yosshyさんの大阪府〜兵庫県の旅行記

2023年新春は城崎に有馬 兵庫二大温泉で優雅に迎えました
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旅先で年を越すのも、一つの楽しみになっているぼくら夫婦ですが、年末年始と言ったら当たり前ですけど冬ですから、寒さが苦手なぼくらにとっては、どこの観光地も魅力がやや下がり気味な上に、お店もお休みのところが多いので、「年末年始をどこで過ごすのが良いのか?」は、なかなか難しいテーマです。 で、結局やっぱり、「温泉でゆったりするのがいいかな?」と思ったところに、兵庫県には日本を代表する名湯が二つもあることを思い出し、一気に兵庫に行くことに決定。 温泉街の風情日本一とまで言われる「城崎温泉」に、かの豊臣秀吉も愛したという歴史ある「有馬温泉」という二大名湯で、年末から年始を優雅に過ごしてきました。 「日本有数の名湯×年末年始」ですから、お宿はお値段は張るし予約が全然取れないしで大変でしたが、お値段の方は腹を括り、サイトを毎日チェックして、ようやくお宿を確保したときは、本当にほっとしましたね。 それから兵庫県には、国宝五天守の一角にして世界遺産でもある「姫路城」に、天空の城ブームの火付け役の「竹田城」という、二大名城もありまして、お城マニアとまではいきませんが、それなりに歴史が好きで、お城巡りもそこそこ好きなぼくとしては、ここも外せませんでした。 それとさらに、兵庫県と言えば「神戸牛」は避けては通れませんし、リサーチの中で見つけた篠山のイノシシ肉の「ぼたん鍋」と、お肉を中心にご当地グルメも充実しているので、これもしっかり楽しませていただきましたよ。 兵庫の「お湯」「お城」「お肉」を楽しむ年末年始の旅、ってところでしょうか? おかげで、今回の旅行の出費は、うちの家計へのインパクトが心配なレベルになってしまいましたけどね。
北海道ツウ yosshyさん 男性 / 50代
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- 1日目2022年12月29日(木)
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10:00-11:00
いつもの新千歳空港を飛び立ち、やって来ました。かつては大阪のメイン空港だった大阪国際空港。 このところの北海道外旅行では、すっかり飛行機での移動が中心になり、お陰で「ここは初めて利用する空港」というのも当然のごとく増えておりまして、今回の大阪国際空港も初見参になります。 初めてって、怖くもありますが、一方でワクワクもしますが、この空港は各施設がけっこう古くて、まずびっくり。天井の低さにはけっこう唖然としちゃいました。 ですが、国際空港と言うわりには広くなく、コンパクトにまとまっていて、迷う心配もほとんどなくて、使い勝手は良かったですね。ここはいいです。
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10:00-11:00
とにかく慎重な運転で
空港からは、いつものようにレンタカーでの移動ですが、大阪から兵庫にかけてを運転するのも、当然これが初めて。 この辺りのドライバーさんについては、いろいろ噂を聞くので、油断せず、気を引き締めて運転しましたよ。 とにかく、慎重すぎるほど慎重に運転して、無事に戻って来ることを誓いました。
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11:00-13:00
さて、空港を離れたら、もうすっかりお昼時でしたから、まずは近場の尼崎でランチにしました。 年末年始の旅行では、前々回の長崎、前回の金沢と、その土地の地場の回転ずしを食べるのが、何となくデフォルトになりつつあり、兵庫で有名な回転ずし屋さんを検索してみたら、まずまず評価が高かった「丸徳」さんが見つかりました。 というわけで、試しに行ってみたんですが、ここが人気店。開店15分後に到着するともう待ちが出ていて、けっこう長いこと待ってようやく席につけた次第です。
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12:00-13:00
当たりと外れの差が…
ようやくありついた尼崎の人気店のお寿司ですが、「おお!」と思うネタもあれば、「え〜?」と思うようなネタもあって、当たり外れの差が大きかったですね。 特に、妻が大好きなサーモンと、ぼくが大好きなしめさばが、あまりにも美味しくなかったのが残念でした。 やっぱり、ぼくらが普段行く回転ずしの方が一枚も二枚も上手でしたね。ちょっと鼻が高い?
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13:00-14:00
お昼を食べたら、神戸に向かってどんどん進むわけですが、その前に寄り道。 本当は、いつものように、その国の一宮さんにお参りして、旅の安全を祈念といきたいところでしたが、神戸を含めたこの辺り一帯、旧摂津国の一宮さんは、大阪市内の住吉大社さんで、旅程上、行けませんでした。 その代わりと言っては何ですが、この辺りでは有名な西宮神社さんにお参りして、旅のご挨拶をしました。これで一安心(?)。
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13:00-14:00
ここかな?
