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2023.07.26

【全国】見学できる酒蔵おすすめ9選!日本酒を訪ねる旅に出かけよう<2023>

旅先のお酒を味わうのも、旅の醍醐味のひとつ!今回はお酒好きにうってつけな、全国の見学できるおすすめの酒蔵9選を紹介します。

お馴染みのお酒はもちろん、その土地の限定酒を味わったり、試飲をしながら酒造りの歴史や文化を見学することができます。

食事やスイーツとのペアリングを楽しむのもおすすめ!ぜひ、大人な美酒めぐりの参考にしてみてください。

※この記事は2023年5月19日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

末廣酒造 嘉永蔵【福島県・会津若松市】

重厚な蔵で酒造工程を学ぶ。蔵カフェには酒スイーツも。

末廣酒造 嘉永蔵
末廣酒造 嘉永蔵
敷地内の「蔵喫茶 杏(きょう)」は明治25(1892)年建築
末廣酒造 嘉永蔵
「ブレンドコーヒー(520円)」と「大吟醸シフォンケーキ(520円)」がおすすめ
末廣酒造 嘉永蔵
瓶内2次発酵の微発泡酒「ぷちぷち(300mL 440円)」は、酒蔵のシャンパン。飲みやすさで人気
末廣酒造 嘉永蔵
気品ある香りの「大吟醸 玄宰 (720mL 5500円)」は2021酒造年度全国新酒鑑評会 金賞受賞
末廣酒造 嘉永蔵
2019年G20大阪サミットの夕食会に使用され好評を博した「山廃純米吟醸 末廣(720mL 1650円)」
末廣酒造 嘉永蔵
木造3階建ての建屋の木戸をくぐると高い吹き抜けの凜としたエントランス
末廣酒造 嘉永蔵
広々としたショップ。試飲しながら会津のお土産選びも楽しんで

江戸後期の1850年創業。大正時代には「山廃造り」の試験醸造を試み、現在も脈々と伝承されている。嘉永蔵はスタッフの案内付きで見学することができ、釜場のほか蔵のコンサートホールなどを見ることができる。蔵を改装した喫茶も人気だ。

酒蔵見学データ

[酒蔵見学]無料、10時~16時(製造工程、酒米の説明など)
[試飲]無料、2~3種

■末廣酒造 嘉永蔵(すえひろしゅぞう かえいぐら)
[TEL]0242-27-0002
[住所]福島県会津若松市日新町12-38
[営業時間]9時30分~16時30分、喫茶は10時~
[定休日]第2水、喫茶は水
「末廣酒造 嘉永蔵」の詳細はこちら

外池酒造店【栃木県・益子町】

酒蔵見学のあとは洗練のカフェでほっこり。

外池酒造店
売店に併設しているカフェ「湧-waku-」はシックな大人の空間
外池酒造店
地下160mから汲む井戸水で淹れる「仕込水コーヒー(450円)」
外池酒造店
「甘酒ソフトクリーム(400円)」には燦爛の酒粕を使っている
外池酒造店
貯蔵蔵を改装した酒蔵資料館を解説しながら案内する(2日前までに要予約)
外池酒造店
「ちょっと贅沢に楽しむ利き酒セット(500円)」
外池酒造店
栃木の酒米を使う「燦爛 純米大吟醸 夢ささら(720mL 2660円」)
外池酒造店
2023年7月発売予定の夏限定酒「白麹スパークリング HOWA HOWA(720mL 料金は要問合せ)」
外池酒造店
栃木県オリジナルの酒米「夢ささら」を使う「燦爛(さんらん) 純米吟醸(720mL 2180円)」

年間数万人が訪れる観光地としても人気の酒蔵。「手造り全力醸造」を実践し、2022年フランスの日本酒コンテストKuraMasterで「夢ささら」が1位を獲得するなど酒造りでも高評価。見学のあとは益子焼のぐい飲みが並ぶカフェで試飲を楽しんで。

酒蔵見学データ

[酒蔵見学]スタッフが資料館を案内1000円
[試飲]無料、2種、酒蔵見学予約者は3種

■外池(とのいけ)酒造店
[TEL]0285-72-0001
[住所]栃木県芳賀郡益子町大字塙333-1
[営業時間]9時~17時、カフェLO16時30分
[定休日]なし
「外池酒造店」の詳細はこちら

