京都で朝ごはんが楽しめるおすすめの店を紹介。見どころ満載の京都旅行をたっぷり満喫するために、まずは美味しい朝食を食べてエナジーチャージしませんか。
老舗カフェのモーニングから和食店のおばんざい、多彩な種類のパンが食べられるパンメニューまで、バラエティ豊かに集めました。
【京都市中京区】京菜味のむら 烏丸本店
種類豊富!好みのおばんざいが選べる野菜中心の日替わり小鉢

烏丸通りから1本路地に入ったところにある「京菜味のむら」の朝ごはんは、野菜を中心とした10種類以上の日替わり“おばんざい小鉢”をショーケースから選べるスタイル。京都の伝統的家庭料理おばんざいを毎朝7時から食べられます。

「おばんざいセット」は、好みの小鉢を6種セレクトできます。味噌汁付で、ごはんは白米と雑穀米から選べるのも嬉しいポイント。看板メニュー「湯葉丼」をセットにすることも可能です。(追加料金250円)
「湯葉丼」と、12種のおばんざいを色とりどりのガラスの器に盛付けた「雅ご膳」(1800円)もおすすめ。味はもちろん、目でも楽しめますよ。

和モダンで明るい雰囲気の店内には、坪庭が見えるカウンター席もあります。健康的な朝食で、京都らしさを満喫できそうですね。
京都府京都市中京区蛸薬師通烏丸西入橋弁慶町224 SOHO烏丸1F
7時~14時30分(LO14時)※「おばんざいセット」「雅ご膳」7時~14時
なし
四条駅・烏丸駅より徒歩約3分/名神高速道路京都東IC・京都南ICより約30分
なし
「京菜味のむら 烏丸本店」の詳細はこちら
(画像提供:京菜味のむら 烏丸本店)
【京都市中京区】イノダコーヒ本店
長年愛され続ける老舗喫茶店の素材にこだわったモーニング

1940年に誕生した「イノダコーヒ」は、創業当時から変わらないネルドリップ式で淹れるコーヒーを堪能できる喫茶店。
「京の朝食」では、好きな飲み物と一緒に、神奈川県・茅ヶ崎のハム工房へ独自に依頼した本格ボンレスハム、新鮮野菜のサラダ、ふわふわのスクランブルエッグ、芳醇なバターの香りがするクロワッサンを堪能できます。

町家風の本館と、洋風のレトロな別館が並ぶ外観が特徴。京都の街に溶け込む佇まいが魅力です。

店内は、重厚感のある照明やチェア、ギンガムチェックのテーブル席など、細部までこだわった広々とした空間になっていて、コーヒーの香りに包まれながら寛げますよ。
京都府京都市中京区堺町通三条下る道祐町140
7時~18時(LO17時30分)※「京の朝食」7時~11時
なし
烏丸御池駅より徒歩5分/名神高速道路京都東IC・京都南ICより約30分
あり(タイムズイノダコーヒ駐車場※店舗利用で1時間無料、以降20分200円)
「イノダコーヒ本店」の詳細はこちら
(画像提供:イノダコーヒ本店)
【京都市中京区】旬菜 いまり
炊き立て土鍋ごはんと一緒に季節のおばんざいを堪能

おばんざいを中心に季節ごとの料理が楽しめる和食店「旬菜 いまり」。完全予約制の「京の朝ごはん」は、炊き立ての土鍋ごはんを中心に献立が考えられた朝御膳です。
京丹波(きょうたんば)産コシヒカリを使用した土鍋ごはんは、来店時間に合わせて炊きあげるそう。西京焼き、2種のおばんざい、だし巻き玉子、ぬか漬け、味噌汁、サラダとともに提供されます。

伝統的な京都の佇まいが感じられる外観。京町家を改装した落ち着いた店内には、白木のカウンター席やテーブル席、半個室があります。

京野菜や新鮮魚介を中心に、旬の食材を使ったおばんざいが常時10~15種類ほど並び、素材を生かした優しい味わいの料理を堪能できます。
京都府京都市中京区六角通り新町西入ル西六角町108
7時30分~11時、17時30分~23時※「京の朝ごはん」7時30分~11時(完全予約制・1時間入れ替え制)
火
烏丸駅・烏丸御池駅より徒歩約10分/名神高速道路京都東IC・京都南ICより約30分
なし※近隣のコインパーキングを利用
「旬菜 いまり」の詳細はこちら
(画像提供:旬菜 いまり)
【京都市南区】The Lower East Nine Cafe
自慢のカフェメニューにぴったり!一皿で大満足のブランチプレート

