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2022.03.15

【3月22日は国際アザラシの日】かわいくておちゃめ★人気者のアザラシがいる水族館10選

3月22日が「国際アザラシの日」というのをご存知ですか?世界中のアザラシたちの現状への理解を深め、広く周知していくことなどを目的に制定されたそうです。そこで今回は「国際アザラシの日」に合わせて、可愛いらしい見た目と愛らしい仕草で癒しをくれる、人気者のアザラシに会える全国の水族館をご紹介します!

※この記事は2022年3月10日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

おたる水族館(北海道)

おたる水族館
ワモンアザラシの「ルル」(メス)

冬には野生のトドやアザラシがすぐ近くまでやってくる自然豊かな場所にある、おたる水族館。アザラシの仲間は国内で確認される5種のうち4種がおり、その数は全国で最も多い約50頭を飼育しています。

おたる水族館では世界で初めてワモンアザラシが飼育下で自然繁殖しましたが、「ルル」は3頭目です。生まれた後、自分で雪山に穴を掘って隠れる姿が観察され、自然界でのアザラシの行動を知るための貴重な観察例になりました。同居している「ピセ」に比べるととても臆病で神経質な性格です。生まれたときの真っ白な産毛の時も可愛らしい姿でしたが、今でもそのころの面影が残っています。

おたる水族館
(左)成長したルル(右)生まれた頃のルル
■おたる水族館
[TEL]0134-33-1400
[住所]北海道小樽市祝津3-303
[営業時間]9時~17時(通常営業、最終入館16時30分)※冬期営業時間、夜間延長期間あり。詳細はHPを確認
[定休日]営業期間中なし ※営業期間:令和4年3/12~11/27、12/17~令和5年2/23
[料金]大人(高校生以上)1500円、小中学生600円、幼児(3歳以上)300円
[アクセス]【電車】JR小樽駅より北海道中央バスにて25分 【車】札樽自動車道小樽ICより20分
[駐車場]1000台(普通車600円)
「おたる水族館」の詳細はこちら

ノシャップ寒流水族館(北海道)

ノシャップ寒流水族館
アザラシ・ペンギンショーの様子

ノシャップ水族館は日本最北の水族館。冬は氷の張った池からアザラシが顔を出す様子が、夏期間(4月〜10月)はアザラシの餌やりの体験(1回100円)や、アザラシ・ペンギンショーを楽しむことができます。

ノシャップ寒流水族館
ゴマフアザラシの「團」(オス)
ノシャップ寒流水族館
ゴマフアザラシの「幸作」(オス)
ノシャップ寒流水族館
ゴマフアザラシの「和平」(オス)と「あん子」(メス)
ノシャップ寒流水族館
ゴマフアザラシの「あん子」(メス)

この子たちは、令和4年4月29日からショーに出演予定の4頭です。「團(ダン)」は、お昼寝が大好きでマイペースなぽっちゃり君。「幸作」は芸を覚えるのがピカイチ、撫でられるのが好きな甘えん坊。「和平(かずへい)」は、いつも甘えた声で鳴いている、かまって君で小柄だけど食いしん坊。紅一点の「あん子」は気が強い女王様で、ご機嫌斜めになると周りの男子に構ってもらうこともあるそう。早く4頭に会いたいですね。

■ノシャップ寒流水族館
[TEL]0162-23-6278
[住所]北海道稚内市ノシャップ2-2-17
[営業時間]夏季(4月~10月)9時~17時(最終入館16時40分)冬季(11月~3月)10時~16時(最終入館15時40分)
[定休日]4月1日~4月28日、12月1日~1月31日
[料金]一般・高校生500円、小中学生100円(隣接の科学館入館料を含む)
[アクセス]【バス】JR稚内駅より宗谷バスでノシャップ行き15分、「ノシャップ」下車、徒歩5分 【車】稚内駅より10分
[駐車場]30台(無料)
「ノシャップ寒流水族館」の詳細はこちら

アクアマリンふくしま(福島県)

アクアマリンふくしま
クラカケアザラシの「くらまる」(オス)

アクアマリンふくしまは、福島県の海の特徴である黒潮と親潮が出合う「潮目」がテーマの水族館です。

「くらまる」は、現在世界でこの一頭しか飼育されていないというクラカケアザラシ。黒い体に入った白い帯模様がリボンをかけたように見えます。クラカケアザラシはオホーツク海やベーリング海などのとても冷たい海で生活していて、ほとんど陸に近寄らないため詳しい生態がまだよくわかっていません。暑さに弱く、神経質なため、今までにいくつかの水族館が飼育を試みましたが、うまくいっていない、飼育の難しいアザラシです。ただ、「くらまる」は神経質なように見せかけ、図太い性格だったりするのだとか。珍しいクラカケアザラシに会えるのはここだけなので、ぜひ足を運んでみください。

