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2025.10.23

【東京都内】おすすめたい焼き店5選!並んでも食べたい老舗の名店など<2025>

東京都内でおすすめの「たい焼き店」をまとめました。御三家とも呼ばれる「浪花家総本店」「柳屋」「わかば」といった老舗の名店も紹介します。鯛の形をした生地であんこを包んだたい焼きは、日本の伝統的な和菓子。形は似ていても、食感や材料など店によってこだわりのポイントは様々です。

テイクアウトはもちろん、スペースがあればその場で焼きたてをほおばるのも至福のひととき。気になる店を見つけたら、ぜひ足を運んでみてくださいね。

【港区】浪花家総本店

童謡『およげ!たいやきくん』のモデルになった老舗

浪花家総本店
「たいやき」1個200円
浪花家総本店

東京都港区・麻布十番に店を構える「浪花家総本店(なにわやそうほんてん)」は、1909(明治42)年創業の老舗。“東京たい焼き御三家”の1つで、童謡『およげ!たいやきくん』のモデルになった店としても知られています。

「たいやき」は、小麦粉だけで焼き上げられた薄くカリッとした皮に、北海道十勝産の香りの強い小豆を使用。甘さ控えめのあんこは、小豆を8時間かけて炊きあげるというだけあって、つぶあんとは思えないほどなめらかな舌触りです。甘い物が苦手な人が買って行くことも多いそう。

あんこの風味をしっかり味わいたい人は、出来たてのアツアツよりも、少し冷めてから食べるのがおすすめ。また、持ち帰ってからもバターをひいたフライパンで両面こんがり焼けば、温かいものを楽しめますよ。

浪花家総本店
色鮮やかなあんこ
浪花家総本店
職人が金型に手早くあんこを入れる

「浪花家総本店」の2階にある「ナニワヤ・カフェ」ではイートインも可能です。「たいやきセット」はドリンク付きで700円。持ち帰りの行列ができているときは、カフェでくつろぎながら焼きあがるのを待つのもいいですね。

浪花家総本店

「ナニワヤ・カフェ」では、他にも「かき氷」(500円~)や「おしるこ」(800円)、「あんみつ」(400円)など、様々なメニューを提供しています。

中でも人気なのは、揚げ玉とキャベツが入った「焼きそば」(600円)。シンプルな味は、誰からも好かれる一品です。

「時代によっておいしさの基準が変わるので、伝統を大事にしながらも“今、おいしい味”をつねに追求し続けている」という「浪花家総本店」。なめらかな口どけの「たいやき」を、ぜひ味わってみてください。

[席数]2階(ナニワヤ・カフェ)24席
[予約]たい焼きとナニワヤ・カフェともに可(電話と店頭での予約)
■浪花家総本店
03-3583-4975
東京都港区麻布十番1-8-14
11時~19時(LO)
火、水
麻布十番駅より徒歩1分/首都高速道路芝公園ICより5分
なし※近隣に有料駐車場あり
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(画像提供:浪花家総本店)

【中央区】高級鯛焼本舗 柳屋

上品な甘さのあんこがたまらない!大正5年創業の老舗

高級鯛焼本舗 柳屋
「鯛焼」1個200円

1916(大正5)年創業の「柳屋」は、中央区日本橋の下町情緒溢れる人形町で長年愛され続ける店。こちらも“東京たい焼き御三家”に名を連ねる老舗です。

小豆の風味を損なわないよう、毎朝あんこを手作りしてその日のうちに全て使い切るのがこだわり。1日に使用するあんこの量は100kgで、「鯛焼」1500個分にもなるのだとか。

それが、1日で売り切れてしまうどころか、足りなくなって仕込み直す日もあるそうです。

高級鯛焼本舗 柳屋
「鯛焼」は店頭で焼き上げる

小豆は北海道産の中でも、店主自らが毎年出来の良い産地のものを選んでいます。つぶあんは、一粒一粒がやわらかくて上品な甘さ。パリパリの皮とのバランスが絶妙です。

高級鯛焼本舗 柳屋
持ち帰りには経木で包む

4個以上まとめ買いをすると、湿気を吸う経木(きょうぎ)で包んでもらえるため、適度な湿度で味と鮮度を保った状態で家まで持ち帰れます。レトロなデザインの箱も可愛いので、お土産にもぴったり!

高級鯛焼本舗 柳屋

店から歩いて2~3分のところには緑の木々が並ぶ浜町緑道があります。ベンチも多いので、天気の良い日には「鯛焼」を食べながらのんびり過ごすのもいいですね。

[席数]なし(テイクアウトのみ)
[予約]可(電話予約)
■高級鯛焼本舗 柳屋
03-3666-9901
東京都中央区日本橋人形町2-11-3
12時30分~18時
日、月
人形町駅より徒歩で1分/首都高速道路箱崎出口より3分
なし※近隣に有料駐車場あり
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(画像提供:高級鯛焼本舗 柳屋)

【新宿区】たいやき わかば

ぎっしりと詰まった、塩気の利いたあんこが絶品

たいやき わかば
「たいやき」1個210円

新宿区の四ツ谷駅から新宿通りを一本入ると見えてくるのが、1953(昭和28)年創業の「たいやき わかば」。こちらも“東京たい焼き御三家”と呼ばれる店の1つです。

たいやき わかば

特徴は、何といっても塩気の利いたあんこ。前日に炊き、一晩寝かせて甘みを凝縮させているというこだわりのあんこと塩気の絶妙なバランスは、クセになるおいしさ!

