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2026.03.05

【西日本】グルメや絶景を愉しむ「観光列車」おすすめ11選。「はなあかり」や「天空」など<2026>

乗るだけで、その土地の食や文化が印象深く感じられる観光列車。この記事では、2026年に新たに運行開始する「GRAN 天空」をはじめとする西日本の観光列車をご紹介。車窓からの絶景やグルメ、車内でのおもてなしなど、それぞれに異なる特別な旅の体験をチェックしてみてください。

【大阪府・大阪市~兵庫県・新温泉町】JR西日本 観光列車「はなあかり」

季節ごとに西日本のさまざまな地を巡ろう

JR西日本 観光列車「はなあかり」
特急「はまかぜ」で使われていたキハ189系3両を改造

観光列車「はなあかり」のコンセプトは、“西日本のさまざまな地域の華を列車に集め、お客様と地域の縁を結ぶこと”。2024年に登場し、季節ごとにルートを変えて走る観光列車です。 檳榔子染(びんろうじぞめ)の深い色合いをまとった車体は、どこか懐かしくも格調高く、モダンなデザイン。車内は日本の四季を彩る草花をモチーフとした和の色彩で展開されています。全車に配された京織物おじゃみ座布団、京組紐のタッセル、高岡銅器や出雲たたら製鉄の一輪挿しといった調度品も、上質な和の旅を演出してくれます。

JR西日本 観光列車「はなあかり」
1号車スーペリアグリーン車。半個室のような広々とした座席
JR西日本 観光列車「はなあかり」
グリーン席とサロンスペースを備えた2号車。サロンスペースでは特産品を販売
JR西日本 観光列車「はなあかり」
3号車は、左右1列ずつの余裕ある配置。1名用座席もある

3両編成の列車は全車グリーン車以上。1号車は最もゆとりを持たせた「スーペリアグリーン」で、半個室のような空間です。贅沢感ある本革シートや大きなテーブル、沿線の地の工芸品・アート作品が配された飾り棚が、旅の時間を盛り上げます。2号車・3号車は360度回転する独立した1名用座席と、2~4名利用のゆったり寛げるボックス席があります。

2026年3月8日(日)までは、特急列車「かにカニはまかぜ」に増結して、大阪~浜坂間を運行。冬の日本海の美しい眺めを車窓から楽しめます。地域ならではのお土産品のほか、運行開始1周年を記念した特別グッズとして「はなあかり」オマージュグラスも販売しています。

<運行データ>
[運行区間]大阪駅~浜坂駅
[料金]大阪~浜坂スーペリアグリーン 1万2880円(1名利用の場合は1万9270円)、グリーン車ボックス席・グリーン車指定席1万680円
[所用時間]約3時間35分
[食事]お土産品やドリンクなどの車内販売あり
■JR西日本観光列車「はなあかり」
観光列車「はなあかり」の詳細はこちら

(画像提供:JR西日本)

【大阪府・大阪市~和歌山県・高野町】南海電気鉄道「GRAN 天空」

大阪から世界遺産・高野山へ向かう新観光列車

南海電気鉄道「GRAN 天空」
2000系を大きく改造した深紅のボディが特徴

2026年4月24日(金)に運行開始する「GRAN(グラン) 天空」は、大阪と2004年に世界遺産として登録された高野山を約1時間30分で結ぶ観光列車。南海電鉄沿線に息づく歴史や産業、食文化を組み込み、“列車の旅そのものを特別な体験にする列車”を目指します。

現行の観光列車「天空」から大きく変わるのは運行区間。南海高野線なんば駅~極楽橋駅までの約63.6kmを走ります。途中の停車駅は、新今宮・天下茶屋・堺東・金剛・河内長野・林間田園都市・橋本の沿線主要7駅と九度山の計8駅。高野路へ向かって1日2往復で運行予定です。

南海電気鉄道「GRAN 天空」
大きな側窓を向いて座席が並ぶ2号車。明るい木目と優しい色彩で開放的な雰囲気
南海電気鉄道「GRAN 天空」
食事付きプランが楽しめる4号車。重厚感のあるソファと木の温もりがホテルのラウンジのよう

深紅をベースカラーにした列車は4両編成で運行。1号車の「リラックスシート」はリクライニング付き座席の一般的な指定席。2号車の「ワイドビューシート」は、渓谷や紀の川を望む窓向きレイアウトで、車窓からの風景を最大限に楽しめます。3号車「ロビーラウンジ」は、軽食や土産を購入できる共有スペースです。

南海電気鉄道「GRAN 天空」
「Genji」で提供している元川篤シェフの料理(イメージ)

4号車は食事やドリンク付きのプレミアムプラン利用となっており、「グランシート」、「グランシートプラス」を備えた上質なダイニング空間。ゆったりとした広いソファ席と大型テーブルで、大阪のレストラン「Genji」の元川篤シェフが監修するメニューが提供されます。