京都駅の南に位置するカフェ「The Lower East Nine Cafe」のモーニングメニューは、コーヒーに合うパンがメイン。しっかり食べたいなら、一皿で大満足のバランスとボリュームが魅力の「ブランチプレート」がおすすめです。
その他、「ハム&チーズトースト」(500円)や「たまごツナサンドイッチ」(700円)、「ベーグルサンドイッチ」(720円)など、豊富なメニューが揃っていて、可愛いラテアートの「カフェラテ」や「エスプレッソ」(400円)と一緒に楽しめます。

内装や家具の一つ一つにこだわりを感じるおしゃれな店内。大きな窓から外を眺めながら、ゆったりとした時間が過ごせます。

カフェメニューは18時まで営業しています。近隣には「東寺」「伏見稲荷大社」「東福寺」などがあるので、観光の合間に一息つくのもいいですね。
京都府京都市南区東九条南烏丸32
8時~18時(LO17時30分)※「ブランチプレート」8時~13時
なし
九条駅より徒歩すぐ/名神高速道路京都東ICより約20分
なし
「The Lower East Nine Cafe」の詳細はこちら
(画像提供:The Lower East Nine Cafe)
【京都市東山区】町家カフェ ろじうさぎ
築100年の町家カフェで楽しむ多種多彩な朝ごはんメニュー

「ろじうさぎ」は、舞妓さんに会える花街・宮川町に位置する築100年の町家カフェ。朝食メニューは全部で6種類用意されています。
「京の朝ごはん」は、注文してから焼いてくれる焼魚(塩鮭または塩鯖※鮭は100円追加)、小鉢2品、だし巻き卵、味噌汁、ご飯、漬けものといった、薄味の優しい味つけの定番メニューです。


その他、「豆乳ゆば粥お膳」、夏季限定「ひんやり冷たい豆乳ゆば粥お膳」、具だくさんの豚汁が付いている「おすすめセット」(1700円)、「だし巻きお膳」(1500円)など、バラエティ豊富な朝ごはんのメニューが揃っています。
彩りが可愛らしい「ろじうさカレー」もおすすめ。ゴロゴロの野菜がたっぷり入っていて、どこか懐かしい家庭の味です。

趣きのある街並みの中、路地裏の景色に溶け込む店構え。赤いのれんと可愛いうさぎの置物が目印です。
京都府京都市東山区下柳町176(宮川町歌舞練場上ル一筋目東入ル 恵美須神社西側)
8時~11時(LO10時30分)、12時~16時(LO15時30分)※「京の朝ごはん」8時~10時30分
不定休
祇園四条駅より徒歩約3分/名神高速道路京都東IC・京都南ICより約30分
なし
「町家カフェ ろじうさぎ」の詳細はこちら
(画像提供:町家カフェ ろじうさぎ)
【京都市東山区】朝食喜心
主役は土鍋ごはん。一飯一汁の丁寧に作られたシンプルな朝食

“心豊かな一日を始める食事”、昔ながらの“日本の朝食”を提案する「朝食喜心(ちょうしょくきしん)」で味わえるのは、土鍋ごはん、一飯一汁にめざしのついたシンプルな朝ごはんです。
「喜心の朝食」(3600円)の主役は土鍋ごはん。炊き上がりの水分を多く含んだ“煮えばな”から、パリパリの“おこげ”までを、汲み上げ湯葉、汁物、うるめいわし、お漬物と共に楽しめます。※完全予約制、詳細は公式ホームページで要確認

汁物は、京白味噌の豚汁、季節野菜の汁物、海鮮和風トマト汁から選べるのも魅力。京白味噌の豚汁は、麹だけの甘みとすっきりとした味わいの京白味噌に、コクのあるまろやかな熟成肉を使った逸品です。

祇園の路地にあり、和モダンな雰囲気が印象的な外観です。曜日限定で土鍋ご飯の炊き方などが学べる「喜心ディスカバリー」も開催しています。※詳細は公式ホームページで要確認
京都府京都市東山区小松町555 鈴ホテル 祇園花とうろ1F
【喜心の朝食】7時30分~12時(LO10時30分)※完全予約制(3部入れ替え制)7時30分~、9時~、10時30分~スタート【喜心ディスカバリー(デモンストレーション型ワークショップ)】土13時~15時(朝食・甘味・お土産付)、日・月・金13時~14時(軽食付)※変更になる場合あり
水、木(特別営業日あり)
祇園四条駅より徒歩約5分/名神高速道路京都東IC・京都南ICより約30分
なし
「朝食喜心」の詳細はこちら
(画像提供:朝食喜心)
【京都市右京区】小川珈琲 本店
京都産の素材を使用した食パンやハムを味わうモーニングセット

