チェックインからチェックアウトまで宿の中でゆったりと過ごす「おこもりステイ」。ホテルのショーで祭りを体験したり、オールインクルーシブの宿で湯巡りやアクティビティを満喫したり、露天風呂付き客室で温泉と部屋食を堪能したり……。滞在そのものを楽しむことができるのが魅力です。この記事では、大人旅はもちろん、友人との旅行や一人旅にもおすすめの東北の宿を紹介します。
青森屋 by 星野リゾート【青森県三沢市】
安比八幡平の食の宿 四季館 彩冬【岩手県八幡平市】
仙台・作並温泉 ゆづくしSalon一の坊【宮城県仙台市】
四季彩り 秋田づくし 湯瀬ホテル【秋田県鹿角市】
あたたかい記憶が宿る 守田屋【福島県郡山市】
【青森県三沢市】青森屋 by 星野リゾート
祭りに郷土料理、伝統工芸など、青森文化をめいっぱい体感!

“のれそれ青森 ~ひとものがたり~”をコンセプトに、青森の祭りや食、郷土芸能などの文化を存分に満喫できる温泉宿。「のれそれ」とは、青森の方言で「めいっぱい」を意味します。
館内には年中、お祭り気分を味わえる装飾が施され、伝統工芸体験や青森の方言が学べる講座など、様々なアクティビティが用意されています。約22万坪の敷地内には古民家が立ち並ぶ公園もあり、馬車で散策するアクティビティも宿泊客から好評とのこと。
滞在の目玉は、スタッフが演奏する祭囃子で青森の夏祭りの熱気を楽しめるショー「みちのく祭りや」。パフォーマンスエリアと観覧エリアがひとつづきになった会場で、目の前まで演者やねぶたが迫ってくる臨場感あふれるショーは必見です。


湯船が広い池に張り出し、水の上に浮かんでいるような開放感に浸れる露天風呂「浮湯」や、青森ヒバ造りの内湯、湯治場を彷彿とさせるレトロな雰囲気の「元湯」など、湯処も充実。青森ならではのねぶたが設えられたサウナもあります。

夕食は、古民家風レストラン「のれそれ食堂」へ。割烹着姿のかっちゃ(お母さん)が、優しい笑顔と共に青森の郷土料理を振る舞ってくれます。

2026年6月1日(月)〜8月31日(月)に開催予定の「しがっこ金魚まつり」や「にんにくビアガーデン931」など、季節ごとのアクティビティも豊富。おこもりステイでも、訪れるたびに発見があるお宿です。
おすすめプラン
[価格]1泊2食付き・1名2万4800円~4万800円(大人2名1室利用時)
(画像提供:青森屋 by 星野リゾート)
【岩手県八幡平市】安比八幡平の食の宿 四季館 彩冬
豪華な懐石膳と湯巡り、館内散策でリフレッシュ

贅を尽くした懐石コースが堪能できる美食の湯宿。霜降り前沢牛や鮑など、夕食のメイン料理は全7品の特選食材から3品以上を選ぶことができ、自分だけのオリジナルコースにすることができます。部屋食プランを選択すれば、客室でくつろぎながら夕食が味わえるのも嬉しいポイント。

温泉を引いた露天風呂や内風呂を備えた客室もあるので、チェックインから翌朝まで、部屋にこもって温泉ステイを満喫することができます。


館内2カ所の大浴場には、湯船の設えや湯温の異なる4つの内湯と森林浴もできる露天風呂が2つあり、夜に1回、男湯と女湯の入れ替えをしています。さらに有料・当日予約制の貸切露天風呂も1カ所。趣の異なる湯船をいくつも楽しめるのが魅力です。

ほかにも、足湯を備えたカフェテリア「だんぶり茶屋」や静かな音楽が流れる空間で読書ができる「森の寛ぎ処」、マッサージチェアが利用できる「森の癒し処」など、敷地内にはくつろぎスポットがたくさんあります。お気に入りの場所を探して館内散策もおすすめです。
おすすめプラン
[価格]1泊2食付き・1名3万4100円~6万3200円(大人2名1室利用時)
岩手県八幡平市赤坂田254-9
赤坂田駅より徒歩10分(無料送迎あり、前日まで要予約)/西根ICより25分
あり(無料)
「安比八幡平の食の宿 四季館 彩冬」の詳細はこちら
(画像提供:安比八幡平の食の宿 四季館 彩冬)
【宮城県仙台市】仙台・作並温泉 ゆづくしSalon一の坊
心置きなく滞在できるオールインクルーシブの宿

滞在中の飲食やアクティビティ、イベントなど多彩なサービスが宿泊料金に含まれるオールインクルーシブの温泉リゾート。チェックアウトまで予算を気にせず、リラックスした時間を過ごせるのが何よりの魅力です。
ライブラリーやギャラリーを併設した「くつろぎSalon」では、挽きたてのコーヒーや生ビール、おつまみやおやつが時間帯ごとに提供されます。暖炉の前で読書をしたり、テラスで湯上がり休憩をしたり、自由にくつろげる空間で、夜には暖炉を囲んでコンサートが開催される日もあります。

朝夕の食事は、館内のレストラン「手しごとビュッフェ さくらダイニング」での提供。その場でオーダーした料理を目の前で作ってもらえるオーダービュッフェです。地元の新鮮な食材をふんだんに使用したコース仕立ての料理を、自分好みの順番で、ドリンクとペアリングしながら楽しめます。