[運行区間]なんば駅~極楽橋駅
[料金]なんば~極楽橋1700円(1号車および2号車)
[所用時間]約1時間30分
[食事]4号車のみ食事つき(軽食や土産を購入できる3号車は、1~4号車利用のすべての乗客が利用可能)
■南海電気鉄道「GRAN 天空」
 「GRAN 天空」の詳細はこちら

【大阪府・大阪市~京都府・京都市】阪急電鉄「京とれいん 雅洛」

特別料金なしで乗車!京都の四季を表現した列車

阪急電鉄「京とれいん 雅洛」
桂川に阪急電鉄のマルーン色がよく映える

「京とれいん 雅洛(がらく)」は、阪急京都線大阪梅田駅~京都河原町駅間を約44分で結ぶ観光列車。阪急電鉄の伝統的なマルーン色(栗の表皮のような濃い赤茶色)を基調とした列車は、乗った瞬間から京都気分に浸れます。土日祝の運行で、全車自由席で追加料金なしで乗車できるため、大阪からの京都旅で利用しやすいのが魅力です。

阪急電鉄「京とれいん 雅洛」
桜ちらしの柄をあしらった3号車は「春」がテーマ
阪急電鉄「京とれいん 雅洛」
京町家の坪庭を車両中央に設えた5号車。去りゆく夏と初秋の季節感が感じられる

季節をテーマにした6両編成の列車は、早春・春・夏・初秋・秋・冬とそれぞれ異なる内装が特徴です。枯山水の坪庭や円窓、雪見障子、畳調ボックスシートなどの意匠が各所に散りばめられているのも見どころ。座席は雅なボックスシートのほか、1名席、3・4号車には西山の山並みや桂川を真正面にする窓向きカウンター席があります。車両間は自由に行き来できるので、各車両を見て回るのも楽しいですよ。

[運行区間]大阪梅田駅~京都河原町駅
[料金]普通運賃のみ(大阪梅田~京都河原町410円)
[所用時間]約44分
[食事]なし

(画像提供:阪急電鉄)

【山口県・山口市~島根県・津和野町】JR西日本「SLやまぐち号」

昭和レトロに浸れる優美なSL旅へ

JR山口線の新山口駅~津和野駅間の約63kmを約2時間で結ぶ、蒸気機関車牽引の本格SL列車。山あいののどかな田園風景のなかを、黒煙を上げた機関車が走る姿は、“走る鉄道遺産”として多くの人に親しまれています。

JR西日本「SLやまぐち号」
もくもくと上がる黒煙や辺りに轟く汽笛の音が旅情をかき立てる
JR西日本「SLやまぐち号」
1号車グリーン席。臙脂色のシートとシートカバーがSL全盛期の旧型客車を彷彿とさせる

機関車は2種類あり、そのエレガントなスタイルから“貴婦人”の愛称で親しまれるC57形1号機か、力強いシルエットが印象的なD51形200号機が客車を牽引します。客車は最新鋭の旧型客車として、昭和初期の旧型客車をモチーフに復刻。客室内は木目調の落ち着きを感じさせるクラシカルな内装。窓の装飾、丸型の白熱灯風な照明も、どこか欧州の香り漂うレトロ感満載です。

JR西日本「SLやまぐち号」
1号車の最後部にある展望デッキは撮影ポイントとしても人気

1号車にはオープンな展望デッキがあり、汽笛と風に紛れた石炭の香りを感じながら、山あいの緑やのどかな田園風景に浸れます。また、バリアフリー対応、多機能トイレやベビーカー等の荷物置き場も備えられているので、家族連れにもおすすめです。

[運行区間]新山口駅~津和野駅
[料金]新山口~津和野2850円(運賃込み)※1号車グリーン席は3670円(運賃込み)
[所用時間]約2時間
[食事]なし※新山口駅改札内のコンビニで「SLやまぐち弁当」が購入できる(運行日のみ)

(画像提供:JR西日本)

【香川県・高松市~徳島県・徳島市】JR四国「高徳線うずしおアンパンマン列車」

家族旅行が盛り上がる!楽しい特急列車♪

JR四国「高徳線うずしおアンパンマン列車」
©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

JR高徳線の高松駅~徳島駅を、約1時間で結ぶ「高徳線うずしおアンパンマン列車」。特急「うずしお」として利用できるため、運賃と特急料金だけで乗車可能です。

2両編成で、オレンジの車両には「アンパンマンとなかまたち」、ブルーの車両には「ばいきんまんとなかまたち」が描かれています。ホームで見た瞬間に声を上げる子どもも多いそう!

