さとけんさんの神奈川県〜愛知県の旅行記
【18きっぷ】国宝犬山城と関ヶ原を訪ねて【2023年12月】
- 1日目2023年12月18日(月)
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さて、今回の18きっぷの旅は、6時22分小田原発・6時45分熱海着、6時49分熱海発・9時17分浜松着、9時23分浜松発・9時58分豊橋着、10時2分豊橋発・11時32分大垣着、11時42分大垣発・11時55分関ヶ原着という行程です。静岡辺りが一番混雑していましたが、豊橋から先は列車のシートも転換クロスシートになって、金山・名古屋辺りの混雑も難なく通過という普通列車の旅でした。
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岐阜・大垣辺りまでは晴れていたのに、関ヶ原に到着すると雪景色、そして雨が降っていますね。実に寒い。傘を持ってきていませんでしたので、30分ほど駅舎で雨宿りをします。駅前の観光案内所で入手した関ケ原のウォーキングマップを眺めながら雨が止むのを待ちましたが、動かないで座っていると寒い。霧雨も止む気配がないということで、少し小ぶりになったかなというタイミングで歩き始めます。
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小降りになったと思ったみぞれ混じりの雨ですが、また降りが強くなってきました。写真左手の茶色の建物が関ヶ原町役場で、その向かいに岐阜関ヶ原古戦場記念館があります。今日は月曜日で休館日なのですが、多分雨宿り出来るスペースがあるだろうと雨の中、歩をすすめます。
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休館日の岐阜関ヶ原古戦場記念館の軒先で雨宿りをしながら、そして寒さを紛らわすためにその軒先の下を歩きまわっているうちに、雨が止んだような気配です。古戦場記念館の隣にある陣場野公園に、「徳川家康最後陣地」の看板が立っております。家康は味方の苦戦に苛立って、桃配山に布陣していた本陣を、三成の陣地に近づかせた(結果のここが最後陣地)ということなんですが、この「苦戦に苛立って」とか「(三成の陣地へ)自分の陣地を近づかせる」という点は、「怒りは敵と思え」と訓示を遺し、常に慎重だった家康公の印象とは違う印象を受けますね。私の持つイメージでは深謀遠慮の権化のような家康さんも、短期決戦では痺れを切らして思いきった行動を起こすんだなと思いました。
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こちらは陣場野公園と地続きの御霊神社です。昭和55年に関ヶ原合戦380周年を機に建立されました。
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こちらは陣場野公園にある床几場跡です。家康が床几に腰をかけ、味方が打ち取ってきた敵将の首を家康自らが改めた(首実検)場所です。雨が小降りなので関ヶ原を少し歩いてみました。
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今日は12月18日、どうやらこの雪は昨晩から今朝にかけて降った初雪のようです。
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こちら、写真の左端・山の中腹に白く雪が積もっている場所がありますが、あそこが笹尾山・石田三成の本陣、そして写真の右端・道路が右へ曲がり始めたところが、「決戦地」と呼ばれている場所です。三成の本陣のかなり近い場所が最後の決戦地となりました。
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決戦地あたりから東の方角を見る。大垣や岐阜あたりは行きも帰りも晴れていて、ちょうど関ヶ原辺りが雪の境目になっていました。平地と山の見た目は、1600年の関ヶ原も現代の関ヶ原もほとんど変わりはないのではないか、そんな気持ちで景色を眺めます。
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決戦地(写真手前)からみる石田三成本陣(背後の山の中腹・雪が露出している場所)
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関ヶ原の合戦は、1600年10月21日(慶長5年9月15日)の1日で決着がつきました。9月15日の朝は雨が降って霧が立ち込めていたようですね。それが午前10時ごろになって霧が晴れて晴天になったと。戦闘は午前8時ごろから始まり正午ごろ、あるいは午後2時ごろに終了したとのこと。
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西軍と東軍の戦いは両軍拮抗して膠着状態にありましたが、小早川の寝返りが合戦の潮目となって、西軍が総崩れになります。ここで、西軍の島津は、ちょっと逃げ遅れのような形勢になります。どうやって逃げるのか。関ヶ原は中山道、北国脇往還、伊勢東街道、伊勢西街道が交差合流する場所でもあり、普通に地図をみて考えたら、島津は島津陣地の背後の中山道を西へ逃げるか、同じく背後の北国脇往還を北西へ逃げるかですが、逃げ遅れた関係上、そのどちらのルートも西軍の敗走兵と東軍の追討兵で混雑していたと。セオリー通りに後ろへ逃げれば渋滞の最後列に並んで後ろからの追撃を受けることになる。というわけで、島津は前へ逃げた。すなわち決戦地に群がる東軍の前線前面に向けて突進し、ちょうど写真のこの向きです、敵中を突破して、家康の本陣の脇を抜けて伊勢東街道と伊勢西街道を南下して逃げたそうです。スピードが命、というわけなんでしょうが、井伊直政をはじめとする東軍の追撃兵を「捨て奸(すてがまり)」という戦法で足止めを食わせて、これは退却路の随所に小隊を残してその小隊が全滅する代わりに追撃軍を進ませない、そのうちに先頭の武将は逃げ延びるという戦法で退却したそうです。伊勢西街道を南下した島津豊久は逃げきれず、伊勢東街道を南下した島津義弘は数ヶ月後に薩摩に生還します。一説には300人の島津勢が国の薩摩に帰った時には80人ほどになっていたとか。
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石田三成の本陣である笹尾山のふもとにやってきました。数の上では西軍が有利だったそうです。司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」にも出てきたドイツ人の軍事顧問・メッケルが、関ヶ原合戦の東軍・西軍の布陣図を見て、「これで西軍が負けるはずがない」と不思議がったという話がありますが、東軍の到着を待ち構えた西軍の布陣もばっちりだったのに、なぜ西軍は負けたのでしょうね。どうしたら西軍が勝っていたのか。豊臣秀頼が戦場に出張っていたらとか、小早川が裏切らなければとか、合戦前日の夜に家康本陣に夜襲をかけていたらとか、いろんな考え方があります。そして西軍が勝っていたらその後の日本はどうなったのかという考察もまた面白い。今とは全然違う日本になっていたかもしれないし、あるいは関ヶ原で西軍がたとえ勝ったとしてもその後の日本はそんなに変わらなかったという説もあります。
