江戸時代から東海道の起点としてにぎわっていた「日本橋」。老舗が連なるイメージが強い街ですが、オープンが続いている商業施設をはじめ、新しくてかわいいお店もいっぱい!歴史と伝統ある老舗や建築物と、最先端の雰囲気が入り交じっているのがとても魅力的な街として再注目されています。
今回は老舗のスイーツやランチ、そして歴史や街並みに触れられるイチオシスポットをご紹介します!
ちょっと敷居が高くてドキドキする…なんていう人の老舗デビューが気楽にできるスポットもたくさん。さあ、「日本橋」を散策しましょ!
※新型コロナウイルスの影響を受け、臨時休業などの可能性があります。おでかけの際は事前にご確認ください
日本橋のグルメ・スイーツ
森乃園

人形町駅A1出口から地上に出て、甘酒横丁の交差点を東側に入ると香ばしいほうじ茶の香りがただよってきます。その香りにつられて歩くと左側に見えてくるのが「森乃園」。
大正3年創業の自家焙煎ほうじ茶専門店で、店舗1階ではほうじ茶の茶葉とほうじ茶ソフトを販売、2階は甘味処になっており、店内でお茶とスイーツを楽しむことができますよ。今回は甘味処の人気メニューをご紹介します!
一番人気は香り高い「ほうじ茶パフェ」

甘味処で提供されるほうじ茶スイーツは、どれも焙煎師の手で二度焙煎した自家製の茶葉を使用。焙煎が一度の通常のほうじ茶よりも苦味と渋味、香りが一段と強いんです。スイーツに使用していても、ひとくち目から「ほうじ茶感」をしっかりと味わうことができるのが人気の秘訣。
店内で一番の人気メニュー「ほうじ茶パフェ」は、グラスの下からたっぷりのほうじ茶シロップに浸かったゼリー・ホイップクリーム・白玉・アイスが順に重なっています。これらはすべてほうじ茶入りで、しかも自家製!トッピングされているもなかの餡にもほうじ茶が練り込まれていて、パフェの隅々までどこを食べても「ほうじ茶」!
食べ始めから最後のひとくちまで、香りが芳しくて濃厚なほうじ茶フレーバーがずっと味わえて幸せな気分になれる、まるでお茶を食べているかのようなパフェです!
あっさり上品な甘みの「ほうじ茶あんみつ」

ほうじ茶みつをかけて食べる「ほうじ茶あんみつ」。ほうじ茶みつは、後味がすっきりとした白みつをベースにしていて、器のなかのスイーツ素材も甘さが控えめなので、デザートが食べたいけれど甘みあっさりがいいなぁという気分の時にぴったり。
アイスとこしあん、寒天と白玉、あんみつ全体にかけるみつ、全てに二度焙煎のほうじ茶が練り込まれていて、素材一つひとつからほうじ茶の主張が感じられます。口に運ぶと上品な甘みを感じた後に、ほうじ茶特有のほんのりした苦味と香ばしい香りが口の中に広がります。
パフェと並ぶぐらいの人気メニューですが、暑さが厳しい8月頃は特に人気が高くなるそうです!
ほっくり小豆の甘みとほうじ茶の香りが相性抜群「ほうじ茶ぜんざい」

北海道産の小豆を使用したぜんざいに、粉末状にしたほうじ茶がたっぷり混ぜ込まれた「ほうじ茶ぜんざい」。上に乗っている白玉は、抹茶白玉とほうじ茶白玉、そして何も混ぜないシンプルな白玉の3種類が乗っていて、抹茶とほうじ茶は自家製のお茶を練り込んだもの。
おぜんざいといえばかなり甘いものをイメージしますが、ほうじ茶の香りとコクに通じる後味が印象的で、ほうじ茶ぜんざいならではのオリジナリティが感じられます。
横に添えられているお漬物はお口直しの役割が強いですが、交互に食べることでぜんざいのほんのりとした甘さを引き出し、より一層豊かに感じることができます。
少し体が冷えた日にぴったりの美味しさです!
※2020年4月15日(水)まで甘味処の営業を一時休止、1階店舗の営業時間を10時~18時に変更しています。
[TEL]03-3667-2666
[住所]東京都日本橋人形町2-4-9
[営業時間]甘味処【平日】12時~18時(L.O.17時)【土日祝】11時30分~18時(L.O.17時)、1階店舗【平日】9時~19時【土日祝】11時~18時
[定休日]不定
[アクセス]都営地下鉄・東京メトロ 人形町駅より徒歩1分
「森乃園」の詳細はこちら
ISHIYA NIHONBASHI

