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2023.04.06

4月9日は大仏の日★色んな日本の大仏さまや大きな観音さまを紹介

4月9日は大仏の日と言うのをご存知ですか?752年4月9日、奈良の東大寺で大仏開眼供養会が行われたことから制定されたそうです。日本には、奈良や鎌倉など古くからある大仏さまのほかに、巨大な大仏さま、ポーズが独特な大仏さまなど様々な大仏さまがいますが、知らない人も多い大仏さまの世界。そこで、大仏の日にちなみ、歴史ある有名な大仏さまや、景観とのコラボが美しい大仏さま、インパクト大の一度は見たい大仏さま、大きな観音さまも一緒にご紹介します。

※この記事は2023年4月6日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

歴史ある日本の有名な大仏さま

奈良の大仏(東大寺)【奈良県】

(画像提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー)
顔の幅は約3.2m、手の大きさは約2.5mもある(画像提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー)
(画像提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー)
袖やお腹、膝、台座部などには創建当時の部分も残っている(画像提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー)
(画像提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー)
世界最大級の木造建造物「東大寺大仏殿」(画像提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー)

大仏さまといえば、まず名前が挙がるであろう、“奈良の大仏さま”。聖武天皇によって造立された東大寺のご本尊であり、正式には「盧舎那(るしゃな)仏」または「毘盧遮那(びるしゃな)仏」と言い、すなわちヴァイローチャナを意味します。像高は約15m、台座を含めると約18mにも及びます。

奈良時代、相次ぐ政変や飢饉等によって社会全体が不安に包まれていました。そこで聖武天皇は、生きとし生けるもの全てが栄え幸福になることを願って743年に「大仏造立の詔」を発し、大仏さまが造られることになりました。造立にあたっては当時の人口の約半分(約260万人)が協力したとも言われ、749年に体部の鋳造が完成し、752年に大仏開眼供養会が行われました。その後、大仏さまは地震や兵火などによって被災しましたが、そのたびに修復されています。各時代に引き継がれ、今なお圧倒的な存在感を放つ“奈良の大仏さま”は何度でも会いたい大仏さまです。

■奈良の大仏(東大寺)
[TEL]0742-22-5511
[住所]奈良県奈良市雑司町406-1
[参拝時間]大仏殿【4月~10月】7時30分~17時30分【11月~3月】8時~17時、法華堂・千手堂:8時30分~16時
東大寺ミュージアム【4月~10月】9時30分~17時30分(最終入館17時)【11月~3月】9時30分~17時(最終入館16時30分)
[定休日]なし※ミュージアムは臨時休館有り
[料金]拝観料大人600円、高校生・中学生600円、小学生300円※大仏殿・法華堂・千手堂、東大寺ミュージアム、それぞれで入堂料必要、セット券あり(詳細は公式HPを確認)
[アクセス]【電車】近畿日本鉄道奈良駅より市内循環バス(外回り)4分※東大寺大仏殿・春日大社前下車徒歩5分、または近畿日本鉄道奈良駅よりぐるっとバス(大宮通りルート・奈良公園ルート)7分※大仏殿前駐車場下車徒歩すぐ【車】京奈和自動車道木津ICより10分
[駐車場]なし(近隣のコインパーキングを利用)
「奈良の大仏(東大寺)」の詳細はこちら

鎌倉大仏(高徳院)【神奈川県】

(画像提供:鎌倉市観光協会)
銅造阿弥陀如来坐像(鎌倉大仏像)は台座を含めた高さは13.35m(画像提供:鎌倉市観光協会)

鎌倉のシンボルとして知られる高徳院のご本尊「鎌倉大仏」(正式名称「阿弥陀如来坐像」)。造立が開始されたのは、1252年頃のことと言われていますが、不明な部分が多く、正確な築造時期や作者、作成意図は未だ不明です。

鋳造と言う方法で作られた鎌倉大仏の内部は空洞となっており、「胎内」と呼ばれます。胎内を拝観できる「胎内巡り」では、鋳造したときの接合跡など、当時の技術を間近で感じられるでしょう。完成当初は金箔に包まれ、堂宇(大仏殿)の中に収められていましたが、強風や大地震によって倒壊、現在のような露坐(屋根のない所に座ること)の姿の大仏さまとなりました。江戸中期から復興が行われ、大仏殿以外は建造当時の美しい姿を現在も保っています。訪れたら穏やかな表情や佇まいにも注目してみてください。

