沖縄旅行に行くときに多くの人が経由する那覇空港。
レストランやラウンジ、お土産店に免税店まである大きな空港です。
この記事では、レンタカーやモノレール、ホテル直行リムジンバスなどの交通手段に関する情報や、各航空会社のチェックインカウンターの場所、免税品の受け取り方法や乗り継ぎ方法など、那覇空港のあれこれをまとめました。
おすすめグルメや周辺の観光スポットもご紹介します。
※この記事は2021年3月15日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
那覇空港とは

「那覇空港」とは国内の主要都市をはじめ30以上の都市と結ばれる、沖縄本島那覇市に位置する空の玄関口です。
JALやANAはもちろん、LCC各社も乗り入れていて、石垣島や宮古島などの離島へもここから旅立ちます。
4階建ての那覇空港、1階が到着ロビーです。リムジンバス、レンタカー送迎車両、タクシーはここから出発。
旅行会社や観光案内所でツアーの予約もOK!
2階の出発ロビーにはお土産屋さんが立ち並び、ゆっくりと買い物を楽しめます。
モノレール乗り場「那覇空港駅」はここからアクセス。
3階はチェックインカウンターと見学者デッキがあり、発着する飛行機と眺望を楽しめるのがポイント!
そして、4階はレストラン街となっています。
那覇空港に到着!各交通手段と乗り場について


那覇空港から沖縄本島各地までのアクセスは、モノレール(ゆいレール)、バス、レンタカー、タクシーから選べます。
那覇市内へはゆいレール、リゾートまではリムジンバス、と目的地別に交通手段を使い分けてください。
ゆいレール
那覇市内中心部まではゆいレールがおすすめです。
到着口AもしくはBを出たら、各到着口近くのエレベーター又はエスカレーターで2階へ移動します。
2階へ上ると、P1連絡通路・P2連絡通路の表示が見えます。
いずれかの連絡通路を渡ればゆいレール「那覇空港駅」に到着!
左手に自動券売機があるので、乗車券を買ったらQRコードを改札機にかざしてホームへ。Suicaの利用も可能です。
リムジンバス
リゾートホテルまでの直行便が便利なリムジンバス。
到着口AもしくはBを出たら、空港リムジンバス案内センターへ行き乗車券を購入します。あらかじめwebから予約をしておくのもGood。
乗車時に運賃を支払うことはできないので、必ず事前に乗車券を購入しましょう!
「リムジンバス乗り場」は、横断歩道を渡った12番のりばです。荷物の積み入れもあるので、出発時刻の15分前までには乗り場に到着しておきたいところ。
レンタカー
レンタカーを利用すれば、沖縄本島各地を自由に巡ることができます。
那覇空港にはレンタカー会社各社の「レンタカー送迎車両のりば」があります。
到着口AもしくはBを出たら、そのまま出口へ。横断歩道を渡った10番、11―A番、11-B番、14番が「レンタカー送迎車両のりば」です。
各会社のスタッフが社名の入った目印を持っているので、予約した会社を見つけて氏名を伝えて。
ここから各営業所へ向かい、手続きを行います。
タクシー
到着口AもしくはBを出たら、そのまま出口へ向かいましょう。
横断歩道は渡らず、「ジャンボタクシー」は6番のりば、「中近距離タクシー(那覇市、浦添市、宜野湾市、中城村、南部全域)」は7番のりば、「遠距離タクシー(北谷町・北中城村以北の中部地域、北部全域)」は8番のりば、「予約タクシー」は9番のりばと、横断歩道を渡った13番のりばとなります。
那覇空港から出発!各航空会社のチェックインカウンターの場所
那覇空港から出発の際は、まず3階にある各社のチェックインカウンターで手続きをします。

各社のチェックインカウンターの場所は、こちらです。
【国内線3階中央出入口から入って左手】
JAL、日本トランスオーシャン航空、琉球エアコミューター、日本エアコミューターとジェットスターのカウンターがあります。
【国内線3階中央出入口から入って右手】
ANA、ソラシドエア、スターフライヤーのカウンターがあります。
さらに右に行くとスカイマークにLCCのピーチのカウンターがあります。
購入した免税商品の受け取り方法

