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2023.02.11

高知「ひろめ市場」のおすすめグルメ10選。明神丸や珍味堂などを紹介<2023>

高知県に来たなら寄っておきたいグルメスポット「ひろめ市場」。全59店の中からセレクトした、おすすめメニューをご紹介します!これを食べれば間違いなし!現地ならではの楽しみ方もガイドしますよ。

※この記事は2023年1月25日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

ひろめ市場とはどんなスポット?

巨大なフロアに高知の旨いもんが大集結!

ひろめ市場

「ひろめ市場」があるのは高知市の中心部で、高知城のすぐ近く。例えるなら“巨大なフードコート”で、名物・カツオのたたきをはじめ和食から洋食、スイーツまでメニューは多種多彩。食べたいものを買って、その場ですぐに食べられるのも魅力です。

まずは人数分の席をキープ。相席は当たり前

ひろめ市場

フロアはまるで巨大迷路のよう。ところ狭しと並んだテーブルで席を確保したら、お店を回って好みの料理を注文。色々な料理をテーブルに持ち寄って、楽しくワイワイやるのが“ひろめ流”の楽しみ方です。食べ終わったら食器はそのままでOK!ここからは「ひろめ市場」内のおすすめ料理を紹介します。

編集 若山

土日は席が取れないことが多いです。相席の申し出や、そろそろ空くかなど気軽に声をかけてみると良いですよ。

おすすめ(1)明神丸の「藁焼き鰹たたき」

高知に来たらコレ。塩で味わうのがおすすめ!

明神丸
藁焼き鰹たたき(5切/730円)

高知グルメで真っ先に思い浮かぶのが「鰹たたき」ですよね。たっぷりと脂がのったカツオをワラを燃やした火で炙り、できたての温かいままで味わうことができます。

一般的にはポン酢などのタレをかけて食べるたたきですが、高知では粗塩で味わうのがおすすめ。カツオの旨みがダイレクトに伝わり、パリッとした皮目とワラの香ばしさも引き立ちます。

明神丸

「明神丸」では注文を受けたら目の前でたたきを作ってくれるので、それを見るのも楽しみのひとつ。ボッと燃え上がるワラの炎は迫力満点です。表面だけを一気に焼き上げるので、香ばしさと溢れる旨みを堪能できます。

編集 若山

豪快な藁焼きの様子は必見!よく行列ができているお店です!

■明神丸(みょうじんまる)
[営業時間]【月~土】11時~21時【日曜】10時~20時
[定休日]不定(ひろめ市場に準ずる)
「明神丸」の詳細はこちら
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おすすめ(2)本池澤の「鰹刺身」

新鮮なカツオならでは。生を好む地元民も多数!

本池澤
鰹刺身(1400円)

高知でカツオ料理と言えばたたきが有名ですが、実は地元では刺身もオーソドックス。それも皮ごとと言うから驚きです。獲れたてのカツオだからこそ楽しめる贅沢な食べ方なので、ぜひ味わってもらいたい一品です。

皮のコリッとした歯応えと旨みがジュワッと広がる新鮮な生カツオは、酒の肴はもちろんご飯にもぴったり。薄くスライスしたニンニクを添えて食べると、本当に箸が止まらなくなるほどの美味しさです。

本池澤

カツオは傷みが早く、活きがいいものでなければ刺身にできないので「本池澤」では土佐沖のとれたてを毎朝市場で直接仕入れています。同じ高知市内に約100年前から営業する本店もあり、目利きの信頼性はバツグンなので味も間違いなし、と言っても過言ではありません。

■本池澤(ほんいけざわ)
[TEL]088-872-0772
[営業時間]【月~土】10時~22時【日曜】8時~22時
[定休日]不定(ひろめ市場に準ずる)
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おすすめ(3)珍味堂の「うつぼたたき」

見た目から想像できない旨みのキングオブ珍味

珍味堂
ウツボたたき(580円)

凶暴なルックスでグロテスクな印象のウツボ。中には「あんなの食べられるの?」と思っている人も多いと思いますが、騙されたと思って食べてみてください。驚くこと間違いなしの美味しさです。

身は淡白で適度な歯応えがあり、皮の下のゼラチン質からは濃厚な旨みがじゅわ~。まさに噛むほどに旨みが出る珍味です。近年はウツボの美味さも評判が広がり、都市部では値段も高級魚並みに。高知でも定番メニューにしているお店は多くないので、食べ逃さないでくださいね。

珍味堂

お店は「ひろめ市場」の中でかなり広い方で、店頭にはウツボをはじめ、どろめ(イワシの稚魚)やカニミソなど酒の肴になるものがズラリ。旅行者はあまり聞いたことのない名前の料理もたくさんありますが、お店の人に聞けば親切に教えてくれますよ。