ところで、西宮神社と言ったら、そう! あの「福男選び」の徒競走ですよ。「ランナーたちがよく転ぶ角はここかな?」なんて考えながら、この写真を撮りました。 「今年は、このニュースは見逃せないな」と思いました(笑)。
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14:00-14:00
西宮の隣には、関西随一の高級な街というイメージの芦屋があります。 その芦屋に本店があって、全国にショップが展開されている、超有名スイーツのお店がアンリ・シャルパンティエさん。札幌の三越にも入ってるみたいですね。 その有名店の総本山で、ケーキを買って食べることにしました。 店内のカフェで食べて行こうと思ってましたが、落ち着いて食べられる雰囲気ではなかったので、ホテルに持っていって食べることにしました。
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15:00-16:00
芦屋からいよいよ兵庫県一の大都市、神戸に入りました。 やって来たのは、摩耶山の下のケーブルカー乗り場。 ここが、旅行初日の観光の目玉スポットですね。 神戸と言ったら夜景です(それだけじゃないですけどね)。 夜景が一番美しいとされる「トワイライトタイム」の神戸の街を一望すべく、摩耶山に登るために、ケーブルカーとロープウェイに乗りました。 ちょうどいい時間になると乗り物が混みそうなので、早めに登りましたが、ケーブルカーの急角度ぶりと、ロープウェイのゴンドラの小ささにちょっと驚きました。
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16:00-18:00
古くから「函館の函館山」、「長崎の稲佐山」と並んで、日本三大夜景として知られる、神戸の摩耶山からの夜景。 函館山は、道南(北海道南部)に長らく住んでいたので何度も行きましたし、稲佐山も3年前の年末年始に行きました。 それらと比べても、負けずとも劣らない、三大夜景にふさわしい見事な眺めなんでしょうか? 少し早く着きすぎて、夜景が一番美しいとされるトワイライトタイムまでけっこう長いこと待つことになり、これはけっこうつらかったですね。でも、最高の夜景を見るためです。我慢我慢。
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17:00-18:00
神戸の夜景は凄かった
そして、いよいよやって来た、日没から数十分後と言われるトワイライトタイム。 その夜景が凄かった。 日が沈み、徐々に暗くなるにつれ、街の明かりが鮮やかに見え始め、眼前には壮大な夜景が広がり始めました。特に、大阪方面の夜景が凄かったです。
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18:00-18:00
そしてこれが、最後に撮った一枚。 もう最高でした、神戸の夜景。 なお、帰りのロープウェイこそ、満員ギューギュー詰めになりましたが、夜景を眺める展望スポットはスッカスカ状態でした。 これほどの凄い夜景なのに、全然見に来る人が少ないなんて、ちょっとびっくりでしたね。
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18:00-19:00
けっこうな寒空の下でしたが、神戸の夜景を楽しんだら、ここでようやくホテルにチェックインです。 今回の旅行の最初のお宿は、神戸市内の中心部にあるけっこう良さげなホテルですが、チェックインの後にゆっくりすることなく、慌ただしくお出かけです。 何しろ、今夜最大の大事な大事なイベントがありますからね。
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19:00-21:00
神戸牛炉釜炭焼ステーキ 雪月風花 北野坂
神戸市中央区
素敵なホテルでの時間もそこそこに切り上げて、そそくさと出かけましたが、それと言うのも、午後7時から大事な大事な予定が入っていたからです。 神戸の夜のお楽しみと言ったら、夜景の次は「神戸牛」。これしかないでしょう! ここは、あまりコスパとかは考えずに、がっちり美味しさを追求したかったので、高級そうなお店を選んで、きっちり早めに予約して行きましたよ。 予約時に最初からコースを選ばなければいけないんですが、これが庶民のぼくらにはやっぱりお高かった。いろいろ込みのコースではありますが、神戸牛サーロイン120gで1万4千円オーバーですよ。やばいです(汗)。
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19:00-21:00
これが憧れの神戸牛
ですが、このコースが素晴らしかった。 出てくる品全てが、本当に美味しい。メイン以外では、タラと蟹のパイ包みが、外側パリッパリ、中がふわふわで凄かったです。 そしていよいよ日本三大和牛、神戸牛ですよ。これが。これが! 率直に、超「ちんまり」だな〜と思いましたけど、これが美味い! 美味すぎる! 旨味と言うか、肉全体に甘みがあるので、塩が合うんですよねえ。食感もトロットロで口の中で蕩けましたよ〜。これはみんなが有難がるわけですよ。凄いものでした。
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21:00-21:00
美味しすぎる神戸牛に大満足して、あとはホテルに歩いて戻るだけという状況で、途中、神戸最大の繁華街と思われる三宮を通過したんですが、この街の雰囲気が、率直に「う〜ん…」。 ぼくらがよく知る繁華街の雰囲気をワンランクアップしたって感じで、好きではないですねえ。 なので、さっさと逃げるように突破しました。
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21:00-21:00
ここで高級なケーキを
けっこう不穏な雰囲気を感じながらホテルに帰り着いたら、「あら嬉しや」。 そうです。芦屋で買った素敵なケーキが待っていたんでした。 高級洋菓子店さんのケーキだけに、一個一個が、はっきり言ってめちゃくちゃ高かったんです。二つの平均が800円ですよ。びっくり。 ですが、それだけに、めちゃくちゃ美味しかったんですねえ。 ぼくは、右のブルーベリーレアチーズを食べたんですが、ベリーもチーズも両方が超濃厚な味わい。なのに、どちらの味も邪魔し合ってないんですね。ちゃんと調和してました。これならお値段にも納得でした。
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21:00-23:00
初の神戸牛とさらに高級スイーツを味わったら、もう初日、思い残すことはないところでしたが、この夜はもう一つ良いことが。 こちらのホテル、超人気観光地の神戸の中心部にありながら、なんとバストイレ別のお部屋を確保することができたんですね。これは凄いことです。 ゆったり広いバスタブに、洗い場のおるお風呂で、初日の疲れと汗を落として、気分よかったですよ。
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23:00-23:00
ホテルの窓からの眺めも良い
そして、お風呂から出て、窓の外を眺めると、そこには美しい光に彩られた神戸のベイエリアが。いや、今回の旅行、最高の滑り出しでした。 というわけで、気分良く眠りにつくことが出来ました。
- 2日目2022年12月30日(金)
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00:00-09:00
2日目の朝、目覚めると朝日がまぶしい。この日もいい天気のようで、気分が上がりました。 さてこちら、かなり良い感じのホテルでしたが、旅行2日目も予定がしっかりありましたので、ささっとチェックアウトしました。 ちなみに、朝食は、驚くほどの美味しさはなかったので、省略します。
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09:00-11:00
チェックアウト直後からは、神戸観光でも、けっこうマストなエリアであるベイエリアを散策しました。 ただ、ランドマークである「神戸タワー」は、改修のためにシートで目隠しされていて、全く見ることが出来ず、ちょっと残念でしたね。 でも、港町神戸って感じで、なかなかの雰囲気でしたね。ここは好きですね。
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09:00-10:00
この「地名のモニュメント」って、最近どこででも見かけますけど、どこが発祥なんですかね? ひょっとしたら、「これ」なんでしょうか?
