• 
• 
• 
• 
• 

「金湯」「銀湯」が湧く日本有数の温泉街・有馬温泉。ゆったり名湯に癒された後は、温泉街を巡ってお土産探しを楽しむのもおすすめです。

メインストリート「湯本坂」の周辺には、炭酸煎餅や地ビール・サイダー、山椒、入浴剤など有馬ならではのお土産を扱うお店が勢揃い。バリエーション豊富な中から、お気に入りを見つけてみましょう。

有馬籠くつわ 本店「竹細工グッズ」

生活に彩りを添える伝統工芸・有馬の竹細工グッズ

竹の名産地として知られる有馬には、地元の竹で編んだ籠が豊臣秀吉や千利休の茶道具として愛用されていたという歴史があるそう。そんな歴史を背景に、有馬の竹細工の伝統技法を受け継ぎ、今に伝えるのが「有馬籠くつわ 本店」です。

同店では「有馬籠」から、生活用品やバッグなどのファッション用品まで多様な商品を販売しています。精巧に作られた工芸品としての美しさに加え、しなやかで丈夫な材質の竹を使うため実用性も兼ね備えている逸品です。

また、「竹製花瓶」や箸、ザルなど、全てが手作業で作られているそう。艶やかな風合いや優しい手触りといった、竹細工の良さをぜひ間近で感じてみてくださいね。

ARIMA BREWERY「ありま 生サイダー」「有馬麦酒」

爽快な地元のビールやサイダーは湯上がりにぴったり！

爽快な味わいで湯上がりにもぴったりな地ビール「有馬麦酒」、ご当地サイダー「有馬サイダー」を販売する「ARIMA BREWERY（アリマ ブリュワリー）」。同店は100年を超える老舗酒屋が展開する、有馬温泉街では珍しいクラフトビール専門店です。

看板商品の「有馬麦酒」はジャパンエール、ブラックエール、ホワイトエールの3種類。“湯あがりにゴクゴク飲める”をコンセプトに、地元の酒販店や酒蔵と協力して作ったとか。原材料には厳選した麦芽やホップ、国産米・山田錦、六甲長尾山系の伏流水、青酒酵母など、こだわりの素材が使用されています。

「有馬麦酒」のジャパンエールは、世界的なビールの審査会「インタ－ナショナル・ビアカップ2014」、世界で権威のあるコンペティション「ワ－ルドビアカップ2016」でともに金賞を受賞するなど、世界が認めたおいしさ。イートインも可能なので、お風呂上がりに注ぎたての生ビールをぜひ味わってみてください。

人気の「ありま サイダー」もぜひチェック！口の中で白糖の上品な甘さが広がり、シュワっと強めの炭酸が弾ける爽快な味わいです。

うわなり珈琲の「有馬温泉チーズケーキ」「オリジナルブレンド コーヒー豆」

濃厚チーズケーキと風味豊かなブレンドコーヒーは相性抜群

「うわなり珈琲」は有馬温泉の湯が湧く「妬（うわなり）泉源」隣に佇む、小さなテイクアウトショップです。六甲山麓の牛乳を使った「六甲カフェオレ」（600円）や地元食材にこだわった手作りの「有馬温泉チーズケーキ」の2つが看板商品。スペシャルティコーヒー（オリジナルブレンド500円ほか）も評判で、オリジナルブレンドのコーヒー豆もお土産として購入できます。

「有馬温泉チーズケーキ」は地元産の素材にこだわった逸品。六甲山麓の牛乳で作った自家製クリームチーズや新鮮なブランド卵「高砂の夕日」、兵庫県産の小麦粉「宝笠異人館」などを使用しています。ひとつひとつ手作りしていて、しっとりなめらかな生地からは濃厚なコクのある味わいが広がります。食べ歩き用のひと口サイズ（1個300円）があるのも嬉しいポイントです。

コーヒー豆は中深煎り〜深煎りが用意されています。好みのコーヒーを選んで、チーズケーキとのペアリングを楽しんでみてくださいね。

Cafe De Beau／Pao De Beau「有馬ドーナツ」「塩パン」

老舗カフェが手がける有馬温泉の素材を生かした絶品パン

「Cafe De Beau（カフェ・ド・ボウ）」は、レトロな雰囲気漂う洋菓子とコーヒーの店です。1986年の創業当時は、湯上がりに浴衣でも行けるような気軽さで評判を集めたそう。現在はベーカリー「Pao De Beau（パン・ド・ボウ）」が併設され、焼きたてのパンや焼き菓子も味わえます。

有馬温泉土産におすすめなのが、ベーカリーで販売する「有馬ドーナツ」。有馬温泉の源泉のひとつ「金泉」から作られる貴重な「金泉塩」を使用し、まろやかな塩の味わいがキャラメル生地の甘さをさらに引き立てています。

ほかにも「丹波黒豆パン」（300円）や「有馬山椒」をふんだんに使った「有馬山椒パン」（450円）など、豊富なラインナップです。

川上商店 本店「松茸昆布」「花山椒」「極みだし」

ご飯のお供にぴったりな味わい豊かな佃煮と山椒

1559年創業の老舗佃煮店「川上商店 本店」。昔ながらの釜戸でじっくりと炊き上げた佃煮、有馬で収穫した「有馬山椒（ありまさんしょう）」を使った調味料などが販売されています。