松波酒造【石川県・能登町】

秘密基地のような空間で 日本酒と料理のペアリング。

松波酒造
左から「トマト酒 松波とま登(180mL 726円)」、「大江山 にごり酒 波の花(720mL 1573円)」、「大江山 復刻版純米酒 (黒)(1800mL 3696円)」、「大江山 大吟醸(720mL 3993円)」、「大江山 純米吟醸(720mL 3300円)」、「大江山 つづらの波 純米(300mL 792円、720mLは終売)」
松波酒造
記念撮影用のお酒ボードと一緒にパチリ。盛り上がること間違いなし!
松波酒造
有料試飲で選べるお酒の一例。日本酒ベースの能登素材リキュールも
松波酒造
蔵元から教えてもらう旬の限定酒の話を肴に、多彩なお酒が楽しめる
松波酒造
2階から見下ろす「松波Bar」。秘密基地のようなおこもり感がいい

100年以上経つ木造建築の酒蔵に、和釜に甑(こしき)で米を蒸し、自然の寒さを味方にして、木製の槽で醪(もろみ)を搾る伝統の製法を守り続けている。中庭を利用した「松波Bar」は角打ちスペースで、定番から季節限定酒まで味わえる。

酒蔵見学データ

[酒蔵見学]300円、酒造り解説など、試飲ミニおちょこ3杯
[試飲]有料試飲550円(30mL 3杯)、10種ほどから選択可能

■松波酒造
[TEL]0768-72-0005
[住所]石川県鳳珠郡能登町松波30-114
[営業時間]8時~19時、見学は9時~11時、13時~16時 ※1週間前までに要予約
[定休日]12月30日~1月3日
「松波酒造」の詳細はこちら
「松波酒造」のクチコミ・周辺情報はこちら

佐々木酒造【京都府・京都市】

日本酒講座や日本酒を使う斬新フードで酒文化を継承。

佐々木酒造
ツーリズムでは普段は非公開の酒蔵に潜入
佐々木酒造
仕込み水に使う「銀明水」の井戸や酒造りのタンクを見学
佐々木酒造
日本酒の基本から味わい方をレクチャー
佐々木酒造
日本酒を試飲したあとは、ショップで酒や猫をモチーフにしたオリジナルグッズを。開催時期は公式HPで要確認
佐々木酒造
杉玉を掲げた昔ながらの佇まい
佐々木酒造
「聚楽第」に漬けた「柿のピクルス 日本酒テイスト(1100円)」
佐々木酒造
「猫の感謝酒 にゃん酒アニバーサリー 特別純米(720mL 2222円)」は創業130周年記念の特別ラベル
佐々木酒造
代表銘柄「聚楽第 純米大吟醸(720mL 3300円)」。上品な香りと味わいはまさにはんなり
佐々木酒造
福が実るようにと醸された「古都 福実鳥 特別純米(720mL 1540円)」はメロンのような香り
佐々木酒造
佐々木酒造
お気に入りの場所でテレワーク中のねこ社員。蔵では点在するイラストがおもてなししてくれる

豊臣秀吉の邸宅だった「聚楽第」跡地近くで創業130年の酒蔵は、洛中の味を次世代につなげるために続々と新たな取り組みに挑戦中。2021年からは「京都洛中酒蔵ツーリズム」で酒蔵の中を蔵人がユーモアたっぷりに案内している。

酒蔵見学データ

[酒蔵見学(要予約)]京都洛中酒蔵ツーリズム3200円~(蔵人による製造現場の案内解説・きき酒/企画により3~6種・お土産)
[試飲(予約不要)]500円「試飲2種+お猪口」または「試飲3種+グッズ引換券」

■佐々木酒造
[TEL]075-841-8106
[住所]京都府京都市上京区北伊勢屋町727
[営業時間]10時~17時
[定休日]日祝
「佐々木酒造」の詳細はこちら

