空っ風くんさんの長野県〜岐阜県の旅行記

岐阜県(飛騨高山)で古都の良さを満喫・自然の雄大さに感動を覚えた・・・二泊三日の旅!!
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半年ほど前に雑誌を見て、是非行きたいと思い計画。ようやく実行の運びに・・・(^_-)-☆。。。二つの高速道等を乗り継ぎ、一路「飛騨高山」へ!!。早速、高山市とその周辺散策で古都の良さを満喫して初日が終了。二日目は、先ずシャトルバスで乗鞍畳平へ行き残雪と戯れて半日過ごし、午後は新穂高ロープウェイ西穂高口展望台から北アルプスの絶景を堪能。自然の雄大さに圧倒された二日目でした。三日目の帰宅日は、長野の安曇野に立ち寄り大王わさび農場を見学。風情溢れる日本の素晴らしさと自然の偉大さに触れた二泊三日の旅でした。

神社ツウ 空っ風くんさん 男性 / 70代
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- 1日目2014年5月17日(土)
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最初の訪問先、宇津江四十八滝です。名前から滝の数は48個かと思ったのですが、滝の数は13個でした。四十八滝とは、標高1200mの滝上山を源泉として流れ出す四十八滝川にある13の滝の総称のようです。
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駐車場に車を止めて滝巡りを始めることとします。県の天然記念物や全国自然100選にも選ばれている美しい景観を見せています。
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どのくらい歩いたのでしょうか!?^^;「あさもや渓谷」の立看板があります。
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ひんやりとした空気・・・マイナスイオンが感じられます~(^^;
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まだまだ先にも綺麗な滝がありますが、時間の関係でこの辺で戻ることとします。機会があればまた来たいと思います。
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飛騨市に到着し、JR飛騨古川駅の隣にある観光案内所の脇にいます。ここ古川は、城下町の面影が残る歴史情緒たっぷりの町と聞き訪れました。
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瀬戸川と白壁土蔵街の看板。生活・防水用水としての瀬戸川、その川を泳ぐ1000匹にも及ぶ鯉、そして白壁の土蔵の建物についての案内が詳しく紹介されています。
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白壁造りの塀と瀬戸川のせせらぎが心地良いです。さすが城下町!!レトロで風情ありますね(^^)/。。。
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鯉が元気そうに泳いでいます。鯉は冬場になると天神池というところに移され、春(4月)に再び戻されるようです。こちらの風物詩“鯉入れ”と呼ばれているとのこと。
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それにしても、このコントラスト・・・。良く合いますね(^^♪近くにお住いの方が羨ましい・・・!!
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通りに出てみました。これまた綺麗な街並みです。歴史情緒のある飛騨古川は、素敵なカフェや菓子屋さんがたくさんあると聞きました。探してみることに!!
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あれっ・・・?軒下に何か模様が施されています。どの家にもありますが・・・。これはいったい???
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「雲」と呼ばれる彫刻のようです。大工が家を建てるときに、仕事への誇りや愛情をこめて施すサインのようなものだそうで、木の葉や唐草などその数およそ170種にも及ぶそうです。飛騨古川は伝統工芸も守り続けられている街でもあるようです。
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飛騨の里を訪れました。
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4万坪の広さともいわれる敷地に入ると、この景色が真っ先に目に飛び込んできます。パンフレットを見ているような美しさは何と表現したら・・・!(^^)!。。。まさに飛騨の原風景ともいえます!!
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湖畔に似合う水車小屋・・・。まるで絵葉書を見ているようです。良いです!!
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榑葺き(くれぶき)屋根の民家。この里に移築された榑葺きの民家は7軒あるそうで、高山や国府、そして古川の盆地や飛騨中南部の民家が、この榑板葺きのタイプのようです。
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ここも榑葺き屋根の民家で旧新井家です。榑葺きとは、裂いた榑板を重ねながら屋根を葺いていく工法で、物のない時代の知恵と技術を振り絞ったものといえます。また、二階作りであることから全体的に頑強で、同じ榑葺き民家(旧田中家や旧中藪家)と比べてもかなり雰囲気が違います。
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囲炉裏。この旧新井家は江戸時代後期に建てられたもので、囲炉裏が板の間に作られています。江戸時代中期の建築された民家の囲炉裏は土間に作られており、建てられた時代の違いをここでも知ることができます。
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織機です。農業のほかに養蚕業も営んでいたことがうかがえます。結構、大きな織機が設置されているのですね〜\(◎o◎)/!