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10:00-11:00
この感じなんて、正に「港町神戸」って感じですね。いいですねえ。和みましたねえ。
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11:00-11:00
港町神戸のハイカラな雰囲気から打って変わって、次は「和」なスポットへ。 全く知らなかったんですが、神戸には巨大な大仏があるんですね。 それも、高岡大仏、岐阜大物との間で、「日本三大仏」の最後の一つの座を争うほどの、立派なものらしいんです。 前回の年末年始旅でも、石川県の大仏を見ましたし、若干「またか?」と思いつつも寄ってしまいました。 そしてこの大仏様、巨大ですが、表情が優しいんですねえ。なんかほっこりして良い気分になりましたね。ぼく、多分、大仏が好きみたいですね。またどこかで見るのでしょう。
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11:00-12:00
この辺でお昼時になったのでランチです。 年末年始の営業日を電話でリサーチしたとき、外国人の店主さんとのやり取りが楽しくて、彼に会いたいとの思いでこちらをチョイス。デンマーク出身の方のお店ですよ。 行ってみると、ここがやっぱり人気のお店のようで、外国人観光客の団体さんが来ていて、けっこう待ちましたが、人気のお店で待つのは慣れっこで、苦にはなりません。 で、お待ちかねの、こちらのお店の名物「ホットドッグ」がうんまい! ソーセージがめちゃ美味なんですよ。肉の旨味が強いんですねえ。口の中が旨味でいっぱいになりました。ここは待つ価値ありますよ。 それと、店主さんの明るさがやっぱり良いですねえ。お客さん一人一人に「良いお年を〜」と笑顔で声をかけてました。会えて良かったです。
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13:00-13:00
さらに西に進んで、いよいよ神戸市の端っこの、垂水区は舞子公園までやって来ました。 ここは、かの明石海峡大橋が間近で眺められるのですね。橋脚と橋脚の間が長くて驚きますね。素晴らしい眺めでした。
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13:00-13:00
橋を真下から見た眺めがド迫力過ぎです。 今回は、下から眺めるだけでしたが、いつか、この海峡大橋を車で渡って、その先へ行ってみたいと思いましたね。また、旅の目標ができました。 さあ、いよいよここで、神戸市と一時お別れです。
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13:00-13:00
神戸を離れて隣の明石市に入ります。 その明石市と言ったら、子どもの時に習った「東経135度=日本標準時=明石子午線」が通る街ですよね。知りません? この明石子午線が正に通っている地点を示す標識を見るために、少し小高いところまで上がりました。 そして見つけたのがこれ。明石子午線を示す標識、「トンボの標柱」です。 そのデザインが意味するものは、今ひとつわかりませんでしたが、標柱の天辺のトンボが可愛らしくて、なんか気に入っちゃいました。 少し高台にあって眺めも良いし、意外と素敵なスポットでしたね。
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14:00-15:00
そして、明石と言えばもう一つ。「明石焼き」です。地元では「玉子焼き」と言うんですってね。 それはさておき、こういうご当地グルメは必ず食べる。これがうちの旅行の鉄則ですので、明石の玉子焼きの名店が集まっていると評判の「魚の棚商店街」の中でも、ひときわ人気の高い「たこ磯」さんにやって来ました。写真は、店先で持ち帰り用の玉子焼きを作っているところですね。 人気店だけに、すごい並ぶのを覚悟したんですが、うちら夫婦の基準的には、たいした時間じゃなくてラッキーでした。
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14:00-15:00
これが「玉子焼き」
席について注文したのは、当然「玉子焼き」。 そして、このご当地グルメが、超美味い! たこ焼きに似た玉子焼き自体が、と言うよりも、この玉子焼きを浸ける出汁が猛烈に美味いんですよ(写真の右にあります)。 ギトギトに濃い味ではないのに、深い味わいがあって、この味わいが、かなり柔らかめの玉子焼きに染み込んで、抜群に美味でしたね〜。これは素晴らしい名物でしたよ。 「ご当地グルメは絶対食べる」は、やっぱり正しかった!
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16:00-16:00
美味しい明石の玉子焼を堪能したら、ぐんぐんと2泊目のお宿のある姫路へ向かいましたが、その前に最後の寄り道。 姫路の隣の高砂市で、神社の裏手にある巨石が空中に浮いているという、驚愕の光景が見られるんだとか。そういう奇観にも好奇心がそそられるので、立ち寄りましたが、ここは率直に、ピンと来なかったですね。 神社のご社殿の後ろには確かに、立方体に近い形をした巨石が鎮座していましたが、明らかに石の下と地面とつながってるのが見て取れて、お世辞にも浮いているとは思えませんでしたから。 自然にこの形になったというのなら驚きもしますが、人為的に作られたものですから、たいしたものじゃないです。
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16:00-19:00
2日目の旅程をほぼ予定どおりに終えて、いよいよ、本日のお宿のある姫路に入りました。 姫路では、市内中心部のホテルの中でも、姫路城により近いことを条件にホテルを探し、チョイスしたのがこちら。大人気スポットの姫路城には、混み出す前に朝一で行きたいですから。 それにしてもこのホテル、姫路城に本当に近かったです。部屋の窓から、こんな感じで、思いっきりよく見えましたからね。
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19:00-20:00
柊
姫路市
