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2021.09.29

【北海道】函館山の魅力徹底ガイド!夜景だけじゃないハイキングや絶景グルメをご紹介

100万ドルの夜景で有名な函館山。今回はそんな函館山の様々な魅力をご紹介します!

山頂にある展望台からの夜景はもちろん、ロープウェイから眺める四季折々の景色やおすすめのハイキングコース、絶景を見ながら楽しめるグルメスポットなど盛りだくさん!

函館駅などからのアクセス情報もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

※この記事は2021年9月1日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

函館山とは

(画像提供:函館市観光部観光誘致課)
(画像提供:函館市観光部観光誘致課)

函館山とは、函館の南西部に位置する標高334mと低めの山で、牛が寝そべるような外観から「臥牛山」とも呼ばれています。

山頂までロープウェイで3分という近さも特徴で、その絶妙な高さ・距離感が市街地や港を一望できる絶景をつくりあげています。

現在では函館を代表する観光名所として知られていますが、明治時代から昭和20年までは要塞として利用されていたため、今でも砲台など戦争の痕跡が残る場所です。

函館山の魅力

(画像提供:函館市観光部観光誘致課)
(画像提供:函館市観光部観光誘致課)

函館山の魅力を語る上で、市街地の明かりが彩る幻想的な夜景や、その日の気象によって海面が赤や黄金に染まる夕景は欠かせません。光り輝く街並みと暗闇に包まれる海が織りなす見事なコントラストが、函館山の景色をより一層魅力的に映し出しています。

夜景を見るなら、日が落ちる少し前に展望台に着いて、街が夜の輝きを帯びていく一部始終を眺めるのがおすすめ。日没後の30分が絶景のゴールデンタイムなので、事前に日没時間を確認した上で訪れましょう。

また、多種多様なハイキングコースが用意されているのも魅力のひとつ。四季折々で表情を変える美しい自然を満喫しながらのハイキングを楽しむことができます。

函館山の季節ごとの特徴

(画像提供:函館市観光部観光誘致課)
(画像提供:函館市観光部観光誘致課)
(画像提供:函館市観光部観光誘致課)
(画像提供:函館市観光部観光誘致課)

季節ごとに様々な表情を見せる函館山は、四季それぞれに見どころが満載です。

雲海が広がる春や初夏には「霧夜景」、真イカ漁が行われる夏から秋は漁船の灯りが海を照らす「漁火(いさりび)夜景」が見られます。

(画像提供:PIXTA)
(画像提供:PIXTA)

雪に覆われた白銀の世界と街の明かりとの競演が美しい「冬夜景」も函館ならではの美景です。

(画像提供:PIXTA)
(画像提供:PIXTA)

夜景だけではなく昼の眺望にも四季それぞれに見どころがあります。

秋は晴れの日が多く空気が澄んでいるため、遠くまで見えることが多い季節。冬には雪やイルミネーションとの競演を楽しめます。雲海が広がる春や、霧が出る夏には、隙間から幻想的な眺望が出現することもあります。

(画像提供:PIXTA)
(画像提供:PIXTA)

またハイキングコースに咲く四季折々の植物も見どころです。

春はヤマザクラ・カタクリ・タチツボスミレ・ニリンソウ、夏はエゾアジサイ・ムラサキシキブ、秋はオオノアザミなど多種多様な草花が咲き誇ります。

豊かな自然を感じながら散策を楽しんでみてください。

函館山で夜景を堪能できるスポット

(画像提供:函館市観光部観光誘致課)
(画像提供:函館市観光部観光誘致課)

