古くは万葉の時代から人々に愛され、多くの人が訪れる伊勢。日本一の神社ともいわれる伊勢神宮は、外宮・内宮(げくう・ないくう)以外の別宮(べつぐう)を含む全125社の総称です。
そんな伊勢神宮の内宮前にある、宇治橋(うじばし)から五十鈴川(いすずがわ)沿いに800mほど広がる街並みは「おはらい町」と呼ばれ、その一画に広がっているのが「おかげ横丁」です。
古くから愛され続ける老舗の味から、思わず写真に収めたくなるようなスイーツまで、魅力的なお店が軒を連ねています。気になるお店をチェックして、伊勢散策やおでかけ前後の楽しみに加えてみてください。
※この特集では、テイクアウト料金を掲載しています。イートインの場合料金が異なる場合がありますので、施設にてご確認ください。
赤福本店「赤福餅」
豚捨「コロッケ」
まるごと果汁店「まるごとオレンジ・まるごとグレープフルーツ」
松阪まるよし 伊勢おはらい町店「松阪牛牛鍋まん」
伊勢角屋麦酒 内宮前店「カキフライ」
若松屋 おかげ横丁店「伊勢ひりょうず」
伊勢醤油本舗 本店「伊勢醤油ソフトクリーム」
ふくすけ「伊勢うどん」
手こね茶屋 おはらい町中央店「手巻きてこねずし」
酒徳昆布 おかげ横丁店「昆布屋のおむすび」
ゑびや商人館「松阪牛寿司(竹)」
横丁いかだ荘「蒸し牡蠣」
へんばや おはらい町店「へんば餅」
山村みるくがっこう 内宮前店「山村ぷりんソフト」
伊勢プリンの鉄人「プリントースト」
はちみつ屋 松治郎の舗 伊勢おはらい町店「ハニポテ」
いもんね 伊勢内宮前本店「ジェラ餅」
だんご屋「黒糖みつ団子」
団五郎茶屋「松阪牛串」
五十鈴川カフェ「くるり」
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赤福本店「赤福餅」
つくりたての味
赤福本店は、明治以来の歴史を感じさせる重厚な佇まい。連日多くの参拝客で賑わう、伊勢観光には欠かせない名店です。

こちらの人気メニューは、職人によって1つひとつ丁寧に仕上げられたつくりたての赤福餅と、香り高いほうじ茶がセットになった店内限定のメニューです。
手のひらサイズの盆に乗ったお餅は、五十鈴川の清流をかたどった三筋の形が美しく、もっちり柔らかいお餅の食感と滑らかなこしあんのあずきの香りが口いっぱいに広がります。
大きな「朱塗りのかまど」で沸かしたお湯で淹れたほうじ茶の香りに包まれ、五十鈴川のせせらぎや、歴史ある建物の風情を感じながら過ごす時間は格別です。
豚捨「コロッケ」
牛肉へのこだわりが詰まった逸品
豚捨は、1909(明治42)年の創業以来、牛肉への情熱とこだわりを持ち続ける老舗精肉店です。

人気メニューはなんといっても「コロッケ」(130円)。おかげ横丁で気軽にテイクアウトができ、そのおいしさでたくさんの参拝客を魅了しています。
黒毛和牛の贅沢なミンチとモチモチのジャガイモが絶妙なバランスで配合されていて、一口頬張れば、衣のサクッとした軽快な食感と共に、牛肉の深いコクとジャガイモの自然な甘みが重なり合い、満足感を得られます。
まるごと果汁店「まるごとオレンジ・まるごとグレープフルーツ」
搾りたてを丸ごと!
まるごと果汁店では、その名の通り、新鮮なフルーツを丸ごと使った見た目のインパクト大のフルーツジュースを楽しめます。

専用の機械を使い、オレンジやグレープフルーツの皮はそのままに果肉だけをかき混ぜ、その場でジュースにしてくれます。
ストローを果実に直接刺して飲むスタイルは、まるで果実そのものを丸ごと飲み込んでいるかのような贅沢な感覚を味わえます。
水や砂糖、保存料を一切加えない果汁100%のピュアな甘みと酸味、そして豊富なビタミンが、お伊勢参りの長い道のりで疲れた体に爽快感を与えてくれます。
松阪まるよし 伊勢おはらい町店「松阪牛牛鍋まん」
松阪牛の旨みが溢れる!
「松阪牛牛鍋まん」(500円)は、三重県が育んだブランド牛、松阪牛(まつさかうし)の老舗精肉店がプロデュースする、贅沢な肉まんです。