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歴史の転換点と言われるポイントには様々な可能性があったわけですが、結局一つの結果に確定し、その延長上にある現在に私が存在しているということ、これは間違いがありません。笹尾山を後にして、関ヶ原駅へ向かいます。
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関ヶ原駅で列車を待ちます。今日は浜松で泊まりですので浜松へ戻ります。
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浜松駅から徒歩3分のセレクトイン浜松に連泊します。
- 2日目2023年12月19日(火)
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本日は6時01分浜松発の列車に乗って、JR鵜沼駅へやって参りました。鵜沼駅着8時35分、ここから犬山城まで歩きます。だいたい徒歩25分くらいで犬山城へ行くことができます。
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犬山城は9時からの開門、昼前後は大変な混雑になるという情報を聞きつけ、あさイチで登城するつもりでやってきました。
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時刻は9時ジャスト、一番乗りかと思いきや、先客が1名おられますな。混雑していないことに、まず満足します。
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先客1名がゆっくりと城の展示をみている間に、わたくしは抜け駆け、天守最上階を目指します。
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天守最上階に一番乗りー、と言ってみたかったが、天守最上階には、既に係りの方が2名、いらっしゃいます。
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おお、眺めがいいな。犬山城は、4階建ての天守で、いつ建てられた天守なのかはいくつか説があるようなのですが、いずれにして1537年から1620年の間には建てられていたようですね。
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あの山や川の流れの様子などは、昔も今も眺めはそう変わらないでしょう。
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犬山城の近くには航空自衛隊の岐阜基地があって、そこへ着陸する軍用機が犬山城付近を通過していきます。おそらく昭和の戦中には各務ヶ原飛行場の陸軍機も犬山城を見ながら、あるいは飛行経路の目標の一つにしながら飛んでいたことでしょうな。
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犬山城は国宝です。日本の戦国時代、特に動きの激しかった中部において現存するお城ということで、とても貴重なお城です。
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再び鵜沼駅へ戻ります。木曽川沿いには桜が植わっていて、春には良い景色になりそうですね。
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名古屋駅から歩いてトヨタ産業技術記念館を見学です。
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この記念館の良かったところは、先日明治村で観た機械が実際に動いているところです。説明をうけてなんとなく理解した動きが、実際にナマでみられます。
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先日訪れた明治村で案内係の方にしていただいた説明で、今一つイメージの湧かなかったこの装置の、このリングの役目が、とても良く分かりました。シャーとものすごいスピードで周っています。
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こちらも懐かしいですね。セリカクーペ1600GTです。幼児用の車の図鑑に載っていたと思います。プラモデルでも持っていました。1時間半ほど見学して名古屋駅へ戻ります。
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名古屋駅の端にある立ち食いきしめん屋さんでワンコインのきしめんをいただきましょう。食券を買って、カウンターに出して待ちます。
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おお。おいしい。ネギがたっぷりで、てんぷらも入っておる。何よりも温まるのが嬉しい。
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二川駅にやってきました。東海道を歩いた際は、この二川宿の本陣が、確か定休日で見学できなかったか、それとも金谷から歩いて菊川・小夜の中山あたりを出だしに浜松まで歩いた前日の行程がちょっと厳しすぎて、二日目の浜松から二川の歩きが、とても苦しかったために、二川の本陣に寄らなかったのか、とにかくここの本陣資料館を見ていないことが心残りでしたので、今日はいい機会ですから、寄っていきましょう。
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街道沿いの建物も、宿場の雰囲気を残している建物が残っています。それにしてもここは車の交通量があるわりには歩道が無くて、ちょっと危ないと思いました。二川宿を歩く際は、充分に気をつけるか、新幹線の線路近くが街道の裏道になっていますので(途中からですけどね)、そこの裏道を歩いて行くかした方がよろしいかと思います。
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さて、二川宿本陣資料館に到着です。