お城の見えるホテルで暫しの休息を取ったら、姫路でもやっぱりご当地で評判のグルメをいただきます。それは、ずばり「穴子」。 穴子料理の名店の「柊」さんも、やっぱり人気店らしいので、けっこう早い時期にしっかり予約を入れておきましたが、さすがは人気店でしたね。穴子、美味い。 ぼくは、「ひつまむし」をいただいたんですが、ふわっふわの食感の穴子に、ちょうど良い加減のタレがピタッと合っていて、いいです。 ひつまむしは、「そのまま食べる」→「薬味をつけて食べる」→「茶漬けで食べる」の三段階で味わうべし、とお店の方に教えてもらったので、それを忠実に守ったところ、いわゆる味変が楽しめて、グッド。特に最後の茶漬けが良かったですよ。 この穴子のお陰で、兵庫のご当地グルメへの信頼が、ますます高まりましたね。
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19:00-23:00
美味しいご当地グルメ連発の2日目に、気分良くホテルに戻りましたが、まだ良いことがありました。 こちらのホテルは、ただただ、姫路城に早く行きたいがために、お城から近いことだけを基準に選んだんですが、なんと、バストイレ別のお部屋までがあったんです。しかも、かなりお安く。ラッキーでしたね。
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23:00-23:00
明日行くよ
お風呂に入って、さあ寝ようと思い、窓の外を眺めると、そこにはやや妖しく浮かび上がる姫路城が。「明日行くよ」と思いながら寝ました。
- 3日目2022年12月31日(土)
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00:00-07:00
さあ、旅行3日目。ホテルのカーテンを開けたら、朝焼けに染まる姫路城の美麗な姿が目に飛び込んできました。寝ても覚めても姫路城です。 さて、姫路のお宿も朝食付きプランを取っていたんですが、この朝食を捨てて、早朝にチェックアウトしちゃいます。 というのも、ガイドブックで見つけた姫路のご当地グルメをもう一つ、どうしても食べたくなったからなのです。ホテルの調理の皆さん、ごめんなさい。
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07:00-08:00
楽しみのホテルの朝食を捨ててやって来たのは、姫路グルメのラストを飾る「アーモンドトースト」の有名店でした。こちら「カフェドムッシュ」さんは、大晦日でも普通に営業してくれていたんです。ありがとうございます。 で、このホテルの朝食を捨てる選択が大当たり。アーモンドトーストも美味すぎ。 このアーモンドバター、甘さは控えめなんですが、多分、パンに塗った後にトーストしているので、香ばしいんですねえ。 サクッと焼き上がったトーストの香ばしさも合わさって、大満足の味でした。兵庫のご当地グルメが凄すぎです。
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09:00-11:00
美味しい朝食で元気いっぱいになったら、混み出す前に姫路城です。 開城前に駐車場を確保して、開城と同時に入城ですよ。 その美しさから白鷺城と呼ばれる国宝の大天守。これは必見でしょう。それにしても、姫路城が世界遺産に登録されて30年も経つんですねえ。
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10:00-11:00
雄大にして美麗
広大な城内を巡り回り、天守内部にも入ってみましたが、やっぱり素晴らしかったのは、国宝大天守の外観の美しさ。 ぼくの目からは決して白鷺には見えませんでしたが、その凛とした様がもう超絶に美しいじゃないですか!
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10:00-11:00
この立ち姿。美麗にしてド迫力。普通は両立しない二つの要素が、完全に備わっていますね。さすがは、国宝にして世界遺産。いいもの見られました。 ところで、この姫路城、お城だけ見るなら入場料が1000円なんですが、入場券と一緒に、姫路市内で使える地域クーポン800円分が渡されるんですね。 ぼくはこのクーポンを、すぐにお城の売店でグッズを買って使ったので、入場料は実質200円になっちゃいました。今なら、姫路城が超お安く楽しめちゃいますよ。 それと、ぼくらがお城を立ち去る頃には、入場待ちの長い列ができていて、人気のスポットでは、やっぱり早めの行動が吉だなあと思いました。
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11:00-11:00
姫路城をけっこうゆっくり見学したら、瀬戸内海側を離れて、日本海側に向けて一路北へ進路を取りました。いよいよ、目指せ城崎。 途中の福崎町には、公園の中至る所に、おどろおどろしい妖怪が飛び出す仕掛けがあるという、世にも恐ろしいスポットがあるんですね。こういうトンでも系スポット大好きなんです。 で、11時ちょっと前に行くと、ちょうど、この公園の名物、河童の「ガジロウ」が池の中から姿を現す時間だったんですね。11時ジャストに現れるみたいです。 こいつが池の中から周りを泡立てながらぬ〜っと顔を出すんですが、なかなかいい味出してましたねえ。 「ガジロウ、いいなあ」と思っていたら、少し離れた広場に人が移動し始めたので、一緒について行ってみると、今度は逆さまになった天狗が、小屋の中から滑車に吊られて登場。「何だこれ?」とは思いつつも、笑っちゃいましたね。 いや、ここ、かなり楽しかったです。
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12:00-12:00
妖怪の跋扈する公園を後にしたら、あとはお昼を食べる出石町を目指しましたが、途中、やっぱり道の駅でトイレ休憩が入りました。うちの旅行の常識です。 こちらは、けっこう新しめの道の駅でしたが、とにかく「何もない」。 大晦日だからお店が営業していないんでしょうけど、そもそもお店自体がほとんどありませんでしたね。 まあ、うちにとって、道の駅は旅のトイレ基地以外の何物でもないので、そのトイレが新しくて綺麗だったので、それで十分でした。
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13:00-14:00
さあ、豊岡市出石町にやって来ました。 そして、今さら気が付くまでもなく、この日は大晦日。 大晦日と言えば、年越しそば。そしてそして、出石町と言えば「皿そば」が昔から有名らしいじゃないですか。となれば、これを食べない選択はあり得ません。 そしてそしてそして、どうせ行くなら美味しいと評判の有名店ですよ。 多分、出石のそば屋さんで一二を争う有名店の「永楽蕎麦」さんに着いたのは、ちょうど午後1時。するとそこには「本日終了」の札が! 何ですと?