精肉店直営だからこそ実現できる素材の良さが際立つ逸品で、店頭のせいろから立ちのぼる湯気に誘われ、ついつい足が止まってしまいます。高級な松阪牛をワンコインで手軽に楽しめるのが嬉しいポイントです。
一口かじれば、ふわふわでほんのり甘い生地の中から、松阪牛特有の上質な脂の甘みと肉本来の旨みがじゅわっと溶け出し、豊かな味わいが楽しめます。
伊勢角屋麦酒 内宮前店「カキフライ」
揚げたて熱々!浦村産の牡蠣
伊勢角屋麦酒(いせかどやビール)内宮前店は、1997年からクラフトビール作りを始めたブルワリーが運営するお店です。

ここでビールと一緒に味わっていただきたいのが、鳥羽市浦村(うらむら)産の新鮮な牡蠣を使用した「カキフライ」(2粒 380円)。注文を受けてから揚げられるため、常にアツアツの状態で提供されます。
きめ細やかな衣のサクサクとした食感の後には、驚くほどジューシーで濃厚な牡蠣の旨みが口の中いっぱいに溢れ出します。
まずは何もつけずに、揚げたてそのままの豊かな磯の香りを楽しみ、次に、備え付けの「調味料バー」でお好みのソースをかけて味わうのがおすすめです。
若松屋 おかげ横丁店「伊勢ひりょうず」
9種の具材が贅沢!
若松屋 おかげ横丁店は、1905(明治38)年に創業した、100年以上の歴史を誇る老舗の蒲鉾店が作る、伊勢の名物グルメを楽しめるお店です。

魚の上すり身に豆腐を練りこんだ生地の中に、伊勢ひじきやうずらの卵など、合計9種類もの具材がぎっしりと贅沢に詰め込まれている揚げかまぼこです。
職人が手作業で成形し、じっくりと揚げられたひりょうずは、表面はこんがりと香ばしく、中は驚くほどふわふわ。
海の幸と山の幸を凝縮したボリューミーな逸品です。
伊勢醤油本舗 本店「伊勢醤油ソフトクリーム」
甘じょっぱさがクセになる!
伊勢醤油本舗 本店の「伊勢醤油ソフトクリーム」(400円)は、伊勢神宮に毎年奉納される、大豆の旨みが強い「伊勢醤油」を製造する専門店の看板メニューです。

バニラソフトクリームに醤油という意外な組み合わせに驚くかもしれませんが、一口食べればその相性に感動するはず。
伊勢醤油特有の濃厚なコクと程よい塩気が、ソフトクリームのミルク感を引き立て、まるでキャラメルを食べているかのような贅沢で奥深い味わいです。
多くの参拝客を魅了し続けている伊勢ならではの不思議で魅力的なソフトクリームです。
ふくすけ「伊勢うどん」
極太麺と秘伝のタレが絡む伝統の味
ふくすけは、江戸時代の茶屋を彷彿とさせる暖簾が目印のうどん専門店です。

ここで提供される「伊勢うどん」(650円)は、古くから伊勢参りの人々を支えてきた郷土の味。
一般的なうどんとは全く異なる、直径1cm以上もある極太の麺を1時間近くかけてじっくりと茹で上げ、ふわふわもちもちの柔らかい食感に仕上げられています。
この麺に合わせるのは、鰹をベースに、昆布、椎茸で香りよく仕上げられた出汁にたまり醤油を合わせて作られた濃褐色のタレ。
薬味のネギと一味唐辛子をパラリとかけ、丼の底から麺をよく混ぜていただきます。一口食べればそのまろやかな旨みと優しい甘さに驚くはずです。
お店の縁台で賑わいを感じながら、伊勢の文化をその舌でじっくりと確かめてみてください。
手こね茶屋 おはらい町中央店「手巻きてこねずし」
漁師飯を片手で気軽に味わえる
手こね茶屋 おはらい町中央店は、伊勢志摩地方の漁師料理である「てこねずし」を、食べ歩きしやすい手巻きスタイルで提供しているお店です。

特製の醤油ダレにしっかりと漬け込まれた新鮮なカツオと、程よく酢の効いたシャリの相性はぴったり。
厳選された海苔のパリッとした食感と、濃厚なカツオの漬けのねっとりとした旨み、そして大葉や生姜などの薬味がアクセントとなり、最後までさっぱりといただくことができます。
酒徳昆布 おかげ横丁店「昆布屋のおむすび」
とろける旨み!極薄昆布
おかげ横丁酒徳昆布(さかとくこんぶ)の「昆布屋のおむすび」(300円)は、1912(明治45)年の創業以来、添加物を使用せず昆布本来の味わいを追求し続けている老舗の逸品です。

