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2020.04.22

スマホでも試せる!カフェ写真の「上手な撮り方2ステップ」

こんにちは。
写真の撮り方やフォトスポットを紹介するWebメディア「Photoli」編集長の横尾 涼です。

カフェで写真を撮った際に「器や料理はかわいいのに写真が映えない……」と感じたことはないでしょうか。
せっかく素敵なカフェに行ったなら、友人に「ねえねえ」と紹介したり、SNSに載せたりしたいもの。
ということで今回のテーマは「カフェ写真で試してみたい2つのルール」です。

カフェ写真をシンプルにすっきりかわいく撮るコツをまとめました。

外出自粛などで窮屈な日々を過ごしていると思いますが、おうちで自炊した料理を素敵に撮影することにも活用してみてください♪
ではさっそく見ていきましょう!

記事配信:じゃらんニュース

ステップ1:まずは場所取りから。横から光が入る窓際で撮影しよう!

しょっぱなにして一番大切なポイントともいえるのですが、実は席選びによって良い写真を撮れるかどうかは変わります。
(※カフェによっては撮影NGのところもあるので、撮影可能かどうかお店の方に確認するのを忘れずに。また、周囲の方の顔が写りこんだり、迷惑になるような撮影はやめましょうね……!)

良い席の選び方のポイントは、光の当たり方を見ること。具体的には「自然光」と「横からの光」が入ることです。

上手な撮り方
このような窓際がベストです!

というのも、おしゃれなカフェでは真上から蛍光灯や電球の光が差していることが多く、撮影時に手やカメラの影が料理に写り込んでしまうのです。

また、立体感のない、全体的にのっぺりした写真になってしまいます。

上手な撮り方

窓際の席で外から自然光が入っている環境の場合、影が写り込むこともなく、横からの光で被写体に立体感が生まれます。無理のない範囲で窓際の席を狙ってみましょう。

ステップ2:構図は、大胆に。C字S字を意識しよう!

窓際の席に無事着席できたら、次は撮影時の構図を考えます。

いろいろな形や大きさのお皿が並んでいるので「どう撮るのが良いのだろう」と料理を前に悩んでしまいそうですよね。

そんなときの救世主が「C字構図」と「S字構図」です。
アルファベットの「C」や「S」を描くように器を並べる構図で、カフェや自宅などで料理を撮影する際にはとてもおすすめ。

上手な撮り方

こちらはS字構図。プレートやカップなどの曲線を活かせますし、写真全体にまろやかな印象を与えてくれます。

上手な撮り方
上手な撮り方
お皿の左端を切ることで、お皿の輪郭がCをひっくり返した形に

C字構図は、ちょっとだけ勇気のいる構図ですよね。あえてお皿をすべて入れないことで、迫力が生まれ、印象的な写真になります。

大胆不敵な構図ですが、カフェ写真をちょっぴりステップアップさせるコツです。覚えてみてくださいね!

上手な撮り方

また、C字構図やS字構図はカフェで力を発揮しますが斜めにならないように真上から撮影するとよりおしゃれな写真に仕上がります。

見せたいものに視線を誘導する構図なので、なるべくノイズは少なめに。
おしぼりやメニューなどは画角から省き、テーブルもなるべく切れないよう撮影場所を調整してみてくださいね。

自宅での撮影にも大活躍する2つのルールでした

素敵なカフェ写真を撮るための2つのポイントをお届けしました。いかがでしたか?

・場所取りの際は「自然光」「横からの光」が入る場所を探す
・シンプルなC字S字構図で真上から撮影する

を頭の片隅に置きながら撮影してみていただけると嬉しいです。

ちなみに、今回ご紹介したポイントはカフェだけでなく自宅で写真を撮る際にも有効です。料理、スイーツ、雑貨などを撮影するときにはぜひ思い出してくださいね。

それでは!

横尾涼  横尾涼

写真の楽しみ方や撮影のコツを紹介するメディアPhotoliの編集長です。自身もフォトグラファーとして活動し、風景写真や人物写真を撮影しています。写真と旅とおいしいご飯が好きです。[Photoli]https://photoli.jp/

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