「白鷺城」とも呼ばれ優美な美しさで人々を魅了する、世界遺産・国宝 姫路城。
白くて美しい大天守だけでなく、至る所に設けられた武具掛けやおしゃれな形をした矢を放つための狭間(さま)など、建築美や石垣と城内の見どころと併せて、姫路城を借景とした9つの庭園が配置されている好古園と今話題の御城印も紹介します!
世界遺産・国宝 姫路城を訪れる際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※この記事は2021年1月29日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
国宝 姫路城について

西の守りの要だった姫路城は江戸城に似せたといわれ(諸説あり)、時代劇の撮影では江戸城として使われることも。おなじみのこのアングル、まさに愛称は将軍坂。
江戸城は姫路城だった!?簡単には落とせない「戦色兼備」の美人城。「白鷺城」とも呼ばれ、優美で色白美人のような姫路城。
しかし実は鉄の女のごとく屈強な城である。関ヶ原の戦い以降、豊臣方や西国へのおさえとして城を増強、鉄壁の守りを施した。そんな強気の女性、もとい城を攻略する気分で散策してみよう。
城内の数々の門には分厚い扉があり、上を向けば矢石が飛んできそうな隙間、敵に挟まれるクランク状の通路や石垣に囲まれた桝形… 実際に歩くと簡単に天守まで辿り着けない巧妙な縄張(設計)を実感できるだろう。
鉄壁の美人城、なかなか落ちない魅惑の城なのである。
姫路城の基本情報
築城開始:1580(天正8)年/1601(慶長6)年
築城者:羽柴秀吉/池田輝政
城の形態:平山城
城内の見どころ
建築美に注目。

大天守と3つの小天守が渡り櫓でつながる「連立式天守」。その構成も美しいが、各階に施された破風(はふ・飾り屋根)にも注目したい。
4種の破風で飾られ、均整のとれた三角形や曲線が美しい唐破風などが絶妙なデザイン組みになっている。
石垣が面白い。


城内の石垣は時代により異なる積み方が見られる。秀吉時代の自然石を活かした野面積み。また石棺や石仏なども石垣として再利用されており、その痕跡を探すのも面白い。
話題の御城印。


人気の姫路城の御城印が2月から本多家家紋の新デザインで登場する。また待望の御城印帳(上)も一般販売開始。豪華な姫革細工仕様(下)は特別な一冊に!
御城印:姫路城売店(姫路城出改札横)で販売(300円)※入城者のみ3枚まで
攻防の仕掛け。




姫路城随一の鉄壁の守りといわれる「ぬノ門」。門扉や柱はすべて鉄板張りで、上部の櫓部分が2層になった珍しい造り。門の内側から見ると構造がよくわかる。
[TEL]079-285-1146(姫路城管理事務所)
[住所]兵庫県姫路市本町68
[営業時間]9時~16時(閉門17時)※4月27日~8月31日は17時まで(閉門18時)
[定休日]12月29日・30日
[料金]大人1000円
[アクセス]【電車】JR 姫路駅・山陽姫路駅より徒歩20分【車】山陽道姫路東ICより20分、姫路バイパス中地出口より15分
[駐車場]周辺有料駐車場を利用
※紹介スポットの開城・営業状況や交通情報は状況に応じて変更の場合があります。訪問前に最新情報をご確認ください。
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合わせて見学したい姫路城西御屋敷跡庭園 好古園
池泉回遊式庭園が見事。



姫路城西御屋敷跡庭園 好古園は、発掘調査で確認された姫路城西御屋敷跡や武家屋敷跡、通路跡などの地割を活かして設計された池泉回遊式庭園。
1万坪の敷地に姫路城を借景とした9つの庭園が配置されている。
[TEL]079-289-4120
[住所]兵庫県姫路市本町68
[営業時間]9時~17時(最終入園16時30分)※季節により時間延長あり
[定休日]12月29日・30日
[料金]大人310円(姫路城との共通券1050円)
「姫路城西御屋敷跡庭園 好古園」の詳細はこちら
「姫路城西御屋敷跡庭園 好古園」のクチコミ・周辺情報はこちら
※掲載の価格は全て税込み価格です。
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