2019年9月にオープンしたコレド室町テラスにあるISHIYA NIHONBASHIは、北海道の銘菓「白い恋人」で知られるISHIYAが手掛ける道外初の直営カフェ。
必食は超人気メニューの「イシヤパンケーキ ストロベリー」

北海道以外では食べられるのがここだけという「イシヤパンケーキ ストロベリー」。生クリームの上に甘酸っぱい木苺ソースで描かれた花がとろりんとすべり流れて、まるで花が咲くような様子を目でも楽しむことができる超人気メニュー!
さあ、お花が咲くまでのカウントダウンをご一緒に!

せーの、3・・・!

2・・・

1・・・・・・
フィルムをはずすと、本当に一瞬でビジュアルがこのように早変わり!思わず「わぁ!!」と声が出ること間違いなしです。
そしてパンケーキの上にお花模様の生クリームがぷっくりと覆いかぶさった様子は、まるで絵本のなかに出てくるような、子どもの頃に憧れたケーキそのもの!しばらくじっと見てても見飽きません♪
店内には、運ばれてきたパンケーキにカメラを向けるお客さんがたくさん!スタッフさんがフィルムを取ってくれるので、動画や写真撮影に集中できますよ。

もちろん、見た目だけではなく味も抜群!分厚いパンケーキ生地にはクリームチーズと生クリームを使用しており、蒸気の力でしっとりふわふわになるスチームコンベクションオーブンで焼き上げています。
食感はパンケーキというよりも、厚焼きたまごを食べているかのよう。ふわふわでありながら、フォークを刺そうとするとぷるんとした弾力ではねかえってくる感触で、甘さはかなり控えめ。よくあるホットケーキのようなイメージで口に運ぶと少し驚くかもしれません。生地の中にはスライスした苺が入っていて爽やかな甘さです。たっぷりかかった生クリーム&木苺ソースに生地と苺を浸して食べると贅沢な気分に♪
食後のデザートとしてなら2人くらいでシェアしてもいいかもしれませんが、1人でも食べ切れそう!
ちなみにパンケーキはオーダーしてから提供までに20分ほどかかるので、時間にゆとりを持って行ってくださいね。

ちなみに店内でコーヒーをオーダーすると、白い恋人が一枚添えられて出てきます。ちょっとした休憩で立ち寄ったときにも嬉しいですよね!
手土産にもぴったり♪おしゃれな「サク ラング・ド・シャ」

6種の様々な味わい(北海道ワイン、北海道チーズ、抹茶ミルク、キャラメル、ハイミルク、ジャンドゥーヤ)のチョコレートを色とりどりのラング・ド・シャでサンドしたお菓子「サク ラング・ド・シャ」も販売。北海道産素材にこだわり、北海道の自社工場で焼き上げています。
サクサクで口どけのよいラングドシャに存在感のあるチョコレートの食感はそのままで、ワインやチーズ、キャラメルなどを濃厚に味わえます!ちょっと大人で洗練された「白い恋人」みたい。手土産などにどうぞ!

[TEL]03-6265-1143
[住所]東京都中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町テラス1階
[営業時間]11時~23時(パンケーキL.O.15時30分、L.O.22時)※施設の状況に応じて変更の可能性あり
[定休日]施設に準ずる
[アクセス]東京メトロ 三越前駅より徒歩2分
「ISHIYA NIHONBASHI」の詳細はこちら
Hakone Bakery Dining & Bar

コレド室町テラスの地下1階にあるHakone Bakery Dining & Bar。クロワッサンが美味しいと評判の「箱根ベーカリー」の系列店で、こだわりの自家製パンとともにランチやお酒、豊富なタパス(一皿料理)でディナーなどが楽しめるカジュアルなダイニング。
お散歩がてら、パンをテイクアウトするのにもぴったりです。
AOPバター使用でサクッと香り高い「クロワッサン」