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馬小屋。馬は、農民にとっては大変大切な家畜として飼われていました。この旧新井家も厩を設けるなど家族同然に扱われていたようです。
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これは茅葺屋根の民家です。この里に移築された茅葺き民家は6軒あるそうで、合掌造りと入母屋造りに分けられます。雪に強い茅の特性は、豪雪地帯である飛騨の北部に合っていたようです。生きる知恵ですね!!(^.^)。なお、こちらは、飛騨でも有数の合掌造りになります。
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内部を見学させて頂きます。ここは、旧若山家になります。旧若山家は土地の名士だったようです。建物自体も広く立派な造りで、一軒の家に家長をはじめ家族や使用人など数十人が暮らしていたようです。
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囲炉裏を囲んで家長が奥に、台所に近いところに女性が、その向かい側に男衆、玄関側には子供たちが座っていたようです。
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結構、立派な階段があります。この階段は、四階作りの二階に上がるための階段です。
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二階です。この広い空間は主に養蚕に使われていたものです。こうしてみると、合掌造りの構造を見渡せるのが良いです。屋根の急勾配は、雪の重さを分散させるための工夫です。この上の階も養蚕の場として利用されていました。
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ハサ小屋。これはハサ小屋と言われ、収穫物の乾燥場と作業場として使われていました。周囲を山々に囲まれた所では日照時間も短いため、秋の刈稲は壁のない下の部分に"ハサ"をわたして収穫物を乾燥させ、上の壁のある部分は作業場や物置として使用していました。 さて、そろそろ時間も時間ですので高山市に行かなければ・・・。
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本日の宿泊先のある高山市。江戸時代の城下町として栄えた街です。明治時代、大正時代に建てられた町屋が軒を連ねています。いや〜風情溢れる街並みにウットリします(^^♪。早速、散策を開始することとしま〜ぁす!!
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ガイドブックで見た街並み・・・"さんまち"。"さんまち"とは、上一之町から上三之町を上町地区といい、下一之町から下三之町を下町地区というそうで、この六つの町の総称とのこと。良い響きです。。。
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郷土民芸、飛騨さしこの店です。"さんまち"の軒灯看板が似合っています。
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こちらでは、おしゃれに藤の花が軒先を飾っています。この季節ならではの光景でしょうか。(^.^)!!
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少し日が暮れかけてきたようです。店先にほんのりと灯りが燈りはじめました。そろそろ本日の宿泊先に向かいたいと思います。と、いっても宿泊先はすぐ近くにあります。
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今、綺麗な朱色に塗られた中橋の上にいます。後ろには本日の宿泊先「本陣 平野屋別館」さんが写っています。どうやら疲れもピークに達しているようで、部屋に着いたら真っ先にお風呂に飛び込みたい心境です。
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本陣 平野屋別館さんに到着。雑誌でお風呂が良いとの評判でしたので、早速一風呂浴びてきます。明日は、奥飛騨を散策する予定なので今日の疲れは今日中にとりたいと思います。
- 2日目2014年5月18日(日)
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二日目の最初は高山陣屋です。ここは、宿泊旅館「本陣 平野屋別館」さんのすぐ近くにあります。立派な表門が待ち受けていました。かつては代官や郡代ご通る門だったようで、何か役人になったような気分です(^。^)y-.。o○
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この陣屋は、もとは高山城主であった金森長近氏の下屋敷の一つであったようです。それでは、失礼して玄関の間を通り上がらせて頂くこととします。
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廊下から見える庭の一角です。テレビや映画で見たことのあるような・・・(-。-)y-゜゜゜
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やや広めの廊下を通っています。代官や郡代はこの廊下を行き来して仕事に励んでいたのでしょうね???。
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御居間。御居間(ごいま)は、嵐山之間と呼ばれた郡代の日常生活の場所として利用された部屋とのことです。
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座敷です。高山陣屋を訪れた高官を接待した部屋で、結構な広さを誇っています。お偉い人たちはここでどんな話をしていたのでしょうか?。
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綺麗に手入れをされた御庭です。さて、これから高山祭屋台会館に向かうこととします。本日の予定もたくさんありますので、手際よくこなしていかなければなりません。
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高山祭屋台会館のある櫻山八幡宮の鳥居前に到着。この鳥居をくぐると屋台会館です。高山祭は、年に二回開催されるそうです。そして、毎年数十万人の人が訪れると聞いたもので・・・、祭りの時期ではないですが、いかなるものか一度見ておきたくて・・・( ^ω^)。。。
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すごいです。京都の祇園祭、秩父の秩父夜祭と並ぶ日本三大美祭の一つだそうで、動く陽明門と称されているとか。
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高さ約10mほどある豪華絢爛な屋台です。さすがに日本三大美祭といわれるだけあり実に美しい(*^▽^*)。ぜひ一度、実際の祭り風景を見てみたいです。
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それにしてもたくさんの屋台があるものですね。春と秋に開催され屋台も別々のようです。春の祭りは「山王祭」といい、秋は「八幡祭」と呼ばれ、それぞれに数多くの屋台が出されているようです。
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ほおのぎ平駐車場です。ここからシャトルバスで乗鞍山頂を目指します(^^♪。。。乗鞍山頂は、マイカー規制があるため、ここからシャトルバスを利用しなければなりません。それもまた良いかも・・・!!