※暑さに弱いため、夏~秋は展示していません。

■アクアマリンふくしま(公益財団法人ふくしま海洋科学館)
[TEL]0246-73-2525
[住所]福島県いわき市小名浜字辰巳町50
[営業時間]通常期(3/21~11/30)9時~17時30分、冬季(12/1~3/20)9時~17時
※最終入館時刻は閉館1時間前まで
[定休日]なし
[料金]大人1850円、小中高校生900円、未就学児無料
[アクセス]【電車】JR泉駅より路線バス(小名浜・江名方面)で15分、「イオンモールいわき小名浜」下車後徒歩5分または「支所入口」下車後徒歩10分 【車】常磐自動車道いわき湯本ICより20分
[駐車場]1500台(無料)
「アクアマリンふくしま」の詳細はこちら

しながわ水族館(東京都)

しながわ水族館
水中360度眺められるアザラシのトンネル水槽

しながわ水族館では、水量240トンという大型水槽で可愛らしいゴマフアザラシたちと身近にふれあうことができます。

天真爛漫で活発な「さくら」はショーでも大活躍。特技は、高さ約2mのところに設置してあるボールめがけてジャンプする「ハイジャンプ」!食いしん坊なので、有料イベントの餌やり体験も担当していることが多いそう。

とっても穏やかでおおらかなおばあちゃんアザラシの「あすか」は水面にプカプカ浮いていたり、プールの底でゴロンとお昼寝していたりと、いつものんびり。ふしぎちゃん代表・超絶マイペースな「はなこ」は狭いところに入り込んだり、壁に張り付いたり、とにかくいろんな場所で寝ています。三者三様個性豊かな姿が見られます。

しながわ水族館
食いしん坊なゴマフアザラシの「さくら」(メス)
しながわ水族館
トレーナーになでられて気持ちよさそうな顔をしている、ゴマフアザラシの「あすか」(メス)
しながわ水族館
どこでも寝る、ゴマフアザラシの「はなこ」(メス)
■しながわ水族館(東京都)
[TEL]03-3762-3433
[住所]東京都品川区勝島3-2-1 しながわ区民公園内
[営業時間]10時~17時※最終入館は16時30分
[定休日]火(春・夏・冬休み、GW、祝日は営業)、1/1
[料金]大人(高校生以上)1350円、こども(小中学生)600円、幼児(4才以上)300円、シルバー(65才以上)1200円
[アクセス]【電車】京浜急行大森海岸駅より徒歩8分・JR大井町駅より無料送迎バス15分 【車】首都高速1号羽田線鈴ヶ森出口より10分
[駐車場]96台(100円/20分 ※2022年4月6日より200円/20分)
「しながわ水族館」の詳細はこちら

下田海中水族館(静岡県)

下田海中水族館
(左)ゴマフアザラシの「サクラコ」(メス)、(右)「コハル」(メス)

天然の入江をそのまま利用して海上に浮かぶ水族館。アザラシ館にはいつものんびりしたゴマフアザラシたちが暮らしています。普段水中を優雅に泳いでいるアザラシたちですが、給餌の時間になると陸上へと上がってきます。

「スマイルシップ」というアザラシショーではトレーナーによる生態や姿・かたちなどの解説を聞きながら、食欲旺盛なアザラシの様子を見ることができます。マイペースで食いしん坊の「サクラコ」の特技は「あっかんべー」。首元にハート柄のゴマ模様があります。小顔の「コハル」は好奇心旺盛な反面、ちょっとビビリな一面もあるのだとか。特技は鳴きと水中にある輪っかの回収です。ガラス面によく近づいてきて人を観察していることもあり、運が良ければ間近で可愛い写真を撮ることができるかもしれません!