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13:00-14:00
初めて見た皿そば
でもご安心ください。ちゃんと予約してますから(笑)。 そして、名店の名物そばとご対面。こんな風に出てくるんですねえ。楽しいです。 なお、事前に皿そばの食べ方について予習して行ったんですが、それによると、「何もつけず、そばの味だけ楽しむ」→「汁につけて食べる」→「汁に薬味を入れて食べる」のがお作法とあったので、当然、これに従いました。 で、こちらのそばですが、こしが強くて歯応えありで、喉越しも爽やかな、正に美味いそば。二人とも、2人前、10皿ずついただきましたが、美味しくてあっさり完食できました。 特に、ネギ、ワサビ、とろろ、生卵と、だんだん味が濃くなっていく薬味によって、汁の味も変化して、飽きることなく食べられるのがいいですね。
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14:00-14:00
実はほぼ貸切状態でした
なお、入店した時点で「本日終了」状態だったわけですが、実はどうも、うちら夫婦がこの日の最後の客だったらしく、うちらの前にいたお客さんたちが帰った後は、完全貸切状態になってました。 午後1時の時点で売り切れ御免になってしまうほどの人気店で、美味しい蕎麦を、こんなに静かにゆっくり落ち着いて食べられるなんて、幸せでした。
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14:00-14:00
出石名物の「皿そば」を存分に味わった後は、城下町を車で流して、その町並みを少〜しだけ見ましたが、そこそこ城下町の雰囲気を感じられました。本当はゆっくり歩いて回った方が良かったんでしょうけど。他にも行きたいところがあったんですよね。 奥に見えたのは、有名なスポットの「辰鼓楼」ですね。思っていたより大きくて、少し驚かされました。
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14:00-14:00
先を急ぎたかったんですが、出石町で外せないところがもう一つ。ここで、今回の旅行では唯一の一宮さんへの参拝です。 兵庫県の北部一帯は、その昔は但馬国であり、その一宮がこちら出石神社さんなんですねえ。 こちらで、他所から来たものとして、この地に来たことのご挨拶と、この先の旅の安全祈念をしました。 それにしてもこちらは、一宮さんなのに人が本当に少なかったです。翌日が元旦だとはとても思えないくらいでしたが、静寂に包まれていて、うちら夫婦的には良かったですね。
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15:00-15:00
そして、ついに、名湯、城崎温泉のお宿に到着。 大晦日に名湯のお宿を押さえるのは、はっきり言って大変でしたが、毎日じゃらんで検索したお陰で、雰囲気良さげな温泉宿を何とか押さえることができたんですよ。 ところでうちら、あんまり急いだものですから、チェックイン開始時間の午後3時よりも早く着いてしまったんですが、お宿から、車も荷物も置いて散策してきてOKと言っていただいたので、お言葉に甘えて、早く行きたいスポットに向かいました。
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15:00-16:00
出石の町並みを早送り的に見て先を急いだのは、こちらのお店に行きたかったから。 城崎温泉にあるプリンの専門店の「生萬」さんです。ガイドブックで見つけたこちらのプリンが、めっちゃ美味しそうだったんですよねえ。 電話で大晦日の営業予定を確認したときに、「大晦日は午後5時まで営業予定ですが、商品がなくなったら早仕舞いもありますよ。」と伝えられたので、そうはならないように早く来たかったんですが、間に合いました。 で、食べてみた待望のプリンは、期待どおり超美味いものでした。 とろっとクリーミーなんですが、甘さは控えめ。カラメルもマイルドで、プリン自体のクリーミーな美味しさを引き立たせてました。 閉店前に来られて良かったです。
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16:00-17:00
絶対食べたいと狙っていた美味しいプリンを堪能して、いよいよ、名湯、城崎温泉のお宿にチェックイン。城崎の温泉街の一番奥の方にある「花まんだら」さんです。 うちは本館の「花のれん」ではなく、改修してお部屋の内装が新しくなったらしい別館「花地蔵庵」に泊まらせていただきました。 確かに設えが新しくなっていて、ベッドもあり、うちら夫婦好みのお部屋で良かったです。
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17:00-19:00
お待ちかねの蟹三昧!
少しだけお部屋で寛いだら、いよいよ晩ご飯です。 城崎温泉の冬の晩ご飯と行ったら、もうこれしかない。「松葉蟹三昧」です! 一般に言うズワイガニですよね。 これを、茹で蟹、焼き蟹、蟹すきと、これでもかと食べまくりましたが、ぼくら北海道民って、別に四六時中蟹を食べているわけでもなく、特にうちは普段、蟹なんて全く食べないので、蟹の効率的な食べ方がわからず、悪戦苦闘。 何とか慣れてきたときは「もう蟹がない」状態になっちゃいましたが、旬の蟹は足に実がしっかり詰まっていて食べ応え満点で、お腹パンパン状態になりました。 ぼく的には、焼き蟹と蟹すきが美味かったですねえ。 それにしても量が多くて、〆の雑炊を少し残してしまいました。ごめんなさい。
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19:00-20:00
「蟹でパンパンになったお腹の消化を助けるため」というわけでなく、そもそも最初っから、温泉街の風情が日本一との呼び声もある、城崎の温泉街を漫ろ歩くつもりでしたので、食後に散策に出かけました。 ところがところが、ここで「天気に関して持ってない夫婦」ぶりが大炸裂。 お宿を出ると、天気予報では雨の確率は、相当低かったのにもかかわらず、まさかの雨降り。 でもまあ、歩くのがきついというレベルではなかったので、かえって、「しっとりしていいかも?」と良い方にとらえて歩き出すと、これが本当に良い感じだったんです。 城崎は、とにかく川筋の雰囲気が素敵すぎです。 街灯が、温泉街を貫いて流れる小川に映し出されて、雰囲気アゲアゲのところに、さらに川面に映る月のような文様が。もう、得も言われぬ風情とはこのことですね。
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20:00-20:00