こちらのおむすびを優しく包み込んでいるのは、職人が特殊な包丁を使い、1mm以下の薄さに削り出した手削り昆布。
絹のようになめらかな口当たりの昆布は、口に入れた瞬間に豊かな海の旨みがふわっと広がります。使われている昆布は、とろろ昆布とおぼろ昆布。どちらに出会えるかはその時のお楽しみです。
店頭では職人が昆布を削る実演を見られることもあり、100年以上続く伝統の技を感じることができます。
ゑびや商人館「松阪牛寿司(竹)」
噛まずにとける、松阪牛の濃厚な旨み
ゑびや商人館の「松阪牛寿司(竹)」(700円)は、創業100年を超える老舗食堂「ゑびや」が、三重県の素晴らしい食材をもっと手軽に楽しんでほしいという想いから提供を始めた、食べ歩き寿司です。

使用されるのはもちろん、三重県が誇る歴史あるブランド牛、松阪牛(まつさかうし)です。
鮮度の良い霜降りのお肉を、ガスバーナーを使って炙る実演は、それだけで注目を集める光景です。
炙ることで脂がほどよく溶け出したお肉は、塩とワサビ、そしてこだわりの国産コシヒカリを使用したシャリと見事に一体化します。
一口頬張れば、松阪牛特有の芳醇な香りが広がり、噛む必要がないほどに口の中で溶けていく感覚を味わえます。
横丁いかだ荘「蒸し牡蠣」
ぷりっじゅわっ上品な甘み
横丁いかだ荘は、志摩市的矢にある牡蠣料理を提供する宿「いかだ荘山上」が手がけるお店で、ブランド牡蠣である「的矢(まとや)かき」を1年中楽しむことができます。

一番のおすすめは、大粒の牡蠣をシンプルに蒸し上げた「蒸し牡蠣」(2個 1200円)です。
的矢湾の豊かな栄養で育った牡蠣は、特有の臭みが全くなく、驚くほどクリーミーで濃厚な旨みが凝縮されています。
蒸したての殻を開けると、ぷっくりと太った身から磯の香りが立ちのぼり、一口食べれば海のミルクと呼ばれるにふさわしい深い味わいが口いっぱいに広がります。
レモンの酸味が引き立てる、牡蠣の濃厚な旨み。宿自慢の品質を、おかげ横丁の賑やかな雰囲気の中で手軽に堪能してみてください。
へんばや おはらい町店「へんば餅」
もっちり香ばしい。焦げ目の誘惑
へんばや商店の「へんば餅」(2個 230円)は、1775(安永4)年の創業という長い歴史を持つ、伊勢を代表する銘菓の1つです。

かつて伊勢参りに訪れた人々が、この場所で馬を返し、宮川を渡って徒歩で神宮へ向かいました。
馬を返す場所の近くで食べられた事が由来となり、へんば餅とよばれるようになりました。
米粉で作られた生地の中に滑らかなこしあんを包み込み、丸く平たい形状に成形、仕上げに鉄板でこんがりと焼き上げられています。
焼き目のついた香ばしい香りと、弾力がありながらも歯切れの良い独特の食感は、一度食べたら癖になるおいしさです。
おはらい町店では、イートインスペースがあり、フリードリンクのお茶もいただけるのが嬉しいポイントです。
江戸時代の人々が旅の疲れを癒した時と同じ味を、ぜひ体感してみてください。
山村みるくがっこう 内宮前店「山村ぷりんソフト」
牛乳屋さんが作った、大人の放課後スイーツ
山村みるくがっこう 内宮前店は、1919(大正8)年創業、山村乳業の直売店で、牛乳を使ったスイーツが豊富なお店です。

看板メニューの「山村ぷりんソフト」(500円)は、年間7万食以上を売り上げるほどの大ヒット商品。
低温殺菌にこだわり、じっくり時間をかけて作られた濃厚な山村牛乳を使用したソフトクリームが、とろとろの山村ぷりんの上に乗った贅沢な2層仕立てです。
生クリームのようなコクがあるのに後味はスッキリとしたソフトクリームと、卵の優しさを感じるプリン、そしてカラメルソースのほろ苦さが三位一体となって、口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。
伊勢プリンの鉄人「プリントースト」
香ばしさととろける甘さの2重奏
伊勢プリンの鉄人の「プリントースト」(500円)は、特製の食パンをたっぷりのプリン液にじっくり浸し、注文を受けてから1枚ずつ丁寧に焼き上げられています。

