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2021.07.30

【立山黒部アルペンルート】絶景スポットやモデルコースなど季節の見どころも紹介

富山県から長野県に渡って37km以上も続く山岳地・立山黒部アルペンルートの観光情報をまとめて紹介!

春夏秋冬ごとの楽しみ方や、移動にかかる時間と料金、黒部ダムをはじめとした見どころに服装に関する注意点まで詳しく解説するので、ぜひ観光するときの参考にしてくださいね。

※この記事は2021年7月8日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

立山黒部アルペンルートとは?

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

立山黒部アルペンルートとは、富山県と長野県を結び、北アルプスを貫く山岳観光ルートです。

標高3000m級の峰々が連なり、総延長は37.2km、最大高低差は1975mという、ダイナミックな自然を感じられるルートで、そのほぼ全区間が中部山岳国立公園内にあります。

富山県側の立山町「立山駅」から、長野県側の大町市「扇沢駅」まで、ケーブルカーやバス、ロープウェイなどさまざまな乗り物を乗り継ぎながら景勝地を巡ることで、雲上に広がる立山黒部の大自然を堪能することができます。

12月~3月までの厳寒期は閉鎖しますが、4月~11月まではさまざまな自然の表情を満喫できますよ。

立山黒部アルペンルートのおすすめの季節

標高の高いアルペンルートでは、季節ごとに見どころが変わっていきます。
一番おすすめの季節は夏。
下界のうだる暑さや喧噪から解放され、リフレッシュできるはず。

夏だけではなく、以下それぞれの季節の見どころもチェックして。

4月から6月(春~初夏)の見どころ

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

春は、立山高原バスの遥か上に広がる青空、壁の間から見える山々にはまだしっかりと雪が。
室堂平では雪原散策の途中に雷鳥の姿を見られることも。

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

初夏は、扇沢までの籠川渓谷沿いや黒部湖畔、立山高原バス道路沿いなどで見られる、広葉樹の芽吹きが自然の生命力を感じさせます。
6月下旬からは雪解け水を集めた黒部ダムの観光放水がスタート。

7月から8月(夏)の見どころ

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

夏は、沢や渓谷をわたる風、高原の高山植物たち、すべてが清涼感を感じさせ、観光・登山・トレッキング・自然散策全てにぴったりなシーズン。

9月から10月(秋)の見どころ

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

秋はもちろん美しい紅葉が魅力。
立山の紅葉の特徴は赤や黄色だけでなく、ハイマツの濃緑・チシマザサの淡緑など色彩が豊富です。

11月(初冬)の見どころ

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

新雪で覆われる初冬は、立山を再び静寂の世界へと導きます。
澄んだ空気を全身で感じながら、幻想的な空間を楽しめる時期です。

立山黒部アルペンルートの移動手段と料金や所要時間

(画像制作:じゃらん編集部)
(画像制作:じゃらん編集部)

富山県側の起点は立山駅、長野県側の起点は扇沢駅。マイカーの乗り入れもその各起点までとなり、それぞれの駅から景勝地ごとに、さまざまな乗り物を乗り継いでアルペンルートを進みます。

立山駅を起点にした場合の各乗り物、所要時間、距離、料金は以下のとおり。

立山駅から美女平(1.3km)…立山ケーブルカーで7分、料金は960円
美女平から弥陀ヶ原(15km)…立山高原バスで30分、料金は1450円
弥陀ヶ原から室堂(8km)…立山高原バスで20分、料金は1070円
室堂から大観峰(3.7km)…立山トンネルトロリーバスで10分、料金は2200円
大観峰から黒部平(1.7km)…立山ロープウェイで7分、料金は1320円
黒部平から黒部湖(0.8km)…黒部ケーブルカーで5分、料金は1050円
黒部湖から黒部ダム(0.6km)…徒歩で15分
黒部ダムから扇沢(6.1km)…関電トンネル電気バスで16分、料金は1570円