賀茂鶴酒造【広島県・東広島市】

創業150年を迎える蔵は大吟醸酒造りの先駆け。

賀茂鶴酒造
明治時代建築の酒蔵は、赤レンガの煙突と白い壁が青空に映える
賀茂鶴酒造
蔵元限定酒や季節限定酒のほか、Tシャツ、お猪口などのオリジナルグッズが並ぶ
賀茂鶴酒造
酒造り道具の展示や撮影スポットのある展示コーナー
賀茂鶴酒造
代表的銘柄の「大吟醸 特製ゴールド賀茂鶴(720mL 2750円)」は桜の花びら形の金箔が入っている
賀茂鶴酒造
辛口の味わいの中に旨さがある「特別本醸造 蔵出し原酒(720mL 1700円)」は蔵元限定品
賀茂鶴酒造
賀茂鶴酒造
賀茂鶴の純米酒のシロップをしみこませた「アンデルセン 日本酒ケーキ(2160円)」はお土産に最適

1958年には全国に先駆けて大吟醸酒を発売したという歴史を持つ。登録有形文化財の1号蔵を改装した見学室直売所では、酒造りについて学ぶことができる展示コーナーのほか、プレミアムバーでの試飲や限定酒、オリジナルグッズの販売も。

酒蔵見学データ

[酒蔵見学]杜氏による蔵案内1000円(ゴールド賀茂鶴180mL 1本付き)、開催時期はHPで確認を
[試飲]1杯100円~1000円、約5種

■賀茂鶴酒造
[TEL]082-422-2122(見学室直売所)
[住所]広島県東広島市西条本町4-31
[営業時間]【平日】9時~18時【土・日・祝】10時~18時
[定休日]年末年始、お盆ほか不定
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福美人酒造【広島県・東広島市】

「西条酒造学校」として多くの杜氏を誕生させた蔵。

福美人酒造
ショップ併設の恵比寿庫は、西条で一番高い27mもの煙突が目印
福美人酒造
柔らかく清らかな伏流水「美人の井戸水」で醸した酒が購入できる
福美人酒造
「福美人 純米吟醸原酒(720mL 2000円)」は、芳醇な味とスッキリとした喉ごしの蔵内限定酒
福美人酒造
「大吟醸 しずく酒(720mL 4620円)」は蔵だけの限定販売
福美人酒造
フルーティーでスッキリとした甘口の「特別純米酒 ひめあま(720mL 1500円)」
福美人酒造
酒粕の美白成分を活かして作られた「福美人石鹸(950円)」

1917年、当時の酒造業者の有志による出資で設立。酒造技術が評価され、酒造技術者を養成する「西条酒造学校」の指定を受けた歴史を持つ。2つある蔵のうち恵比寿庫(えびすぐら)は常時見学可能。酒粕を使った「福美人石鹸」が購入できる。

酒蔵見学データ

[酒蔵見学]無料、展示室販売コーナー隣接フロアのみ
[試飲]100円で2種、全4種程度

■福美人酒造
[TEL]082-423-3148
[住所]広島県東広島市西条本町6-21
[営業時間]【平日】9時~16時【土・日・祝】10時~16時
[定休日]不定
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富久千代酒蔵(草庵 鍋島)【佐賀県・鹿島市】

世界一の酒を醸す蔵元は今も新しい挑戦を続ける。

富久千代酒蔵(草庵 鍋島)
「草庵 鍋島」のあるオーベルジュ「御宿 富久千代」は重要伝統的建造物群の茅葺きの古民家を改修したもの
富久千代酒蔵(草庵 鍋島)
ギャラリー(販売はなし/宿泊者のみ公開)
富久千代酒蔵(草庵 鍋島)
宿泊者向けのテイスティングルーム
富久千代酒蔵(草庵 鍋島)
シャープな味わいの「鍋島 特別純米酒(720mL 1650円)」は野菜の煮込みや前菜とともに
富久千代酒蔵(草庵 鍋島)
デザートとも相性がいい香り華やかな「鍋島 純米大吟醸 愛山(720mL 3630円)」
富久千代酒蔵(草庵 鍋島)
チーズを使うイタリアンや肉料理に合わせたい「鍋島 純米吟醸 赤磐雄町米(720mL 2090円)」
富久千代酒蔵(草庵 鍋島)
日本料理と「鍋島」のペアリングが楽しめる「御宿 富久千代」のレストラン「草庵 鍋島」
富久千代酒蔵(草庵 鍋島)
肥前浜駅より徒歩3分ほどの富久千代酒造