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本陣資料館は、改築して建て直されてはいますが、姿は昔のままとのこと。
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本陣の中は寒いですな。しかし部屋がたくさんあります。
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ここは殿様が座るところですな。「上段の間」というそうです。「大名等の貴人が休泊する部屋で、本陣の中で最も重要な部分」とのこと、畳も高くなっております。
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そしてこの上段の間の前の部屋から見ると、また部屋が多い、フスマが多いという、凄く奥行きのある感じです。であぇであぇと、フスマをバンバン開けながらやってきても、私などは同じところをグルグル回ってしまいそうな、いつまでたっても出会えないという、そんな広さでございますな。
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ほぅ、これはみやびじゃのぅ。
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本陣の玄関ですな。今日は殿様になった気分ですぞ。
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資料館の2階に面白い装置がありました。
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また東海道を歩きたいかと聞かれれば、歩きたいと答えますが、ものすごく楽なプランで、歩きたいですな。昔の旅人はちょっと無理をすると旅から帰って病気になって、寿命を縮めてしまったなどという話も実際に文献に残っていますので、無理をしないのが肝要なのであります。さて、二川宿を後にして浜松のホテルへ戻ります。今回の旅行の行程も、無理をすれば1日早く帰ることが出来るのですが、浜松市の補助金とじゃらんのクーポンを使うと1泊よりも2泊の方がお得ということで、気分もゆったりと観光できたのが良かったです。
- 3日目2023年12月20日(水)
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今日は帰るだけなのですが、せっかく浜松にきたのだから浜松城に寄って行こうと、歩いてやってきました。
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家康公の像ですね。正確に言うと「徳川家康公若き日の銅像」でございます。
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浜松城は昭和33年(1958年)に再建された鉄筋コンクリート建てのお城です。
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しかしこの粗削りな石垣(天守台)は400年前から残る石垣とのこと。
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1590年から1600年ごろの石垣ということなのでしょうか、約400年前の貴重な石垣なので引っこ抜かないでくれという浜松市の案内板です。それではお城に入ってみますか。
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お城の中は3階建てで、博物館のようになっています。3階からの眺めはいいですよ。天井もきれいでした。浜松城がどんなお城か確認ができてよかったと思います。浜松駅に戻り、今回の旅はこれで終了です。
- 4日目2023年12月21日(木)
- 5日目2023年12月22日(金)
- 6日目2023年12月23日(土)
- 7日目2023年12月24日(日)
- 8日目2023年12月25日(月)
- 9日目2023年12月26日(火)
- 10日目2023年12月27日(水)
- 11日目2023年12月28日(木)
- 12日目2023年12月29日(金)
- 13日目2023年12月30日(土)
- 14日目2023年12月31日(日)
- 15日目2024年1月1日(月)
- 16日目2024年1月2日(火)
- 17日目2024年1月3日(水)
- 18日目2024年1月4日(木)
- 19日目2024年1月5日(金)
- 20日目2024年1月6日(土)
- 21日目2024年1月7日(日)
- 22日目2024年1月8日(月)
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本日は18きっぷの残り2回分を使って松本へやってまいりました。前日に松本では雪が降ったようで、日影には雪が残っています。国宝・松本城は初めての訪問です。今日は別の場所を周りましたので、松本城は外観からの見学、内部は明日のあさイチに来て空いているお城を見学するつもりです。
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立派なお城ですな。天守閣は1600年前後に築かれたそうです。長野の善光寺の山門に登るときに、松本城の階段と同じ傾きですと説明を受けたような記憶があるのですが、松本城の最も急な階段の傾斜は61度だそうで、明日はそれも楽しみですね。
- 23日目2024年1月9日(火)
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今朝は良く晴れました。松本市、なんと今シーズン初めての氷点下4度という気温、遠くの山々もなんと美しいことか。
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立派な梁ですねー。城の中はとっても冷えていて、ところどころに立たれている係りの方達も、「今日は寒いですよー」と震えていらっしゃいました。松本だから氷点下も慣れているのかと思っていましたが、どうやら今シーズンの初氷点下とのことで、これではお城に立たれる方も大変ですね。
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天守から見るアルプスの山々。松本で青春時代をすごされたマンボウ博士(北杜夫氏)の「どくとるマンボウ青春期」で描写されていたアルプスの山々ですね。本当に美しいな。この寒さゆえの美しい眺望に、松本城の天守閣にて感動いたしました。
【18きっぷ】国宝犬山城と関ヶ原を訪ねて【2023年12月】
1日目の旅ルート
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