JR四国「高徳線うずしおアンパンマン列車」
©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

車内の天井には楽しいなかまたちが描かれ、一部列車では、アンパンマンの声による車内放送を聞くこともできます。家族旅行にはもちろん、親子三世代の旅にもぴったりです。
※アンパンマンシートはありません。

[運行区間]高松駅~徳島駅
[料金]高松~徳島3370円(運賃+特急料金)
[所用時間]約1時間10分
[食事]なし
■「高徳線うずしおアンパンマン列車」
「高徳線うずしおアンパンマン列車」の詳細はこちら

(画像提供:JR四国)

【愛媛県・宇和島市~高知県・四万十町】JR四国「しまんトロッコ」

四万十川の流れと沈下橋をトロッコ列車で観賞

JR四国「しまんトロッコ」
右から左、左から右と常に伴走してくれる四万十川

宇和島駅と窪川駅を結ぶJR予土線を走る、トロッコ連結の観光列車「しまんトロッコ」。線の沿線風景に映える色鮮やかな山吹色の列車が、春・夏・秋の土休日を中心に運行します。この列車の最大の魅力は、オープンエアのトロッコ車両から眺める、四万十川とその支流である広見川の清らかな流れ。のどかな山里風景のなか、川に沿って走る列車から、表情を変える川面と沈下橋、緑豊かな渓谷、素朴な集落を眺めつつ旅できます。

JR四国「しまんトロッコ」
貨車を改造したトロッコ車両

トロッコ車両では、窓ガラス越しではなく風を受けられるので、川面を吹き抜ける風や樹木の匂い、トンネルのひんやりとした空気が直接感じられます。春は山桜と柔らかな新緑、夏は濃い緑と陽射しにきらめく水面、秋は紅葉に彩られた渓流が目を楽しませてくれます。

[運行区間]宇和島駅~窪川駅(乗車区間【しまんトロッコ1号】土佐昭和~江川崎駅間、【しまんトロッコ2号】江川崎~土佐大正駅間)
[料金]乗車区間の乗車券+座席指定券(大人530円・子ども260円)
[所用時間]トロッコ乗車区間は約1時間
[食事]なし※しまんトロッコ2号のみ江川崎駅でお弁当販売あり。乗車日3日前までに「道の駅よって西土佐」(0880-52-1398)まで要事前予約

(画像提供:JR四国)

【香川県・多度津町~徳島県・三好市】JR四国「四国まんなか千年ものがたり」

吉野川の渓谷を走る列車で沿線を体現するランチ

JR四国「四国まんなか千年ものがたり」
滝や淵などの変化に富んだ景観が見られる吉野川渓谷。見どころでは徐行運転を実施

“おとなの遊山”をコンセプトに、四季の移ろいと和の風情を演出する「四国まんなか千年ものがたり」。四国山地を横断するように、JR土讃線多度津駅~大歩危駅を走ります。所要時間は約2時間15分~3時間で1日1往復。車窓風景の見どころは、そのおにぎり形から「讃岐富士」と呼ばれる飯野山、吉野川の渓流、四国山地の深い緑と大歩危の迫力ある岩壁。トンネルをくぐり抜ける度に変化する里山や渓谷も見ものです。

JR四国「四国まんなか千年ものがたり」
カウンター席から渓谷を望める2号車「夏清・冬清の章」
JR四国「四国まんなか千年ものがたり」
日本料理「味匠 藤本」の料理長が監修する「おとなの遊山箱」
JR四国「四国まんなか千年ものがたり」
金刀比羅宮境内にある「カフェ&レストラン神椿(かみつばき)」の調理長が監修する「さぬきこだわり食材の洋風料理」

車内は木の質感を生かした温かみのある内装で統一され、ボックス席やカウンター席があります。事前予約制の食事は、多度津駅発では香川・徳島の食材を使った「さぬきこだわり素材の洋風料理」、大歩危駅発では地元食材にこだわった料理や甘味を詰めた三段重箱の和のお弁当「おとなの遊山箱」が用意されます。

[運行区間]JR土讃線多度津駅~大歩危駅
[料金]乗車料金4140円(善通寺駅・琴平駅~大歩危駅)、4330円(多度津駅~大歩危駅)
[所用時間]多度津駅発約2時間15分、大歩危駅発3時間
[食事]あり※食事付き料金6000円(多度津駅発)、5600円(大歩危駅発)、乗車の4日前までに要予約
■JR四国「四国まんなか千年ものがたり」
「四国まんなか千年ものがたり」の詳細はこちら

(画像提供:JR四国)

【愛媛県・宇和島市~高知県・四万十町】JR四国「鉄道ホビートレイン」

四万十川の清流と歴代新幹線の模型を観賞!