箱根ベーカリーと言えばクロワッサンが思い浮かぶ!という人も多いのでは。この「クロワッサン(230円)」は、クロワッサンの命ともいえるバターにこだわっていて、AOPバターというEUの厳しい規格をくぐり抜けた高品質なものを使用しており、バターの香りとサクサク食感が存分に楽しめておいしいんです!
小麦粉を知り尽くしたパン屋さんの日替わり「本日の生パスタ」ランチ

お店の“実は超イチオシメニュー”がこちらの「本日の生パスタ」。国産の小麦粉を使用していて、麺も自家製なのがポイント!一般的に国産の小麦粉は、世間でよく好まれるモッチリ感を出すのが難しいと言われていますが、小麦粉にずっと向き合ってきたパン屋さんならではの目利きと技で弾力がしっかり出るように作っているそう。
噛みごたえある食感が印象的で、ソースともよく絡んで美味しい!メニューは日替わりでこの日は明太子クリームだったのですが、生クリームをたっぷり使ったソースと明太子が濃厚で、ボリュームもしっかりあります♪
そしてサイドのフォカッチャが、付け合せにとどまらないくらい美味しいと評判!そのまま食べると表面のオリーブオイルと岩塩が、小麦粉本来の香りと味を感じられるシンプルな生地とマッチして、素朴な味を楽しめます。パスタソースをつけて食べれば、まるでソースを主役の花道に押し出すかのように引き立てて、まるでおかずパンの新メニューになったみたいな感じ。ひと切れのフォカッチャで二度美味しい!
フォカッチャは、パン単品での販売をしてほしいとの要望や問い合わせが何件も来るほどで、これを目当てにランチをオーダーする人も少なくないそうですが、今のところはランチの付け合せのみの提供です。
コクが深くて大人の味「じっくり煮込んだ箱根黒シチュー バゲット」(季節限定)

続いて人気の高い「じっくり煮込んだ箱根黒シチュー バゲット(1450円)」は、デミグラスソースをベースに神奈川県・小田原で創業160年の老舗味噌屋「加藤兵太郎商店」の白味噌「いいち味噌」を隠し味に使った、これまた箱根ベーカリーならではの季節限定メニュー。
牛ほほ肉がごろごろと入っていて満足度がとても高く、サイドのバゲットと一緒に食べても変化があって美味しい!すでにお肉とワインでコクがしっかりあるデミグラスソースにお味噌の深みがプラスされることで、西洋と東洋のコクが融合して心地よい渋味と旨味が口の中に広がります!
一般的なシチューよりも酸味や甘みがぐっと抑えられているので、大人な味。ワインや蒸留酒などのお酒のあてとしてもバッチリです♪店内では15種を超えるワインリストに蒸留酒、ビール、カクテルもそろっていますよ。
そして、忘れてはならないバゲット。こちらは自家培養の天然酵母と、焙煎した小麦を使用したバゲットをスライスしたもので、小麦の芳醇な香りが強い!噛めば噛むほど味わい深くなります。もちろんシチュ-との相性も抜群です!
店内ではバリエーション豊かなパンも販売

看板商品のシンプルなクロワッサンだけでなく、クロワッサンの上にクッキー生地を乗せて焼き上げたボリューム満点の「クロワッサンダマンド(350円)」に「クロワッサンmelon(280円)」も。や「紅茶のダマンド(360円)」が。
そのほか、たまごとハムで食事感がたっぷりの「クロックムッシュ(280円)」、フランクフルトソーセージがまるごと1本乗った「室町ソルティードッグ(450円)」など進化系のクロワッサンバリエーションが豊富!
時期によってラインナップが異なるので、行くたびに新たな発見があって楽しい♪