編集 若山

水族館でよく見るウツボが食べられるとは!見た目の割に意外とあっさり味なことにも驚きでした。

■珍味堂
[TEL]088-872-0266
[営業時間]【月~土】10時~22時30分【日曜】9時~22時30分
[定休日]不定(ひろめ市場に準ずる)
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おすすめ(4)鰻処 まんの「鰻串」

白も黒も味わいたい高知県産のこだわりウナギ

鰻処 まん
鰻串(白・黒/各1000円)

皮目パリパリでふんわりとした身。みんな大好きなウナギは、どうせ食べるなら専門店で食べたいですよね。「鰻処 まん」は名前の通りウナギ一筋で、 焼きたてのウナギが定食や丼、それに串1本からでも味わえるんです。

おすすめは秘伝のタレで焼き上げる蒲焼きの「黒」と、余分な脂を丁寧に落としながらじっくりと白焼きにした「白」が同時に味わえる鰻串。「黒」には仁淀川山椒、「白」には塩やワサビを添えると、さらにウナギの旨みが引き立ちます。

鰻処 まん

扱っているウナギはすべて高知県産。しかも一般市場には出回ることが少ない“幻のウナギ”と呼ばれているこだわりのブランドウナギで、田野町の奈半利川から湧き出る豊富な地下水で丹精込めて育てられています。天然よりも皮も身も柔らかく、それを職人技で焼き上げるので美味しさにも納得です。

■鰻処 まん
[TEL]088-855-7805
[営業時間]10時~22時(LO21時30分)
[定休日]不定(ひろめ市場に準ずる)
「鰻処 まん」の詳細はこちら

おすすめ(5)司食堂の「鯨カツ」

もっちもちの赤身とサクサク衣の食感が絶妙!

司食堂
鯨カツ(500円)

現在では希少価値が高く、高級食材として扱われるクジラ肉。高知では江戸時代から捕鯨が盛んだったため、とても馴染みのある食材です。竜田揚げや刺身など食べ方もいろいろですが、おすすめしたいのはカツ。

専用の特製パン粉に包んでさっくりと揚げ、もっちりとした食感の赤身は臭みがなくカレー風味の自家製ソースとも相性ピッタリ。カツオのたたきとセットになった定食(1300円)もありますよ。

司食堂

高知市内や東京、大阪にも何軒もの系列店を持ち、観光客はもちろん地元の人からも美味しいと評判。休日など人が多い日は、お店の前の席が予約できるので便利です。

■司食堂
[TEL]088-855-4353
[営業時間]【平日】11時~21時【土・日・祝】10時~21時
[定休日]不定
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おすすめ(6)やいろ亭の「青さのり天ぷら」

青さのりを天ぷらでパリッと香ばしく

やいろ亭
青さのり天ぷら(550円)

青さのりは河口付近で採れる川のりのこと。風味が良く、味噌汁やスープの具材にすることが多いご当地食材ですが、天ぷらにして食べても美味しさは格別。

ご飯のおかずはもちろん、とにかくビールとの相性がバツグン。サクサクの食感で磯の香りがふわ~と広がり、衣が薄いので思ったほど油っこくなく、いくらでも食べられそうです。

やいろ亭

料理の美味しさはもちろんですが、この店が愛される理由は誠実さと親しみやすさにもあります。カツオなどの魚介はその日の状態を教えてくれ、女将さんをはじめスタッフは土佐弁でフレンドリーにおもてなし。観光客には心強いですね。

■やいろ亭
[TEL]088-871-3434
[営業時間]【月~土】10時~21時30分【日曜】9時~21時
[定休日]不定(ひろめ市場に準ずる)
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おすすめ(7)ひろめで安兵衛の「屋台餃子」

ひと口サイズの餃子は高知のシメの定番!

ひろめで安兵衛
屋台餃子(500円)

高知では「お酒を飲んだ後のシメは餃子」と言うのがおよそ半世紀前から根付く文化。その“元祖”とも言えるのが「屋台餃子」で、サイズが小さいのでお酒のおつまみにも最適です。

餡は豚肉やキャベツ、ニンニクの旨みが詰まり、高知県産のニラとショウガも入っています。皮は焼くと言うより揚げたようにパリッパリの黄金色で、あふれ出す肉汁がたまりません。

