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2023.06.07

上越妙高駅周辺で買える「お土産」7選!出陣餅や笹団子も<新潟・2023>

上越妙高エリアは、四季折々の自然に囲まれ豊かな食文化が根づくエリア。清流や山々が広がる地元の素材を使ったおいしいお土産スイーツが、旅の思い出を彩ってくれるはずです。今回は、上越妙高を訪れた際に便利な上越妙高駅付近のお店「さくら百嘉店」と「おみやげ 寄ってかんかね」で買える、お土産を紹介します。

※この記事は2023年5月22日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

笹だんご

くさのや、御母家

笹だんご
笹の葉に包まれた笹だんご。よもぎ餅の中にはあんこがたっぷり

「笹だんご」は、上質なもち米を蒸してからすりつぶし、風味豊かなよもぎを混ぜ込んだお餅の中に粒あんを入れ、地元で採れた熊笹で包んだ新潟越後の郷土菓子です。笹には殺菌作用があり、戦国時代には携行保存食として活用されたという話もあるそう。

くさのや
笹の葉に包まれた状態で販売されている(くさのや・さくら百嘉店にて販売)
御母家
真空パックで蒸したてできたてに近い味を楽しめる(御母家・寄ってかんかねにて販売)

笹だんごを食べる時は、まずは笹をバナナのようにむいて、熊笹のスッキリした香りを楽しみます。笹をむいたら出てくる、食感の良いよもぎ味のお餅を口に入れると、よもぎ餅と甘さ控えめな粒あんのハーモニーが広がっていきます。素朴で風味豊かな笹だんごは、新潟エリアの旅のお土産に欠かせません。

<おみやげデータ>
[販売場所]さくら百嘉店、寄ってかんかね
[価格]くさのや:2個入437円、5個入864円、10個入1728円
御母屋:5個入950円

翁飴

高橋孫左衛門商店

翁飴
お茶請けにぴったり

「翁飴」は、水あめを寒天で固めた独自製法のお菓子で、弾力のあるもっちり食感とあっさりとした上品な甘みがやみつきになるおいしさです。長期保存が可能なことから、江戸時代は参勤交代のお土産として持参され、江戸でもそのおいしさが有名になったのだとか。

翁飴
8、12、20個入りと用途によって大きさを選べる

手のひらに載せると小さく収まるくらいの正方形で、四隅や厚みのある側面はスッパリと端正な切り口が、昔ながらのお菓子の美しさを感じさせます。あと引くおいしさで、「一つ食べると、もう一つ食べたくなってしまう」とファンになる人も多いそうです。歴史あるお菓子を、この機会に味わってみてはいかがでしょうか。

<おみやげデータ>
[販売場所]さくら百嘉店、寄ってかんかね
[価格]8個入562円、12個入929円、20個入1545円

出陣餅

かなざわ総本舗

出陣餅
香り高いよもぎ餅が3つ入っている
出陣餅
小さな風呂敷包みに楊枝が斜めに差し込まれている
出陣餅
紫色の箱がクールな雰囲気

「出陣餅」は、上越産のもち米「こがねもち」を100%使用したしっかりと弾力のある滑らかなお餅に、国産よもぎを練り込みきな粉をまぶした和菓子です。薄紫色の家紋がプリントされた小さな風呂敷をあけると、たっぷりのきな粉とよもぎ餅がケースに入っています。別容器に入っている黒蜜をお好みでかけて、味わいます。黒蜜は沖縄産黒糖を使用し熟成させた特製品で、きな粉をまとった風味豊かなよもぎ餅と合わさると相性抜群。個包装になっているので、一人ひとりに配るお土産にもぴったりです。

<おみやげデータ>
[販売場所]さくら百嘉店、寄ってかんかね※入荷個数が少ないため、品切れの可能性あり
[価格]5個入1080円(寄ってかんかねのみ取扱い)、10個入2160円

元祖 継続だんご

三野屋

三野屋
丸められた白あんのおだんご

「継続だんご」は、1903(明治36)年から変わらぬ製法と材料で手作りされているお団子です。お団子と言っても、通常のお団子ではなく、白あんを丸め表面だけ香ばしく焼き、艶出しの寒天をかけて仕上げられたもの。あんこのしっとりとした甘みが特徴で、林芙美子さんの小説『放浪記』にも登場し、主人公の傷心を癒し、生きる希望を与えたと言われています。

三野屋
明治時代の店先を想像させる包装紙のイラスト

「継続だんご」の名前の由来は米どころである上越らしいストーリー。明治時代、米穀取引所の閉鎖命令が出てしまい、困った住民たちが嘆願をくりかえしたところ、継続が許可され、それを祝して作られたのがこの継続だんごだそう。上越地方ならではの、風土や近現代の歴史に想いをはせながら食べてみるのもいいですね。