■鎌倉大仏(高徳院)
[TEL]0467-22-0703
[住所]神奈川県鎌倉市長谷4-2-28
[参拝時間]【4月~9月】8時~17時30分【10月~3月】8時~17時(入場受付は閉門15分前まで)、大仏胎内拝観8時~16時30分(通年、入場受付は終了10分前まで)、直営売店8時30分~16時45分、御朱印受付【記帳】9時~15時【印刷紙】8時~16時30分
[定休日]なし
[料金]拝観料大人・中高校生300円、小学生150円、大仏胎内の拝観料50円
[アクセス]【電車】江ノ島電鉄長谷駅より徒歩7分【車】横浜横須賀道朝比奈ICより15分
[駐車場]障害者用駐車場1台(事前予約制)、それ以外は近隣のコインパーキングを利用
「鎌倉大仏(高徳院)」の詳細はこちら

岐阜大仏(正法寺)【岐阜県】

岐阜大仏(正法寺)
優しい表情や長い指も特徴的
岐阜大仏(正法寺)
江戸時代後期に建てられた「正法寺大仏殿」

岐阜市民の憩いの場である岐阜公園の南、正法寺にある「岐阜大仏」。大仏殿に鎮座する像の高さは13.63mあり、乾漆と言う技法で作った乾漆仏では日本最大級と言われています。竹材を用いて作られていることから、籠大仏とも呼ばれ、製法とその大きさの珍しさから名を知られている大仏さまです。

造立が開始されたのは江戸時代後期、寛政の頃。第11代の惟中和尚と第12代肯宗和尚の2代に渡り、38年もの歳月を費やして完成しました。大仏さまの体幹には、周囲1.8mの1本の銀杏材を真柱として通し、骨格は木材で組み、竹材を細かく編み外形が作られ、粘土によって塗り固められています。この上に惟中和尚が各地で集めた一切経などの経文が貼り付けられ、さらに漆と金箔を重ねて仕上げられました。荘厳な雰囲気が漂う本堂の中に入ると、うつむくように微笑みかけてくれているような優しく美しい表情の大仏さまと目線があい、温かな気持ちになれそうですね。

■岐阜大仏(正法寺)
[TEL]058-264-2760
[住所]岐阜県岐阜市大仏町8
[参拝時間]9時~17時
[定休日]なし
[料金]拝観料大人200円、子ども(中学生以下)100円
[アクセス]【電車】JR岐阜駅より岐阜バスで15分※岐阜公園歴史博物館前下車徒歩3分【車】名神高速岐阜羽島ICより35分
[駐車場]10台(無料)
「岐阜大仏(正法寺)」の詳細はこちら

高岡大仏(鳳徳山大仏寺)【富山県】

(画像提供:(公社)とやま観光推進機構)
円光背の頂点には阿弥陀仏の仏徳を一字で表現する梵字「キリーク」が配されている(画像提供:(公社)とやま観光推進機構)

富山県高岡市の鳳徳山大仏寺にある「高岡大仏」。背にそびえる「円光背」が特徴の高さ約16mの青銅製阿弥陀如来坐像ですが、現在のような姿になるまでには歴史があります。

鎌倉時代、源義勝が造営した木造大仏が高岡大仏の起源だと言われています。その後、何度も荒廃や焼失といった危機にあいましたが、再建を繰り返し、現在の形は3代目。初代、2代目の木製の大仏さまが大火で類焼した歴史から、高岡の銅器製造技術を結集させ、1907年より26年の歳月をかけて銅製の大仏さまを完成させました。鋳物の町として知られる高岡市の象徴的存在であり、市民から愛されている「高岡大仏」にぜひ会いに行ってみてはいかがしょうか。

■高岡大仏(鳳徳山大仏寺)
[TEL]0766-23-9156
[住所]富山県高岡市大手町11-29
[拝観時間]9時~17時
[定休日]不定
[料金]志納
[アクセス]【電車】あいの風鉄道高岡駅より徒歩10分【車】能越自動車道高岡ICより10分
[駐車場]8台(無料、大仏背後にあり)、4台(無料、境内真横にあり)
「高岡大仏(鳳徳山大仏寺)」の詳細はこちら