看板商品の「松茸昆布（甘口）」は、北海道産の真昆布を釜戸で炊き上げた商品です。噛めば噛むほどにまろやかさとコクが広がり、ご飯との相性も抜群。生醤油でさっぱりと仕上げた「松茸昆布（辛口）」もあります。

有馬、丹波の山里で4月下旬〜5月上旬にだけ収穫できる山椒の花と新芽を使い、丁寧に炊き上げたのが「花山椒」です。甘味と苦味が程よく、豊かな香りも印象的。後からくるピリッと感じる辛さがクセになります。

ほかにも焼アゴ（トビウオ）や真昆布をはじめとする、6種類の国産原料を独自にブレンドした「極みだし」など、レシピの幅を広げてくれる商品が多数揃っています。

山椒彩家「山椒ドレッシング」「山椒あられ」

ハマるおいしさ！特製ドレッシング、あられがイチオシ

佃煮の店「川上商店 本店」が展開する山椒専門店「山椒彩家（さんしょうさいか）」。店内には粉山椒をはじめ、マヨネーズや七味唐辛子など調味料から釜飯、鍋の素、カレーまで、有馬産の「有馬山椒（ありまさんしょう）」を使った商品が多く揃っています。

「有馬 山椒ドレッシング」は、有馬産の山椒をたっぷりと使ったおすすめ商品。醤油をベースに、エクストラバージンオリーブオイルの風味、レモンの酸味を効かせた和風ドレッシングです。辛さは控えめで、柔らかな香りが広がるため、山椒の辛味が苦手という人にも一度試してほしい商品。

また山椒を使ったお菓子も充実しており、特に売れ筋は「山椒あられ」です。香り高い粉山椒が効いた大人な味わいなので、お酒のつまみにも最適。

兵衛向陽閣「瓦せんべい」

優しい甘さが後をひく。老舗旅館で販売する定番お菓子

創業700年を超える老舗旅館「兵衛向陽閣」。その南館1階にある「お土産処」で販売される「瓦せんべい」は、同店オリジナルの焼印が入った有馬土産として親しまれる銘菓です。

厳選した卵、小麦粉、砂糖のみを使い、熟練の職人が一枚一枚丹念に焼き上げているのだとか。サクッと軽い食感と程よい甘さがクセになります。

三津森本舗「有馬名産 手焼き炭酸煎餅」

熟練の職人が丁寧に焼き上げる有馬名物の代表格

有馬温泉のお土産で外せないのが「炭酸煎餅」。「三津森本舗」は明治末期に創業した老舗です。

現在は有馬温泉街に7店舗を展開しており、「三津森本舗」は職人が手焼きする様子を見ることができるのが魅力となっています。

「手焼き炭酸煎餅」は創業当初から変わらない製法で作られています。小麦粉や砂糖、塩に炭酸泉を練り込んだ生地を、鉄板の型で一枚一枚丁寧に焼き上げられています。薄めの煎餅はパリッと独特の食感が良く、ほのかな甘さが口に広がります。

モンベルルーム 有馬店「オリジナル手ぬぐい」

有馬店でしか手に入らない「モンベル」特製手ぬぐい

「モンベルルーム 有馬店」は、「ホテル モルゲンロート」内にあるアウトドア用品のショップ。おしゃれで機能性に優れたアウトドア用品はもちろん、有馬店限定で販売する手ぬぐい、Tシャツは有馬温泉での観光記念におすすめの商品です。

有馬温泉の土産などにあしらわれた「ひょうたん」柄は、この地にゆかりある豊臣家の馬印で使われていることから。モンベルオリジナルの手ぬぐい、Tシャツ（3600円〜）の柄にも使用され、有馬温泉らしさが表現されています。

吉高屋「カメ印 自宅湯原料 金湯・銀湯」「カメ印 美肌石鹸」

自宅で名湯気分が楽しめる“金・銀”の入浴剤

1968（明治元）年創業の老舗土産物店「吉高屋」。売れ筋の「カメ印 自宅湯原料 金湯・銀湯」は、明治期に製造・販売されていた「カメ印湯の花」の復刻版として登場した自宅用の薬用入浴剤です。

販売当時のレトロなパッケージはそのままに、有馬温泉の「金湯」「銀湯」の2タイプが用意されています。どちらも温泉分析書を元に研究され、「金湯」は鉄分、「銀湯」はメタケイ酸ナトリウムとそれぞれに保温、保湿成分がたっぷり。色や香りまでこだわった商品で、自宅にいながら湯治気分が満喫できます。

有馬温泉の温泉水を配合し、無着色・無香料・防腐剤不使用で作られた洗顔石鹸「カメ印 美肌石鹸」も好評。きめの細かい泡が肌を包み込んでくれ、全身洗いにおすすめの商品です。

有馬温泉お土産MAP

まとめ

入浴剤「カメ印 自宅湯原料 金湯・銀湯」や炭酸飲料「ありま 生サイダー」、銘菓「瓦せんべい」など有馬温泉観光でぜひ手に入れたいお土産を紹介しました。

名湯を満喫した後は温泉街を巡りながら、旅の記念にお土産選びも存分に楽しみましょう。

※この記事は2025年6月6日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

• 
• 
• 
• 
•