しかも、日中、うちらが温泉街に到着した時には、観光客でごった返していたんですが、これが嘘か幻だったかのように、すっかり人の気配が退いてしまっていて、「カランコロン」と下駄の音だけが響いているんです。 本当に静かに温泉街の風情を楽しむことができて、最高でしたねえ。
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20:00-23:00
温泉街の風情の良さに大満足してお宿に戻ったら、いよいよ温泉です。花まんだらさんには、お宿自慢の4種の貸切風呂があるんですが、その中でも、一番良さげだった畳敷きの洗い場がある「少年時代」でゆっくりお湯をいただきました(ネーミングの意味は完全に不明ですけどね)。温泉の貸切風呂って、超落ち着いて寛げて本当にいいもんですねえ。 そして最後、晩ご飯のときにはお腹いっぱいで食べられなかった、デザートです。またプリンだ(笑)。これも美味しかったです。 「さてと」って感じで、旅行4日目に向けて床に就くと、近くのお寺から除夜の鐘の音が聞こえてきました。そう言えば大晦日でした。 こんな素敵な雰囲気で年を越せて、なんて贅沢な。
- 4日目2023年1月1日(日)
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00:00-09:00
さあ、名湯のお宿で年が明けました。 昨年もそうでしたが、これってめっちゃ優雅なことですよ〜。 朝食もおせち料理風で、いい感じでしたね。黒豆の金箔に、なぜかちょっと笑ってしまいました。そういう豪華さは全然求めてないんで。 せっかくの名湯、城崎温泉の旅館なんですけど、旅行4日目も予定がしっかり決まっているので、そんなにのんびりはできません。ちょっともったいなかったです。 そういう旅程を組んでしまった自分に、少し怒りです。
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10:00-10:00
名湯、城崎温泉は、もう少しゆっくり楽しむべきだったかも知れませんが、先の旅程もありますから、後ろ髪を引かれつつ出発。 が、長時間の移動の途中には、やっぱりトイレ休憩が必須ですので、いつもの道の駅です。 ここは、道の駅って言うか、完全にホテルです。しかもかなり歴史がある。 ところで、ここでハプニングが勃発。ぼくが用を足して車に戻っていると、妻がなかなか出てこないんです。ずいぶん経って、やっと妻が車に入ってくるなり、「何やってんの!!!!!」と激怒。妻は、ぼくが出てくるのをトイレの前でずっと待っていたんですって。で、先にさっさと車に戻ったぼくに、怒り心頭。いやあ、申し訳なかったですけど、妻にも途中で気が付いてほしいものですよ。夫婦でも以心伝心なんて、無理ってものなんですね。
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10:00-11:00
4日目、最初の大事な目的地がここ。 「天空の城」ブームの火付け役となった孤高の山城、竹田城。 本当を言いますと、この天下の山城にしっかり登って、その孤高さを体感したかったのですが、それをやると、丸々2時間は要してしまいます。 旅行日程上、その余裕を作れなかったので、城を遠望できる展望スポットのある、こちら立雲峡に行って、遠くから眺めることにしたのです。 今の時期は雲海も発生しないようなので、とにかくひたすらお城を遠望するだけになってしまいますが、止むをえません。
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10:00-11:00
で、車でさ〜っと行って、展望台にチャチャっと登って城を見てやろうと、軽く考えて行ったんですが、甘く見てました。ここ、軽い登山道レベルでした。 まあ、天下の山城を遠く横から上から見られるんですから、こっちも山に登らなきゃならないのは自明の理でしたよね。 ついに途中で、妻の方が「もう無理」と音を上げてしまい、途中で登坂を断念。第二展望台からの眺めで我慢することになりました。 で、これが、その第二展望台から望んだ孤高の山城、竹田城の雄姿ですが、一言、凄いです。これでも、十分、天空の城ですよ。凄いところに、よくぞあんなに立派な石垣を組んだもんです。驚嘆に値します。
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11:00-11:00
当然、こんな風には見えず
あ、この写真は、見事に雲海に包まれ、正に「天空の城」状態となった竹田城の「パネル」です。立雲峡入口駐車場で、何時でも誰でも見られます。 「いつか、この様をこの目で見てみたいかも?」と思ったりもしますが、うち、雲海には何度チャレンジしても縁がないみたいなんですよねえ。なので、再チャレンジは止めときます。
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12:00-12:00
竹田城の後、次に目指すは丹波篠山でのランチなのですが、その途中に、その昔、かの織田信長の子孫が治めていた街があるようなのです。 竹田城で時間を節約したお陰で、少し時間に余裕ができたので、ちょっと気になるこの街に立ち寄ってみました。 が、そんな素晴らしいところではなかったですかね? 確かに若干、昔の街並みっぽい雰囲気を、うっすら感じるスポットはありましたが、他の昔の街並みほどの趣深さは感じませんでしたね。
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12:00-13:00
ここで、丹波篠山に到着です。 午後1時にランチを予約していたんですが、少し早く到着できたので、先に少し街中を散策しました。 向かったのは、またもお城です。 こちら篠山城は、江戸時代、五万石の大名様のお城だったと記憶していますが、その割りには石垣が立派過ぎて驚きました。姫路城に匹敵とまでは言わないものの、かなりの規模でしたね。 なお、こちらは大書院が有名なのですが、元日はお休みで入場できないので、外から石垣だけを拝見して立ち去りました。
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13:00-14:00
お城を中心に少し散策したら、予約した時間になりました。 篠山ランチはずばり「ぼたん鍋」。今回の旅行でリサーチするまで、全く知らなかったんですが、ここ丹波篠山はイノシシ肉の鍋「ぼたん鍋」が名物だったんですね。 実は、うちら夫婦は、このイノシシの肉を、前回の年末年始旅の石川県で初めて食べたんですが、これがめちゃくちゃ美味しかったので、イノシシ肉の料理は又食べたいなと思っていたんです。ですので、ここでこの「ぼたん鍋」は必食なのです。 そして、多分もう二度と食べられないでしょうから、グルメサイトで最高峰の評価のこちらのお店を選び、しっかり予約しました。元日の営業、本当にありがたいです。 竹田城をじっくり楽しみたい気持ちも、ぼたん鍋を食べたい気持ちには勝てませんでした。食い意地の方が大事なのです。
