2019.11.07

ちょっと穴場なローカル紅葉列車4選。プロ鉄道カメラマンがこっそりおすすめ【東日本】

秋ならではの美しい景色、紅葉。お天気のよい週末には紅葉狩り観光に出かけて楽しんでいる人も多いのでは？これからの人も、もういろいろと見尽くした人も、今年はちょっとツウな場所へも行ってみませんか？

今回はプロの鉄道カメラマンがおすすめする、紅葉とローカル列車が美しくコラボする穴場な絶景スポットをご紹介します。ローカル列車と紅葉の風情ある景色をぜひ夫婦や恋人、家族とたのしみませんか？写真好きな人にもおすすめです。
この秋、お気に入りの一枚を撮りにお出かけするのもたのしいかも。フォトジェニックな思い出の一枚、カメラにおさめてみてくださいね。

記事配信：じゃらんニュース

1.中央本線富士見駅付近【長野県富士見町】

【車窓からながめて楽しもう。近くには旧立場川橋梁もある】

色づいたカラマツを背景に特急あずさが走り抜ける。
標高が高い地域で夏との寒暖差が大きく紅葉もきれい。広葉樹の葉っぱが落ちる頃カラマツが色づいて秋の終わりを告げる。一番の見どころは富士見駅～信濃境駅間にある立場川橋梁。新型にすべて置き換わった特急あずさ号にも注目。

［紅葉見頃］10月下旬～11月上旬

2.秋田内陸縦貫鉄道【秋田県北秋田市】

【秋は見渡す限りの紅葉に包まれ、列車とのコラボも綺麗】

いくつもの橋を渡りながら、めくるめく紅葉絵巻を堪能。
秋田県を南北に貫く第3セクターのローカル線。全線にわたって山深い地域を走っているので車窓から紅葉を楽しめる。1両ずつカラーリングの違う車両が1～2両で運転しており、どの色に乗れるか楽しみ。前田南駅は映画『君の名は』の聖地でもある。

［紅葉見頃］10月中旬～11月上旬

3.津軽鉄道芦野公園駅【青森県五所川原市】

【春にできる桜のトンネルが有名だが、秋の紅葉トンネルも美しい　撮影／久保田敦】

公園内に小さな駅舎が佇むノスタルジックな風景
芦野公園は1500本の桜が植えられた花見の名所だが、秋にはそれが一斉に紅葉する。津軽鉄道の線路沿いも紅葉のトンネルに。季節限定の駅弁（要予約）もある。津軽半島観光アテンダントによる津軽弁ガイド付きの列車もある。

［紅葉見頃］10月下旬～11月上旬

4.【来シーズンみたい！】赤沢森林鉄道【長野県上松町】

【開園期間中の春～秋に運行。美林を縫って走る姿が絵になる】

樹齢300年のヒノキ林をトコトコと走る可愛い車両。
かつて木材を運び出すために作られた森林鉄道で、現在は公園内の保存鉄道として残されている。園内はヒノキ林と広葉樹のコントラストがきれいで、短い運転区間ながら楽しめる。可愛らしい機関車と小さな客車がフォトジェニック。

［紅葉見頃］10月中旬

鉄道写真のプロが教える！

鉄道カメラマン 久保田敦さん
1977年長野県生まれ。趣味が高じ、全国をめぐり四季折々の鉄道風景を探し求めるライフスタイルに。鉄道雑誌のほか本誌をはじめとする旅行雑誌、広告など幅広く活動。

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※この記事は2019年10月時点での情報です
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