さとけんさんの東京都〜島根県の旅行記

【京の都・紅葉情報】京都嵐山の紅葉を観てきました【2016年11月中旬】
- 1日目2016年11月13日(日)
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1日目はサンライズ出雲に乗車、東京駅から出雲市を目指しました。写真は東京駅のドーム(詳細は『【寝台特急】サンライズ出雲に乗って出雲まで一人旅【2016年11月】 』をごらんください)
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東京駅からサンライズ出雲に乗車します。写真は東京駅9番ホームに入線するサンライズ寝台特急(詳細は『【寝台特急】サンライズ出雲に乗って出雲まで一人旅【2016年11月】 』をごらんください)
- 2日目2016年11月14日(月)
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2日目は出雲市に到着。(詳細は『【登録有形文化財】ばたでんに乗って、出雲大社前駅舎・旧大社駅舎を観に行く【重要文化財】』をご覧ください)
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出雲大社前駅を見学。(詳細は『【登録有形文化財】ばたでんに乗って、出雲大社前駅舎・旧大社駅舎を観に行く【重要文化財】』をご覧ください)
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旧大社駅を見学。(詳細は『【登録有形文化財】ばたでんに乗って、出雲大社前駅舎・旧大社駅舎を観に行く【重要文化財】』をご覧ください)
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出雲大社を参拝。(詳細は『【八雲立つ】出雲大社にお詣りしましょう【二礼四拍手一礼】』をご覧ください)
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出雲大社の本殿に向かってお祈りをするウサギ。(詳細は『【八雲立つ】出雲大社にお詣りしましょう【二礼四拍手一礼】』をご覧ください)
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島根県立古代出雲歴史博物館を見学。(詳細は『【八雲立つ】出雲大社にお詣りしましょう【二礼四拍手一礼】』をご覧ください)
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出雲大社前駅から出雲市駅へ向かう途中の川跡駅でしっとりつるつる北山温泉を楽しみ、23時出雲市駅発京都行きの夜行バスにのりました。(詳細は『【八雲立つ】出雲大社にお詣りしましょう【二礼四拍手一礼】』をご覧ください)
- 3日目2016年11月15日(火)
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朝の嵯峨嵐山へやって参りました。時刻は7時13分。まだ混雑はしていない模様です。歩いて6分ほどで天龍寺門前へ出ます。
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時刻は7時19分、天龍寺の門前です。おぉ、紅葉がみえる! しかし、天龍寺の開門は7時30分ですので、まずは渡月橋へ。早起きは三文の得と申しますが、この朝のひと気の無さは、後で考えると確かに三文以上の得ですね。
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時刻は7時20分、京福電鉄・嵐山駅前にて。渡月橋へ急ぎます。
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おぉ、渡月橋のバックには色とりどりの山がかすんでいます。最近、目がチカチカと焦点が合わなくなってきた私には、遠くの紅葉が目に心地よいです。
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時刻は7時24分。渡月橋にはまだ人は無し、霞む向うに紅葉の嵐山。「月橋 渡」(つきはし わたる)に会うには朝が早すぎるのか、月橋渡の姿は見えず。残念。(月橋・わたるとは何?そう思われた方は是非、検索してみてください)月橋渡はいないし、天龍寺の開門は迫っているし、というわけで、渡月橋は渡らずに、天龍寺へ急ぎます。
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時刻は7時28分、そろそろ開門です。天龍寺の駐車場入口付近にて。
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そしてこちらが天龍寺。時刻はちょうど7時30分。ワクワクしてきた。参道を歩き始めてすぐに美しい紅葉を観ることができます。
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これだけでも十分、京都へ立ち寄った甲斐があります。臨済宗天竜寺派大本山天竜寺・塔頭・三秀院の門前。
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天龍寺の参道を歩きます。紅葉もさりながら、早朝の雨後の空気が清々しい。
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これは美しい。ちょうど見頃の鮮やかな紅ですね。私の下手な写真はどうしても白くなってしまいます。天龍寺参道にて。
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時刻は7時35分、天龍寺の参道の紅葉。天龍寺の通常参拝時間は午前8時半からですが、紅葉の季節は庭園の早朝参拝が7時半からです。
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早朝の天龍寺。建物の木の香りと畳の香りが京都らしい。参拝者もまだ少ないですね。
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窓の向うに切りとった絵画のような美しい紅葉がみえるのですが、我がカメラではとらえられず。天龍寺にて。
