トシローさんの青森県〜山形県の旅行記

冬到来 東北の名湯・秘湯(不老ふ死・酸ヶ湯・蔵王・小野川)を巡る旅
- 1日目2021年11月25日(木)
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10:00-11:00
東京駅からこまち1号で4時間弱、終点秋田駅に到着。JR秋田駅改札前の秋田市観光案内所で、これから乗る五能線の観光資料を集めてリゾートしらかみの待つ2番線へ。
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10:00-13:00
秋田駅発リゾートしらかみ3号「くまげら」に乗車、シートは新幹線よりもゆったりした感じで乗り心地も快適。
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11:00-12:00
秋田駅からリゾートしらかみに乗り、東能代駅で進行方向が変わって五能線に入ります。海岸線の景観を楽しみにしながらシートを回転。
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11:00-12:00
能代駅では15分程停車、ホームではバスケットの町ならではのフリースローチャレンジが出来ます。簡単そうに見えますが通常より低くて意外と難しい、リングに蹴られ惜しくも失敗。
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13:00-14:00
秋田駅からリゾートしらかみで海岸線の絶景を鑑賞しながら約2時間半、初日目的の温泉である不老ふ死温泉が在るウェスパ椿山駅に到着。車内の沿線情報ガイド放送は吉幾三さん、津軽弁含めユーモアたっぷりの案内です。
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14:00-16:00
ウェスパ椿山駅ではリゾートしらかみの到着に合わせて、無料送迎バスが待っていてくれます。数分で不老ふ死温泉の本館前に到着。リゾートしらかみの乗車券を見せると入館料を割引してくれました。
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14:00-16:00
黄金崎不老ふ死温泉の名物はやはり海岸に突き出た露天風呂、2日程前からの低気圧による高波のため残念ながら休止中で海岸露天風呂の入浴は叶いませんでした。しかし、一段高い新館の浴場には露天風呂が設けられていて、日本海の荒海を鑑賞しながら当温泉特有の茶色く濁ったぬる湯にじっくり浸かる事が出来ました。
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16:00-17:00
不老ふ死温泉の新館と本館両方の湯にたっぷり浸かった後、再び送迎バスでウェスパ椿山駅まで送ってもらいました。リゾートしらかみ5号が来るまで、駅前の物産館コロボックルで今夜の酒のつまみを物色。手頃な生ワカメと専用酢味噌を購入し、リゾートしらかみを待ちます。
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16:00-19:00
ウェスパ椿山駅から今宵の宿である弘前駅までは、リゾートしらかみ5号「青池」で向かいます。青池編成はくまげら編成よりも新しい車両ですが、冬の夕方は4時を過ぎると車窓は既に暗く、千畳敷などの景観は残念ながら楽しめませんでした。
- 2日目2021年11月26日(金)
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08:00-09:00
2日目の朝、弘前から青森に移動する前、散歩がてら弘前公園周辺を散策。弘前公園のお濠端にはまだ紅葉がしっかり残っていて、濠の水面に移る青空と紅葉のコントラストもまた絶妙。
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08:00-09:00
弘前城前の追手門広場には貴重な歴史的建造物が集まっています。旧東奥義塾外人教師館は、明治時代の私学教師として招かれた外国人宣教師用の宿舎だったそうです。窓が多いのが特徴で、レンガの煙突もお洒落。
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08:00-09:00
弘前市立図書館の前に建つ旧弘前市立図書館は、三階建てでルネッサンス調の八角形の双塔ドームが美しい。白い壁とえんじ色の屋根のコントラストが映えます。
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08:00-09:00
青森銀行記念館は、旧第五十九銀行(現青森銀行)本店の本館だった建物です。追手門広場の中でも最も荘厳な建造物で、建築費用も莫大だった様です。
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10:00-11:00
弘前駅から青森駅へ移動し、2日目の主目的地である酸ヶ湯温泉を目指します。まずは、駅前のバスセンターと同居する駅前の観光交流情報センターへ。酸ヶ湯温泉へのアクセスや積雪状況、帰路途中での三内丸山遺跡への立ち寄り方についても情報収集。大きな観光情報センターですので、複数の女性職員さんが丁寧に優しく対応してくれました。
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10:00-11:00
酸ヶ湯温泉行のバスが来るまで、観光交流情報センター直ぐ近くのねぶたの家「ワ・ラッセ」に入館。青森ねぶたと言えば豪壮で色鮮やかな武者ねぶたの灯篭で有名ですが、その技術を用いた近代的な無色の芸術作品も展示されていて新鮮な魅力を感じました。
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10:00-11:00
ワ・ラッセを出ると館前の青森港は小雪交じり。青森港のシンボルである青森ベイブリッジと八甲田丸を背景に、可愛らしいミニねぶた人形が並んでいましたが寒そう。
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10:00-11:00
10時半前、あおもり観光交流情報センター前からJRバスで酸ヶ湯温泉を目指します。青森駅はみぞれ模様ですが、新青森駅を経由して1時間40分程で酸ヶ湯温泉に到着予定。
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11:00-12:00
青森市内を抜け国道103号線に入ると徐々に雪の降り方が激しくなり、八甲田に近づくとバスの車内放送で八甲田の雪中行軍の解説。高倉健さん主演の映画「八甲田山」を思い出すと共に、降り出したらなかなか止まない豪雪地帯の恐怖を多少実感しました。
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11:00-12:00