立山黒部アルペンルートのおすすめスポット

ここからは、立山黒部アルペンルート各エリア(美女平~黒部ダム)で訪れたいおすすめのスポットを紹介します。

黒部ダム【黒部ダムエリア】

高さ日本一!そのスケールに息を呑むダム

(画像提供:関電アメニックス)
(画像提供:関電アメニックス)

堤高186mと日本一の高さを誇る「黒部ダム」のスケール感は圧倒的。
黒部湖から毎秒10トン以上の水を放水する、黒部ダム観光放水を目当てに訪れる人が後を絶ちません。
(放水期間:2021年6月26日~10月15日※天候などにより放水を中止にする場合があります)

夏の晴れた午前中は、水しぶきに反射した虹が見られることも。
新展望広場の「レインボーテラス」に降りればダムの雄姿が間近に迫ってきます!
今も、世紀の大工事といわれた「くろよん建設」の跡がうかがえます。

ダム見物の後は名物のダムカレーに舌鼓♪

■黒部ダム
[住所]富山県中新川郡立山町芦峅寺
[営業時間]7時30分~17時(電気バス運行時間により変動)
[定休日]冬季(12月~4月上旬)閉鎖
[料金]見学無料
[アクセス]【バス】関電トンネル電気バス黒部ダム駅よりすぐ
「黒部ダム」の詳細はこちら
「黒部ダム」の口コミ・周辺情報はこちら

パノラマテラス【黒部平エリア】

黒部ダムも見ることができる、駅直結のテラス

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

黒部ケーブルカーと立山ロープウェイが通る黒部平駅屋上に設けられた「パノラマテラス」で絶景を拝みましょう!
黒部湖と黒部ダム、後立山連峰と立山連峰をぐるりと見渡せます。
下から見上げる「大観峰」もダイナミック!

特に、真っ白な残雪に映える新緑と青空の美しさは見ておきたいもの。
黒部ダムへ向かう前にテラスで一息、アルペンルートのスケール感を再確認!

■パノラマテラス
[住所]富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂外11国有林内黒部平
[営業時間]8時~17時※季節により異なります
[定休日]冬季(12月~4月上旬)閉鎖
[料金]無料
[アクセス]【ロープウェイ】立山ロープウェイ黒部平駅構内
「パノラマテラス」の詳細はこちら

高山植物園【黒部平エリア】

色とりどりの高山植物を堪能できるスポット

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

黒部平駅からすぐ、黒部平庭園から階段を降りるとそこは「高山植物園」。
クルマユリ、ミヤマキンボウゲ、ゼンテイカなど約100種類もの高山植物が植えられています!

高山植物の花は6月~9月にかけて咲き、7月に見頃をむかえます。
それぞれの植物に名札がついているから、詳しくなくても覚えることができちゃいますよ♪
次の乗り物までの時間はここで過ごす人が多いそう。

■高山植物園
[住所]富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂外11国有林内黒部平
[営業時間]終日
[定休日]冬季(12月~4月上旬)閉鎖
[料金]無料
[アクセス]【ロープウェイ】立山ロープウェイ黒部平駅より徒歩2分
「高山植物園」の詳細はこちら

湖畔遊歩道【黒部湖エリア】

豊かな自然を感じる、歩きやすい遊歩道

(画像提供:関電アメニックス)
(画像提供:関電アメニックス)

「黒部湖」の自然を満喫できる湖畔遊歩道。
エメラルドグリーンに輝く黒部湖は人造湖ですが、立山連峰に囲まれ澄み切った美しさを感じられます。

湖畔に整備された遊歩道は高低差がなく、気軽に散策可能!
「カンパ谷」の吊り橋を渡り、約1km。野鳥のさえずりに耳を傾けながら、ブナやダケカンバの原生林で森林浴を楽しんで!

