たれれったさんの奈良県の旅行記

令和元年ゴールデンウィークに奈良日帰り 修学旅行的家族4人旅
- 1日目2019年5月2日(木)
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10:00-10:00
新大阪駅からJRを乗り継いで、奈良駅へ。まずは東大寺へ向かおうとバスターミナルに行くと「道路が大混雑で1時間半かかる」とのこと!さすがゴールデンウィーク。 駅から東大寺まで約3キロ。「…よし!歩こう!」とスタートしました。 昨日までの小雨とうってかわって、朝から晴天です。道は春日大社方面へまっすぐで歩きやすいです。しかしちょっと蒸し暑く、ゆっくり歩きました。
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11:00-11:00
春日大社や東大寺に近づくにつれ、人が多くなり、周辺の道路も混雑してきました。大型バスが何台も道路に並んでいて大渋滞。なるほど、これだから駅からのバスが1時間半もかかるのね、と横目で見ながら奈良公園を抜け、東大寺南大門(国宝)へ。
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11:00-11:00
南大門に行くといきなり出迎えてくれるのが、運慶快慶の仁王像です。美術や歴史の教科書で出てくるあれです、あれ。 ものすごい迫力で、圧倒されたまましばらく仰いでいました。飽かず眺めますが、金網越しでかなり見づらいです。保護のためには必要なのでしょうけれど。 それにしてもこの迫力。某RPGの「うごく石像」並みにこわい。もしこれと遭遇したら、ためらわず「逃げる」を選びますよね。
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11:00-15:00
5月2日は東大寺の大仏を建立を推進した聖武天皇の記念日で、聖武祭というのが行われていました。広大な境内あちこちにのぼりが立てられ、華やいでいました。
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12:00-13:00
20分並んで入場(拝観)チケットを購入し、いざ大仏殿へ。すでにチケットを持っている方はさくさく入れます。大仏殿がこんなに大きいとは!思わず「おおお!」と声をあげてしまうくらい。各国からの観光客も「Oh!」「Wow!」と言ったきり、写真をパチパチ。反応は世界共通ですね。 屋根の形も立派で美しい大仏殿です。世界最大級の木造建築物とのこと。これでも創建当時よりも小さくなったのだそうで、当時はどれほどのものだったのか…と、しばし空想にひたりました。
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12:00-13:00
聖武祭で大仏殿の中で法要が行われるときには大仏様は正面からは見られず、大仏殿にも横から入ります。 奈良の大仏様、正式には、盧舎那仏(るしゃなぶつ)というそうです。752年開眼会。 …1200年以上前の人々はどんなことを願ってこの大仏を建立し、見上げていたのでしょうか。
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13:00-14:00
大仏殿から少し歩きますが、楽しみにしていた戒壇堂へ。 ここには国宝の四天王像があります。南大門の仁王像を見た後でここの四天王像を見ると、小さいと感じるかもしれませんが(ほぼ人間と同じくらいの大きさ)、表情の豊かさ、スマートで均整のとれた体つき、いかにもものものしい雰囲気のお姿、これまた時間を忘れてじーっと眺めていたくなります。大仏殿の混雑がうそのように、人もまばらで静けさの中にある戒壇堂。時間のある方はぜひいらしてください。心が落ち着きます。堂内は撮影禁止です。 外観も撮り忘れてしまったので、パンフレットで許してください(笑)
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14:00-15:00
お水取りで有名な東大寺二月堂(国宝)。周囲の木々、舞台下の斜面なども含めた景観、下から見てもとても美しい建物だと思います。 二月堂へ行くには階段を上るので(そして下りるときも階段なので)足の弱い方はご注意ください。 上りきって、舞台から眺める奈良の街の景色は素晴らしいです。
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14:00-15:00
階段をのぼり、二月堂舞台にて。 多くの人が願いを籠めて寄進してきたのであろう灯籠が、形も様々に頭上に吊るされています。この灯籠に灯りがともった情景も見てみたいです。
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14:00-15:00
法華堂(三月堂)は二月堂のすぐ横にあります。こちらは階段などはありません。 東大寺の中でももっとも歴史のある奈良時代の建築物で、趣のある落ち着いたたたずまいです。これも国宝です。国宝がありすぎてすごいです東大寺。 時間がなく、中までは入れませんでした。
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14:00-15:00
東大寺絵馬堂茶屋
奈良市
東大寺内にある食堂です。蕎麦・うどんや、どんぶりものなどあります。 私は冷やし甘酒と柿の葉寿司を頂きました。 柿の葉寿司は最後のひとつでした。ほかにも売り切れのものがあり、お訊きしたところ今日はかなりお客さんが多くて、お昼の時間でかなりいろんなメニューが売れたとのこと。さすがゴールデンウィーク。
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15:00-16:00
東大寺も春日大社も興福寺も、何なら(奈良だけに)国立博物館も含めて「奈良公園」だそうです。広すぎ〜。 そしていたるところに鹿が。人間など歯牙にもかけない(奈良だけどシガ)鹿が。 東大寺周辺にはせんべいを食べ飽きた鹿が多く、見向きもしませんでした。
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15:00-15:00
東大寺から春日大社へ向かう途中に若草山があります。 のぼる元気はなかったけれど、ふもとに沿って歩きました。空が広くて開放感がありますよ。 きれいな若草色の傾斜と青空のコントラストを楽しみつつ、春日大社へ向かいます。
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15:00-16:00
春日大社に着いたのは15時過ぎでしたが、ツアーの方々も含めてまだまだ多くの人がひっきりなしに訪れていました。 朱塗りの柱が、色鮮やかで美しいです。 東大寺とはまた違った日本古来の風情のある情景ですね。東大寺が重厚で威厳があるとしたら、春日大社は気品があり凛としている…という感じ。うーん、語彙。
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16:00-17:00
春日大社本殿も国宝とのことですが、本殿まで入っている時間はなく拝殿でお詣りしてきました。写真はたぶん、南門です。
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16:00-17:00
猿沢池から見る興福寺の五重塔が素晴らしいと聞いていたので、駅に向かう途中で猿沢池へ。池の周囲にあるベンチに座り、湖面に映る五重塔をながめながら小休止をとりました。
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17:00-17:00
猿沢池から少し南へ行くと、柿の葉寿司「平宗」さんがあります。「さば」「サーモン」を選び、計30個入りの持ち帰りでお願いしました。そのほか「キンメダイ」もあるようです。個数や組み合わせは、いくつかバリエーションがあります。 詰めてくださるのを待っている間も、お客さんが次々入ってきて注文をしていきました。イートインもあるので店内で召し上がるひともいるようです。 うちが買った数組後には「売り切れ」の札がかかりました。
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17:00-18:00
三条通りをJR奈良駅に向かう途中の、老舗の奈良漬屋さんです。 お店に入ると、お店の方がこのお店の奈良漬がいかに手間暇かけて作られているか、説明してくださいました。無添加で長い年月をかけて作られている奈良漬です。
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17:00-18:00
今西本店の奈良漬け。我が家は、うりを買ってきました。 切ってすぐには食べず、3日〜4日、冷蔵庫で冷やしてから頂きます。その間にお酒の香りが抜けるのです(お店のかたの受け売り)。
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18:00-19:00
夕闇せまるJR奈良駅です。帰りも混雑していました。 駅前のお土産やさんで赤膚焼の器を記念に買って、帰途につきました。 興福寺も奈良町も寄れず、ましてや法隆寺なんてとてもたどりつけなかった日帰りの奈良。まだまだゆっくり訪れたいところがたくさんあります。いつの日か、また奈良へ。
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1日目の旅ルート
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