2011年、インターナショナル・ワイン・チャレンジのSAKE部門で「鍋島」がチャンピオン・サケを受賞。一躍、世界にその名をとどろかせた。2021年には「御宿 富久千代」、2023年にはレストランカフェをオープンなど、その挑戦は止まるところを知らない。

酒蔵見学データ

[酒蔵見学]非公開 ※御宿 富久千代宿泊者のみ可能
[試飲]なし ※御宿 富久千代宿泊者のみあり(酒蔵ツーリズムの時は人数限定、予約制の有料試飲あり)

■富久千代酒蔵(草庵 鍋島)
[TEL]0954-62-3727/0954-60-4668(御宿 富久千代)
[住所]佐賀県鹿島市浜町1244-1、御宿 富久千代は鹿島市浜町乙2420-1
[営業時間]草庵 鍋島 17時スタート(要予約)
[定休日]草庵 鍋島 月・火
「富久千代酒蔵(草庵 鍋島)」の詳細はこちら

幸姫酒造【佐賀県・鹿島市】

キレのいい日本酒はもちろん スイーツでも酒文化を紹介。

幸姫酒造
日本三大稲荷のひとつ、祐徳稲荷神社近くの酒蔵
幸姫酒造
酒蔵には佐賀の酒造りの歴史や特徴を記した紙を掲示
幸姫酒造
「地酒ソフトクリーム(400円)」は日本酒20%を配合しながらアルコールは0%
幸姫酒造
滑らかな口当たりの「純米吟醸 幸姫 生原酒 DEAR MY PRINCESS(720mL 1850円)」
幸姫酒造
販売コーナーには、粕漬や干潟で有名な有明海の海産物加工品なども

甘い酒が多いとされる佐賀県の中で、ここでは食中酒にもなるキレのいい酒を目指している。まだ酒蔵見学が一般的ではなかった40年前から観光客を受け入れ、日本酒が飲めない人にも楽しんでもらえるようソフトクリームや甘酒を提供している。

酒蔵見学データ

[酒蔵見学]9時~12時、13時~15時30分(無料、要予約)
[試飲]無料、約10種

■幸姫(さちひめ)酒造
[TEL]0954-63-3708
[住所]佐賀県鹿島市古枝甲599
[営業時間]8時~16時
[定休日]1月1日~3日
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観光酒蔵 肥前屋【佐賀県・鹿島市】

出会いと感動をテーマに肥前浜宿の発酵文化を発信。

観光酒蔵 肥前屋
日本酒、焼酎のほかお酒やお米を使った美味しいものがズラリと並ぶ
観光酒蔵 肥前屋
ショップの奥では酒造りもしている
観光酒蔵 肥前屋
種類豊富な試飲コーナー。好みのお酒を見つけよう
観光酒蔵 肥前屋
雑味なくすっきり軽快な味わいの肥前屋限定商品。純米大吟醸「BOOST2023(720mL 2128円)」
観光酒蔵 肥前屋
食中酒におすすめの「手造り純米酒 光武(720mL 1485円)」

光武蔵と峰松蔵、2つの蔵を持つ光武酒造場の直営店。試飲や買い物のほか、肥前浜宿の歴史や蔵元の話を聞くことで、佐賀米の美味しさや地元の文化、人の魅力を知ることができる。館内の「昭和部屋」には古い雑誌や雑貨があり、昔懐かしい雰囲気。

酒蔵見学データ

[酒蔵見学]無料(要予約)
[試飲]無料、日本酒3~4種、焼酎3種

■観光酒蔵 肥前屋
[TEL]0954-63-2468
[住所]佐賀県鹿島市浜町乙2761-2
[営業時間]9時30分~17時
[定休日]6月~8月の水、年末年始
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※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
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じゃらん編集部  じゃらん編集部

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