■湖畔遊歩道
[住所]富山県中新川郡立山町芦峅寺
[通行可能時間]終日
[定休日]冬季(12月~4月上旬)閉鎖
[アクセス]【電車】黒部ケーブルカー黒部湖駅より徒歩すぐ
「湖畔遊歩道」の詳細はこちら

みくりが池【室堂エリア】

山々が映る、見とれるほど美しい火山湖

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

アルペンルート観光の要である室堂のシンボルといえば「みくりが池」です!
標高2405mに位置し、「北アルプスで最も美しい火山湖」と呼ばれることも。

深いブルーの湖面には雪が残る北アルプスの山々が映り込み、息をのむ程の美しさ。
周囲は高山植物も豊富で、生い茂る植物にひそんでいる雷鳥やオコジョに出会えるチャンスが訪れるかも!

■みくりが池
[住所]富山県中新川郡立山町芦峅寺ブナ坂外11国有林
[通行可能時間]終日
[定休日]冬季(12月~4月上旬)閉鎖
[アクセス]【バス】立山高原バス室堂駅より徒歩15分
「みくりが池」の詳細はこちら
「みくりが池」の口コミ・周辺情報はこちら

スターウォッチング【室堂エリア】

自然溢れる場所だからこそ見られる満天の星空

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

「室堂」は一日中いても見どころたっぷりのエリア。
日中はトレッキングを、日が暮れたらスターウォッチングを楽しむのがおすすめです♪

どこまでも続く満天の星空には天の川がかかり、流れ星がきらりと輝きます。
標高が高く、空気が澄んでいる「室堂」ならではですね!
各ホテルではスターウォッチングのアクティビティを開催していることもあるので問い合わせてみて。

■スターウォッチング
開催日時、集合場所等は、スターウォッチング開催のホテルに問合せを。
「スターウォッチング」の詳細はこちら

称名滝滝つぼ【称名滝エリア】

「日本の滝100選」にも選ばれている、落差350mの名瀑

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

国の名勝・天然記念物に指定されている「称名滝」。
1990年に「日本の滝100選」にも選ばれている名瀑です。

350mもの落差はとにかくダイナミック!
春から夏は水量も多く、特におすすめの季節。
条件が揃えば、幻の滝と呼ばれる「ハンノキ滝」と「ソーメン滝」が出現します。

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

暑い時期は涼しい滝の水しぶきでリフレッシュできます♪
秋の紅葉と白い滝が織りなす美しいコントラストも見逃せません。

※2021年6月下旬~10月末の工事実施に伴い、称名平休憩所など一部施設の利用が制限されます。

■称名滝滝つぼ
[住所]富山県中新川郡立山町芦峅寺
[通行可能時間]【例年4月下旬~6月、9~11月】7時~18時 【7~8月】6時~19時
[定休日]冬季(12月~4月上旬)閉鎖
[アクセス]【バス】称名滝探勝バス称名滝バス停より徒歩30分(バス通行期間4月下旬~11月中旬)
[駐車場]あり(無料・247台)
「称名滝滝つぼ」の詳細はこちら
「称名滝滝つぼ」の口コミ・周辺情報はこちら

美女平遊歩道【美女平エリア】

スケール感たっぷりの木々に囲まれた遊歩道

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

「美女平」は樹齢1000年を超える立山杉や、樹齢200年~300年のブナの原生林に囲まれています。
数多くの野鳥を育む森はバードウォッチングのスポットとしても有名。
立山ケーブルカーの美女平駅から続く遊歩道で森林浴を楽しむのがおすすめです。

また、美女平駅の屋上には、緑溢れる立山山麓と遠くに広がる富山平野の絶景を望む「美女平展望台」があります。
遊歩道を回る時間が無ければ、展望台からの景色を写真に収める過ごし方もいいでしょう。

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
■美女平遊歩道
[住所]富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂外11国有林内美女平
[通行可能時間]終日
[定休日]冬季(12月~4月上旬)閉鎖
[アクセス]【ケーブルカー】立山ケーブルカー美女平駅より遊歩道入り口まで徒歩すぐ
「美女平遊歩道」の詳細はこちら
「美女平遊歩道」の口コミ・周辺情報はこちら

