和歌山県を代表する温泉地・南紀白浜温泉は、多くの旅館やホテルが集う観光地です。
この記事では、日帰り利用ができるおすすめの温泉を紹介します。
海を望む宿「海舟」や、外湯「崎の湯(さきのゆ)」など、魅力的な温泉が多数!
海水浴場として有名な白良浜周辺で夕日が見られる足湯も紹介します!
※この記事は2021年6月7日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
南紀白浜温泉はどんな温泉地?
和歌山県の南西に位置する南紀白浜温泉とは、多くの温泉が海から近く、オーシャンビューと一緒にお湯を楽しめるところが魅力の温泉地です。
万葉集や日本書紀でも紹介されるなど、古くから湯治場として栄えた歴史ある温泉地でもあります。
源泉の数も多く、各旅館やホテルなどの宿ではさまざまな源泉を堪能できます。
宿泊施設内の温泉だけではなく、共同浴場である外湯や、気軽に立ち寄れる足湯が豊富なのも特徴。
せっかく訪れたなら、施設内の日帰り温泉・外湯・足湯をめぐってみたいところ。
これから紹介する温泉を参考にして、気になる施設にぜひ立ち寄ってみてください。
ホテル川久(日帰り温泉)
目の前に広がる田辺湾を眺めながら過ごす贅沢な時間


紺碧の海を望む、全室スイートルームの「宮殿ホテル」の温泉を日帰りでも利用できます。
館内のいたるところにアートのこだわりがあり、お風呂もおしゃれな空間が広がっています。
露天風呂やシルキーバス、寝湯にサウナ・セルフロウリュなどが揃い、さまざまな楽しみ方があります。
また、ロビーにある22.5金が輝くドーム天井(「最大の連続して金箔押しされた天井」としてギネス認定)や、世界各国のアートが並ぶ川久ミュージアムなど、温泉以外にも見どころがたくさんあるところも魅力。
[住所]和歌山県西牟婁郡白浜町3745
[営業時間]13時~20時
[定休日]なし
[料金]【大人】3000円 【高校・大学生】2800円 【中学生】2000円 【小学生以下】1000円 【幼児】無料(タオル貸出無料)
[アクセス]【電車】JRきのくに線「白浜駅」より送迎バス・タクシーで10分 【車】阪和自動車道「南紀田辺IC」より30分
[駐車場]あり(無料)
「ホテル川久」の詳細はこちら
SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE(日帰り温泉)
眼前に広がる海と一体感のある露天風呂は開放感たっぷり!

客室・レストラン・温泉など、館内各所からオーシャンビューを楽しめるホテル。
ここで楽しめる日帰りの温泉は、まるで海と一体化しているようなロケーションの露天風呂と、季節の変わり湯や座り湯など多彩な温泉を楽しめる天然温泉(加温、内風呂は循環ろ過式)大浴場です。

好みのシャンプー&コンディショナーをセレクトできる「シャンプーバー」があるのも、楽しみのひとつ。

またホテル1階のパブリックスペースにある長さ30mのインフィニティ足湯も好評。
天気の良い日の夕暮れは絶景です。
その他にも爽やかな風を感じるテラスや、白浜の海を泳ぐ魚を鑑賞できる白浜海中展望塔などのパブリックエリアも利用できるので、温泉や足湯の後に立ち寄ってみて。
また、このホテルはワーケーションを推奨。美しい海を眺めながら仕事をすれば、新しいインスピレーションが生まれるかも。
[住所]和歌山県西牟婁郡白浜町1821
[営業時間]【露天風呂・大浴場】12時~22時(最終受付20時) 【インフィニティ足湯】7時~23時
[定休日]なし ※新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、各施設で営業時間変更・休業を行うことがあります
[料金]【露天風呂・大浴場】大人1000円、3歳~小学生500円 【インフィニティ足湯】無料(タオルの貸し出しも無料)
[アクセス]【電車】JRくろしお特急「白浜駅」よりタクシーで15分 【車】阪和道「南紀白浜IC」より15分
[駐車場]あり(無料)
「SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE」の詳細はこちら
浜千鳥の湯 海舟(日帰り温泉)
太平洋とのインフィニティを楽しめる天風呂が魅力