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見覚えのある天龍寺のお庭が色づいています。
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今日は雲に霞んで借景の山が観えないのですが、これもまた天龍寺の紅葉。皆さん、思い思いのアングルで紅葉を楽しんでいらっしゃいます。
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とても静かな早朝の天龍寺。いったい如何ほどの先達たちが、この景色を目にしてきたことでしょうか。
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設置されている長椅子にすわり、静かに紅葉を観る。現代を生きる人々は互いに時間の流れを共有しながら存在するといえますが、時間の流れが重ならない・時間の流れを共有しない、過去の先達たちと、空間を共有する不思議。天龍寺にて。
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霞が変化すると景色もまた移ろいます。庭園の山側を歩いてみましょう。天龍寺にて。
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天龍寺にて時刻は8時1分。落ちる紅葉が散らばる様もまた美しく。境内をお掃除されている方と挨拶を交わします。
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ぐるっと一周りして再び。天龍寺の紅葉。のんびりと境内を散策しましょう。
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紅葉を観に来るというよりも、京都のお寺に参拝したら紅葉も観られたという心持ち。天龍寺。
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美しく散る天龍寺のモミジ。山の散策路をゆっくりと歩きます。
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雨は止んだようですね。天龍寺にて。
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雨に濡れて光る天龍寺のモミジ。
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これは美しい!天龍寺にて。
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時刻は8時32分、霞みが動いて借景の山もみえたりかすんだりしています。天龍寺にて。
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椅子に座ってゆっくりしましょう。静かな天龍寺。この時間帯になると参拝の人々の間から、「写真のバッテリーが切れた」とか、「容量が足りなくなった」などの悲鳴に近い会話が聞こえてきます。前日の内に容量を空にしておいて、バッテリーは予備を持っていて、それが役に立ちます。ペース配分も組み立てておきたいものです。
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天龍寺のお堂の開門時間が過ぎて、トントンという床を歩く足音が、背中越しにお堂から聞こえてくるようになりました。
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時刻は8時46分。次の二尊院に向けて歩き始めます。天龍寺の紅葉。
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そろそろ天龍寺をおいとまします。時刻は8時48分です。
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8時56分です。竹林の小径にはまだ人影もまばらです。
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時刻は8時58分。恋愛のパワースポットなる野宮神社へやって参りました。
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おぉ、まだ混雑していないようです。野宮神社にて。
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お賽銭を入れて鈴を鳴らし、二礼二拍手一礼でお願いごとを。野宮神社。
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野宮神社の紅葉はまだ色づき始めですね。野宮神社をおいとまして、竹林の小径を歩いて行くと・・・
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おぉ、竹林の小径でウエディングドレスとタキシードの記念撮影です。この前日に出雲の旧大社駅にて、記念撮影をされているカップルと撮影隊の方々がいらっしゃいました。竹林の小径では二組のカップルの方がウエディングドレスとタキシードで記念撮影されていらっしゃいました。人生ハレの日、皆様の前途に祝福あれ。皆様、お幸せに。嵐山にて。
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時刻は9時6分、写真がボンヤリとしていますが、この後の混雑を知る者にとって、まさにこの状況は夢幻の如く。嵐山の竹林の道にて。
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時刻は9時9分、二尊院への道はこの道で間違っておりません。久しぶりに来ると、この道で良かったのかそれとも間違えたのかと、この場所辺りで多少自信がなくなります。しかしながら、二尊院へ向かう道はこの道で間違いありません。嵯峨小倉山田淵山町付近にて。
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やはり朝の早起きは三文は得をする、ひょっとしたら十六文ぐらいの得かもしれない。人にぶつからないように気を配りながら歩くより、ひと気の無い道をブラブラとする方が、私は性に合っています。嵯峨小倉山田淵山町付近にて。