那覇空港には、免税店である「DFS那覇空港免税店」が国内線ゲート2階に2か所あります。
また、空港からゆいレールで24分ほどの「おもろまち駅」近くに「T ギャラリア 沖縄 by DFS」という免税店もあります。
免税を受けるための条件は、「那覇空港から県外への移動」もしくは「那覇空港から海外への移動」のいずれか。
なんと国内旅行でも免税でのショッピングができる、珍しい空港なのです。
購入した免税商品は、お店からそのまま持ち運ぶことができず、受取カウンター(DFS那覇空港免税店内)で受け取る必要があります。
受取カウンターでは、購入時のレシートと搭乗券を見せることで商品を受け取ることができます。
「T ギャラリア 沖縄 by DFS」の場合、飛行機が出発する2時間前までに購入しておかなければなりませんので、注意が必要です。(T ギャラリア 沖縄 by DFSから空港内の受取カウンターに商品を配送する必要があるため)
那覇空港での乗り継ぎ方法

宮古島などの離島へ行く場合、直行便もありますが那覇空港を経由することも多いです。
同日内に乗り継ぎをする場合、出発空港→那覇空港と那覇空港→目的地の空港で同じ航空会社(または同グループの会社)を利用するか、異なる航空会社を利用するかでその方法が異なります。
【同じ航空会社(または同グループの会社)を利用】
那覇空港に到着したら、目的地への便が出る搭乗口へ向かうだけです。
再度チェックイン手続きをする必要がなく、手荷物もそのまま乗継便に移動してくれます(出発空港での手続き時に乗継便のチェックインを同時におこなう「スルーチェックイン」をしておく必要があります)。
【異なる航空会社を利用】
那覇空港に到着したら、手荷物を受け取ってロビーを出て、再度チェックイン・手荷物預かりの手続きをします。
※ただし、航空会社によってチェックインの有無や手荷物の乗継便への引継ぎ有無が上記の限りではない場合もあるので、事前に各航空会社の規定を確認してください。
那覇空港で利用できるサービス
那覇空港では、手荷物預かりや発送、コインロッカーのほか、外貨両替ATM、バリアフリー設備、各種案内所を利用可能です。
手荷物預かり
国内線エリア1階到着ロビーの沖縄ヤマト運輸カウンターで、手荷物の一時預かりが可能です。
空港内で買い物をしたいけど、大きなスーツケースが邪魔になりそう…そんなときに便利なサービスです。
発送
国内線エリア1階到着ロビーに、荷物の発送をしてくれるカウンターがあります。
スーツケースやお土産など、手で持って帰るには重くて大変な荷物はここでお任せするのもいいでしょう。
また、ホテルに荷物を発送してくれるサービスもあるので、到着後すぐに観光スポットを回る場合などは、このサービスを利用すると便利です。
コインロッカー
1階到着ロビー、2階出発ロビー、3階チェックインロビーにそれぞれコインロッカーも完備しています。
授乳室
1階・2階(ゲートラウンジ内)・3階のお手洗いには授乳室も併設されており、オムツ交換台、調乳器等が備えてあります。
男女兼用で使用することができる授乳専用個室があるのもうれしいポイントです。
無料Wi-Fi
無料Wi-Fiは、ターミナルビル館内全エリア(一部を除く)で利用できるのでとても便利です。
SSIDは、公式HPをご確認ください。
[住所]沖縄県那覇市鏡水150
[営業時間]6時~24時
[定休日]なし
[アクセス]【モノレール】ゆいレール「那覇空港駅」直結【バス】「那覇空港国内線ターミナル」停留所直結【車】「那覇IC」より15分
[駐車場]2472台(有料 ※利用時間により異なる)
「那覇空港」の詳細はこちら
那覇空港のグルメ・お土産情報
ポーたま 那覇空港国内線到着ロビー店

「ポーたま」とは、スパムとたまごを挟んだ「ポークたまごおにぎり」のこと。
実はこれ、沖縄では日常的に食されるソウルフードなんです。
そんなポークたまごおにぎり専門店として、国内のみならずハワイにもお店を展開している当店。
沖縄の家庭の味を、オーダーを受けてから手作りし、まごころを込めて提供しています。
おすすめは定番の「ポーたま」(たまご・スパム入り)。
ふんわりしたたまごの食感と、ジューシーなスパムをぜひ味わってください。

[住所]沖縄県那覇市鏡水150 那覇空港国内線ターミナルビル1階
[営業時間]7時~22時 ※2021年3月15日現在、新型コロナウイルス感染症の影響で8時30分~20時の営業
[定休日]なし
[アクセス]【モノレール】ゆいレール「那覇空港駅」直結【バス】「那覇空港国内線ターミナル」停留所直結【車】「那覇IC」より15分
「ポーたま 那覇空港国内線到着ロビー店」の詳細はこちら
(画像提供:ポークたまごおにぎり本店株式会社)
センカ那覇空港店


