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よっしゃんさんの和歌山県の旅行記

夫婦4組で行く熊野三山と参詣道を巡る旅。

  • 友人
  • 6人〜9人
  • 温泉
  • 芸術・文化
  • 史跡・歴史
  • 自然
  • グルメ

紀伊山地は太古の昔から自然信仰の精神を育んだ地で、古代から中世にかけ、本宮・新宮・那智の熊野三山の信仰がが高まり、皇族や庶民にいたるまで、切れ目なく行列ができた様子から「蟻の熊野詣」と言われるほどの人が熊野に参詣した、それらの結ぶ参詣道の一部を歩く旅。

歴史ツウ よっしゃんさん 男性 / 70代

1日目2019年6月2日(日)

農悠舎王隠堂

京奈和道五條インターに集結した一行は、五條代官所を襲撃した維新の魁天誅組と五條新町の町並みを観たあとは、昼食は季節の有機野菜、オンパレードで心も体もいっぱい。

谷瀬の吊り橋

十津川に架かる谷瀬の吊り橋は有名すぎるが、この日は小雨で足元に十分注意しながら橋を渡るが渡り応え十分。

果無峠

五條から熊野までほぼ一直線上に十津川村果無峠がある。国道168号から別れて細い道を上って行くが、待避所が無い恐怖の道を上ってホッとする、果無山集落だ。

わたらせ温泉山百合荘

やっとホテルに到着、大露天風呂に浸かった後は、山小屋風のホテルでの彩のきれいな料理に堪能。

2日目2019年6月3日(月)

発心門王子跡

熊野へと続く参詣の道が熊野古道であるが、時間、距離を考え、選択したのが発心門王子から熊野本宮大社まで。熊野九十九王子の中でも格式が高いとして崇敬されてきた「五躰王子」の1つ。

水呑王子付近

水呑王子付近の集落ではお迎え人形が登場、疲れも吹っ飛ぶ。

水呑王子

王子跡を後世に伝えるために1723年(享保8年)に紀州藩主徳川宗直が緑泥片岩の碑を寄進した、その後小学校の分校があったが、今は建物だけが残っている。

伏拝王子跡

田辺市

「伏拝王子跡」を   >

伏拝王子の手前には、和歌山県と奈良県の県境に連なる連山、果無山脈が見渡せる。

九鬼ヶ口関所跡

三軒茶屋の隣には九鬼ヶ口関所跡がある。熊野本宮大社までもう少しだ。

伏拝王子

休憩所から少し上ると伏拝王子、皇太子殿下(現天皇陛下)も熊野古道を歩いている。

三軒茶屋付近

三軒茶屋からは上り坂で、足が杉の根に取られないよう注意。途中分かれ道で見晴らしのいい場所でちょっと寄り道してみませんかと、誘われて登り切ると大斎原の大鳥居が見える、素晴らしい。

祓殿王子社跡

熊野本宮参拝では禊が重要視され、前世と現生に心身に積もったと穢れを身を清めた祓殿王子社跡。

八咫ポスト

 赤いポストならぬ、黄色のポストでもならぬ、緑色の八咫ポストだ。神武東征の折、八咫烏に案内されて熊野山中で迷わず、奈良橿原の地で即位した。

熊野神社

威厳に満ちた雰囲気を漂わす社殿。主祭神はスサノオノミコトが祀られている。

大斎原

熊野本宮大社が明治22年8月の台風(十津川村の一部住民が北海道へ開拓移住して新十津川町を作った)で社が流された大斎原の大鳥居。

わたらせ温泉

ひと汗を流した後は、目を張るように大きいと名付けられた(今はお上品に小さい)めはり寿司と山菜うどんがおいしい。 

那智の滝

生命の息吹みなぎる落差日本一の名瀑、聖なる滝が鎮座する熊野詣での最終地、那智。日本一の名瀑、熊野那智大社の別宮・飛滝神社のご神体。

青岸渡寺三重の塔

青岸渡寺三重の塔と那智の滝。

那智熊野大社

那智熊野大社、熊野詣の最後に那智山にたどり着いた参詣者も、山間で目にした瞬間、圧倒的な自然のエネルギーに神の存在を重ね、顔色もどこかしら安堵の色が。

那智山青岸渡寺

那智勝浦町(東牟婁郡)

「那智山青岸渡寺」を   >

 1300年の歴史を誇る西国33所第一番札所の那智山青岸渡寺。

お滝もち

参拝を済ませ、足元に気を付けながら長い階段を下り切ると、和か屋のお滝もちの提灯が。疲れ切った、少し休憩しようと店に入って、お餅とアイスコーヒーを注文。

忘帰洞

那智勝浦町(東牟婁郡)

「忘帰洞」を   >

忘帰洞から荒々しい太平洋を見るが、自然が創りだす不思議さと雄大さを感じる。

南紀勝浦温泉

那智勝浦町(東牟婁郡)

「南紀勝浦温泉」を   >

天然洞窟に自然に湧いた絶景温泉、忘帰洞に入る。マグロの解体ショウが声高らかに始まった。

3日目2019年6月4日(火)

くじら博物館

クジラの歴史の勉強とくじらサーカス。

熊野速玉大社

熊野三山の最後、熊野速玉大社はイザナギノミコトを主祭神に、境内にはナギの巨木があり、海上保全や縁結びの木として信仰されている。

神倉神社

新宮市

「神倉神社」を   >

熊野速玉大社の飛び地である神倉神社を参拝。鳥居からの急峻な階段を見て唖然。

東宝茶屋

日本人の食卓に上っていたクジラ、赤身が何とも云われぬ懐かしい味だ。日本がIWCから脱退したというが、日本人の食を守って欲しいものだ。

夫婦4組で行く熊野三山と参詣道を巡る旅。

1日目の旅ルート

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