館内には大浴場「丸子の湯」があり、露天風呂は男女入れ替え制の「広瀬川源流露天風呂」と「自然風呂」が。そのうちの「広瀬川源流露天風呂」は、湯温が異なる4つの露天風呂と、温泉を利用したよもぎのハーブミストサウナがあり湯巡りができます。特に深さ130cmの「立ち湯」は、ふわふわと浮力を感じて体の芯からリラックスできる心地よさです。

“暮らすように、滞在する”をコンセプトにした「里山Seyryu」の露天風呂付き客室には、テラスにハンモックが備わっています。里山の風を感じながら静かに流れる時間を楽しむ滞在は、大人のリトリートにぴったりですね。
おすすめプラン
[価格]1泊2食付き・1名2万8000円~10万円(大人2名1室利用時)※客室タイプや日付で変動するため、公式サイトを要確認
宮城県仙台市青葉区作並字長原3
作並駅より無料送迎車で7分(要予約、作並駅の列車到着時刻に合わせて順次運行)/仙台宮城ICより30分
あり(無料)
「仙台・作並温泉 ゆづくしSalon一の坊」の詳細はこちら
(画像提供:仙台・作並温泉 ゆづくしSalon一の坊)
【秋田県鹿角市】四季彩り 秋田づくし 湯瀬ホテル
風光明媚な景色と温泉、秋田の郷土料理を堪能できる


奥羽山脈の麓に広がる景勝地・湯瀬渓谷の近くに佇む「湯瀬ホテル」。「美人の湯」とも称されるpH9.1のアルカリ性単純泉を、源泉100%掛け流しで贅沢に楽しめる湯宿です。
米代川の渓流や豊かな自然庭園の眺望が自慢の「別館大浴場・露天風呂」、瞑想をコンセプトにした大人専用の露天風呂「森の湯」、地元の木材を多用して造られた半露天の「せせらぎの湯 和(なごみ)」に加えて、プライベートな空間で温泉を満喫できる「貸切風呂」(1室利用料45分1500円)もあり、温泉三昧の滞在ができます。

夕食は、秋田の旬の味覚をふんだんに使った創作郷土料理のビュッフェが好評とのこと。地元特産の比内地鶏の奥深い味わいを堪能できる「きりたんぽ鍋」をはじめ、70種類以上のこだわりメニューにお腹も心も満たされます。

宿泊者専用のライブラリーラウンジにはフリードリンクコーナーが。コーヒー、紅茶、ジュースなどソフトドリンクとお菓子に加えて、15時〜23時には鹿角エリアの地酒や各種アルコール類、アイスキャンディーも用意されます。セルフサービスで気兼ねなく利用できるのも嬉しいところですね。

おこもりステイには、チェックアウトが13時で最長22時間滞在できるロングステイプランがおすすめ。露天風呂や展望風呂付きの客室を選べば、源泉100%掛け流しの良質な温泉と美しい山景色をたっぷり独り占めできます。事前予約で出発前の昼食(有料)も用意してもらえるので、お部屋時間をより充実させるために利用してもよさそうですね。
おすすめプラン
[価格]1泊2食付き・1名3万9950円~6万9950円(大人2名1室利用時)※【本館11F露天風呂付】プレミアムビュースイート56平米の場合
(画像提供:四季彩り 秋田づくし 湯瀬ホテル)
【福島県郡山市】あたたかい記憶が宿る 守田屋
贅沢な温泉ステイが叶う全10室の極上空間

東京から電車で2時間弱の磐梯熱海温泉に位置。客室は10部屋のみで、全ての客室に露天風呂を備えた大人の隠れ家宿です。檜風呂や陶器風呂、珍しい石を使った風呂など、客室露天風呂はそれぞれに個性的で、壁や床の設えも異なる造り。全ての湯船で源泉100%掛け流しの湯が満喫できます。


部屋の露天風呂のほかにも、無料で入れる貸切風呂が3カ所。五百川のせせらぎを聞きながら湯浴みができる露天風呂「森のかくれんぼ」、清流を間近に望む十和田石の風呂「川音の湯」、こぢんまりと落ち着ける雰囲気の「漆塗りのお風呂」と、それぞれ魅力的です。

夕食は個室ダイニングで、季節の厳選食材を使った会津の郷土料理と料理長自慢の和風創作料理の会席が味わえます。会津漆器など地産品にこだわった器と美しい盛り付けも必見。なかなか手に入りにくい福島の銘酒も揃っているので、お酒好きの方は特に、至福の時間が楽しめるはずです。

館内には北欧風インテリアでまとめられたカフェラウンジや、様々なジャンルの本が並ぶ読書室、庭に面したお休み処など、くつろぎスポットが点在。お部屋の中でも、外でも、思い思いの時間が過ごせる素敵な宿です。
おすすめプラン
[価格]1泊2食付き・1名2万4200円~5万5000円(大人2名1室利用時)
(画像提供:あたたかい記憶が宿る 守田屋)
まとめ
チェックインからチェックアウトまで、宿の中で贅沢な時間を完結させる「おこもりステイ」。熱気あふれる伝統文化の体験、気兼ねなく過ごせるオールインクルーシブ、源泉掛け流しの露天風呂など、魅力的な宿ばかり。ぜひ次の旅の参考にしてみてください。
※この記事は2026年5月11日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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加藤 愛
宿、温泉、食、ご当地体験を取材して記事を書くこと十余年。取材のモットーはその場所の魅力を肌で感じること。酒蔵ではとことん飲み、渓流アクティビティでは頭から滝を下ります!プライベートでは島旅とお酒と写真が趣味。
















