宮城県の鳴子温泉郷と聞くと思い浮かぶのは、湯けむり立ちのぼる温泉街の風景。
しかし、この地は湯の恵みだけで成り立ってきたわけではありません。
背後に広がる山々、火山が生み出した自然環境、そこで暮らす人々や文化…。
鳴子温泉郷の新しい魅力に迫ります。
※記事TOP・バナー 写真提供:SomeSpice合同会社
鳴子火山と盆地が生んだ自然を体感するデイツアーを開発
鳴子温泉郷は宮城県北西部に位置する温泉郷で、「東北の背骨」奥羽山脈の只中に位置し、周囲を標高400~1,000mほどの山々に囲まれています。

この地形の形成に深く関わっているのが、温泉街すぐ裏の山中に位置する「潟沼」を中心とした鳴子火山。この自然と、そこで暮らす人々の暮らしと文化という鳴子温泉に息づく魅力を体感できるデイツアーの様子を、紹介します。


鳴子火山の火口湖であり、日本有数の強酸性湖として知られる潟沼は、温泉の源流を肌で感じられる象徴的なフィールドです。夏季には、静かな湖面をパックラフトで巡る「潟沼レイクツアー」を楽しむことができます。日によって変わる湖水の「鳴子ブルー」を楽しめるツアーです。

冬季には、雪に覆われた潟沼を歩く「潟沼スノーハイク」が楽しめます。四季折々に変化する火山と森の表情を体感しました。


自然体験の後は、鳴子漆器に触れるクラフト体験。鳴子の木地文化は、火山性土壌と豊かな森に支えられてきました。蒔絵皿づくりや拭き漆箸づくりでは、木と漆という素材に直接触れ、手仕事を通してこの土地ならではのものづくりの背景を体験できます。



漆器づくりの工程は通常時間が必要ですが、その待ち時間を利用して温泉に入浴できるのも、このツアーならではの特徴。ものづくりと湯治が自然に組み合わさり、鳴子温泉郷ならではのスローな体験ができることを目指しました。


ツアーには地元のガイドが同行。自然や文化の背景を伝えてくれるだけでなく、ツアーを通じて地元の人たちとの交流も楽しむことができます。
湯に浸かるだけでは見えてこない鳴子温泉郷の魅力。火山、湖、森、そして人の営みが折り重なって形づくられてきたこの土地を、ガイドと体験を通して感じ、学び、味わう。鳴子温泉郷は、そんな「滞在型観光」の可能性を広げています。
鳴子温泉郷は「泉質のデパート」
新しい価値はもちろんのことながら、やはり鳴子温泉郷では温泉が大きな魅力です。鳴子温泉郷は、鳴子温泉をはじめ、東鳴子温泉・川渡温泉・中山平温泉・鬼首温泉といった周辺温泉地を合わせた総称です。鳴子温泉郷の最大の特徴は、泉質の多様性。日本に存在する10種類の掲示用泉質のうち、実に7種類がこの地域に集まっています。




鳴子火山群を熱源としつつ、複雑な地層構造と断層網が重なっている点が、「泉質のデパート」の理由です。
独自の文化である鳴子こけしと鳴子漆器
鳴子温泉郷の自然によって育まれた文化についても、フォーカスします。鳴子温泉郷の周囲は、ブナ・シデ・カエデ・ミズキなどの広葉樹林に恵まれ、古くから木地師による木工文化が盛んでした。その代表が鳴子こけしです。

湯治客の土産物として広まり、鳴子温泉郷の名を全国に知らしめました。
また、鳴子温泉郷では江戸時代に漆器文化も発展。温泉地での生活用品として重宝されました。

これらの工芸は、湯治文化と森林資源、交通の結節点という地理条件が重なり合って成立したもの。温泉に滞在する時間が、職人と旅人の交流を生み、技術と意匠が磨かれていったのです。
鳴子温泉郷観光協会公式サイト
じゃらんnet 観光ガイド「AwesomeTours(オーサムツアーズ)」
※この記事は2026年2月時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に施設へ最新の情報をお問い合わせください。
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※提供元:鳴子温泉郷観光協会
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