プライベートやビジネスなど様々なシーンで利用するホテル。せっかくの滞在、より心地よく過ごしたいですね。そこでホテルを上手に利用する、基本マナーをご紹介。
便利な施設やサービスが備わり、客室ではプライバシーがばっちり確保されているホテル。廊下やロビーに出ればパブリックな空間が広がり、マナーは必須!押さえておきたいホテルの常識で快適ステイ目指して、早速実践してみましょう。
※この記事は2021年7月13日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
Q ホテルのロビーってドレスコードはあるの?
Q チェックインする時の決まりってある?
Q ホテルマンにチップって必要?
Q 思っていたより部屋が狭いなぁ。替えてもらうのは失礼?
Q 友達を部屋に入れてもいい?
Q 無線LANを使用したい場合はどうする?
Q ちょっと外出。キーは必ずフロントに預けないといけない?
Q おすすめのお店を教えてほしいのですが…。
Q うっかり部屋を汚してしまった・・・。どうしたらいい?
Q アメニティや部屋の備品は持ち帰ってもいいの?
Q 連泊するのですが、日中も部屋に居ていい?
Q チェックアウトする時の注意ってある?
Q シーズン料金って何のこと?
Q 部屋着やスリッパで歩ける範囲は?
Q 泊まりたい客室って選べるものなの?
Q ルームサービスの食事の後片付けはどうしたらいい?
Q コンシェルジュにお願いできるサービスは?
Q 電子タバコ・加熱式タバコなら禁煙ルームで吸ってもいい?
Q ホテルのロビーってドレスコードはあるの?
A 特にありません。外出用の服装であればOK。

ホテルのロビーは豪華な造りの施設も多いので、「ドレスアップしないといけないの?」と不安に思う人もいるハズ。ですが、ロビーは宿泊者以外も利用する公共スペース。外出時の服装であれば問題ありません。
Q チェックインする時の決まりってある?
A 予約者がチェックインするとスムーズです。
特に決まりはありませんが、チェックイン時に記帳する宿泊者カードには、代表者の名前の他、住所なども記入するので、予約をした本人が手続きをするとスムーズです。
Q ホテルマンにチップって必要?
A 日本のホテルでは必要ありません。

日本では、チップの代わりにサービス料を請求されるシステムが導入されているホテルが多いので、基本的に必要ありません。海外旅行の際は、国や地域によりポーターや客室係に渡すことも。
Q 思っていたより部屋が狭いなぁ。替えてもらうのは失礼?
A 広さなどは、予約時に確認しておきましょう。

案内された部屋が意外に狭い、眺めが悪いなど、イメージと違うことも。空いていれば替えてもらえるかもしれませんが、希望がある場合は予約時に確認しましょう。
Q 友達を部屋に入れてもいい?
A 基本的には、ロビーなどの公共スペースで会いましょう。

ホテルによりますが、客室スペースへの立ち入りは宿泊者に限る場合が多いようです。容認している場合でも、夜遅くに招くのはマナー違反。
Q 無線LANを使用したい場合はどうする?
A 予約時に有無を確認。使い方は問い合わせを。
無線LANの有無はじゃらんnetの基本情報欄でも確認できます。パスワードは、チェックイン時に案内や、部屋に表示があるなどホテルにより様々。不明な場合はフロントに問い合わせましょう。
Q ちょっと外出。キーは必ずフロントに預けないといけない?
A カードキーなら持っていてもOKです。

ホテルを一時的に出る際、長時間の外出でもカード式のキーなら預ける必要はありません。旧式の鍵は、持ち歩くのが煩わしいこともあるので、預ける方がいいでしょう。
Q おすすめのお店を教えてほしいのですが…。
A 快適ステイの強い味方「コンシェルジュ」に相談を。
ホテルの周辺で夕飯を食べたいけどオススメが分からない、近場で雨でも行けるスポットは?ATMはどこ?など、滞在中の質問や要望に親切に答えてくれるのがホテルのコンシェルジュ。専用のコーナーがない場合はフロントでも相談できます。
Q うっかり部屋を汚してしまった・・・。どうしたらいい?
A 失敗は誰にでもあります。正直に申し出ましょう。
飲み物をこぼしてカーペットを汚したり、備品を壊したりといった失敗は有り得ること。故意でないとは言え、小さなことでもきちんと申し出ましょう。黙ってそのまま…というのが一番失礼な行為です。
Q アメニティや部屋の備品は持ち帰ってもいいの?
A 基本的には、「持ち帰りOK」と表示されたもののみ。