■下田海中水族館(静岡県)
[TEL]0558-22-3567
[住所]静岡県下田市3-22-31
[営業時間]9時~16時30分 ※時期によって変動、詳細はHPを確認
[定休日]2022/12/13〜2022/12/16
[料金]大人(中学生以上)2100円、小人(4歳~小学生)1050円
[アクセス]【電車】伊豆急下田駅より南伊豆東海バスにて7分、下田海中水族館下車すぐ 【車】伊豆中央道・伊豆修善寺道路 月ヶ瀬ICより1時間
[駐車場]200台(無料)
「下田海中水族館」の詳細はこちら

伊勢夫婦岩ふれあい水族館 伊勢シーパラダイス(三重県)

伊勢夫婦岩ふれあい水族館 伊勢シーパラダイス
ゴマフアザラシの「ルン太」(オス)

伊勢シーパラダイスは、海にすむ動物や⿂たちとのふれあいが魅⼒の⽔族館で、館内から徒歩10分の所には、夫婦岩で有名な⼆⾒興⽟神社もあります。

「ルン太」は伊勢シーパラダイスで飼育を始めたアザラシの4代⽬です。⼈が身近にいる環境で誕生し、幼少期を過ごしたため人間に対して特別な興味はなく、お客様が間近で写真を撮影しても気にしません。1⽇2回~3回のご飯の時間は、飼育舎の中から外に出てきますので、タイミングが合えば間近で写真撮影が出来ます。

昨年の秋には、日本では伊勢シーパラダイスだけが⾏っているふれあい体験 「ゴマちゃんひざ枕体験」にデビューしました。2022年はアザラシの発情期が終わる5⽉頃から実施予定です。

伊勢夫婦岩ふれあい水族館 伊勢シーパラダイス
ゴマフアザラシを膝の上にのせることができる。公式HPから要予約、有料(料金未定)
■伊勢夫婦岩ふれあい水族館 伊勢シーパラダイス
[TEL]0596-42-1760
[住所]三重県伊勢市二見町江580
[営業時間]9時30-分〜16時30分 ※時季により変動有り 、詳細はHPを確認
[定休日]12月に法令点検による休館有り
[料金]大人(高校生以上)1950円、小・中学生 950円、幼児(4歳以上)500円
[アクセス]【電車】JR鳥羽駅より三重交通バス伊勢鳥羽線CANバスにて12分、夫婦岩東口よりすぐ 【車】伊勢道伊勢ICより8分
[駐車場]250台(有料、詳細はHP参照)
「伊勢夫婦岩ふれあい水族館 伊勢シーパラダイス」の詳細はこちら

海遊館(大阪府)

海遊館
上下フロアから観察できる「北極圏」水槽

海遊館ではジンベエザメが泳ぐ「太平洋」水槽を中心に、環太平洋の地域の自然環境を再現しています。輪のような斑点模様のあるワモンアザラシに会えるのは、上下のフロアで氷上と流氷下の海中を表現している「北極圏」水槽。水槽の一部は観覧通路との仕切りがなく、ワモンアザラシが暮らす「気温」や「氷をかく音」を体感できます。(※現在、感染予防の観点から上記観覧通路は閉鎖中)

眼がくりくりと大きくしっかりとした体格の「アラレ」はとっても頑固な性格ながら、お客様の様子をよく観察しています。「ユキ」は穏やかな反面とても食いしん坊でお腹をたたいて大きな音を出すのが得意。海遊館で初めて完全人工保育に成功した「ミゾレ」は人が好きで、日中はお客様とアクリル越しに遊んでいる事も多いそうです。

海遊館
ワモンアザラシの「アラレ」(メス)は体色が白っぽいのが特徴
海遊館
ワモンアザラシの「ユキ」(メス)は丸々とした体つきで背中にハート形の模様がある
海遊館
2021年4月1日に海遊館で生まれたワモンアザラシの「ミゾレ」(オス)
海遊館
下フロアをのぞき込む「アラレ」(左)と「ミゾレ」(右)はまん丸

海遊館では「モンタレー湾」水槽でゴマフアザラシも暮らしていますので、ぜひあわせて会いにいってみてください。

■海遊館
[TEL]06-6576-5501
[住所]大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
[営業時間]10時〜20時(入館は閉館の1時間前まで)※時期により異なる。詳細はHPを確認
[定休日]2023/1/10、11
[料金]大人(高校生以上)2400円、子ども(小中学生)1200円、幼児(3歳以上)600円、シニア(65歳以上)2200円(※要証明証)
[アクセス]【電車】大阪メトロ中央線大阪港駅1番出口より徒歩5分【車】阪神高速池田線豊中ICより30分
[駐車場]1000台(平日:200円/30分、最大料金1200円 土日祝・特定日:250円/30分、最大料金2000円)
「海遊館」の詳細はこちら

城崎マリンワールド(兵庫県)

城崎マリンワールド
アザラシのロッククライミング

城崎マリンワールドはイルカ・アシカショーをはじめ、多彩なショーやイベントを毎日上演しています。アザラシの岩場のロッククライミングもその1つです。時間によって、干潮満潮が演出されているプールは、干潮時に岩場が出現します。普段岩の上でのんびり日光浴する癒し系の姿からは想像できないような運動能力で急斜面、緩斜面を難なく次々登ってエサをもらうアザラシたちの様子を見学できます。

