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大分県の温泉地・湯布院を訪れた際におすすめなのが食べ歩き！今回は、JR由布院駅から湯布院の象徴である金鱗湖までのメインストリートで楽しめる、おしゃれなスイーツやパンを紹介します。

自然豊かな街の風情を感じながら味わえるだけでなく、フォトジェニックなグルメにも出会えますよ。この記事を参考にして、ぜひ湯布院を訪れてみてください。

「食べ歩き」はしても「歩き食べ」はNG

「食べ歩き」とは、その街・エリアの店を転々としながら、様々なグルメを楽しむこと。中には歩きながらものを食べる「歩き食べ」をする人がいますが、これは他の観光客や店への迷惑行為となってしまうので、絶対にやめましょう！

店の前や近くに食べるためのスペースが用意されていたり、店内にイートインスペースが設けられていたりする場合も多いので、マナーを守るようにしてくださいね。

CARANDONEL

食感を楽しめる！湯布院メイドのフランス菓子・カヌレ

JR由布院駅から湯の坪街道へ向かうメインストリートにあるカヌレ専門店「CARANDONEL（カランドネル）」。ここのカヌレは、コーヒー豆をちょこんと1粒のせたもの、バラが花咲くものなど、見た目の可愛さも魅力です。口に運べば、外のカリッとした香ばしさと、中のしっとり、もっちり食感がたまりません！

修道院で古くから作られていたフランスの伝統菓子、カヌレ。店主がフランスを訪れた際に初めて食べて魅了されたことから、おいしさをとことん追求し、2017年10月にオープンしたのがこのお店です。

地元酪農家から直接仕入れる新鮮な牛乳といった厳選素材を使い、手間ひまかけて作られるカヌレは常時5種を販売。

濃厚なカヌレの味に爽やかさをプラスするりんご、湯布院町産と宮崎県・五ヶ瀬町産の無農薬茶葉を使って渋みと風味を活かした日本茶など、味わいの違いが楽しめます。

テイクアウト専門の店内はシックでおしゃれな雰囲気です。ショーケースに並んだカヌレを見ながらじっくり選べますよ。

（画像提供：CARANDONEL）

由布院 ときの色

米粉でしっとり！お酒との相性も良いガトーショコラ

ガトーショコラをこよなく愛する店主が営む専門店。小麦粉を一切使わず、由布岳の麓で栽培された「ゆふいん米」の米粉を使ったグルテンフリーのガトーショコラです。

米粉を使用することで、生チョコの香りや風味、味わいが一層濃厚になり、生地は驚くほどしっとり！コーヒーはもちろんですが、赤ワインや洋酒にもよく合うそう。

スタンダードなガトーショコラや、福岡県・八女市の抹茶とホワイトチョコを加えた「抹茶ショコラ」のほか、「チョコと抹茶のハーフ＆ハーフ」（1674円）、「ラムレーズンショコラ」（1728円）、キューブサイズの3つのお茶ショコラ（抹茶・ほうじ茶・紅茶）がセットになった「WAっ茶ショコラ」（1836円）など常時10種の中から選べます。

食べ歩きには、温めると中からガナッシュが溶け出す「フォンダンショコラ」（700円）にホワイトチョコアイスクリームをトッピングしたメニューも人気。イートインなら6種類から選べるキューブサイズショコラとアイスクリーム、ドリンクがセットになった「ショコラセット」（960円）も必見です。

店内にはイートインスペースもあります。食べ歩きにはもちろん、屋内でゆっくり座って楽しむこともできますよ。

（画像提供：由布院 ときの色）

こちょぱん

製法にこだわった、地元の人が愛するもちもちベーグル

ベーカリーが多く立ち並ぶ湯布院。駅近くの湯布院花野木通り商店街にある「こちょぱん」では、サンドイッチから菓子パンまで幅広いパンが売られています。

中でも観光で訪れた人が注目するのが、温泉水で茹でて作る「おんせんベーグル」。通常のベーグルよりもっちり感が楽しめます。「プレーン」（210円）はもちろん、「クリームチーズ」（270円）や「シナモンレーズン」（270円）、「ゆふいん味噌くるみ」（290円）など、フレーバーも豊富です。ひとつひとつ個包装がされているので、食べやすいのもポイント！