絶景スポットが点在する函館山ですが、美しい夜景を見るなら山頂の展望台がおすすめです!函館市街地と周辺の海や山が一望できる眺めは圧巻なので、一見の価値あり。

展望台が混雑しているときは、展望台近くにある「漁火公園」が穴場スポット。人が比較的少ないプライベート感のある公園で、山頂と同じような夜景を楽しむことができます。

公園名の通り、夏から秋にかけてはイカ釣り漁船の灯りも見られます。

※夜景の時間帯は混雑防止の為、下記期間中マイカー規制を行っており、自家用車やレンタカーで山頂に行くことができないのでご注意ください
<マイカー規制期間>【4月25日~9月30日】17時~22時【10月1日~冬期閉鎖まで】16時~21時

函館山のハイキングを楽しめるスポット

(画像提供:PIXTA)
(画像提供:PIXTA)

函館山ふれあいセンターから山頂展望台まで、1時間ほどのハイキングコースが複数整備されている函館山。料金は無料で、年間を通して函館山の豊かな自然と途中の街並みや海の景色を眺めながら、マイペースにハイキングを楽しむことができます。

(画像提供:函館市観光部観光誘致課)
(画像提供:函館市観光部観光誘致課)

函館山ふれあいセンターから山頂へ行くには、初めての人でも登りやすい旧登山道コースがおすすめです!

途中、江戸時代に植林された北海道では珍しいスギ林を抜けます。スギ林の中は落葉樹の林の中と違い、シンとした空気と涼しさを堪能できますよ。

(画像提供:函館市観光部観光誘致課)
(画像提供:函館市観光部観光誘致課)
(画像提供:PIXTA)
(画像提供:PIXTA)

さらに山頂に向けて歩みを進めて6合目まで来るとゴールの山頂が見えてきます。ここは四季折々に様々な顔を見せる函館山の姿がわかるポイントです。

(画像提供:函館市観光部観光誘致課)
(画像提供:函館市観光部観光誘致課)

一方で、旧登山道コース5合目から山頂とは反対方面へ進むと、千畳敷広場へ行くことができます。ここではゆっくりとお昼を食べたり、自然の中でのんびりと過ごしたりできますよ。

(画像提供:函館市観光部観光誘致課)
(画像提供:函館市観光部観光誘致課)

ちなみに、千畳敷広場の景色は山頂から見る眺めとはちょっと違う角度の為、函館の街並みと山頂が一度に楽しめます。

靴は歩きやすいスニーカーなどで、夏は虫よけに長袖長ズボン(虫に刺されにくい白っぽい服がベターです)、冬の雪道は滑りやすいのでスノーブーツがおすすめです。

函館山の絶景グルメを味わえる【レストランジェノバ】

(画像提供:函館山ロープウェイ)

山麓駅からロープウェイで登ってすぐの、函館山展望台2階にあるレストラン。店内はガラス張りになっていて開放感抜群。

窓の外に広がる大パノラマの絶景を眺めながら、函館の新鮮な魚介類をはじめとした、旬の食材を贅沢に使った料理を味わうことができます。

(画像提供:函館山ロープウェイ)

数あるメニューの中でも特にディナータイムでおすすめなのが函館物語。新鮮な刺身に天ぷら、鮭いくらご飯など、函館の海の幸の魅力を丸ごと味わえる逸品です。

■レストランジェノバ
[住所]北海道函館市元町19-7 函館山展望台2階
[営業時間]11時30分~21時30分(LO21時)※クローズ時間・シーズンにより時間変更あり
[定休日]なし
[料金]函館物語2800円
[アクセス]【電車】函館本線JR函館駅より市電で十字街電停まで10分、電停より山麓駅まで下車徒歩10分、山麓駅よりロープウェイで3分【車】函館新外環状道路 函館空港ICより約30分
[駐車場]近隣にあり(1時間まで200円。以降30分ごとに100円)
「レストランジェノバ」の詳細はこちら
「レストランジェノバ」の口コミ・周辺情報はこちら

(画像提供:函館山ロープウェイ)

函館山限定のお土産が購入できる【函館山山頂ショップ】

(画像提供:函館山ロープウェイ)

函館山のお土産を買うなら展望台の2階にあるこちらのショップへ!函館山ならではのオリジナルグッズや函館限定商品など充実のラインナップが魅力です。

(画像提供:函館山ロープウェイ)
(画像提供:函館山ロープウェイ)

