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2021.10.05

「女子キャンプ」初心者向け!おすすめの持ち物やキャンプ場選びのコツから料理まで

女子キャンプとは、その名の通り「女子が集まって楽しむキャンプ」のこと。おしゃれなグッズで飾りつけた空間で美味しい料理を食べて、自然に囲まれた開放的な時間を楽しむアウトドアとして注目を集めています。

この記事では、テレビなどのメディア出演も多い橋本華恋さん(キャンプ女子株式会社代表)の監修で、おすすめの料理やキャンプ場、テントなどの必要な持ち物について解説します。

※この記事は2021年9月30日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
記事配信:じゃらんニュース

女子キャンプの魅力とは?

普段とは違う環境で、気の合う仲間だけで、好きなものに囲まれる…そんな女子キャンプの魅力をまとめると次の3つと、監修の橋本さんは語ります。

1.おしゃれに空間をコーディネート
2.気兼ねなく満喫できる女子トーク
3.かわいいアウトドアファッション

1.おしゃれに空間をコーディネート

(画像提供:キャンプ女子株式会社)
(画像提供:キャンプ女子株式会社)

女子同士だからこそ、自分たちの好みに合った空間づくりができることは、女子キャンプ最大の魅力です。

キャンプサイト(テントを張る場所)をおしゃれに可愛く飾り付けることで空間をコーディネートして、華やかな雰囲気を楽しんだり撮影したり。想像しただけでワクワクしますよね♪

2.気兼ねなく満喫できる女子トーク

(画像提供:キャンプ女子株式会社)
(画像提供:キャンプ女子株式会社)

カフェメニューのような料理とデザートを味わいながら、女子トークを繰り広げるのも楽しい時間に。

自然に囲まれた開放的な空間の中では、カフェのように周りを気にして会話する必要もなく、思う存分女子だけの話に夢中になれます。

3.かわいいアウトドアファッション

(画像提供:キャンプ女子株式会社)
(画像提供:キャンプ女子株式会社)

最近はさまざまなブランドがアウトドアミックスのグッズを出しています。

友達と一緒にアウトドアならではのコーディネートを考えるという、キャンプ以外の時間に楽しみがあるのも女子キャンプならではの魅力です。

女子キャンプで知っておきたい3つの注意ポイント

次は、女子キャンプ初心者の方に必ず知っておいてほしい注意ポイントを紹介します。

1.キャンプ場周辺のお店の情報を押さえておく

(画像提供:キャンプ女子株式会社)
(画像提供:キャンプ女子株式会社)

ナビを頼りにキャンプ場の周辺のスーパーなどのお店に向かってみると、思った以上に距離が離れていることはよくあります。

近くのお店がキャンプ場からどれくらい離れているのかを事前に確認しておくのも、快適なキャンプを過ごすためには大事なポイント。

更に、そのお店にどんなものが売っているかも把握しておけば、「調味料を買おうと思ったけど、お店になかった…」といった失敗も防ぐことができます。道の駅の情報も知っておくと、ご当地ならではの特産品に出会えることも♪

出発前に買い出しをして準備をすませ、現地では思いっきりキャンプをたのしむのも手!

2.SNSはリアルタイムで上げない

(画像提供:キャンプ女子株式会社)
(画像提供:キャンプ女子株式会社)

これは、自分の身を守るための注意点です。

リアルタイムでSNSに「位置情報がわかる写真」をアップすると、場所を特定されてしまうこともあります。

盗難対策の意味でも、SNSへアップするタイミングは注意をしておきましょう。

3.荷物の管理を徹底する

(画像提供:キャンプ女子株式会社)
(画像提供:キャンプ女子株式会社)

残念なことに、キャンプ場での盗難が起こる恐れもあります。

盗難防止のために心がけたいことは、キャンプ場内で貴重品は見せないこと、カバンを外に置かないこと、寝るときや買い物などでテントサイトを離れるときは荷物を全てテントか車の中に入れることです。

女子キャンプに適したキャンプ場は?