そのほか、チョコ×クルミ、キャラメル×リンゴ、抹茶×小倉のマフィンや、カスタードやジャムを使ったデニッシュ、クイニーアマンなどデザートにもぴったりなパンが厳選されています。
毎日売り切れ次第終了してしまうので、遅い時間帯だと品薄になることもしばしば。午前中もしくはなるべく早めに行くことをおすすめします!
[TEL]03-6910-3262
[住所]東京都中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町テラス地下1階
[営業時間]8時~23時(ランチL.O.平日14時、土日祝14時30分、フードL.O.22時)
[定休日]施設に準ずる
[アクセス]東京メトロ三越前駅より徒歩2分
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サブレヤ日本橋高島屋S.C.店

老舗百貨店であり建物が重要文化財でもある、高島屋日本橋の地下1階で、ここだけでしか手に入れることのできないかわいいお菓子があるんです。それが「アトリエサブレヤ」のサブレ。
まるで小さな宝箱みたいなアソート「幸せの鳥」

「幸せ」をカタチにというコンセプトをもとに、伝統的なフランス菓子のサブレを、バターのみ使用したレシピで作られていて、口に入れると、砂のようにほろほろほどけるような食感。豊かなバターの香りで埋め尽くされて贅沢な気分に!
モチーフによってそれぞれ抹茶やフランボワーズ、ココアなどのフレーバーが楽しめますよ。缶を覆うスリーブのおもて面に切り抜かれた小鳥のモチーフから「ATELIER Sableya」の文字がチラリと見えてわくわく、缶を開けたら思わず「かわいい!!」と声が出てしまいそうなビジュアル。
「幸せの鳥」アソートには、幸せの象徴であるハト、ベル、マーガレットにクローバー、雲のモチーフのサブレ、そして定番の焦がしバターのサブレが入っています。ほかに、月や星に貝殻、ちょうちょなども入った「アトリエアソート(3240円)」もあります。
ちょっとした手土産やお祝いにもきっと喜んでもらえること間違いなし!もちろん自分へのごほうびにするのもいいですね♪
[TEL]03-3211-4111
[住所]東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋高島屋 S.C.本館地下1階
[営業時間]10時30分~19時30分
[定休日]施設に準ずる
[アクセス]都営地下鉄・東京メトロ日本橋駅より徒歩1分
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千疋屋総本店 フルーツパーラー

日本橋の老舗を語るのに欠かせないお店の一つが、ここ千疋屋総本店のフルーツパーラー。1834年に明治元年に果物店として創業、1868年に西洋風のデザートや食事を楽しめる店として果物食堂がオープン。これがのちのフルーツパーラーになりました。
明治時代からの伝統メニュー「フルーツサンドイッチ」

定番であり今も人気の「フルーツサンドイッチ」。彩り鮮やかないちご、キウィフルーツ、パパイヤ、パイナップルの4種類のフルーツを少し塩気のあるパンではさんでいます。フルーツの自然な甘みを引き立てるために、使用しているホイップクリームは甘さ控えめ、軽い口当たりが特徴。ランチ代わりにもおいしくいただけます!
ところでフルーツパーラーの前身である果物食堂でフルーツサンドイッチをメニューに加えた当時は、上流階級や都会に住む貴婦人や紳士たちを中心に西欧化が進んでいたものの、フルーツのお菓子やアイスクリームにソーダなどは当然目にすることがなかったものばかり。その後も先代がカリフォルニアなどの文化を踏襲して開発したメニューの数々はどれも目新しくて「ハイカラ」と注目を集めたそうです。
それから150年以上たった今もこうやって親しまれているんだ、と歴史に思いを馳せながら食べるのもいいですね!
[TEL]03-3241-1630
[住所]東京都中央区日本橋室町2-1-2 日本橋三井タワー2階
[営業時間]11時~21時(LO 20時30分)
[定休日]不定
[アクセス]東京メトロ三越前駅より徒歩1分
「千疋屋総本店 フルーツパーラー」の詳細はこちら
鳥料理 玉ひで