「小川珈琲 本店」のコンセプトは、コーヒー好きのための“コーヒーライフスタイル提案型空間”。試飲や選りすぐりのコーヒーを常時20種以上用意しています。
モーニングメニューの食パンにもこだわり、京都産小麦や京都産全粒粉を使って、小川珈琲 堺町錦店で毎日焼き上げています 。
「京都ぽーくボンレスハムのスペシャルブランチセット(ドリンク付き)」は、京都産小麦の山食パントーストをメインに、ハム、スクランブルエッグ、サラダなどが盛り付けられたスペシャルブランチ。
その他、「京都産小麦の山食パントースト ウィンナーモーニング(ドリンク付)」(980円)、「京都産全粒粉食パンのサンドイッチモーニング(ドリンク付)」(1200円)をはじめ、全6種類のメニューが揃っています。


本店は、西京極の花屋町通りに面していて、観光に便利な立地にあります。店内は天井も高く、広々とした空間。パティシエが店内で作るスイーツから、モーニングやディナーまで、コーヒーの香りを楽しみながらゆっくり過ごせます。
京都府京都市右京区西京極北庄境町75
7時~21時(LO20時30分)※営業時間が変更になる場合あり、詳細は公式ホームページで要確認※「モーニングメニュー」7時~11時
なし
西京極駅より徒歩約15分/名神高速道路京都東IC・京都南ICより約30分
あり(無料)
「小川珈琲 本店」の詳細はこちら
(画像提供:小川珈琲 本店)
【京都市右京区】パンとエスプレッソと嵐山庭園『エスプレッソと』
嵐山の古民家ベーカリーカフェで過ごす贅沢な朝時間

「パンとエスプレッソと嵐山庭園『エスプレッソと』」のコンセプトは“日常の贅沢”。手入れの行き届いた庭園を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせるベーカリーカフェです。
おすすめは「松竹梅」のモーニングメニュー。「松・ブランティーセット」(3300円)は、パン5種や季節のティラミス、生ハムなどのデリ盛り合わせが2段のプレートで提供される見た目も豪華なセットメニューです。
パン5種とデリ盛り合わせが1プレートに乗った「竹・プレートセット」、4種類のパニーニの中から1種類選べる「梅・パニーニプレート」(2300円)の3種類があり、いずれもソフトドリンクはプラス300円でオーダーできます。

築210年の歴史ある古民家をリノベーションしたカフェ。京都市指定文化財という歴史ある建物も見どころのひとつです。

18時まで営業しているので、嵐山の散策途中に立ち寄るのもいいですね。併設されているベーカリーで、こだわりのパンをテイクアウトすることも可能です。
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町45-15
8時~18時(LO17時)※「モーニングメニュー」8時~売り切れ次第終了
不定休
嵐山駅より徒歩約6分/名神高速道路京都東ICより約45分
なし
「パンとエスプレッソと嵐山庭園『エスプレッソと』」の詳細はこちら
(画像提供:パンとエスプレッソと嵐山庭園『エスプレッソと』)
【京都市左京区】瓢亭 別館
季節に合わせて異なる味わいが楽しめる老舗料亭の朝がゆ


400年余り前に南禅寺境内の門番所を兼ね、南禅寺総門外松林茶店(腰掛茶屋)として始まった「瓢亭(ひょうてい)」は、京都に本店と別館、東京に日比谷店を構える老舗料亭です。
「瓢亭」での朝ごはんと言えば「朝がゆ」。例年3月16日~11月30日は葛あんがかかった「白がゆ」、寒くなってくる12月1日~3月15日は「鶉(うずら)がゆ」に変わります。炊いたごはんを一度洗ってサラサラにして、鶉の肉とスープで炊いてせりを散らした逸品です。
一緒に提供される「瓢亭玉子」は、茶店時代から続く名物料理。白身は固く、黄身はトロトロの食感が特徴です。

自然の中に佇む風情ある外観。別館の店内はテーブル席のゆったりとした空間で、庭を取り囲むように作られており、四季折々の景色を眺めながら食事を満喫できます。
京都府京都市左京区南禅寺草川町35
8時~11時(LO10時)、12時~14時(LO13時)※「朝がゆ」8時~11時(LO10時)
木
蹴上駅より徒歩約6分/名神高速道路京都東IC・京都南ICより約30分
あり(無料)
「瓢亭 別館」の詳細はこちら
(画像提供:瓢亭 別館)
※この記事は2025年7月7日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載の価格は全て税込価格です。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。