快適に過ごせるようにと、ホテルが用意してくれた客室の備品。基本的には、小分けのシャンプー、歯磨きセットなどのバスグッズや、ティーバッグ、レターセットなどの消耗品、「持ち帰りOK」と表示されたものが持ち帰り可能。タオルやバスローブ、灰皿などはNGで、品物によっては持ち帰ると請求されることもあるので注意して。気に入ったグッズがあったら、ホテルショップで購入するようにしよう。
Q 連泊するのですが、日中も部屋に居ていい?
A 居てもOKです。ドアに札をかけておくのも◎。
ベッドメイキングや掃除中も客室内に居て大丈夫。1泊毎にシーツやタオルを替えなくていい場合は、ドアに「起こさないで」「清掃不要」の札をかけておくといいですね。
Q チェックアウトする時の注意ってある?
A 備品の破損の申告やミニバーの清算を忘れずに。

万が一備品を壊した場合など、全て申告を。黙ってチェックアウトすると、後で請求されることも。
Q シーズン料金って何のこと?
A それぞれのシーズンに合わせて設定された宿泊料金のこと。

旅行者が集中する時期をオンシーズン、そうでない時期をオフシーズンと呼ぶ。シーズン料金とは、それぞれのシーズンに合わせて設定された宿泊料金のこと。たいていの宿では、オフシーズンはオンシーズンよりも安く設定されている。さらに、年末年始やゴールデンウィーク、お盆休みなどの連休を特別日といい、料金が高くなる傾向がある。別日で調整できそうなら他の日程の料金もチェックしよう。
Q 部屋着やスリッパで歩ける範囲は?
A 部屋から一歩出たら、すべてがパブリックスペースと心得て。

ホテルの室内は完全なプライベート空間なので部屋着もスリッパもご自由に。ただし部屋から一歩出たら、ロビーやエレベーター、廊下まですべてがパブリックスペースと心得て。シティホテルでは宿泊客以外に食事や会議などで利用する人も多い。旅館とは違い、部屋着で歩き回るのがNGなこともあるので確認を。大声でのおしゃべりや飲食は控えるなど、適度な緊張感を持つよう心がけよう。
Q 泊まりたい客室って選べるものなの?
A じゃらんnetで予約する際は、泊まれる部屋を選べる。
じゃらんnetで予約する際は、宿泊プランのページから泊まれる部屋を選べる。高層階やツインベッドなど、希望通りの部屋を選択しよう。例えば、海に面した宿で山側の部屋の場合、リーズナブルな料金設定になっていることも。眺望や金額など譲れないポイントを決めておくと選びやすい。電話の場合も同様に希望を伝えて。「記念日で」など目的を伝えておくとよい部屋を用意してくれることがある。
Q ルームサービスの食事の後片付けはどうしたらいい?
A ナプキンを食器の上にそっとかけて廊下へ。
客室で食事を楽しんだ後、食器を部屋に置いたままにすると、スペースを取る上に臭いがこもってしまう心配が。その場合は、ナプキンを食器の上にそっとかけて廊下へ。こうしておけば、わざわざ客室係を呼ばなくても回収してくれる。ナプキンをかけるのは、見た目の美しさと臭いのカバーのため。食事がワゴンで運ばれてきたならそのまま受け取り、食事が終わったらワゴンごと廊下へ出せばOK。
Q コンシェルジュにお願いできるサービスは?
A 各種チケットの手配や病院の紹介、レストランを教えてもらうことも。

ロビーに待機して、ゲストの様々な質問、要望に対応するコンシェルジュ。ホテルによってはゲストリレーションとも呼ばれ、観光やショッピングなど様々な情報を提供してくれる頼れる存在だ。観劇、スポーツ観戦など各種チケットの手配や病院の紹介もこちらへ。予算などの希望を伝えて、それに合ったレストランを教えてもらうこともできる。知りたいことがあったら、その道のプロに何でも相談を!
Q 電子タバコ・加熱式タバコなら禁煙ルームで吸ってもいい?
A 禁煙ルームでの使用はNG。

両方タバコの一種なので禁煙ルームでの使用はNG。微量でも臭いが残る、灰皿を設置していないのでゴミが落ちる、健康上の理由で禁煙室を希望する宿泊者がいる、などの理由で禁止としている宿泊施設がほとんど。もちろん洗面所やベランダでも使用不可。最悪、多額の被害請求をされてしまう可能性もある。必ず指定された喫煙場所を使おう。
まとめ
いかがでしょうか?様々なサービスを提供してくれるホテルで、スマートに滞在する方法がたくさんありましたね。これらのサービスをフル活用しつつ質のよい滞在を楽しんでください。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。ご利用の際には、あらかじめ最新の情報をご確認ください。
※お出かけの際は、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、マスクの着用、手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの徹底などにご協力ください。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。