close

2024.02.05

九州の「ご当地グルメ」ランキングTOP10!博多ラーメンやもつ鍋もランクイン<2024>

旅行・おでかけの目的にもなるご当地グルメ。今回は食の宝庫とも言われる、九州エリアのご当地グルメをランキングで発表します。地元民にも愛される福岡県の「博多ラーメン」や「もつ鍋」、全国的にも知名度の高い大分県の「中津からあげ」など…。

おすすめの店舗紹介をしている記事もあるので、合わせてチェックしてくださいね!それでは、さっそくランキング発表です。

※この記事は2023年12月19日時点での情報です。

記事配信:じゃらんニュース

1位 博多ラーメン【福岡県】

細麺、替え玉文化でおなじみ!博多っ子のソウルフード

写真提供:福岡市
写真提供:福岡市

博多のグルメと言えば!で最初に思い浮かぶのが博多ラーメンではないでしょうか。白濁した豚骨スープに細麺が博多ラーメンの基本スタイル。スープの味付けや見た目などは店によって千差万別で、具はネギとチャーシューだけと、シンプルなお店が多いようです。

また、麺の硬さを好みでオーダーできる点も博多ラーメンの大きな特徴の1つ。「バリカタ」「かた」「普通」「やわ」という表現でのオーダーが一般的です。

そして「博多ラーメン」を楽しむ上でぜひ試してほしい「替え玉」。麺だけをおかわりすることで、「替え玉」を行う際、スープは残しておくのが博多っ子の流儀です。

2位 もつ鍋【福岡県】

定番は醤油か味噌。シメはちゃんぽん麺で!

写真提供:福岡県観光連盟
写真提供:福岡県観光連盟

「もつ鍋」とは、スープに、もつ、キャベツやニラなどの野菜がたっぷりと入った博多の鍋料理です。使用するのは主に小腸ですが、ハツ、ミノ、センマイなど数種類の部位をミックスして提供するところもあります。

スープは醤油ベースのあっさり系と、味噌ベースのこってり系が主流。店によっては激辛系や塩、トマトなど、スープも進化しているのだとか。

そして鍋を食べ終わったシメとして、博多ではちゃんぽん麺が定番となっています。もつや野菜から溶け出したスープとちゃんぽん麺の相性は抜群。店によってはシメにラーメンや雑炊などを選べますよ。

3位 チキン南蛮【宮崎県】

揚げた鶏肉を甘酢に漬ける。県民熱愛、宮崎発の洋食

写真提供:宮崎県観光協会
写真提供:宮崎県観光協会

1955年以降(昭和30年代)宮崎県延岡市の洋食店で誕生したと伝わるチキン南蛮。宮崎県内では定食屋や居酒屋の定番メニューとしてはもちろん、学校給食やカレーのトッピングにもなっているほどの県民食です。

鶏肉に小麦粉をまぶし、溶き卵を衣にして揚げ、それを甘酢ダレにくぐらせ、タルタルソースで味わうのが基本スタイル。タルタルソースがない店もありますが、どちらも「チキン南蛮」として愛されています。最近では梅味やバジル、カレーなどのタルタルソースで味変できる個性的な店も増えているようです。

4位 馬刺し【熊本県】

加藤清正公もこよなく愛した馬肉。ヘルシーで栄養満点

写真提供:熊本国際観光コンベンション協会
写真提供:熊本国際観光コンベンション協会

熊本に馬肉の文化が根付いたとされるのは、文禄・慶長の役による豊臣秀吉の朝鮮出兵中、籠城で食糧不足に陥った加藤清正がやむを得ず軍馬を食べたことに端を発すると言われています。現在では、熊本は国内の馬肉の生産量・消費量ともにトップクラスで、“馬肉の聖地“と呼ばれています。

馬刺しは薄く切った生の馬肉を薄切りの玉ねぎやおろしにんにく、おろししょうがなどの薬味を添えて甘口の醤油で味わうのが一般的です。馬肉は低脂肪、低カロリー、高タンパクで、鉄分や亜鉛、カルシウム、ミネラルが豊富な上、栄養満点なのも魅力となっています。

また、一口に馬刺しと言っても、霜降りのロースをはじめ、赤身、もも、レバ、タン、ふたえご(バラ肉)、ネッコ(大動脈)、たてがみなど、部位もさまざま。いろいろな味、食感を楽しめるのも魅力です。

5位 長崎ちゃんぽん【長崎県】

和・華・蘭の食文化がミックスしたキングオブ長崎グルメ

写真提供:AC
写真提供:AC

長崎を代表する麺料理長崎ちゃんぽん。誕生秘話は諸説ありますが、明治時代に中華料理店で、店主が中国人留学生のために栄養たっぷりな料理を作ったのが始まりと言われています。