(画像提供:キャンプ女子株式会社)
(画像提供:キャンプ女子株式会社)

キャンプ場は、広さやサービス、周囲の環境など場所によってさまざま。女子キャンプに適したキャンプ場を選びたいところですよね。そこで、どんなキャンプ場が女子キャンプ向きか、ポイントを4つ紹介します。

特に初めて行くキャンプ場なら、このポイントに合った場所なのかを、事前にホームページや口コミでチェックしておきましょう。

1.キャンプサイトに車を横づけできる

テントに調理道具、食材と荷物が多くなりがちなキャンプ。女子だけだと、重い荷物を運ぶのも一苦労です。

キャンプサイトまで車を乗り入れできるフリーサイトや、テントの横に駐車できるように区画されているオートサイトのキャンプ場なら、荷物の持ち運びが楽になります。

2.十分なスペースを確保できる

テント設営も力仕事のため、女子だけだと大変です。できるだけテントを張るのに十分なスペースがあるキャンプ場の方が、余裕を持って設営できます。

また、足元がでこぼこしていたり、ペグがささりづらい地盤の固いところ、水はけが悪い場所も避けた方が良いでしょう。

初心者であれば、最初からテント泊はせずに、まずはバンガローに泊まるのも一つの手です。

3.予約ができる

予約制でないキャンプ場の場合、先着順で良い場所が埋まってしまいます。そうなると、平たんでない場所にテントを置くことになったり、トイレから遠かったり、車からの距離が離れていたりと不便が生じてしまうことも。

予約ができるキャンプ場なら、早めに連絡しておけば優先的に良い場所を確保できるのでおすすめです。

4.管理者のサポートがしっかりしている

何か困りごとがあったときに、すぐにサポートしてくれるかを確認しておきましょう。

また、管理者の方が何時から何時までキャンプ場に居るのかもチェックしておくといいでしょう。

寒い時期でのキャンプの場合、電源サイト(コンセントがあって電気を使えるキャンプサイト)を選べば電気毛布などで温かく過ごすこともできるのでおすすめですよ。

女子キャンプに必要な持ち物やグッズは?

初めての女子キャンプだから、何を持って行けば良いかわからない…。そんなあなたに、キャンプでマストの持ち物から、より女子キャンプを充実したものにするためのおすすめグッズまで紹介します。

キャンプのマストグッズ

(画像提供:キャンプ女子株式会社)
(画像提供:キャンプ女子株式会社)

まずは、キャンプをするのに必要な持ち物を押さえておきましょう。

  • キャンプの必需品リスト

  • ・テント
    言わずもがな…ですが、マストグッズ(バンガローなどに泊まる場合は不要)です。事前に動画で設営のしかたを予習したり、最初は設営が簡単なテントから始めるのがおすすめです。
  • ・寝袋(シュラフ)
    寝るときに必要なグッズ。行先の気温を調べ、特に秋冬春は保温性の高いものをセレクトしましょう。寒い時期であれば、防寒着や防寒グッズも必需品です。
  • ・テーブル、イス
    持ち運びやすいサイズのものがおすすめ。キャンプ場でレンタルできる場合も。
  • ・調理器具、食器、カトラリー
    包丁とまな板、食べるときに使う食器とカトラリーは必須。
  • ・食材、調味料
    事前に仕込みまで済ませておくと、当日の調理がスムーズです。
  • ・ゴミ袋
    自分たちで出したゴミは自分たちで処理。環境への配慮はマストです。
  • ・ランタンなど灯り
    キャンプ場の夜は真っ暗で、周りの灯りが少ないことも。ランタンなど灯りとなるものを用意しましょう。

これらを揃えておけば、キャンプの形にはなります。

でも、より快適に過ごせる便利グッズや、思い出深い時間を過ごせるグッズを用意したいところ!ここからは、そんなプラスアルファで持っていきたい物を紹介します。

プラスアルファのおすすめグッズ

カセットコンロ

(画像提供:キャンプ女子株式会社)
(画像提供:キャンプ女子株式会社)

炭を使った火起こしは、慣れない人だと意外と難しい作業。片付けも大変なので、一気にハードルが上がります。

そこでカセットコンロを用意すれば、家と同じように料理をすることができます♪

最近は見た目も可愛い「アウトドア用のコンロ」もあるので、おすすめですよ。

おしゃれなランタン(LED)

(画像提供:キャンプ女子株式会社)
(画像提供:キャンプ女子株式会社)

マストグッズでも紹介しましたが、ランタン自体がおしゃれなものもたくさん出ているので、空間づくりのグッズとしても◎。

ランタンをテント上部など高めの位置に設置すれば、キャンプサイト周辺を照らせるので便利♪LED式のランタンなら、携帯の充電ができる種類もあります!

また、夜お手洗いに行くときなどには、小型のランタンは必須。持ち歩きしやすいものも必ず持っていきましょう。

インスタントカメラ

(画像提供:キャンプ女子株式会社)
(画像提供:キャンプ女子株式会社)

今どき女子キャンパーたちの間では、インスタントカメラが流行中!大切な仲間との思い出を、データではない写真として手元に残せるところが魅力です。

現像するときにもキャンプの思い出話に花が咲きそう♪かわいい写真が撮れる、少しレトロなインスタントカメラがおすすめです。

その他

ガーランドやラック、雰囲気系のランチョンマットといった空間をコーディネートするグッズも用意すると◎。

メイクまわりでふき取りシート、紫外線対策でUVカットリップ、日焼け止めなども必要に応じて持っていきましょう

女子キャンプでおすすめの料理

(画像提供:キャンプ女子株式会社)
(画像提供:キャンプ女子株式会社)

おいしい料理を作れば、よりキャンプの時間が充実したものに!