ガキの田の景観【弥陀ヶ原エリア】

美しい湿原が広がる景勝スポット

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

ラムサール条約に登録された貴重な湿原「弥陀ヶ原高原」。
見どころは、「ガキの田」と呼ばれる小さな池や水たまりが約3000個も点在する景観!
地獄に落ちた「餓鬼」が飢えをしのぐために田植えをした、という伝説があるそう。

水をたっぷりたたえた湿原は高山植物の名所でもあり、夏になると色とりどりの花が咲き乱れます。
秋にはアルペンルート屈指の紅葉が広がることでも有名。
トレッキング初心者でも楽しめるコースです♪

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
■ガキの田の景観
[住所]富山県中新川郡立山町芦峅寺弥陀ヶ原
[通行可能時間]終日
[定休日]冬季(12月~4月上旬)閉鎖
[アクセス]【バス】立山高原バス弥陀ヶ原駅より徒歩15分 
「ガキの田の景観」の詳細はこちら

雲上テラス【大観峰エリア】

黒部湖を見下ろす、くつろぎのテラス

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

標高2316mの断崖絶壁・大観峰駅の屋上に位置する「雲上テラス」。
黒部湖や後立山(うしろたてやま)連峰を見下ろすことができる絶景ポイントです!

テーブルや椅子が用意されているので、ゆっくりとダイナミックなパノラマを満喫できます。
澄んだ空気を思い切り味わいながら景色を楽しみたいですね♪

■雲上テラス
[住所]富山県中新川郡立山町芦峅寺大観峰
[営業時間]7時55分~16時45分※季節により異なる
[定休日]冬季(12月~4月上旬)閉鎖
[料金]無料
[アクセス]【バス】立山トンネルトロリーバス大観峰駅の構内
「雲上テラス」の詳細はこちら

ロープウェイからの景色【大観峰エリア】

絶景を眺める長さ1.7kmのロープウェイ

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

ワンスパンロープウェイとしては長さ日本一の「立山ロープウェイ」。
麓から山頂までロープを支える柱が一本も無いことから、大パノラマを堪能することができます。

黒部平駅から大観峰駅まで1.7km、「動く展望台」とも呼ばれるロープウェイで約7分の空中散歩を楽しんで♪
エメラルドグリーンの黒部湖はもちろん、夏は新緑、秋は紅葉の絨毯、と季節ごとに異なる表情を見せてくれます!

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
■立山ロープウェイ(大観峰駅)
[住所]富山県中新川郡立山町芦峅寺大観峰
[営業時間]8時30分~16時45分※季節により異なります
[定休日]冬季(12月~4月上旬)閉鎖
[料金]大観峰駅―黒部平駅間 片道1320円
[アクセス]【バス】立山トンネルトロリーバス大観峰駅下車すぐ
「立山ロープウェイ」の詳細はこちら
「立山ロープウェイ」の口コミ・周辺情報はこちら

立山黒部アルペンルート日帰りのおすすめモデルコース

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

日帰りで立山黒部アルペンルートを堪能するモデルコースを紹介します!
時間はコンパクトでもたっぷり楽しみたい方は、定番の黒部ダムを軸としたコースがおすすめ。

■「立山駅」からケーブルカーや高原バスを乗り継ぎます。
↓3時間弱
■「黒部ダム」展望台でダムを見物。

■黒部ダムレストハウスでランチ。名物の「黒部ダムカレー」がおすすめ。
↓徒歩15分
■「黒部湖駅」から移動。
↓ケーブルカーやトロリーバスを乗り継ぎ50分弱
■「室堂駅」に到着。
↓徒歩20分
■「みくりが池」で雄大な景色を楽しむ。
↓徒歩20分
■「室堂駅」に戻ります。
↓高原バスで20分
■「弥陀ヶ原」を散策。ガキの田の景観を楽しみながら40分程巡る。
↓高原バスやケーブルカーで40分弱
■「立山駅」に戻ります。

