時間]11時~14時(最終受付13時30分)
[定休日]水、1月1~3日(その他不定休あり。電話にてご確認ください)
[男女別風呂]あり
[ドライヤー]あり
[レンタルタオル]なし(販売300円)

■法師温泉 長寿館
[TEL]0278-66-0005
[住所]群馬県利根郡みなかみ町永井650
[料金]1泊2食1万7200円~
[アクセス]【電車】JR上毛高原駅より関越交通バス猿ヶ京行きで38分、猿ヶ京よりみなかみ町営バス法師温泉行きで15分、法師温泉より徒歩すぐ 【車】関越道月夜野ICより40分 (※バスの本数が少ないため、午前のバスは10時過ぎに到着します。11時開館までお待ち頂きますようお願いいたします)
[駐車場]30台
「法師温泉 長寿館」の詳細はこちら

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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