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13:00-14:00
美しき「ぼたん肉」
予約済みですから、お店に入るとすぐに、待望のイノシシのお肉がお目見え(これは二人前)。 めちゃくちゃビジュアル良くありませんか? 映える食材ですねえ。
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13:00-14:00
憧れのぼたん鍋
神戸牛に続く、今回の旅行の目玉のお肉グルメ。憧れのぼたん鍋は、味噌仕立ての鍋なんですね。 イノシシ肉の外は、うどん以外は全てが野菜なんですが、実は、イノシシ肉だけではなく、ごぼうとシイタケもめちゃ美味かったんですよ。 でもやっぱり、何と言ってもイノシシ肉が断然、素晴らしかった。 この肉、煮込むとめっちゃ柔らかくなって、ふわっとした食感になるんです。で、サクッと噛み切れてしまうほど。 噛みしめると、肉の旨味がグワーッと染み出してきて、濃厚な味噌の煮汁にも全然負けません。これは大名物ですよ。 丹波地方に冬に来る機会があったら、絶対食べてほしいです。ただし、一人1万2千円オーバーを覚悟する必要がありますが。決して損はないです。
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15:00-15:00
あまりに美味しいぼたん鍋を満喫したら、この旅行最後のお宿のある有馬温泉へと向かうわけですが、途中の三田市(さんだしと読むんですね)は、美味しいケーキ屋さんがひしめいているとの噂があって、スイーツ大好きなぼくらとしては、無視できるはずがありませんでした。 ただ、そんなスイーツの街の三田でも一番有名な人気パティスリーさんが、年末年始のお休みなのがわかっていたので、かなり口惜しいのですが、この元旦にも営業していそうなホテルの軽食コーナーに行ってみたんです。 ところが、ホテルは営業しているのに、軽食コーナーは何とお休み。そりゃないでしょうよ。まあでもここで、「何で?」と言ってみても、お店が開くことはないので、三田のスイーツはすっぱりと諦めて、先を急ぎました。
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15:00-16:00
かなりハードに行動した旅行4日目も、ついに有馬温泉に辿り着いて、この旅行もいよいよ佳境です。最後のお宿「ねぎや」さんに到着したら、ペースダウンして、あとはゆったりのんびりですよ。 元旦のお宿も、大晦日に続いて日本有数の名湯のお宿。これまた、予約を取るのが大変でしたが、こちらも毎日、じゃらんで検索して、かろうじて押さえることができたんですねえ。よかった〜。 なお、こちらはかなり年季の入ったお宿のようで、建物自体は長い時を経ているし、作りが複雑でわかりずらいしで、お世辞にも素敵とは言えませんが、それはさておき、お部屋の中はそこまで残念ではなかったですし、掃除もきっちり行き届いていましたし、何よりスタッフさんの応対が柔らくきめ細やかで、安心できました。 お宿の良さは、「新しさ」「設備の立派さ」だけではないんですね。改めて、そのことに気づかされました。
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16:00-17:00
名湯のお宿で少〜し休んだら、前日に続いて名湯の温泉街を散策です。 そして、こちら有馬温泉も雰囲気ありました。有馬はとにかく、くねくねと曲がった小路が入り組んでいて、「え? こんなところに?」っていう場所に、隠れ家のようにお洒落なお店が隠れているんですよねえ。ゲームでダンジョンを巡っているみたいで楽しかったです。
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16:00-23:00
有馬の温泉街の雰囲気を楽しんだら、名湯のお宿のお楽しみの一つ、豪華な晩ご飯の時間です。 こちらの晩ご飯は、蟹料理のオンパレードだった前日とは趣が変わり、バラエティ豊か。品数の豊富さも、一品ごとの味も、お見事。 とても全部は説明しきれないので、特筆すべきものだけ挙げますと、どちらも巨大だった「蛤」と「鮑」でしょうか。 蛤は噛むと旨味が溢れ出てきて、鮑は噛むと歯が喜ぶほどの噛み応えがあって、嬉しくなっちゃいました。
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23:00-23:00
おまけの栗饅頭(巨大)
贅沢な晩ご飯をじっくりと楽しんだら、続いては、いよいよ名湯有馬の温泉を楽しみました。妻がどうしてもと言うので、こちらのお宿でも、オプションで貸切風呂をいただくことにしましたが、この選択はまあ正しかったですね。 ここの貸切のお風呂では、有馬温泉が誇る泉質の違う2種類のお湯、「金泉」と「銀泉」の両方に、一度に入れるんですよ。 赤褐色の金泉は凄い濁りでけっこう熱めで、無色の銀泉はやや温め。交互に入って楽しめました。 有馬の二大泉質を楽しんだら、先ほどの散策で買ってきた、大きな栗饅頭をいただいて、体ホカホカ、お腹もいっぱいで眠りにつきました。まあ、またなんて贅沢な。
- 5日目2023年1月2日(月)
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00:00-09:00
旅行最終日は、これまでの4日間とは打って変わって、予定をスッカスカに組んであったので、のんびり行動です。 お宿の美味しい朝食をゆ〜っくり楽しんで、うちとしては驚異的な遅い時間、9時半過ぎにチェックアウトしました。 朝食のお雑煮が、関西風の丸餅で楽しかったです。
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09:00-10:00
前の日にも少し散策しましたが、この日も有馬の温泉街を少し楽しみました。 と言うのも、有馬温泉のお店で、どうしても行きたいと思っていたお店に、元日はお休みで行けなかったんですよ。 で、一夜明けて1月2日、そんなお店に行ってみました。
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10:00-10:00
まず、有馬温泉で、何としても行ってみたいと思っていたお店がここ。全国的にも有名なジェラートの名店「スタジオーネ」さん。 お店に入ってみると、ジェラートのお店の法則「ディスプレイにまでこだわっているお店は、高確率で美味しい」に当てはめてみると、こちらのディスプレイは最高にかわいい! まず間違いなく美味しいです。 ですが、もう一点、注目してほしいことがあります。それは、「カップがショーケースに入っている」こと。カップを冷やすことで、ジェラートが溶けるのを、少しでも遅らせているんです。このこだわり、凄くありません?
