2019.04.02
今年は登山やトレッキングに挑戦!
でも、初めてだからどんな服装で行けばいいの?持ち物は?など不安もいっぱい。
そんな方に向けて、登山やトレッキングの春夏秋冬ごとの服装・持ち物について解説します!
また、せっかくなら写真映えするコーデにしたいところ♪
機能面を押さえつつ、おしゃれも楽しめる服装を紹介するので、登山初心者の方は必見です!
<目次>
■登山の服装で注意したいポイント
■登山で持っていくべき持ち物リスト
■春・秋のおすすめ登山服装
■夏のおすすめ登山服装
■冬のおすすめ登山服装
登山の服装で注意したいポイント

登る山にもよりますが、けがをしやすい環境だったり、歩きにくい場所だったりと、完全に普段着ではやはり準備不足。
ただでさえ疲れる登山、服装の準備を怠ったばっかりに、さらにしんどい時間になって楽しくなかった…なんてことにならないよう、まずは基本を押さえておきましょう。
暖かい時期でも防寒対策を!
標高1000mの山頂は、ふもとと比べて約6.5℃も低い気温になります。
スタート地点は20℃でちょっと暑いくらいと思っていたら、上った頃には10℃台前半になって体の震えが止まらない…なんてことも。
夏でも、山頂は寒いことが多いと考えて、1枚多めの防寒対策を心がけましょう。
植物の枝や葉でケガをしないよう、なるべく肌の露出は少なめに
登山をしていると、枝の先や鋭利な葉先で肌を切ってしまうことも。
登山道があまり整備されていない山に登る場合は、夏でも長袖で行くのがおすすめです。
伸縮性の高い、動きやすい素材をセレクト
当たり前のことですが、登山はとにかく動くことが多いです。
必ずしも登山用のウェアで揃える必要はないけど、スポーツ用など動きやすい素材のアイテムで臨みましょう。
快適に歩くためにも「靴」はおろそかにしないで
登山の服装で案外見落としがちなのが靴。
「スニーカーで大丈夫でしょ?」と侮っていたら、案外歩きづらくて足の痛みが大変…と後悔することも。
なるべく登山用の靴を用意しましょう。
買う時は試着して、歩きやすそうかもしっかりと確認を。店員さんに「初心者向けの登山靴を探しています」と伝えて見繕ってもらうと安心です。
汗と虫対策はしっかりと!
登山はとにかく歩くので汗がたくさん出ます。
タオルはもちろん、水分も多めに持っていくべきです。
また、特に夏は虫が多いので、虫よけスプレーは必須!
登山で持っていくべき持ち物リスト

次は登山に必要な持ち物リスト!
服装だけではなく、持っていくものも防寒や体調管理上とても重要です。
出発前に確認しましょう!
【季節共通】
□水分(特に夏は多めに。最低1リットルは用意)
□タオル
□ティッシュまたはトイレットペーパー
□絆創膏、消毒液、常備薬など薬類
□非常食(チョコレート、スナックバーなど持ち歩きしやすく高カロリーのもの)
□日焼け止め
□虫よけスプレー
□収納性の高いレインウェア
□着替えのシャツ
□スマホ、モバイルバッテリー
□エマージェンシーコール
□地図
□コンパス
□時計
□ヘッドランプ(予定より大幅に遅れる可能性もあるので一応用意)
□ライターまたはマッチ
□ゴミ袋
【冬の場合はこちらも】
□各部を防寒できるアイテム
□使い捨てカイロ
□サングラスまたはゴーグル(雪面の反射日光や万が一の吹雪で目を守るため)
春・秋の登山の服装はトレッキングスカートでキュートに

ここからは、春夏秋冬それぞれの季節ごとに、具体的な服装のコーデ例を解説します。
まずは春・秋から!
トップスはフリースなど暖かく動きやすいジャケットがおすすめ!
防寒性も高いし、色味も豊かなものが多いので機能面とおしゃれを兼ね備えたスタイルです。
山の天気は変わりやすいので、防水加工されたものだとなおよし!
インナーはロングのTシャツでOK。
かわいくコーデするなら、ボトムスはトレッキングスカート+タイツで。
トレッキングスカートとは、山スカートとも呼ばれている、登山にぴったりの素材とデザインで仕立てられたスカート。
防寒性もあり、着脱が簡単だけどおしゃれなところが魅力です。
陽射しが強いこともあるので、かぶりものはマスト。
帽子に合わせてヘアアレンジを工夫すると、さらにかわいく!
夏の登山の服装はワントーンコーデでさわやかに

夏の登山は、春秋に比べると暖かいとはいえ、標高によって温度が下がることも見越しておきましょう。
脱ぎ着できる薄めのアウターを用意、紫外線対策したいなら長袖をセレクト!
インナーは低めの山なら半袖、1000mを超えるようなら長袖で。
トレッキングであれば生足でもOKですが、本格的な山に登る場合はケガ防止のためレギンスやタイツを着用してください。
春秋と同様、かぶりものはもちろん必須です。
冬の登山の服装は防寒対策をばっちりと!
本格的な山登りはもちろん、トレッキングでもとにかく一番に考えなければいけないのは防寒対策。
コツは、アンダーシャツ、長袖シャツ、フリースジャケット、ダウンジャケットと着脱しやすいアイテムを多めに重ね着しておくことです。
暑くなれば脱いでリュックの中へ、また寒くなれば取り出して着用…とその都度調整できるからです。
また、首回りや足先など特に冷えやすい箇所の防寒もしっかりと。
ネックウォーマーやレッグウォーマーなど、各部を防寒できるグッズを揃えておきましょう。
ただし、山の冬の寒さは侮れません!
登山&トレッキング初心者はまずは気候の良い、春~秋のシーズンにデビューするのがおすすめです!
※この記事は2019年3月時点での情報です
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください
トリクルマガジン編集部
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