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お掃除されている方と挨拶を交わします。嵯峨小倉山山本町付近にて。
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常寂光寺の門前のクランクを抜けると落柿舎(らくししゃ)が見えて参ります。落柿舎は、大磯の鴫立庵、滋賀大津・義仲寺の無名庵と並ぶ、日本三大俳諧道場の一つです。そして二尊院の門前に出ます。
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時刻は9時17分、二尊院に到着。
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おお、はるかに紅葉の馬場がみえます。二尊院門前にて。
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9時開門の二尊院、まだ混雑はしていません。
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二尊院、参道の紅葉。見頃の少し手前ですかね。
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やはり静かな二尊院はいい。この緩やかさがいい。
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時刻は9時23分。紅葉の馬場を楽しみました。そして参道を振り返る。
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二尊院、紅葉の馬場。
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落ちる紅葉もまた美しく。二尊院。
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またまた振り返る、二尊院の紅葉の馬場。
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それでは二尊院の本堂をお参りしましょう。
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時刻は9時28分。二尊院本堂。
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二尊院本堂にて。発遣(ほっけん、現世から来世へと送り出す)の釈迦如来様と、来迎(らいごう、西方極楽浄土へ迎え入れる)の阿弥陀如来様へ、近頃他界した母のことと随分と前に他界した父のことをお祈りしました。
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とても静かな、そして落ち着いた良いお参りでした。二尊院。
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二尊院の本堂の裏手には可愛らしい六地蔵様がいらっしゃいます。ホッとする可愛らしさです。
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時刻は9時56分。二尊院をおいとまします。紅葉の馬場を緩やかに下ります。
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次は祇王寺へ向かいます。祇王寺へ向かうには多少注意が必要です。上の写真の左手から来て、簡単な看板が出ているこの辻を写真奥の方向へ進みます。写真中央やや右寄りに「祇王寺」の案内板が出ているのがおわかりでしょうか。嵯峨鳥居本小坂町付近にて。
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檀林寺を祇王寺と間違えて入らないようにしましょう。写真右手が檀林寺。祇王寺へ行く場合はこの右手の檀林寺の門を通過して更に写真奥へ進みます。祇王寺や滝口寺は、檀林寺のさらに奥になります。祇王寺には後ろから団体さんがいらっしゃいました。
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10時5分。無事に祇王寺へお参りです。紅葉は色づき始めでした。
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祇王寺は苔の美しいお寺です。
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団体の方々が去られますと、静寂がいっそう際立ちました。やはりお寺は静寂が似合います。祇王寺にて。
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祇王寺の紅葉
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時刻は10時20分、そろそろ祇王寺をおいとまします。
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そして檀林寺へ。紅葉は美しい檀林寺。檀林寺というスポットについて私は、この度初めて入場してみました。何の予備知識もなく、紅葉が美しかったので入ってみたのですが、実に興味深く面白い場所であったと申しておきましょう。人によっては「いとわろし」であって、それは決して不思議な感覚ではないのですが、私にとっては「いとをかし」スポットでした。人間由来の面白みといいますか、そういうものを漂わせています。またまた、己が「古物(ふるもの)」というものをどのように捉えているか、そういった自己の内面が表面化する場所とでもいいましょうか、実に興味深い。ああ、確かにそうだよなー、由緒正しいってどういうことかな、と考えさせられます。この檀林寺(とはいってもお寺ではないそうですが)については、オススメともオススメはしないとも、私からは何とも言えません。フィーリングが合うかどうかだと思います。
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檀林寺にて、見頃はもう少しあとですよとのこと。そして檀林寺入口の爺様のアドバイスは「紅葉は常寂光寺が一番です」とのこと。そしてこのアドバイスを授かって、私は迷いに迷ったのです。時刻は10時50分過ぎ、このまま当初の予定通り、11時開店の茶寮・弁治へ行って湯豆腐を食べるか。それとも常寂光寺へ参拝し、紅葉狩りをするか。帰りの高速バスの都合上、嵯峨嵐山12時28分発、もしくは48分発の電車に乗らなくてはならないので、両方とも行くのは、ちょっと難しい。