太平洋に臨む岬の先端に建つ、あらゆるシーンで「海」を感じる宿。
海と向かい合ったお部屋や、紀州の海の幸・山の幸が自慢です。
海の中を漂うような気分を味わえる、開放感たっぷりの混浴露天風呂「浜千鳥の湯」は、日帰りでも堪能できます。
長年梅干しの漬け込みに使われた梅樽や、石造りの風呂、岩風呂とさまざまな湯船があるので、気分に合わせて入ってみて。
「文殊の湯」「合気の湯」の2つの源泉を楽しめる点も魅力です。
[住所]和歌山県西牟婁郡白浜町1698-1
[営業時間]17時~21時
[定休日]不定休
[料金]1500円
[アクセス]【電車】JR紀勢本線「白浜駅」よりタクシーで15分、無料シャトルバスで30分 【車】阪和道「南紀田辺IC」より30分
[駐車場]あり(無料)
「浜千鳥の湯 海舟」の詳細はこちら
白浜温泉 とれとれの湯(日帰り温泉)
露天風呂が自慢の日帰り専用温泉。夜のライトアップも素敵


お風呂に岩盤浴、食事もできる日帰り温泉施設。
海と自然を望む露天風呂は、開放感があって素敵な雰囲気。夜には幻想的なライトアップが施されます。
温泉は、白浜温泉を源泉としたものから、炭酸泉・酸素風呂といった数種類のお風呂を堪能できます。
岩塩を敷きしめた「塩の部屋」をはじめ、数種類の岩盤浴も利用可能。
ゆっくり温泉に浸かった後は、とれとれ市場直送の新鮮な魚介類を食べられる食事処へ。
フェイスタオル・バスタオルはレンタル可能(セットで210円)なので、手ぶらで気軽に立ち寄ることができます。
[住所]和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2508
[営業時間]9時~23時(最終受付22時30分)
[定休日]不定休 ※予告なく臨時休館になる場合あり
[料金]【入館料】大人770円(中学生以上)、小人390円(3歳以上12歳以下)※岩盤浴利用の場合別料金が発生
[アクセス]【電車】JR線「白浜駅」よりタクシーで5分 【車】阪和自動車道「南紀田辺IC」より20分
[駐車場]あり(無料777台)
「白浜温泉 とれとれの湯」の詳細はこちら
リヴァージュ・スパ ひきがわ(日帰り温泉)
露天風呂・大浴場ともに海を望むシチュエーションが魅力!


海に面した場所にあり、館内いたるところからオーシャンビューを楽しめる温泉リゾート。
日帰り温泉では、大きな窓から大海原を眺める大浴場と、ぬるめのお湯でゆっくりと長風呂を堪能できるオーシャンビューの露天風呂があります。
泉質は、肌がつるつるになるといわれている強アルカリ性単純温泉です。
貸切風呂の利用(50分/2100円※要予約)もできるので、他のお客さんを気にせずのんびりと過ごしたいカップルや家族連れにおすすめ。
※2021年8月30日~12月中旬頃まで浴室改修工事で長期休館。工事終了日は未定のため、事前に公式ホームページで確認を。
[住所]和歌山県西牟婁郡白浜町日置1013-25
[営業時間]【大浴場】14時~20時(最終受付19時30分)※土日祝は11時~【貸切風呂】14時~20時(最終受付19時)※土日祝は11時~※1時間ごとの時間枠で50分間の貸切
[定休日]なし
[料金]【大浴場】大人680円、小学生300円、3歳~小学生未満100円 【貸切風呂】50分/2100円(予約制)
[アクセス]【電車】きのくに線「周参見駅」よりタクシーで15分 【車】紀勢自動車道「日置川IC」より5分
[駐車場]あり(無料)
「リヴァージュ・スパ ひきがわ」の詳細はこちら
白浜温泉 崎の湯(外湯めぐり)
波しぶきが届くほど海に近い、1000年以上の歴史を持つ外湯

雄大な太平洋が眼前に広がるロケーションが魅力の外湯。
今から約1400年も前、「湯崎七湯」と呼ばれた7つの温泉の中で唯一残っている歴史ある湯壷で、大自然と歴史を存分に感じながら入浴を楽しむことができます。