ひろめで安兵衛

「安兵衛」は1970年創業の「屋台安兵衛」をはじめ高知市内に4店舗がありますが、お昼から営業している「ひろめで安兵衛」は観光客には嬉しい存在。

注文を受けてから一つひとつ手で包み、鉄のフライパンで焼くスタイルも同じなので、いつでもパリッとした餃子を食べられます。

編集 若山

注文後に焼くので時間がかかることも。着いたら真っ先に注文しておくのが良さそうです。

■ひろめで安兵衛(やすべえ)
[TEL]088-822-0222
[営業時間]【月~土】12時~21時【日・祝】11時~20時
[定休日]不定
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おすすめ(8)軍鶏伝の「シャモ鍋」

龍馬も愛したとされる旨みと歯応えのシャモ料理

軍鶏伝
シャモ鍋(2人前/3200円)

シャモは気性が荒く飼育に手間も時間もかかることから、食材としては貴重な存在。強い旨みと締まりがあってコリコリとした食感が特徴です。

中でもシャモ鍋は高知の英雄・坂本龍馬も大好物だったとか。ギュッと旨みが凝縮されたシャモ肉は噛むほどに甘みも出て、そこにカツオ出汁にショウガをたっぷりと入れた黄金色のスープが絡むと逸品です。

軍鶏伝

こちらのお店は「ひろめ市場」の中では珍しく専用の店内席があり、鍋料理が注文できるのは店内限定です。

■軍鶏伝(しゃもでん)
[TEL]088-855-5815
[営業時間]【平日】16時30分~LO21時30分【土】12時~LO21時30分【日・祝】11時~LO20時30分
[定休日]月(祝日の場合は営業)
「軍鶏伝」の詳細はこちら

おすすめ(9)土佐の地酒市場 西寅の「司牡丹酒造 純米酒 ひろめ」

お土産にも欲しい。ここでしか買えない純米酒!

土佐の地酒市場 西寅
司牡丹酒造 純米酒 ひろめ(720mL/1490円)

旅先での楽しみと言えば、その土地ならではの地酒も忘れてはいけませんよね。この「純米酒 ひろめ」は2018年に「ひろめ市場」の創業20周年を記念して発売されたもの。水質の良さで知られる仁淀川水系の軟水で仕込み、華やかで香しい余韻が愉しめる淡麗辛口です。

土佐の地酒市場 西寅

「ひろめ市場」の数件で飲むこともできますが、瓶で販売しているのはここだけ。ネット通販なども行っていないので、お土産にも最適ですね。

高知県内の酒蔵の地酒のみを取り揃え、有名銘柄はもちろん、なかなか手に入らない珍しい地酒や焼酎、リキュールなどラインナップも豊富。好みを伝えれば、土佐酒アドバイザーのスタッフがおすすめを選んでくれますよ。

■土佐の地酒市場 西寅
[TEL]088-872-6676
[営業時間]【月~土】10時~18時【日曜】9時~17時
[定休日]不定(ひろめ市場に準ずる)
「土佐の地酒市場 西寅」の詳細はこちら

おすすめ(10)日曜市のいも天の「いも天」

サクサク衣で自然な甘さのソウルフード。

日曜市のいも天
いも天(1袋/350円)

毎週日曜日に開催されている街路市「日曜市」は300年続く高知の名物。そこで行列のできるいも天が平日でも、しかも並ばずに食べられます。

秘伝の衣はサクサクで、国産サツマイモのほんのりとした甘さを楽しめます。1袋に4~5個入っていて、食後のスイーツやおやつとしてぺろっと食べることができますが、ビールのつまみにも良く合います。

日曜市のいも天

お店の前は香ばしい匂いが漂って、素通りできないほど。ソウルフードとして親しんできた地元の人たちで賑わっています。他にもニンニクで味付けした「ガリアジ」や「鰹コロッケ」など高知ならではのグルメも揃い、お酒と一緒に注文するとお得になる割引セットもありますよ。

編集 若山

多めに買ったのに美味しすぎて再度買いに行きました。軽い食感であっという間になくなります!

■日曜市のいも天
[TEL]088-855-7330
[営業時間]11時~21時
[定休日]火・水(祝日の場合は営業)
「日曜市のいも天」の詳細はこちら
■ひろめ市場
[TEL]088-822-5287
[住所]高知県高知市帯屋町2-3-1
[営業時間]【月~土】10時~23時【日曜】9時~23時
[定休日]不定(HPにて要確認)
[アクセス]【電車】土佐電鉄 大橋通電停より徒歩2分 【車】高知道高知ICより15分
[駐車場]あり(60分300円/1店舗2000円以上の利用で1時間分割引/計2時間まで適用)
「ひろめ市場」の詳細はこちら
「ひろめ市場」のクチコミ・周辺情報はこちら

まとめ

「ひろめ市場」のおすすめグルメをご紹介しました。相席のちょっとカオスな雰囲気も楽しくて、知らない人同士でもきっと仲良くなれますよ。高知を旅するときは、ぜひ足を運んでくださいね。

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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