八甲田ロープウェイ駅は酸ヶ湯温泉の少し手前、かなり雪が激しくなっていたので運航しているのか心配する降車予定の御夫婦。さすが豪雪地八甲田、まだまだ序の口みたいでしっかり動いていました。
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12:00-13:00
定刻通り正午過ぎに酸ヶ湯温泉に到着、青森駅の案内所情報では酸ヶ湯の積雪は60cm弱でしたがもっと多い感じ。これが最大3〜4mにもなるという日本一の豪雪地、この5〜6倍の積雪は想像を絶します。
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12:00-13:00
早速ヒバ千人風呂へ入湯、いかにも湯治場という薄暗いレトロな浴室の雰囲気は最高。混浴との事ですが当然ながら女性の姿は見えません。確かに広い浴室ですが、さすがに千人は入れそうにないかな。しかし、pH=2を切るという強酸性の割には肌に優しく感じました。熱の湯といっても意外と好きな温湯で、四分六分の湯と交互にじっくり温まらせてもらいました。湯船には浸けてませんが、昨日不老ふ死温泉で茶色に染まった手拭いがすっかり漂白されて白さが戻っていました。
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14:00-15:00
酸ヶ湯温泉からの帰路、今夏に世界文化遺産に登録されたばかりの三内丸山遺跡に立ち寄りました。想像以上に遺跡集落が大規模で、発掘品の種類と多さに驚きます。
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14:00-15:00
縄文時遊館は発掘品の豊富さのみならず、竪穴式住居での縄文人の暮らしぶり等も再現されていて大人から子供まで十分に楽しめます。
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14:00-15:00
三内丸山遺跡には大小様々な古代住居が再現されていますが、他の遺跡では見られない大型住居が特に目に付きます。収穫した穀物等を保管するための倉庫だったと思われますが、その建築技術の高さに感嘆しきりです。
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14:00-15:00
遺跡集落の中には幾つかのドームが存在しますが、その中では現在も発掘調査が継続中で見学可能です。大型住居の柱に使用されている木の太さにもビックリ。
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15:00-16:00
三内丸山遺跡から新青森駅に向かい、新幹線はやぶさで2日目の宿仙台へ。駅下のあおもり旬味館には美味しそうな酒のつまみが勢揃い、日本酒と共に購入し乗車。
- 3日目2021年11月27日(土)
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08:00-09:00
3日目の目的地は蔵王温泉、仙山線の快速に乗って山形駅へ移動。仙台駅は晴れてましたが、奥新川渓谷付近は雪模様。
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09:00-10:00
仙山線の快速で70分ちょっとで山形駅に到着。東口のバス案内所で蔵王温泉行のチケットを購入し、@乗場でバスを待ちます。
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11:00-13:00
山形駅前から約40分で蔵王温泉バスターミナルに到着、山形駅前はみぞれでしたが蔵王温泉は真っ白。
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11:00-12:00
まだ蔵王スキー場はオープン前でスキー客は見えませんが、ゲレンデはしっかり雪が積もっていました。
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11:00-12:00
蔵王温泉には下湯と上湯と呼ばれる共同浴場が有りますが、地元の方々の浴場ですので人数の制約もあり今回は遠慮しました。
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12:00-13:00
蔵王温泉大露天風呂はつい先日で今シーズンは終了していたので、手前の源七露天の湯に入湯。強い硫黄臭の強酸性温泉(pH=2.1)で、もちろん源泉掛け流しです。内湯も有りますが、露天風呂が広く大好きな温湯ですが雪景色の中でも寒さは感じません。1時間たっぷり浸かりましたが、のぼせる事も無く湯上りはさっぱり。最高の露天風呂です。
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15:00-16:00
蔵王温泉から山形駅に戻り、3日目の宿を取った米沢駅手前の高畠駅に途中下車。「ゆ」のマークを見て、駅舎内に在る太陽館でまた入湯。
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16:00-17:00
米沢駅に到着しホテルにチェックイン前に、駅構内の観光案内センターで明日の目的地である小野川温泉へのアクセスと温泉情報をチェック。
- 4日目2021年11月28日(日)
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10:00-11:00
小野川温泉は小野小町が見つけた湯とされています。米沢駅から西方へバスで30分弱、大きくはありませんが落ち着いた風情の温泉街。
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10:00-11:00
この日入れる小野川温泉の共同浴場は、バス停近くの滝の湯と温泉街の中心に在る尼湯。雰囲気の良い尼湯を選び、直ぐ横の酒屋さんで入湯券(¥200)を購入し入館。脱衣所と浴室が一体となった小さな共同浴場、浴槽は4人位入ったら一杯かな。地元の御老人1人が先客で入っていましたが、快く迎え入れてくれました。ちょっと熱めですが、昔は45℃位だったそうです。43℃位でしたので、何とか入れました。
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10:00-11:00
小野川温泉は40年ぶりの訪問、当時に泊まった宿が河鹿荘。その時の心温まる接待と温泉が懐かしく、宿泊はしませんでしたが足湯だけいただいて来ました。
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11:00-12:00
小野川温泉で今旅最後の温泉を味わった後は、米沢駅に戻り新幹線つばさに乗って帰京。もちろん、牛肉どまん中と缶ビールを買って。
冬到来 東北の名湯・秘湯(不老ふ死・酸ヶ湯・蔵王・小野川)を巡る旅
1日目の旅ルート
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