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シャトルバスの車窓から外を眺めると、5月というのに山はまだ雪景色です。これでは山頂に行っても( ^ω^)・・・何を見られるのか???
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乗鞍山頂畳平の駐車場にバスは到着しました。天候は晴れ・・・ですが、周りは雪だらけで「お花畑」を目的に来たはずなのに・・・残念です
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車道は雪もなく・・・空も青空・・・なのに山は雪。仕方なく、駐車場にあるレストランで昼食をとり、帰りのシャトルバスに乗り込むこととしました。次の訪問先は、新穂高(ロープウェイ)で絶景を楽しむ予定です。
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新穂高ロープウェイを二つ乗り継いで、山頂の展望台を目指します。ここは最初の乗場「新穂高温泉駅」です。では、山頂へ向け出発です。
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乗り継ぎを済ませ、ロープウェイで山頂に向かう途中です。遠くに北アルプスの山並みが、そして下を見ると「しらかば平駅」がはるか彼方に見えています。山頂ももうすぐです。(^^)/
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西穂高駅に到着し、山頂の展望台にいます。北アルプス連峰の山岳名が書かれた案内板が表示されています。
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北アルプス、正確には飛騨山脈といいます。主峰の奥穂高岳をはじめとし標高3000m級の山々が連なるさまは実に圧巻です。
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この展望台からは、西穂高岳や槍ヶ岳、大喰岳、中岳などが見えるはずですが、果たしてどれがその山なのか( ^ω^)・・・???。
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見つけました!(^^)!。確かな手応えです。標高3180mの槍ヶ岳が目の前に現れました。ひときわ目立つ存在で・・・。考えてみますと、この展望台も標高2000mを超える場所です。ハッキリ見えて当然なのかも。。。高い場所にいたせいでしょうか?体が冷えてきたようなので、本日の宿泊先へ向かいます。
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本日の宿泊旅館「焼乃湯」さんに到着しました。ガイドブックで探し当てた旅館で、とにかくお風呂が良いとのこと。特に、露天風呂から北アルプスが一望できるとの触れ込みに惹かれました。また、露天風呂の種類も豊富らしく・・・。
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雑誌に載っていた露天風呂の記事です。どのお風呂にしようか・・・迷いそうです。^^;
- 3日目2014年5月19日(月)
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今日は帰宅日。我が家に向けて出発します。道中、長野の安曇野で「大王わさび農場」に立ち寄る予定です。
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安曇野の「大王わさび農場」駐車場に到着しました。車を降りると、目の前に昨日見た、北アルプスの山並みが現れました。
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この農場の敷地内に、風情のある水車小屋や遊歩道などが整備されていました。この水車小屋は、黒沢明監督の映画『夢』のロケ地になった水車小屋です。
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舟に乗って、誰かが下ってきているようです。涼しそうで良いですね〜 ^^) _旦~~。。。
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パンフレットを見ると、見所はまだまだたくさんあるようですが、旅の疲れも出始めたようです。帰宅の途につくことと致します。( `ー´)ノ。。。
岐阜県(飛騨高山)で古都の良さを満喫・自然の雄大さに感動を覚えた・・・二泊三日の旅!!
1日目の旅ルート
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