海を眺めながら、波しぶきの音と潮の香りを感じて、悠久の時に想いを馳せる。
そんな時間をゆっくりと過ごしてください。
※お湯が海に流れるため、シャンプーや石けんなどは利用できません。
[住所]和歌山県西牟婁郡白浜町1668
[営業時間]【7月1日~8月31日】7時~19時 【4月1日~6月30日、9月1日~30日】8時~18時 【左記以外の日】8時~17時 ※最終入場は終業時間の30分前まで ※状況により、営業時間の変更及び入場制限あり
[定休日]なし ※メンテナンス等による臨時休業あり
[料金]3歳以上500円
[アクセス]【電車】JRきのくに線「白浜駅」より明光バス新湯崎行きで15分、「湯崎」バス停下車、徒歩5分【車】紀勢道「南紀白浜IC」より15分
[駐車場]あり(15台)
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白浜温泉 牟婁の湯(外湯めぐり)
2つの異なる源泉を味わえる贅沢な浴場


白浜温泉の中でも古い歴史をもつ「湯崎」の温泉街に建つ、風格ある建物が目印。
浴場には大きな2つの湯船があります。
ひとつはすぐそばに湧く砿湯(まぶゆ)源泉から、もうひとつは外湯「崎の湯」と同じ行幸源泉から引かれていて、1度でふたつの源泉を堪能することができるのが魅力。
海に面した場所にあるので、お風呂を楽しんだ後はのんびり散歩したりと、白浜ならではの時間を過ごしてみては。
[住所]和歌山県西牟婁郡白浜町1665
[営業時間]7時~22時 ※最終入場は終業時間の30分前まで ※状況により、営業時間の変更及び入場制限をすることあり
[定休日]火曜日
[料金]【12歳以上】420円 【6~11歳】140円 【3~5歳】80円
[アクセス]【電車】JRきのくに線「白浜駅」よりバスで15分、「湯崎」バス停下車、徒歩2分 【車】紀勢道「南紀白浜IC」より15分
[駐車場]あり(5台)
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白浜温泉 白良湯(外湯めぐり)
白良浜の真っ白な砂浜を見渡せる公衆浴場


施設の真正面には海水浴場で有名な白良浜がある、観光にも便利な立地の温泉。
どこか懐かしい雰囲気の館内には「番台」があり、昔ながらの銭湯を思わせる情緒あふれる施設です。
浴場は建物の2階にあり、広く開け放たれた窓からは青い海と真っ白な砂浜を望むことができます。
ノスタルジックな湯船と、開放感のある空間でいつもとは違った気分になれそう。
1階は休憩所で、お風呂に浸かった後、ゆっくりくつろげるスペースとなっています。
[住所]和歌山県西牟婁郡白浜町3313-1
[営業時間]7時~22時 ※最終入場は終業時間の30分前まで ※状況により、営業時間の変更及び入場制限をすることあり
[定休日]木曜日
[料金]【12歳以上】420円 【6~11歳】140円 【3~5歳】80円
[アクセス]【電車】JRきのくに線「白浜駅」よりバスで15分、「白良浜」バス停下車すぐ 【車】紀勢道「南紀白浜IC」より15分
[駐車場]あり(6台)
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露天風呂 しらすな(外湯めぐり)
白良浜海水浴場の砂浜にある、プールのように広い露天風呂

海水浴の後に利用するお客さんが多い、まるでプールのような露天風呂は1度に100人ほど入れる、広々とした温泉です。
目の前には白砂と海、青い空が広がるロケーションなので、開放感抜群!
入るには水着が必要なので注意してください。海水浴後であれば、そのまま水着で入れるので気軽でいいですね。
10月~4月は足湯のみとなりますが、無料なのが嬉しい。足湯だけでも気持ちいいので、観光で寄った際にもぜひ。
[住所]和歌山県西牟婁郡白浜町864 白良浜海水浴場内
[営業時間]【7月、8月】10時~18時 【9月~6月】10時~15時 ※最終入場は終業時間の30分前まで※状況により、営業時間の変更及び入場制限あり
[定休日]月曜日(月曜日が祝祭日の場合は、翌日休業)※7月、8月は無休
[料金]3歳以上200円(5月~9月)※足湯期間は無料(10月~4月)
[アクセス]【電車】JRきのくに線「白浜駅」よりバスで15分、「白良浜」バス停下車すぐ【車】紀勢道「南紀白浜IC」より15分
[駐車場]白良浜周辺駐車場(約50台)夏季有料
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つくもと足湯(足湯)
地元の人からも愛される、海水浴場近くのアットホームな足湯