撮影したくなる!日本の美しい大仏さま・観音さま

桜大仏(壷阪寺)【奈良県】

桜大仏(壷阪寺)
春には桜の衣をまとったような“桜大仏”の姿が見られる
桜大仏(壷阪寺)
三重塔と桜、大仏のコラボレーションも映える

南には桜の名所吉野山、北には大和三山奈良盆地を一望におさめる山中に建つ壷阪寺(正式名称:南法華寺)。ご本尊(本尊十一面千手観音菩薩像)は目の観音さまとして知られ、眼病封じのお寺として全国から多くの参拝者が訪れる名刹ですが、境内にはインドでの社会活動の中で感謝の意として送られた石像も多く見られます。

近年は、“桜大仏”として注目を集めるようになった「天竺渡来大釈迦如来石像」もインドとのご縁で招来した石像の一つ。高さ約15mの大仏さま周辺に桜が咲き乱れ、大仏さまの顔だけが現れるような姿の写真がSNS映えすると話題になっています。正面からではなく大仏さまと同じ目線になれる位置まで山を上がると、ちょうど顔だけが現れる姿を捉えることができますよ。

■桜大仏(壷阪寺)
[TEL]0744-52-2016
[住所]奈良県高市郡高取町壷阪3
[参拝時間]8時30分~17時
[定休日]不定
[料金]拝観料大人(18歳以上)600円、小人(17~6歳)100円、幼児(5歳以下)無料
[アクセス]【電車】近畿日本鉄道壺阪山駅より奈良交通バス20系統壷阪寺前行で10分※壷阪寺前下車徒歩すぐ【車】南阪奈道路葛城ICより30分
[駐車場]80台(500円)
「桜大仏(壷阪寺)」の詳細はこちら

小豆島大観音(小豆島大観音仏歯寺)【香川県】

小豆島大観音(大本山小豆島大観音佛歯寺)
島を見守るように立ち、別名“しあわせ観音さま”とも呼ばれる

小豆島のパワースポットとして知られる「小豆島大観音(正式名称:大本山小豆島大観音佛歯寺)」は世界中の人々のしあわせ・健康をお祈りしている観光寺院。1994年、フランスで開かれた「アークプラス国際作品コンテスト」で第1位を獲得しており、その美しさは折り紙付きです。

胎内に入ることができ、中には14000体もの胎内仏がならんでいます。首飾りの位置にある最上階へ上がると、瀬戸内海を見渡し島の風景を一望できる釈迦殿(展望室)が。その展望室にはスリランカより送られた、お釈迦さまの佛歯が納められています。

観音さまとの記念写真はもちろんのこと、映えスポットが多数ありますのでお気に入りの場所を探してみてください。境内にいる可愛らしいヤギやポニーにも癒されますよ。

■小豆島大観音(大本山小豆島大観音佛歯寺)
[TEL]0879-64-6888
[住所]香川県小豆郡土庄町小馬越乙1
[参拝時間]8時~17時
[定休日]なし
[料金]拝観料大人500円、小学生200円
[アクセス]【車】土庄港・池田港・大部港より15分
[駐車場]50台(無料)
「小豆島大観音(小豆島大観音仏歯寺)」の詳細はこちら

頭大仏(真駒内滝野霊園)【北海道】

頭大仏(真駒内滝野霊園)
ラベンターの丘から覗く頭は、まず写真に収めたい
頭大仏(真駒内滝野霊園)
大仏殿を正面から見た姿
頭大仏(真駒内滝野霊園)
アプローチから135mの道のりを歩いて、ようやく全体を仰ぎ見ることができる

北海道札幌市の「真駒内滝野霊園」にある「頭大仏」。霊園に咲くラベンダーの丘の真ん中から頭だけが見えると言う不思議な大仏さまです。

もともとは屋外にあった高さ13.5mの大仏さまに大仏殿が造られたのが2016年。世界的建築家である安藤忠雄氏が設計し、現在のユニークな姿が誕生しました。大仏殿に向かってまっすぐ歩を進めても、頭と体は見えるのになかなか顔は見えてきません。全体が見えないことによって想像力が喚起され、不思議な気持ちにさせられます。大仏さまへ向かうトンネルをくぐり抜けるとようやく全体像を眺めることができます。この時天井から光が入り込み、神秘的な美しさを演出してくれます。