味はもちろん、見た目が華やかなものや、食材に無駄がなく作れるものなど、女子キャンプならではのおすすめ料理を紹介します。

煮込むだけでおいしい!ポトフ

(画像提供:キャンプ女子株式会社)
(画像提供:キャンプ女子株式会社)

おすすめの「定番女子キャンプ料理」がポトフ。野菜とソーセージとコンソメを入れて、煮込むだけ!

簡単なのに、色とりどりの野菜で華やかな雰囲気になるところがポイント。野菜はご当地で採れたものを使うのもおすすめです。

定番の朝食!ホットサンド

(画像提供:キャンプ女子株式会社)
(画像提供:キャンプ女子株式会社)

まだ眠気の残る朝は、すぐに作れてテンションがアップするホットサンドがおすすめ。食パンに卵やハム、チーズなどの具材を挟んで、ホットサンドメーカーで焼くだけでOK!

出来上がりにナイフを入れたときの断面からいい香りが広がり、見た目がカラフルなところが女子キャンプにぴったり♪

また、前日の夕食にポトフを作ってもし余ったら、それを具材にするのも◎。野菜に味がしみ込んでおいしいだけではなく、食材を残さない工夫としてもおすすめです!

見た目も華やか!アヒージョ

(画像提供:キャンプ女子株式会社)
(画像提供:キャンプ女子株式会社)

女子会での定番メニューのアヒージョをアウトドアで!

オリーブオイルにニンニクや好きなスパイスを振って、野菜やマッシュルーム、海鮮具材を入れて煮込めば完成です。

ちょっとアレンジするなら、例えばカレースパイスを使って風味豊かな味わいに仕立てるのもいいでしょう。

見た目のインパクト重視なら、カマンベールチーズを丸ごと入れてみては?

メスティンで簡単!ペペロンチーノ

(画像提供:キャンプ女子株式会社)
(画像提供:キャンプ女子株式会社)

パスタ好きのメンバーが多いなら、さっと作れるペペロンチーノを。

おすすめはメスティンを使っての調理です。
パスタと具材、水、オリーブオイルを入れて火にかけるだけ!ペンネなどのショートパスタを使ったアレンジもアリです。

アヒージョで残ったオイルを使って作るのもいいでしょう。油の廃棄は面倒なので、別の料理に使うのが賢いやり方です!

ちなみに…アウトドアスパイスを使うとワンランク上の料理に!

(画像提供:キャンプ女子株式会社)
(画像提供:キャンプ女子株式会社)

近年のアウトドアブームの中、アウトドア料理にぴったりな専用スパイスが色々なメーカーから発売されています。

それらのスパイスを振りかけるだけで、お肉はもちろん、焼き野菜も絶品に!甘めのスパイスもあり、サングリアやホットワインの自作もできます♪

一つの料理で複数のスパイスを使って、味変も楽しめますよ。

「楽しい」にプラスワンした女子キャンプのすすめ

(画像提供:キャンプ女子株式会社)

大好きなみんなで集まって、普段と違った環境で過ごす。女子キャンプって、本当に楽しいんです!

みなさんにも、この記事で紹介したノウハウを参考にしてぜひ素敵な女子キャンプをやってみてほしいと思います。

ちなみに、今のキャンプのトレンドは「環境に配慮しながら楽しむスタイル」です。

コンポスト(堆肥を作る容器)を持参する、マイボトルを持ち歩いてペットボトルを削減する、食材は地産地消など、キャンプ場の環境や地域への貢献にも配慮するのが「カッコいい」という人が増えています。

せっかく女子キャンプに行くなら、こんな風に「ちょっと環境に優しいプラスワン」を意識してみるのも素敵ですね!

【記事監修】
橋本 華恋
1990年熊本県出身。会社員時代の趣味だった 「キャンプを仕事にしたい!」 という思いが強くなり、 2019年に「キャンプ女子株式会社」を設立し、キャンプ女子コミュニティ「キャンジョ」 を運営。
TVや雑誌、 企業等とのコラボを積極的に行っており、インスタグラムのフォロワーは69000人を突破。
キャンプ女子株式会社https://www.camjyo.com/
キャンジョhttps://www.instagram.com/camjyo/

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トリクルマガジン編集部  トリクルマガジン編集部

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