アザラシの「ずんだ」は城崎マリンワールド生まれの男の子。兄の「ドングリ」、姉の「あずき」と「きなこ」と暮らす、兄姉の末っ子です。性格はちょっと怖がりですが、長男のドングリには最近ちょっかいを出して、よく怒られたりするいたずら好きな面もあります。

城崎マリンワールド
兄「ドングリ」にちょっかいを出す、ゴマフアザラシの「ずんだ」(オス)
■城崎マリンワールド
[TEL]0796-28-2300
[住所]兵庫県豊岡市瀬戸1090
[営業時間]9時30分~16時30分
[定休日]なし(不定あり)
[料金]大人2600円、小人1300円、幼児650円
[アクセス]【電車】JR城崎温泉駅よりバス10分 【車】豊岡岡自動車道但馬空港ICより30分[駐車場]1000台(1日800円)
「城崎マリンワールド」の詳細はこちら

新屋島水族館(香川県)

新屋島水族館
傘をさすゼニガタアザラシの「水雨(みう)」(メス)と「海雨(かいう)」(オス)

標高300mの八島山上にある新屋島水族館。日本の水族館ではあまり多く飼育されている種類ではない2種類のアザラシに会えます。

銭形の模様が体全身にあるのは、ゼニガタアザラシ。アザラシの中で唯一、日本沿岸で繁殖をします。傘をさすアザラシとして一躍有名になりましたが、手先が器用でいろんなものを持てるそうで、お遍路をイメージしたすげ笠を被って杖に見立てた棒を持ったり、クリスマスではリースを持ったりなど、芸達者なアザラシです。

バイカルアザラシはロシアのバイカル湖の固有種でアザラシの中で唯一、淡水で生活しています。透明度の高い湖で、視覚に頼って狩りをするため、大きな目に発達したと言われています。種類の違うアザラシを見比べてみるのも楽しいですね。

新屋島水族館
バイカルアザラシの「叶夢(とむ)」(オス)と「くるり」(メス)
■新屋島水族館(香川県)
[TEL]087‐841‐2678
[住所]香川県高松市屋島東町1785‐1
[営業時間]9時~17時
[定休日]なし
[料金]大人1500円、小中学生700円、幼児500円、2歳以下無料
[アクセス]【電車】ことでん屋島駅よりことでんシャトルバス10分 【車】高松中央自動車道「高松中央IC」より屋島方面、約30分。
[駐車場]290台(20分以上より300円)
「新屋島水族館」の詳細はこちら

マリンワールド海の中道(福岡県)

マリンワールド海の中道
ゴマフアザラシの「ミズキ」(メス)

「九州の海」をテーマに、約350種3万匹の生き物を展示するマリンワールド海の中道。貝殻をモチーフにした近代的な施設は海の中道海浜公園内にあります。

かいじゅうアイランド内のアザラシアシカプールには合計10頭のゴマフアザラシたちが生活をしていますが、それぞれ顔はもちろん、性格も日々の過ごし方も様々で、まさに十頭十色です。2021年4月17日に誕生した「ミズキ」は積極的で物怖じせず、大人のゴマフアザラシに引けを取らない風格の持ち主。でも、お客さまがアシカ・アザラシに餌をあげるイベントでは、投げられた餌にびっくりして餌を避けてしまうこともあるそうです。可愛らしいですね。

マリンワールド海の中道
まだ1歳ながら、大人のアザラシのようにも見えるミズキ
■マリンワールド海の中道(福岡県)
[TEL]092-603-0400
[住所]福岡市東区大字西戸崎18-28
[営業時間]9時30分~17時30分(最終入館は閉館1時間前)※時期により異なる。詳細はHPを確認
[定休日]2月第1月・火
[料金]大人2500円、小中学生1200円、幼児(3歳から)700円、シニア割引(65歳から)2200円
[アクセス]【電車】JR海ノ中道駅から徒歩5分 【車】都市高速6号線「アイランドシティ出口」より15分
[駐車場]380台(普通車530円)
「マリンワールド海の中道」の詳細はこちら

まとめ

いかがでしたか?丸っこくむっくりとした体につぶらで吸い込まれそうな瞳をもつアザラシ。写真だけでも癒されてしまうので、実際に動いている様子を見たらアザラシの魅力にハマってしまいそうですね。お気に入りのアザラシに会いに、ぜひ足を運んでみてくださいね。

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、感染拡大防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください
※掲載の価格は全て税込価格です

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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