そのほか、独自の製法で作られている食パンもおすすめ。しっとりとした食感とミルキーな味わいでそのまま食べてもおいしいので、お土産にもぴったりです。

（画像提供：こちょぱん）

nicoドーナツ 湯布院本店

大豆を使っているのが決め手！もっちりとさっぱりが味わえるドーナツ

食べれば驚きのもっちり食感で油っこさがなく、飽きないおいしさで評判の「nicoドーナツ」。

その理由は九州産小麦を使った大豆ペーストが入っているから。このペーストは、地元産の大豆を特殊製法によって皮ごと潰したもので、独特のもっちり感を生みだし、油の吸収を抑えてくれるそうです。タンパク質から食物繊維まで大豆の栄養分を余すことなく摂取できるのも魅力ですね。気になる豆臭さはなく、大豆のやさしい甘味が際立ちます。

販売されているドーナツは大豆ペーストをはじめ、16雑穀パウダー、三温糖、新鮮なたまごなど、厳選した素材を使用して作られています。

味のラインナップはプレーンのほか、チョコレートや、はちみつかぼすなど約10種類（205円～）。イートインの場合、好みのドーナツとドリンクのセットが50円引きで提供されています。

（画像提供：nicoドーナツ 湯布院本店）

由布院ミルヒ本店

湯布院産牛乳を使用したスイーツ店

湯布院の街並みは、その昔ドイツのバーデンバーデンを参考に作られたと言われています。店名のミルヒはドイツ語で「牛乳」。その名の通り、湯布院でとれる新鮮な牛乳を使ったスイーツを販売しています。

ドイツ語でチーズケーキを意味する、看板商品の「ケーゼクーヘン」は、焼きたてを楽しんでほしいとの思いから、開店から閉店まで15分おきにオーブンから焼きたてを提供しているそう。どの時間帯に訪れても、ふわふわトロトロなチーズケーキを食べられます。

また「ミルヒプディング」（360円）は材料に添加物などを使用せず、新鮮な牛乳の味を存分に引き出したオリジナル製法で作るトロトロの食感が特徴で、繁忙期には1日700本以上売り上げるのだとか。

店舗の隣には、姉妹店の「揚げ日和」が2023年7月にオープン。鶏の旨味と炭の風味が絶妙な「鶏の炭火焼きカレーパン」（450円）が揚げたてで提供されています。しっかりと炭火で焼き上げた鶏肉を使用し、スパイシーなカレーソースで絡め、特製の生地で包んだ逸品。散歩の途中で食べるのもいいですね。

（画像提供：由布院ミルヒ本店）

CAFE LA RUCHE

コーヒーも一緒に楽しめるベーカリーカフェ

「CAFE LA RUCHE（カフェ ラ リューシュ）」は、金鱗湖に面しているベーカリーカフェです。店内にはクロワッサン、ミニクロワッサン、パンオショコラなどが並び、パンが焼ける香ばしい匂いが漂います。

こちらで味わってほしいのは、レーズンで起こした自家製天然酵母や北海道産小麦、発酵バターなど厳選素材を使ったクロワッサン（400円）。外はサクサク、中はもっちりとした食感と、ひと口ごとにあふれだす芳醇なバターの風味が楽しめます。

絶品クロワッサンのお供は、ジャーマンロースト（中煎り）とフレンチロースト（中深煎り）から選べる自家焙煎コーヒー（650円～）。中でも、特徴のある苦みと軽い酸味が重なり合う、ジャーマンローストのコーヒーがおすすめです。