1760年創業の老舗で、当時は将軍や大名などのお屋敷に出向いて出張料理をしていた歴史あるお店。1852年に、今でいうランキング誌のような「江戸五高昇薫」という本で鳥料理五店に選ばれ、以来今に至るまで人気の鳥料理屋さんとして知られています。
当時、鶏すきの〆にお肉と割下をたまごでとじてごはんと食べていたお客さんにヒントを得て、明治24年に5代目当主の妻が一品料理として考案したのが親子丼なんです。文学作品のなかにもお店の話が出てきたりするんですよ!
玉ひでのスピリットが詰まった渾身の親子丼

吟味した鶏肉と玉子に関東で製造される高品質な醤油と芳香なみりんのみを使用して、それ以外の具は入れないという伝統の基本レシピをかたくなに守り続けています。
その上で、今現代でもっとも美味しい素材を求め、調理法も開拓したものが写真の親子丼、「進化<再考>~Evolution2~」。最上級の東京軍鶏を使い、熟成させたもも肉と低温でやわらかく仕上げたむね肉を、玉子を二度がけしてとじています。半熟の濃厚でなめらかな二度掛け玉子とプリップリのもも肉、あっさりとしたむね肉が軍鶏だしでまろやかに混ざり合って、まさに口福!

一見老舗で敷居が高そうなイメージなのですが、お昼のお座敷は予約も不要でワイワイと気楽に食べることができるので、「老舗ってはじめてで緊張する…」という人のデビューにもおすすめです!
[TEL]03-3668-7651
[住所]東京都中央区日本橋人形町1-17-10
[営業時間]【昼の部】 親子丼:11時30分~13時30分(受付終了)、昼膳・コース:11時30分~14時(LO13時30分)、【夜の部】 17時~21時30分(LO 20時30分)
[定休日]不定
[アクセス]東京メトロ・都営地下鉄 人形町駅より徒歩1分、東京メトロ 水天宮駅より徒歩4分
「鳥料理 玉ひで」の詳細はこちら
日本橋 吉野鮨本店

明治12年創業で140年の歴史をもつ老舗のお寿司屋さん。日本橋高島屋S.C.の裏側に位置します。
このお店ははじめてトロの握りを出したお寿司屋さんでもあるんです。それまでは傷みやすく脂も多いので廃棄されることが多かったそうですが、ご存知の通りとろけるような美味しさを認められて今では高級メニューになっているんですね。
本格派だけど気楽に楽しめる「にぎりずし」

さて、吉野鮨本店は歴史ある老舗で本格的な江戸前のお寿司屋さんでありながら、「食べる順番や格式にとらわれず、楽しく食事してほしい」という理念を持っているそう。緊張する気持ちはよくわかるけれど、ぜひ楽しんで食べてもらいたい、とおっしゃる店主。お値段も比較的手が届きやすいので、本物を味わってみたいならまずは訪れておきたいお店です。
5代目の店主が必ず毎朝市場に出向き、厳選した素材のみで握っているそうでネタはたこ、いか、穴子、こはだ、しゃこなどの江戸前の魚を中心にその季節などによって珍しいものが出ることも。また、吉野鮨本店といえば玉子焼きも絶品で、シャリとのバランスを考えて薄めに焼いているのが特徴。しゃりは粕酢と塩のみで作っていてお砂糖などの甘みは加えないのが創業以来変わらない伝統です。
お昼の時間帯に提供される「にぎりずし」はお手頃に本格的な江戸前寿司を楽しめるので、回らないお寿司をカウンターできちんと食べてみたいという人にいいかも知れませんね!
店内にはテーブル席や個室、お座敷などもありますが、職人さんの手元を見ることができるカウンターはやはり魅力的。空いていればぜひこちらに座って楽しんでみて!
[TEL]03-3274-3001
[住所]東京都中央区日本橋3-8-11
[営業時間]【月~金、祝前日】11時~14時(料理・ドリンクL.O. 14時)、16時30分~21時30分(L.O. 21時30分)【土】11時~14時(L.O. 14時)
[定休日]日・祝
[アクセス]都営地下鉄・東京メトロ 日本橋駅より徒歩1分
「日本橋 吉野鮨本店」の詳細はこちら
堀口 美帆
ご当地グルメや、話題のおいしいものを求めておでかけするママライター。そこでの暮らしを想像しながら旅行するのが好き。今日もマイ地図をながめて次の行き先を探しています♪