■頭大仏(真駒内滝野霊園)
[TEL]011-592-1223
[住所]北海道札幌市南区滝野2
[参拝時間]【4月~10月】9時~16時【11月~3月】10時~15時
[定休日]不定(指定日ならびにメンテナンス日、天候などにより閉殿する場合有)
[料金]ラベンダー維持協力金300円志納
[アクセス]【電車】札幌市営地下鉄真駒内駅より中央バス真108便で23分※滝野霊園下車徒歩すぐ【車】道央自動車道豊浦ICより2時間
[駐車場]245台(無料)
「頭大仏(真駒内滝野霊園」の詳細はこちら

東京湾観音【千葉県】

東京湾観音
安らかな表情が特徴。白い観音さまが青空に映える

「東京湾観音」は、東京湾を一望できる千葉県の南房総国定公園(大坪山)に建つ救世観音です。太平洋戦争の戦死戦災死者を慰霊し、戦争のない平和な世界が実現する様にとのお祈りを込め、材木商を営んでいた宇佐美政衛氏が私財を投じ、構想から5年の月日を経て1961年に造立されました。

高さ56mの観音さまの内部(胎内)に入れるのも特徴の一つです。胎内13階では東京湾観音の原型が公開され、美術作品としても知られています。原型の作者は千葉県鴨川市出身の彫刻家の長谷川昴(こう)氏。原型以外にも長谷川氏の作品の七福神や仏像作品が多数展示され、これらを鑑賞しながら胎内巡りができます。324段の階段を登り、宝冠から一望する東京湾は絶景。天気に恵まれた日には富士山やスカイツリーなども見ることができるそうですよ。

■東京湾観音
[TEL]0439-65-1222
[住所]千葉県富津市小久保1588
[参拝時間]8時~17時(最終受付16時)※天候その他事情により予告なく変更する場合あり
[定休日]なし
[料金]拝観料大人500円、中人(中学生、高校生)400円、小人(小学生~5歳)300円
[アクセス]【電車】JR佐貫町駅より徒歩30分【車】高速館山自動車道富津中央ICより10分
[駐車場]70台(無料)
「東京湾観音」の詳細はこちら

とっても大きい、ポーズが独特などのインパクトある大仏さま・観音さま

牛久大仏(浄土真宗東本願寺派本山東本願寺)【茨城県】

牛久大仏(浄土真宗東本願寺派本山東本願寺)
全長120m(像高100m、台座20m)は圧巻の大きさ
牛久大仏(浄土真宗東本願寺派本山東本願寺)
庭園に咲くシバザクラや桜が美しい

茨城県牛久市のシンボル的存在「牛久大仏(正式名称:牛久阿弥陀大仏)」。まず驚かされるのはなんといってもその大きさです。全長は120m、世界最大のブロンズ仏像としてギネス世界記録にも登録されています。胎内も拝観でき、エレベーターで展望室のある胸の高さ(85m)まで上がれます。胎内には約3400体の胎内仏がならび、お参りできる本堂、写経スペースやパネル展示室などもあります。

牛久大仏の足元に広がる浄土庭園の散策でゆっくり絶景を楽しむのもおすすめです。春は、桜やシバザクラから始まり数種類の花が、秋にはコスモスが一面に咲き誇り、2023年5月8日からはお花摘み(有料)も体験できます。

お猿のステージやふれあい動物園が開催されるふれあいガーデンテラスや、仲見世などもあり、大仏さま見学以外も楽しみがいっぱいのスポットです。※お猿のステージは、金曜以外毎日開催(12・2月は日・祝のみ開催)、ふれあい動物園は日・祝のみ開催