特に、見る角度によって夜景・昼景が変わるクリアファイル(上記1枚目)や函館山にまつわる「ハート伝説」をモチーフに作られたハート伝説グッズ(上記2枚目)は、函館山らしさ溢れるおすすめ商品です。

上記以外にも函館山ロープウェイを忠実に再現したオモチャなど、老若男女に喜ばれる様々な商品が揃うので、ぜひ函館山を訪れた記念に立ち寄ってみてくださいね。

■函館山山頂ショップ
[住所]北海道函館市元町19-7 函館山展望台2階
[営業時間]【4月25日~10月15日】10時~21時45分【10月16日~4月24日】10時~20時45分
[定休日]なし
[料金]夜景クリアファイル363円
[アクセス]【電車】山麓駅よりロープウェイで3分【車】函館新外環状道路 函館空港ICより約30分
[駐車場] 近隣にあり(1時間まで200円。以降30分ごとに100円)
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(画像提供:函館山ロープウェイ)

函館山の山頂へのアクセス方法

(画像提供:函館山ロープウェイ)
(画像提供:函館山ロープウェイ)

山麓駅までのアクセス方法

【電車】
函館本線JR函館駅より市電で「十字街」電停まで10分(210円)、電停より徒歩10分

【車】
函館新外環状道路 函館空港ICより約30分。もしくはフェリーターミナルより約30分

【バス】
函館本線JR函館駅よりバス「元町・ベイエリア周遊号」で15分(210円)

山麓駅から山頂までのアクセス方法

【ロープウェイ】
山麓駅よりロープウェイで3分
【大人(中学生以上)】往復1500円、片道1000円【小人】往復700円、片道500円

※2021年7月22日から当面の間、11時30分~22時(上り最終 21時50分)
※2021年9月20日~11月7日は整備点検の為、運休

【車】
山麓駅より約10分

※4月25日~9月30日は17時~22時、10月1日から車両用登山道冬期閉鎖までは16~21時の通行規制あり
※冬期の登山道閉鎖期間は通行止め(11月第2月曜日11時~翌年4月中旬※予定)

【徒歩】
山麓駅より函館山ふれあいセンターまで徒歩約5分、函館山ふれあいセンターより約1時間(旧登山道つつじ山コースの場合)

※年間通して利用可能

函館駅から山頂まで直通の【函館山登山バス】

JR函館駅前バスターミナル4番乗り場より約30分
【大人(中学生以上)】片道400円【小人】200円

※途中の停留所からは、満員の場合は乗れない可能性あり
※時期によって異なる為、詳細は公式HPで確認を
※冬期の登山道閉鎖期間は運休(11月第2月曜日11時~翌年4月中旬※予定)

「函館山登山バス」の公式HP

四季折々の絶景や幻想的な夜景など、見どころ満載の函館山はいかがでしたでしょうか?
行きは自然を感じながらのハイキング、帰りはロープウェイで夜景を眺めながら下山など、色々な楽しみ方ができる函館山の魅力を満喫しましょう!

■函館山
[住所]北海道函館市函館山
[営業時間]【函館山ロープウェイ】11時30分~22時(上り最終 21時50分)
[定休日]なし【ロープウェイ整備点検期間】9月20日~11月7日※登山道冬季閉鎖 11月8日11時~4月中旬まで(予定)
[料金]【函館山ロープウェイ】(大人※中学生以上)往復1500円、片道1000円(小人)往復700円、片道500円
[駐車場] あり(最初の1時間200円、以降30分ごと100円)【ロープウェイ利用の場合】函館山山麓観光駐車場86台【車利用の場合】山頂駐車場39台、つつじ山駐車場44台【登山の場合】函館山ふれあいセンター24台
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「函館山」の口コミ・周辺情報はこちら

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VG探究部  VG探究部

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