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10:00-10:00
おそらくはとことん細かいところにまでこだわっているジェラート。これが美味しくないわけがありません。はい、めっちゃ美味い! ぼくは、マスカルポーネにレアチーズ、チーズ系を中心にチョイスしたんですが、チーズの味がクリーミーで濃い!深い! 食べててニヤニヤしちゃうレベルの美味しさでした。
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10:00-10:00
そして、元日はお休みで行けなかったお店がもう一軒。お店一の定番「金泉焼」のモチモチ食感がたまらないと評判の「きんせん堂」さん。 試食してみると、ガチで美味しかったので、迷わず購入。 後でゆっくりいただきます。 これで思い残すことはなくなりましたので、有馬温泉からさようなら。
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11:00-11:00
有馬温泉を離れたら、あとは元来た大阪国際空港に戻るだけですが、空港への帰路の途上、宝塚を通るのです。宝塚と言ったら「宝塚歌劇団」ですよね。 男のぼくが言うのは、ちょっと妙な話かもしれませんが、「いつか、宝塚大劇場でショーを見られないかなあ」と漠然と思っているのです。 当然、正月三が日の公演のチケットなんてプラチナチケット過ぎて、一般人のぼくらが入手できるはずがありませんし、妻がそもそも興味薄なので、観劇の予定はありませんでしたが、せっかく宝塚を通るんですから、雰囲気だけでも確かめたくて、来てしまいました。大劇場に。チケットもないのに(笑)。
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11:00-11:00
館内に入ってみると、圧巻の雰囲気。入った瞬間、絨毯に巨大シャンデリア、グッズの数々と、歌劇団の雰囲気一色。これは没入感があります。 「この先はホール」という大劇場の本当に入り口を見た時には、妻には内緒ですけど、「やっぱり、一回は見てみたいな〜」と秘かに思いました。
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12:00-12:00
今回の旅行もいよいよ大詰め。 やって来たのは、マニアの間では「航空機撮影の聖地」と呼ばれているらしい、伊丹スカイパーク。 航空機の離発着を、「真横」のポジションから、ここほど近距離で、しかも、ここほど短いスパンで立て続けに見られるところは、全国探しても、どこにもないんだそうですよ。 行くと、確かに、いきなり小型ジェット機の離陸シーンが、目の前に飛び込んできて、軽くびっくり。 その後も、バンバン離陸が見られました。ここは確かに凄かった。 でも、素人のぼくには、こんな写真しか撮れませんでした。動くものを撮影するのは難しすぎましたね。
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12:00-13:00
さて、スカイパークから車で10分くらいのところ。この旅行の本当の最後にやって来たのは、ズバリ「航空機撮影の聖地」の「その2」。 そんな近くに聖地のその1とその2があるんですね。 こちらは、なんと「真正面」から、飛行機の離着陸が見られるスポットなのです。 なんとなんと、真正面から降りてきた航空機が、思いっきり頭上のかなり間近を通って降りてくるのですよ〜。航空機を下から見るチャンスなんて、まずないです。 ここは、超大迫力の光景が見られますから、必見ですよ。 なおこちらは、誘導灯の明かりが目立つようになる夜の方が、さらに美しい光景になるようですが、そこまでは待てないので、諦めました。
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13:00-13:00
最後になぜか土砂降り
千里川土手で、圧巻の「航空機の着陸ショー」を楽しんで、車に乗り込み、あとはレンタカーを満タンにして返すだけ、となったところで、いきなり土砂降り。この日の降水確率、豊中市は10%だったはずなんですけどね。 給油スペースに屋根があったんで、まあ何ともなかったですけど、やっぱり必ず雨が降りますね、うちの旅行。 それはそうと、冒頭で、大阪、兵庫の皆さまの運転について触れましたが、今回、運転していて、驚くような場面は、ほぼありませんでした。 単に運が良かっただけかもしれませんが、日ごろ地元で運転するよりも、よっぽどスムーズでしたから、地元のドライバーの運転の方が問題があるってことですよね。色眼鏡で見てしまって、すみませんって感じです。
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13:00-16:00
大空港の迫力の離着陸をしばし眺め、土砂降りの雨の中、レンタカーを満タンに給油して返却したら、後はゆったりのんびり空港で過ごましたよ。 やっぱり、コンパクトな空港の方が、保安検査場も通過がスムーズですし、搭乗口までも距離が短いし、楽で良いですね。
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16:00-17:00
旅行を終えて思うこと、それは「年末年始はやっぱり温泉」?
けっこう広い兵庫県を、本当に文字どおり「東奔西走」「南船北馬」って感じで、かなり動いた気分になってましたが、レンタカーの走行距離は、意外にも428kmと控えめでしたね。 それでも、走行距離はそこそこでも、やっぱりけっこう動き回ったと思いますが、そんな中でも、前回の年末年始と同じパターンで、2泊連続で温泉宿に泊まって、ゆっくりのんびり過ごすこともできました。この「動きまくり」と「のんびりゆったり」が両立したってことは、けっこう凄いことですね。 やっぱり、年末年始の温泉は、優雅で良いですねえ。 今回は、温泉は素敵でしたし、お城も見事、お肉グルメを中心にした兵庫のご当地グルメもみんな美味しくて、あまりに完璧に楽しめてしまいました。こんなにすべてがうまくいった旅行も珍しいです。計画が良かったからかと、自画自賛してます。 そんな良い旅行でした。 ※おまけ、最後に買った「金泉焼」をおうちでいただいたら、評判どおりのもちもち食感で、めちゃ美味でした。
2023年新春は城崎に有馬 兵庫二大温泉で優雅に迎えました
1日目の旅ルート
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