■牛久大仏(浄土真宗東本願寺派本山東本願寺)
[TEL]029-889-2931
[住所]茨城県牛久市久野町2083
[参拝時間]【3~9月】平日9時30分~17時、土・日・祝9時30分~17時30分【10~2月】9時30分~16時30分※いずれも最終受付は30分前
[定休日]なし
[料金]大仏胎内を含む全ての拝観(セット券):大人800円、子ども400円、お庭のみ拝観:大人500円、子ども300円
[アクセス]【電車】JR牛久駅より関東鉄道バスで24分※牛久大仏下車徒歩すぐ【車】圏央道阿見東ICより3分
[駐車場]820台(無料)
「牛久大仏(浄土真宗東本願寺派本山東本願寺)」の詳細はこちら

釈迦涅槃像(南蔵院)【福岡県】

釈迦涅槃像(南蔵院)
お釈迦さまの左手に結ばれている五色の布の紐が、参拝する場所まで繋がっている

「篠栗四国霊場」の総本寺であり、第一番札所である高野山真言宗の寺院「南蔵院」には、全長41m、高さ11m、重さ約300tもある釈迦涅槃像がいます。ブロンズ製の釈迦涅槃像では世界最大級の大きさです。

この大きな釈迦涅槃像が造立されたのは1995年5月。南蔵院では、長年にわたり、ミャンマーをはじめとした東南アジアの子どもたちに医薬品や文房具などを送り続けており、その返礼として、ミャンマー国仏教会議により、三尊仏舎利(お釈迦さま、阿難さま、目連さま)の贈呈を受けました。これら三尊仏舎利を安置する場所として造立されたのが釈迦涅槃像です。同年の6月にはご住職がジャンボ宝くじで1等前後賞1億3千万円に当選され、金運アップのパワースポットとしても知られるようになりました。

大切なお祈りの場所ですので、参拝の前に公式ホームページで参拝注意事項を確認してから訪れましょう。

■釈迦涅槃像(南蔵院)
[TEL]092-947-7195(9時~16時30分)
[住所]福岡県糟屋郡篠栗町大字篠栗1035
[参拝時間]9時~17時(最終入場16時50分)
[定休日]なし
[料金]無料(8名以上での入場の場合、1人200円)、体内を参拝する場合は500円の祈願供養料が必要
[アクセス]【電車】JR城戸南蔵院前駅より徒歩3分【車】九州自動車道福岡ICより15分
[駐車場]80台(無料)
「釈迦涅槃像(南蔵院)」の詳細はこちら

寝釈迦(草木ドライブイン)【群馬県】

寝釈迦(草木ドライブイン)
ご本尊の大きさ(長さ368cm、幅130cm)とほぼ同じ大きさで作られている

旅の休憩がてら、インパクトの大きい大仏さまに出会えるのは群馬県草木湖近くの道の駅「草木ドライブイン」。敷地内に仰向けでお昼寝でもしているかのようなリラックスした格好で寝ころぶ大仏さまがいます。

実はこちらは群馬県みどり市と群馬県沼田市と栃木県日光市にまたがる袈裟丸山の中腹にある釈迦涅槃像、通称“寝釈迦(ねしゃか)”のレプリカ。ご本尊は袈裟丸山の登山ルートの一つ、塔ノ沢筋にある不動岩と呼ばれる巨岩に掘られています。古くから修験道の修行の場でもあり、道の険しい登山道が続き、高齢者や子どもの参拝が難しいことから1999年にほぼ同じ大きさの寝釈迦さまを草木ドライブインの裏庭に設置したそうです。敷地内には他にも貧乏神追放神社(招福神社)等もあり、様々な祈願ができますよ。

■寝釈迦(草木ドライブイン)
[TEL]0277-95-6136
[住所]群馬県みどり市東町草木75
[参拝時間]8時~18時
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】わたらせ渓谷鐵道神戸駅よりバスで10分【車】日光宇都宮道路清滝ICより45分
[駐車場]200台(無料)
「寝釈迦(草木ドライブイン)」の詳細はこちら

まとめ

いかがでしたか?日本には色々な大仏さまがいます。大仏さまに、心を込めてお祈りすれば、心も晴れやかになりそうですね。ぜひお出かけの参考にしてみてください。

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

晴山 ゆう子  晴山 ゆう子

2人の男児を子育て中のママライター。自分で作る料理はずぼら&ヘルシーに、外食はとことん楽しむ!がモットー。薬剤師でもある。最近の楽しみは小さな庭での家庭菜園。