立山黒部アルペンルート1泊2日のおすすめモデルコース

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

次は、1泊2日のモデルコース!
日帰りに比べると、各所の見どころをしっかりと回ることができます。

【1日目】

■「立山駅」からケーブルカーや高原バスを乗り継ぎます。
↓3時間弱
■「黒部ダム」展望台でダムを見物。

■黒部ダムレストハウスでランチ。名物の「黒部ダムカレー」がおすすめ。
↓徒歩15分
■「黒部湖」の湖畔遊歩道を散策。
↓ケーブルカーやトロリーバスを乗り継ぎ50分弱
■「室堂駅」に到着。
↓徒歩20分
■「みくりが池」で雄大な景色を楽しむ。
↓徒歩20分
■「室堂駅」近くの宿泊施設にチェックイン。

■夕食後はスターウォッチングで星空観賞。

【2日目】

■「室堂駅」
↓高原バスで20分
■「弥陀ヶ原」を散策。ガキの田の景観を楽しみながら40分程巡る。
↓高原バスで30分
■「美女平駅」の展望台で立山連峰を眺める。
↓ケーブルカーで7分
■「立山駅」に到着
↓バス15分、下車後徒歩30分
■「称名滝」を散策。
↓徒歩30分、バス15分
■「立山駅」に戻ります。

\立山黒部アルペンルートのおすすめスポット一覧/

立山黒部アルペンルートおすすめの服装

さまざまな乗り物を乗り継ぐことで気軽に観光、散策が楽しめるアルペンルートですが、標高の高いスポットだということを忘れないで。
天候にはくれぐれも注意し、季節に合わせた服装で山歩きを。
シーズンごとのおすすめの服装は以下の通りです。

4月から6月(春~初夏)

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

雪道を歩くため、防水のトレッキングシューズや長靴がマスト。
雪の照り返しが強いので天候が良いならサングラスも必需品です。
気温は低いものの歩くうちに暑くなるので、着脱しやすい上着が便利。
滑らないよう靴底に溝のあるもの、雪が入りにくいハイカットな靴で。

7月から8月(夏)

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

気温10~20度と快適でも山の日差しは思った以上に強烈なので、肌を露出の少ない、通気性のよい服装で。
午前は晴れて暑くても、午後には急に寒くなることも。
散策道は整備されてはいますが、サンダルなどは避けて。

9月から10月(秋)

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

紅葉シーズン、気温は10度前後と肌寒くなります。
10月に入ると、室堂平周辺では雪がちらつくことも。
ウール素材の厚手の長袖シャツや、フリース素材の服装であたたかく。

11月(初冬)

(画像提供:立山黒部貫光株式会社)
(画像提供:立山黒部貫光株式会社)

気温は氷点下になることも多いので、防寒対策を十分に。
乗り物は暖房が効いていますが、一歩外に出ると寒さが厳しいです。
ダムなどでも雪の上を歩くこともあるので、防水性の滑りにくい靴を。

立山駅と扇沢駅までのアクセス方法

【車の場合】

■立山駅へのアクセス
・東京から立山IC経由で5時間15分
・大阪から富山IC経由で4時間20分
・名古屋から富山IC経由で3時間50分

■扇沢駅へのアクセス
・東京から安曇野IC経由で3時間40分
・大阪から安曇野IC経由で5時間25分
・名古屋から安曇野IC経由で3時間30分

【電車の場合】

■立山駅へのアクセス
・東京から北陸新幹線利用で3時間20分
・大阪から特急サンダーバード、北陸新幹線利用で4時間10分
・名古屋から高山本線・特急ワイドビューひだ利用で4時間40分

■扇沢駅へのアクセス
・東京から北陸新幹線利用で3時間40分
・大阪から東海道新幹線利用で4時間20分
・名古屋から特急ワイドビューしなの利用で3時間35分

エリアごとにさまざまな表情を見せてくれる、見どころ多数の立山黒部アルペンルート。
この記事を見て気になるスポットがあったら、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

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トリクルマガジン編集部  トリクルマガジン編集部

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