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茶寮弁治は一人旅を始めたころに、とても丁寧に接客をしてくださったお店です。寒い冬の京都をまだ慣れない一人旅をしていた頃、15年くらい前ですかね、暖かい座敷で湯豆腐をいただきました。今日は結局、弁治の店の前までは行ったのですが、メニューの写真を撮っただけで、常寂光寺へ踵を返したのです。檀林寺の爺様の、「紅葉は常寂光寺でっせ」というあの一言だけは実感がこもっていて信用していいと思ったのです。
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11時16分、常寂光寺の門前にて。わぁなんだ、この人混みは。外国の方が団体でいらっしゃってました。
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常寂光寺は山! 山坂を登ります。中腹辺りで皆さんお休みされ、それ以上進まずに足止めする人が多いようです。山道の一番上まで行くと、とても空いていました。
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本堂で参拝です。常寂光寺。そしてフーフーと息を荒くしてテクテク登っていくと・・・
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おぉっ!やったー! 広く見通せるとても綺麗な景色です。檀林寺の爺様、アドバイスありがとうございました。多宝塔の更に上まで登ると、京都の街が眼下に広がります。常寂光寺にて。
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時刻は11時34分。常寂光寺から眺める京都の街。
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息と心を落ち着かせると鳥の鳴き声や草木の香り、山すその遠いざわめきなでど聞こえてきます。常寂光寺にて。
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なかなか立ち去りがたく、常寂光寺。
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そろそろ常寂光寺の山を下りましょう。時刻は11時42分。
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常寂光寺、鐘突き堂の脇の美しい黄色に。
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11時55分、常寂光寺を後にします。竹林の小径を通って渡月橋を撮影して12時28分までに嵯峨嵐山へ戻れるか、いや、戻れませんね、歩き出してすぐに、朝とは比べ物にならない人出を感じました。渡月橋へは行かずに嵯峨嵐山駅へ直行します。
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12時。竹林に人が多い感じが・・・
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そして野宮神社。むぅ。野宮神社。混んでる。
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むむぅ。野宮神社。やはり人気があるのですね。以前は割と秘めたる穴場スポット的な、いついっても空いていて落ち着くことのできる神社であったような気がするのですが、パワースポット的な扱いをされるようになったのはなぜなのでしょうか。
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オワッツ!こんなにも人が多いとは!竹林の小径です。これは急ぎ足なんて無理ですね。ひょっとしたら12時28分発の電車に乗れるかどうかも怪しい。渡月橋の混み具合を写真におさめるのは完全に諦めて、嵯峨嵐山駅へ向かいます。
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12時11分、天龍寺門前の人出。嵐山はやはり混むんですね。そして嵯峨嵐山で生麩饅頭のお土産を購入後、12時28分の電車で京都駅へ。京都駅でロッカーに荷物を預けていましたので、それを取りに戻りました。(朝が早いとロッカーが空いている確率も高くなるので、それも早朝観光のいいところですね)
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高速バスで帰るため、深草停留所最寄り駅の竹田駅へ。13時3分です。バスの時間まで1時間ほど余裕がありますので朝ごはん兼昼ごはんにします。
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竹田駅寄りには中華料理「味苑」があります。
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味苑の麻婆豆腐定食780円(税込842円)。辛ウマのヒーヒーですが、どれもこれも美味しかったので大満足。湯豆腐は食べられなかったけれども、この麻婆豆腐は旨かった!
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時刻は13時41分、深草バスストップの入り口です。
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深草停留所のある公園も綺麗に紅葉していました。
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出雲・京都の旅を終えて高速道路の昼行バスで一路自宅へ。京都は寒い冬に行くことが多かった私ですが、この度は嵐山の綺麗な紅葉を観ることが出来て、とても満足な京都滞在6時間でした。午前中の早い時間に回ったのも良かったと思います。
【京の都・紅葉情報】京都嵐山の紅葉を観てきました【2016年11月中旬】
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