パリッとしたの皮の中には、尻尾まであんこが詰まっていて、ずっしりとした重さを感じます。

持ち帰った「たいやき」を一度冷凍して、半解凍させてから食べると小倉アイスのような味になるのだとか。

たいやき わかば
イートインスペース
たいやき わかば
昔から変わらない金型
たいやき わかば
「見附の団子・あん」(1本180円)

「たいやき」以外にも、例年4月から10月末頃までの期間限定で販売される「見附(みつけ)の団子」(1本180円)も店の人気商品。味は、みたらしとあんの2種類です。

販売期間中に店を訪れた際には、「たいやき」のお供にぜひ味わいたいですね。

[席数]14席
[予約]可(電話予約)
■たいやき わかば
03-3351-4396
東京都新宿区若葉1-10 小沢ビル1F
9時~17時(LO)
水、日
四ツ谷駅より徒歩約5分/首都高速道路飯田橋出口より10分
なし※近隣に有料駐車場あり
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(画像提供:たいやき わかば)

【渋谷区】恵比寿たいやき ひいらぎ

じっくりと焼き上げられた皮のパリパリ・もちもちの食感が絶妙

恵比寿たいやき ひいらぎ
「鯛焼」1匹230円
恵比寿たいやき ひいらぎ

渋谷区恵比寿の「ひいらぎ」は、大きなたい焼きの絵が描かれた暖簾が目印。「鯛焼」の皮は、30分以上じっくりと焼き上げるため、表面はパリパリ、中はもちもちの食感です。

4時間かけて炊いた小豆を一晩寝かせてから使用するという自家製あんこは、口に入れた瞬間に凝縮した甘さを感じます。皮にもこだわりがあり、10種類以上の粉を配合しているのだとか。

恵比寿たいやき ひいらぎ

店では羽根と呼ばれる、焼いた生地の余った部分を無料で配布している他、自家製のあんこ(300g500円)も販売。あんこを買って帰り、ぜんざいやおしるこ、小倉トーストなどを作る人もいるそうですよ。

1日分として炊いたあんこがなくなり次第、営業は終了します。休日は18時、平日は17時頃に売り切れてしまうこともあるので、早めの来店がおすすめ。雨の日や、平日の午前中が比較的狙い目です。

手土産など確実に購入したい日と数が決まっている場合は、電話もしくは店頭で事前予約が可能。1時間以上前に予約をすれば、通常30円の箱代が無料になるサービスもあります。

[席数]なし(テイクアウトのみ)
[予約]可(電話と店頭での予約)
■恵比寿たいやき ひいらぎ
03-3473-7050
東京都渋谷区恵比寿1-4-1 恵比寿アーバンハウス1F
10時~18時
不定
恵比寿駅より徒歩2分/首都高速道路高樹町出口より7分
なし※近隣に有料駐車場あり
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(画像提供:ひいらぎ)

【武蔵野市】有職たい菓子本舗 天音

羽根付きが新鮮!黒糖を使用したコクのある甘さ

有職たい菓子本舗 天音
「たい菓子」1個255円
有職たい菓子本舗 天音
黒糖入りのあん

武蔵野市の吉祥寺駅前、「ハモニカ横丁」の一角にある「天音(あまね)」では、たい焼きではなく「たい菓子」というのが正式名称。「他の和菓子と同じように、焼きたてでなくてもおいしく食べられるように」との意味が込められているそうです。

1番の特徴は、あんと皮の両方に黒糖が使われていること。そのため、一口食べるとコクのあるしっとりとした甘さが口いっぱいに広がり、後味は上品ですっきりとしています。

有職たい菓子本舗 天音
羽根付きを生み出すフラットな金型
有職たい菓子本舗 天音

周りに生地がはみだした“羽根付き”は、お客さんからの要望に応えたそう。大きくはみ出るように、鯛の形の金型は浅めでフラットな構造になっています。

魚の形をした生地のギリギリまでたっぷりとあんこが詰められているので、あんこと羽根を交互に食べるのがちょうど良いバランスです。

有職たい菓子本舗 天音

つぶあんの他に季節限定のあんこもあり、9月から10月末頃までは栗のあんこを販売しています。限定味は数量が限られているので、早めの時間に訪れましょう。

[席数]なし(テイクアウトのみ)
[予約]不可(電話での問い合わせは可)
■有職たい菓子本舗 天音
0422-22-3986
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-9 ハモニカ横丁
11時~なくなり次第閉店
不定
吉祥寺駅より徒歩1分/首都高速道路高井戸出口より20分
なし※近隣に有料駐車場あり
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(画像提供:有職たい菓子本舗 天音)

※この記事は2025年10月9日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載の価格は全て税込価格です。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。

じゃらん編集部

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