表面はキャラメリゼされたように香ばしくカリッと焼き固められ、冷たいバニラソフトクリームとたっぷりの生クリームが添えられています。
プリンの卵とバニラの香りが贅沢に広がり、甘党の方にはたまらない幸福感に包まれる一品です。プリン専門店が手がける、新旧の魅力が融合した伊勢の新しい顔として、おすすめの絶品スイーツです。
はちみつ屋 松治郎の舗 伊勢おはらい町店「ハニポテ」
自家製蜂蜜のカリホク大学芋
はちみつ屋 松治郎の舗(まつじろうのみせ)伊勢おはらい町店の「ハニポテ」(Rサイズ 580円)は、1912(大正元)年創業、老舗養蜂園のはちみつ専門店が手掛ける、食べ歩きにぴったりのスイーツです。

外側はカリッと、中はホクホクに揚げられたサツマイモに、お店自慢の自家製はちみつが贅沢にたっぷりとコーティングされています。
外側のカリカリとした食感と蜜のねっとり感が重なり合う絶妙なバランスに、一度食べ始めると手が止まりません。
そのままでも絶品ですが、おすすめしたいのはコムハニートッピングです。注文後、目の前で蜂の巣をカットして乗せてもらえるので写真や動画映え間違いなしです。
いもんね 伊勢内宮前本店「ジェラ餅®」
もちもち、ひんやり、新食感!
いもんね 伊勢内宮前本店は、三重県の伝統野菜である伊勢芋が贅沢に練り込まれた、新食感の和スイーツを楽しめるお店です。

最大の特徴は、注文を受けてから職人が目の前でお餅で包み、お好みのジェラートを優しく包んでくれるライブ感あふれる実演スタイル。
ジェラートのフレーバーはマイヤーレモンや伊勢抹茶など、地元の素材を活かしたこだわりのラインナップが揃っています。
中でも1番人気のフレーバーは、干し芋。伊勢志摩の伝統製法で作られている干し芋「きんこ芋・ぎんこ芋」を使用したご当地ジェラートです。
伊勢の伝統と新しい感性が融合した、ここでしか味わえないおいしさを、ぜひ楽しんでみてください。
だんご屋「黒糖みつ団子」
焼きたて!香ばしい香りに誘われて
だんご屋のお団子は、国産のうるち米を使った上新粉を使用し、お米本来の風味を大切にしています。

店頭で焼き上げることで、香ばしい味わいも引き立ちます。
中でも特におすすめしたいのが、伊勢地方で古くから親しまれてきた「黒糖みつ団子」(250円)です。
香ばしいお団子に、コクのある甘い黒蜜タレがたっぷりと絡み、一口食べれば素朴ながらも深みのあるおいしさが口いっぱいに広がります。
もうひとつのおすすめ、みたらし団子は、香ばしさと優しい甘さの醤油風味と職人技が光る絶妙な焼き目が重なり、一度食べれば忘れられない懐かしくも贅沢な味わいが広がります。
団五郎茶屋「松阪牛串」
肉の芸術、とろける旨みを贅沢に
団五郎茶屋(だんごろうぢゃや)は、おかげ横丁の賑わいの中に佇む、江戸時代の茶屋を再現した風情あるお店です。

中でも注目は、高級食材である松阪牛を1本の串で贅沢に味わえる「松阪牛串」(900円)。
注文が入ってから網の上で1本1本丁寧に焼き上げられるお肉からは、松阪牛特有の芳醇な香りと脂が弾ける音が立ちのぼり、待っている時間さえも食欲を刺激します。
味付けはあえてシンプルに塩コショウのみ。噛んだ瞬間に口の中に広がる松阪牛のまろやかな脂の甘みと、赤身の濃い旨みをダイレクトに感じることができます。
五十鈴川カフェ「くるり」
心洗われる景色と甘いおもてなし
五十鈴川カフェは、五十鈴川のほとりに佇む、古民家風の落ち着いた雰囲気のカフェです。店内はモダンな空間でありながら、どこか伝統を感じさせる温かみがあります。

こちらでは和洋折衷のスイーツが提供されており、おすすめは「くるり」(350円)です。
米粉を使用したふんわりと柔らかい生地の中には、上品な甘さの生クリームがたっぷりと包まれており、アクセントとして加えられた「白豆鹿の子」の食感が楽しく、1口ごとに味わいが変わります。
川のせせらぎが聞こえる静かな店内で、大きな窓から四季折々の景色を眺めながら味わうスイーツは、観光の喧騒を忘れさせてくれる特別なひとときを演出します。
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じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。
