基本は、鶏ガラと豚骨のWスープに、長崎特有の唐灰汁(とうあく)麺、野菜や豚肉、エビやイカなどの炒めた具が入ったものです。店によって濃厚な味わいのところから、すっきりあっさりとして飲んだ後に味わう一杯まで、味はさまざま。自分好みの1杯を見つけてくださいね。

6位 中津からあげ【大分県】

特製タレに鶏肉を漬け込んで揚げるのがポイント

写真提供:からあげフェスティバル実行委員会
写真提供:からあげフェスティバル実行委員会

全国屈指の鶏肉消費量を誇る大分県。中でもからあげ激戦区なのが“からあげの聖地”として知られる中津市です。現在、市内にはからあげの専門店が40軒以上点在しています。専門店以外にも、精肉店やスーパーなどでも販売していて、注文を受けてから揚げて提供するというスタイルが基本です。

そんな「中津からあげ」の特徴は、醤油やニンニク、ショウガなどで作る特製タレにじっくり鶏肉を漬け込んでから揚げる、というもの。店ごとに趣向を凝らし、味わいや作り方はもちろん、部位を選べるのも大きな特徴。もも、むね、ふたつを合わせたミックスや骨つき、骨なし、手羽先はもちろん、砂ずり、せせりなど普段からあげでは見かけない部位も揃っています。

7位 水炊き【福岡県】

水から鶏を煮立たせ、旨みの凝縮した濃厚スープが特徴

写真提供:福岡市
写真提供:福岡市

明治時代に誕生したと言われる福岡の郷土料理「水炊き」。その名の通り、鶏のぶつ切りを水から煮立たせる店が多く、スープは骨や肉から出る旨みがたっぷりです。

食べ方としてはまずスープを味わい、その後に鶏肉、鶏肉団子や白菜、春菊、ネギ、豆腐、椎茸などの具材を入れ、ポン酢を付けて食べます。シメは雑炊やうどん、ちゃんぽん麺。いろいろな具材の旨みがスープに溶け出しています。コースで提供する店がほとんどですが、中には定食スタイルもあるので、1人で気軽に味わうことができますよ。

8位 とり天【大分県】

長きに渡って愛される、大分県民のソウルフード

写真提供:(公社)ツーリズムおおいた
写真提供:(公社)ツーリズムおおいた

大分の「とり天」は、定食屋はもちろん、喫茶店、カフェ、居酒屋、中華料理店、洋食屋になど、幅広い店で味わえる県民食です。

「とり天」は、一言で言えば鶏肉の天ぷらのことで、使用部位はむね肉やもも肉など店によって異なります。一般的な天ぷらと違って、醤油などで下味をつけてから天ぷら粉で揚げるのが特徴。衣はサクサク、中の鶏肉はふわふわでジューシー。ポン酢とからしをつけたり、大分特産のかぼすを搾って味わうお店もあります。

9位 佐世保バーガー【長崎県】

アメリカ生まれ佐世保育ち、ご当地バーガーのパイオニア的存在

写真提供:(公財)佐世保観光コンベンション協会
写真提供:(公財)佐世保観光コンベンション協会

古くから軍の港として栄えた長崎県佐世保市。戦後、米海軍基地が置かれた影響で、いろいろなアメリカ文化がもたらされました。そのうちの一つ“佐世保バーガー”は、1950年代に米海軍からレシピを聞いて作ったのがはじまりと言われています。

2000年代には「佐世保バーガー」として全国にその名が知れ渡り、佐世保の名物グルメとなりました。現在ではさまざまな店で提供されていて、バンズ、パティ、ソースなどお店ごとに個性が光っています。決まった具材などはありませんが、少し甘めのマヨネーズと、出来立てを提供するということは共通しています。

10位 博多うどん【福岡県】

コシがない、やわやわの麺と上品なだしが特徴

写真提供:福岡市
写真提供:福岡市

うどん伝来の地とされる博多には、博多うどんの専門店がたくさんあります。その特徴はやわらかい麺で、コシがまったくないところがほとんどです。というのも麺は一度茹でていて、注文後に再度温めるというスタイル。諸説ありますが、せっかちな博多っ子のために、茹で置きするようになったと言われています。

そして具は、ごぼう天や丸天(魚の練り物を揚げたもの)などが定番となっています。博多には地元の人に愛されるうどんのチェーン店もあり、お酒を飲んだ後のシメの一杯として、うどんを味わう人も多く、うどん居酒屋も福岡市内に点在しています。

【アンケート調査概要】
インターネット調査:選択方式によるアンケート
調査時期:2023年9月22日~27日
調査対象:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県在住の、20代~50代男女
有効回答数:626名

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。

※掲載の価格は全て税込価格です。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

Topics

tag

この記事に関連するエリア