英国風喫茶や演奏会も。絢爛たる建築探訪
函館西部地区の元町・末広町周辺は重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。歴史を見守ってきた建物ではアフタヌーンティーなどの楽しみもお待ちかね。
1.函館市旧イギリス領事館「開港記念館」
↓徒歩1分
2.旧相馬邸
↓徒歩3分
3.旧函館区公会堂
↓徒歩7分
4.レイモンハウス元町
↓徒歩6分
5.函館山ロープウェイ・展望台
1.函館市旧イギリス領事館「開港記念館」
バラ園に包まれるティータイム。





旧イギリス領事館は函館開港の年に設置され、1913年に現在の建物が竣工。館内には領事の執務室や居室の他、開港の歴史を学べる展示室も。バラが咲く庭園も見物したら、アフタヌーンティーでひと息つこう。
TEL/0138-27-8159
住所/北海道函館市元町33-14
営業時間/9時~19時(11月~3月は~17時)
定休日/なし
料金/入場料一般300円、他
アクセス/市電末広町電停より徒歩5分
駐車場/市営元町観光Pを利用
「函館市旧イギリス領事館「開港記念館」」の詳細はこちら
2.旧相馬邸
和洋折衷造りの豪商の邸宅へ。



北海道屈指の豪商が1908年に建築した邸宅。書院造の座敷とシャンデリアが灯る洋間が混在する和洋折衷の造り。土蔵はアイヌ民族の風俗を伝える絵巻や屏風を展示した美術ギャラリーとして利用。函館湾を見下ろす喫茶室もある。
TEL/0138-26-1560
住所/北海道函館市元町33-2
営業時間/4月1日~11月30日の9時30分~17時(4月・11月は10時~16時)
定休日/期間中の木曜日※12月~3月は冬期休館
料金/入館料一般800円、他
アクセス/市電末広町電停より徒歩5分
駐車場/8台(入館者は1時間無料)
「旧相馬邸」の詳細はこちら
3.旧函館区公会堂
コロニアル様式の華麗な佇まい。


豆知識
「相馬家が資金提供」建築資金が不足していた区公会堂。相馬哲平(旧相馬邸当主)が総工費約5万8000円のうち5万円を提供して無事に完成した。
ブルーグレーの板壁と黄色い縁取りが華やかな印象の洋館。室内装飾から屋根窓、円柱にまで洋風建築の意匠が凝らされ、1910年建築当時の日本人職人の技術の高さを物語る。約130坪もの大広間では5月~9月に演奏会を開催。
TEL/0138-22-1001
住所/北海道函館市元町11-13
営業時間/9時~19時(11月~3月は~17時)
定休日/3月26日、他(5月~8月はなし)
料金/入場料一般300円、他
アクセス/市電末広町電停より徒歩7分
駐車場/市営元町観光Pを利用(1時間200円)
「旧函館区公会堂」の詳細はこちら
4.レイモンハウス元町
ドイツの味を函館に広めた立役者。




大正期に来日したドイツ生まれのマイスター、カール・レイモン。その製法を継承し、北海道産の豚肉・牛肉で作ったハムやソーセージを購入できる。熱々の焼きたてを店内で食べるのもおすすめだ。
TEL/0138-22-4596
住所/北海道函館市元町30-3
営業時間/9時~18時
定休日/年末年始
アクセス/市電十字街電停より徒歩5分
駐車場/8台
「レイモンハウス元町」の詳細はこちら
5.函館山ロープウェイ・展望台
津軽海峡や夜景が眼下に展開。


海抜約334mの山頂までロープウェイで約3分。上るほどに視界が開け、函館の街並みや美しい弧を描く函館湾が眺望できる。展望レストランでのんびりとお茶や食事を味わいつつ、夜景が輝く時間を待つのもいいだろう。
TEL/0138-23-3105
住所/北海道函館市元町19-7
営業時間/10時~22時(10月16日~4月24日は~21時)
定休日/なし(10月中旬頃~11月中旬に整備点検で運休予定)
料金/ロープウェイ往復運賃一般1280円、他
アクセス/市電十字街電停より徒歩10分
駐車場/約120台
「函館山ロープウェイ・展望台」の詳細はこちら
※この記事は2018年2月時点での情報です
じゃらん編集部
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