国内線のターミナルビル2階のANA側搭乗口前にあるお土産店。
「紅いもタルト」「ロイズ石垣島」など沖縄の定番のお菓子から、ラフテーやソーキそばといった沖縄料理まで揃っています。
特におすすめは、ここ那覇空港限定商品の「紅芋レアケーキ シュリ」。
食べやすくさわやかな風味と口当たり、上品な紫が映える見た目とお土産にぴったりな逸品です。

[住所]沖縄県那覇市鏡水150 那覇空港国内線旅客ターミナルビル内2階
[営業時間]7時~20時30分
[定休日]なし
[アクセス]【モノレール】ゆいレール「那覇空港駅」直結【バス】「那覇空港国内線ターミナル」停留所直結【車】「那覇IC」より15分
「センカ那覇空港店」の詳細はこちら
(画像提供:(株)センカ)
那覇空港周辺の観光スポットとアクセス
瀬長島ウミカジテラス

40以上の飲食店や雑貨・ファッションなどのショップが集まり、那覇空港から約15分でリゾートを感じられるスポット。
各店舗テラス席があり、きれいな景色を眺めながらゆったりと過ごすことができます。
見どころは、白い建物と青い海・空との美しいコントラスト!海をバックにしたサンセットタイムもロマンチックです。
施設内はフォトジェニックなスポットも多数あるので、手軽に食べられるスイーツやドリンクを片手にあちこち巡ってみては。
夜には階段に投影されるプロジェクションマッピングも!
アクセス方法と所要時間
【ゆいレール】那覇空港より「赤嶺駅」まで3分、赤嶺駅から路線バス「ウミカジライナー」に乗車後15分【車】那覇空港より15分

[住所]沖縄県豊見城市瀬長174-6
[営業時間]【物販・サービス】10時~20時【飲食】11時~21時(L.O.20時30分)
[定休日]なし
[駐車場]あり(無料400台)
「瀬長島ウミカジテラス」の詳細はこちら
「瀬長島ウミカジテラス」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:瀬長島ウミカジテラス)
DMMかりゆし水族館

沖縄を中心とした「熱帯・亜熱帯」に生息する動植物を展示している水族館。
照明や音響が実際の時間と連動し、昼・夕・夜で演出が変化するなど、館内の演出にも注目してください。
この水族館ならではの大きな水槽も、迫力たっぷりです。
空港から近く、周囲にレンタカー店も多いので、沖縄到着初日や最終日に「ちょっと時間が空いた」そんなときにも便利。
例えば旅行初日だったら、那覇空港に到着後そのままバスで水族館へ。遊び終えた後は近くのレンタカー店で車を借りてホテルに向かう…といった計画を立てるとスムーズです。
アクセス方法と所要時間
【バス】那覇空港より那覇バス「95:空港あしびなー線」で20分、「イーアス沖縄豊崎」を下車後すぐ【車】那覇空港より20分

[住所]沖縄県豊見城市豊崎3-35
[営業時間]10時~21時
[定休日] なし
[料金]【大人(18歳以上)】2400円【中人(13歳~17歳)】2000円【小人(4歳~12歳)】1500円
[駐車場]あり(無料・約3000台)
「DMMかりゆし水族館」の詳細はこちら
「DMMかりゆし水族館」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:DMMかりゆし水族館)
国際通り

那覇の中心的な繁華街で、ここに位置するホテルを予約している人も多いことでしょう。
レストランやお土産屋、沖縄らしい雑貨が並ぶお店など、観光客向けのショップが多数軒を連ねています。
ホテルにチェックインしたら荷物を置いて、まずはブルーシールアイスやちんすこうなどの食べ歩きを。
沖縄そば、ゴーヤチャンプルーといった琉球料理が揃うお店ではディナーをゆっくり楽しんで。
また、実は沖縄名物のボリュームたっぷり「ステーキ」専門店も多数あります。
アクセス方法と所要時間
【モノレール】那覇空港より12分「県庁前駅」下車すぐ【車】那覇空港より15分
[住所]沖縄県那覇市松尾・牧志周辺
[営業時間]店舗により異なる
[定休日]店舗により異なる
[駐車場]周辺にコインパーキング複数あり
「国際通り」の詳細はこちら
「国際通り」の口コミ・周辺情報はこちら
空港は飛行機に乗るために行くだけ!と思っている方も多いと思いますが、那覇空港周辺は観光スポットや沖縄ならではのグルメなど、さまざまな楽しみ方ができます♪
ぜひ那覇空港を利用する際はフライト時間より一足早く出向いて、沖縄を堪能しましょう!
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。
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