金鱗湖の湖畔に佇む店舗は緑豊かな空間。店内には、金鱗湖を眺めながらパンやコーヒーを楽しめるテラス席もあります。

（画像提供：CAFE LA RUCHE）

WOODSTOCK NEST

スヌーピーの親友・ウッドストックがテーマのキュートなショップ

アメリカ生まれのお茶目なビーグル犬「スヌーピー」、その親友「ウッドストック」をテーマにスイーツと雑貨を販売する「WOODSTOCK NEST」。スイーツは、毎日手作りしている口どけなめらかなプリンや、サクサク生地の中に北海道産の生クリームをたっぷり入れた食べ応え満点のシュークリームなどが揃います。

食べ歩きにぴったりなソフトクリーム「Soft serve ice cream Oita Berryts（大分ベリーツソフト）」は、期間限定のメニュー。スイーツのように甘いと言われる大分県産のいちご「ベリーツ」を使った鮮やかなピンクが特徴です。由布院ミルク、ミックス、ベリーツの3種類があり、プリンソフト（540円）とコーンソフト（432円）から選べます。

（画像提供：WOODSTOCK NEST）（C）2024 Peanuts Worldwide LLC

湯布院 ゆふふ

ふわふわで口どけの良い湯布院名物ロールケーキ

湯布院で食べたいスイーツのひとつ、ロールケーキ。中でも15年以上愛され続けているのが、JR由布院駅近くに店を構える「湯布院 ゆふふ」です。

毎朝仕入れる地元のうみたて卵をふんだんに使った生地はきめ細やかでふわふわな食感。たっぷり巻き込んだ生クリームは口どけ抜群です。すっきりとした甘さで思わず1本丸々食べられそう。「湯布院たまごロール」は1本売り（1458円）のほか、4分の1カットもあります。

ほかにも、大分県の特産品かぼすを生地に練り込んだ「かぼすロール」（1058円）や、濃厚な味わいの「湯布院ミルク生キャラメル」1箱12個入り（950円）など、おいしいお土産も充実しています。

（画像提供：湯布院 ゆふふ）

パニテカ桜家

ワンハンドで気軽に味わえる、おおいた豊後牛

湯の坪街道に店を構える「パニテカ桜家」。湯布院エリアのイタリアレストラン「Trattoria diana（トラットリア・ディアナ）」が運営する、テイクアウトの牛肉専門店です。

使用している牛肉はすべてA5ランクで、1日20本限定「豊後牛イチボ」のほか、大きめカットの牛肉で食べ応えもある「豊後のステーキ牛串焼き」（1000円）といった串焼きメニューが豊富です。

串焼きのお供には、大分県の特産品であるかぼすを使ったドリンクがおすすめです。「生かぼすソーダ」（400円）や「ホットかぼすエイド」（400円）などのソフトドリンクに加え、「生かぼすサワー」（600円）、「生かぼすハイボール」（600円）といったアルコールメニューも揃います。

（画像提供：パニテカ桜家）

鞠智

できたてアツアツも食べられる！あんがずっしりで食べ応えのあるどら焼き

多くの人で賑わう湯の坪街道沿いに位置し、古材を活かした風情ある店内が特徴的なカフェ「鞠智（くくち）」。店の奥には由布岳を望めるテラス席が設けられ、のんびりとした空気が流れています。

店舗内にあるお土産ショップには地産地消と手作りにこだわったお菓子をはじめ、コンフィチュールや柚子胡椒といった調味料などが並んでいます。

ぜひ味わってほしいのが、職人がひとつひとつ丁寧に銅板で焼き上げる「銅鑼焼き」。ふわふわ、もっちり生地に、ほくほくとした自家製あんをたっぷりサンドしています。お店のロゴの焼き印が入った銅鑼焼きは毎日店頭で焼いているので、焼きたての銅鑼焼きを買うこともできます。

さらに見た目も華やかな「モンブランどら焼き」もおすすめ。熊本県産和栗を使用した、しぼりたてのモンブランを挟んでいます。モンブランがたっぷりでずっしりと重たいどら焼きですが、甘さ控えめなのが魅力です。※内容は季節によって変わります。

（画像提供：鞠智）

※この記事は2024年7月12日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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