<おみやげデータ>
[販売場所]さくら百嘉店
[価格]5本入1080円、8本入1836円

吟醸生かんずり6年仕込

有限会社かんずり

有限会社かんずり
吟醸生かんずりのほか、関連商品も並ぶ

「吟醸生かんずり6年仕込」は、地元で栽培された自然交配の昔ながらの唐辛子を100%使用し、国産の米糀・柚子・食塩を加え、6年間掛けて熟成・発酵をくりかえし作られた風味豊かな香辛調味料です。添加物を一切使用しない自然食品で、3年熟成して作られる通常かんずりよりも旨味とコクが更に深く、濃厚な味わいが楽しめます。

マイルドな辛さと風味豊かな柚子の香りが食欲をそそるので、何にでも使えますが、お土産店スタッフおすすめの食べ方は卵かけご飯だそう。まろやかな生卵を使った卵かけごはんにピリッとしたかんずりを合わせると、格別のおいしさなのだとか。6年ものの特別なかんずりは、ご飯のお供にうってつけです。

<おみやげデータ>
[販売場所]寄ってかんかね
[価格]70g1080円

桜びらサブレ

笹川菓子店

笹川菓子店
大きめの桜の花の塩漬けがポイント

「桜(はな)びらサブレ」は和菓子屋さんが日本三大夜桜にも数えられる高田公園の夜桜をモチーフに作っている焼菓子で、桜の花びらの形と、サブレには珍しい1cmほどの厚みが特徴です。上に乗っているかわいらしい桜の塩漬けのしょっぱさと、ザクザクした食感と控えめな甘さ、ほのかなバターの風味があいまって、味わい深く、お土産店でも老若男女を問わず人気のあるお菓子だそう。

笹川菓子店
桜色のパッケージもかわいらしい

分厚い生地の側面にグラニュー糖がまぶされているので、ジャリッという食感もおいしさのアクセントになっています。10個入りは、桜色の紙パッケージに黄緑の紐のコントラストが素敵で、お土産にぴったりです。

<おみやげデータ>
[販売場所]さくら百嘉店、寄ってかんかね
[価格]5枚入648円、10枚入1437円

春嘉秋冬 越後名物笹団子クッキー

さくら百嘉店

さくら百嘉店
よもぎ生地の笹団子クッキー

「春嘉秋冬 越後名物笹団子クッキー」は、生地によもぎを入れてあんこパウダーをふりかけた、やさしい甘さの笹だんご風味のクッキーです。春嘉秋冬シリーズは、上越妙高地方の魅力を表現した米粉100%のクッキーで、春夏秋冬それぞれの味わいが生かされるように、地元素材をふんだんに使用。和テイストの素材も加え、どこか懐かしさを感じる味わいに仕上げているそうです。小麦粉や卵を使用していないのも特徴です。

さくら百嘉店
店内には10種類のクッキーが並ぶ

春嘉秋冬シリーズのクッキーは、他にも「越後生まれの苺クッキー」や「地酒の酒かすクッキー」などがあり、店頭で選ぶ楽しさもあります。

<おみやげデータ>
[販売場所]さくら百嘉店
[価格]8枚入411円

■さくら百嘉店
[TEL]025-520-9758
[住所]新潟県上越市大和2-1-1
[営業時間]9時~19時
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR東日本・JR西日本・えちごトキめき鉄道上越妙高駅構内【車】北陸道上越高田ICより5分
[駐車場]なし ※上越妙高駅周辺の有料駐車場を利用
「さくら百嘉店 上越妙高駅店」の詳細はこちら
■おみやげ 寄ってかんかね
[TEL]025-520-4001
[住所]新潟県上越市大和5-2-7 エンジョイプラザ内1F
[営業時間]【平日】9時~20時【土・日・祝】8時~20時
[定休日] なし
[アクセス]【電車】JR東日本・JR西日本・えちごトキめき鉄道上越妙高駅西口より徒歩1分【車】北陸道上越高田ICより5分
[駐車場]48台(無料)
「おみやげ 寄ってかんかね」の詳細はこちら

まとめ

上越妙高のお土産は、地元の風土や食文化が詰まったものばかり。季節感あふれるものがたくさんあり、桜や紅葉、雪景色など、四季折々の自然をイメージしながらお土産を選ぶのも楽しいですね。ぜひ地元の味を楽しみに、上越妙高を訪れてみてくださいね。

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じゃらん編集部  じゃらん編集部

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