白良浜の南より、浜から護岸を越えてすぐの場所にある「つくもと足湯」。
真っ白でサラサラの砂浜が広がる白良浜のビーチを楽しんだ後は、こちらの足湯へ。
地元の人の憩いの場としても利用される、アットホームさが魅力です。
あたりには硫黄の香りが立ちこめ、温泉街の雰囲気がたっぷり!
硫黄を含む塩泉で保温性の高い足湯なので、足をつけているだけでも全身がじんわりと温まってきます。
冬場の町歩きにちょっと立ち寄るのもおすすめです。
[住所]和歌山県西牟婁郡白浜町3079-20
[営業時間]8時~22時 ※7・8月は7時~22時
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JRきのくに線「白浜駅」よりバスで15分、「走り湯」バス停下車、徒歩3分【車】紀勢道「南紀白浜IC」より15分
[駐車場]なし
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御船足湯(足湯)
沈む夕陽と観光スポット「円月島」を眺めるロケーションが魅力の足湯

白浜温泉の観光スポット・円月島を足湯に浸かりながら見ることができる施設。
夕方には、夕陽と円月島というロマンチックな光景を見ることができ、地元の人にも観光客にも好評です。
海岸が目の前にあるので、足湯の後はのんびり散歩しながら美しい海と円月島を写真におさめて。
湧き出し口が「ホンカクジヒガイ」という貝のモニュメントになっているのも見どころです。
[住所]和歌山県西牟婁郡白浜町743-5
[営業時間]8時~22時 ※7・8月は7時~22時
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JRきのくに線「白浜駅」よりバスで20分、「白浜バスセンター」バス停下車、徒歩3分【車】紀勢道「南紀白浜IC」より15分
[駐車場]あり(2台)
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三段壁足湯(足湯)
景勝地・三段壁を望む「絶景の足湯」

南紀白浜の定番観光スポット・三段壁は自然の迫力を感じられるダイナミックな光景に多くの人が訪れるスポットです。
そんな三段壁を、足湯に浸かりながら一望できるのがここ「三段壁足湯」。
横に長い作りになっているので、どの場所からも素晴らしい景色が楽しめるのが魅力です。
夕暮れどき、太平洋に沈む夕日も絶景なので、少し遅い時間に行くのがおすすめ。
※2021年5月14日より、新型コロナウイルス感染症対策のため休止中。再開日は未定のため、事前に南紀白浜観光協会HPの確認を。
[住所]和歌山県西牟婁郡白浜町2927-52
[営業時間]9時~16時30分
[定休日]なし ※雨天休業 ※12月中旬に臨時休業あり
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR紀勢本線「白浜駅」よりタクシーで20分・バスで20分、「三段壁」バス停下車、徒歩3分【車】紀勢自動車道「南紀白浜IC」より15分
[駐車場]あり(無料)
「三段壁足湯」の詳細はこちら
南紀白浜温泉へのアクセス情報
電車でのアクセス
東京
東京駅→東海道・山陽新幹線(約3時間20分)→新大阪駅→くろしお号(約2時間15分)→白浜駅
大阪
新大阪駅→くろしお号(約2時間15分)→白浜駅
名古屋
名古屋駅→東海道・山陽新幹線(約1時間35分)→新大阪駅→くろしお号(約2時間15分)→白浜駅
車でのアクセス
東京
東名高速道路~各高速を乗り継ぎ(約7時間50分)→南紀白浜IC→県道34号(約10分)→南紀白浜温泉
大阪
阪神高速・阪和自動車道・紀勢自動車道(約2時間20分)→南紀白浜IC→県道34号(約10分)→南紀白浜温泉
名古屋
名古屋高速~各高速を乗り継ぎ(約4時間10分)→南紀白浜IC→県道34号(約10分)→南紀白浜温泉
南紀白浜温泉の温泉旅館・ホテル一覧
南紀白浜温泉には、今回紹介した施設以外にも魅力的な温泉旅館やホテルがたくさん!
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日帰り入浴に外湯、足湯とさまざまな楽しみ方ができる南紀白浜の温泉を、思う存分堪能してくださいね。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。
※お出かけの際は、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、マスクの着用、手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの徹底などにご協力ください。
※掲載の価格は全て税込価格です
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