JR四国「鉄道ホビートレイン」
2014年の登場以来、ほぼ毎日運行している

初代新幹線0系をイメージした団子鼻が愛らしい、一両編成のキハ32形気動車。「しまんトロッコ」を長男とする予土線3兄弟の三男で、「しまんトロッコ」と同じく、宇和島駅~窪川駅を毎日運行します(検査等で予告なく一般車両で運行する場合あり)。

JR四国「鉄道ホビートレイン」
初代新幹線0系で実際に使用されていた座席
JR四国「鉄道ホビートレイン」
車内で一番大きなショーケースは、「四国にちなんだ車両」の鉄道模型コーナー

車内にある、青と白を基調にした転換シート4席はなんと本物の0系譲り!車内には計8カ所のショーケースがあり、0系から始まる歴代新幹線の先頭車両、四国にちなんだ車両のプラレール・Nゲージの鉄道模型を展示しています。車窓風景の見どころは江川崎駅~土佐大正駅間で蛇行する四万十川です。清流とのどかな山里風景をのんびりと観賞しましょう。

[運行区間]宇和島駅~窪川駅
[料金]乗車区間の乗車券
[所用時間]江川崎駅~窪川駅約1時間、宇和島駅~窪川駅約2時間30分
[食事]なし
■JR四国「鉄道ホビートレイン」
「鉄道ホビートレイン」の詳細はこちら

(画像提供:JR四国)

【福岡県・福岡市~大分県・別府市】JR九州 特急「かんぱち・いちろく」

沿線の風土と食と景色を味わう、アート空間

JR九州 特急「かんぱち・いちろく」
由布岳をバックに走り抜ける漆黒の列車

2024年に登場した特急「かんぱち・いちろく」は、“ゆふ高原線の風土をあじわう列車”をコンセプトとした観光特急列車。博多駅~由布院駅・別府駅を結び、水曜を除く1日片道1本で運行しています。運行時間は、JR鹿児島本線・JR久大本線(ゆふ高原線)・JR日豊本線を経由して、なんと約4時間半。沿線の風景を眺めながら、福岡・大分の食材を使った食事、途中駅でのおもてなしをじっくりと楽しみましょう。

JR九州 特急「かんぱち・いちろく」
福岡・大分を中心に厳選された食材を活かした弁当が日替わりで提供
JR九州 特急「かんぱち・いちろく」
テーブルには大分産の杉を用い、天井や手摺も杉板で統一した1号車

艶のある黒を基調に、路線図をモチーフにしたゴールドラインをあしらった列車の車内は、まるでギャラリーのよう!乗降口近くやそれぞれの席で、さまざまなアート作品を鑑賞できます。

3両編成のうち指定席は1号車と3号車。1号車は火山や温泉を思わせる赤、3号車は沿線の雄大な山々を想起させる深緑のソファを配した空間です。座席は背もたれが高く、半個室のような趣き。2号車は、乗客の共有スペースとなっていて、樹齢約250年の杉を使った一枚板のカウンターと、雄大な由布岳をひとわたりに見渡せる大きな窓が特徴です。

[運行区間]博多駅~由布院駅~別府駅
[料金]大人1名1万9500円(畳個室プランは2万4500円)
[所用時間]約4時間半
[食事]あり
■JR九州 特急「かんぱち・いちろく」
特急「かんぱち・いちろく」の詳細はこちら

(画像提供:JR九州)

【福岡県・福岡市~大分県・由布市】JR九州「或る列車」

幻の豪華列車で味わうコース料理

JR九州「或る列車」
沿線の紅葉と車体の美しさを競うように走る

JR九州「或る列車」は、毎週土日月に1日1往復で博多駅~由布院駅を結ぶ全席指定の観光列車。世界的シェフ・成澤由浩(なりさわよしひろ)氏が監修する、旬の食材を中心としたコース料理が提供されます。ドリンクはアルコールを含めてフリー。博多発、由布院発ともに、季節ごとにメニューが変更されるため、リピーターも多い列車です。

JR九州「或る列車」
2025年12月から提供されている冬のコース料理
JR九州「或る列車」
フラワーモチーフを取り入れた、欧州の宮殿さながらの1号車
JR九州「或る列車」
2号車は福岡の伝統建具が優雅なコンパートメント中心

繊細な装飾を施された列車は、明治期に計画された1906年当時の日本で非常に豪華な列車と謳われながら、活躍の機会が与えられなかった幻の客車がモチーフ。ラグジュアリーな空間を載せた2両編成で運行しています。 1号車と2号車はどちらも木材をふんだんに用いたクラシカルな内装。ゆったりとした座席でJR久大本線沿線の風景を眺めながら、斬新かつ豪華なコース料理を堪能できます。

[運行区間]博多駅~由布院駅
[料金]大人1名3万6000円~ ※2026年4月からは、大人1名3万8000円~
[所用時間]約3時間
[食事]あり
■JR九州「或る列車」
 「或る列車」の詳細はこちら

(画像提供:JR九州)

【鹿児島県・鹿児島市~指宿市】JR九州 特急「指宿のたまて箱」

煙がもくもくとふき出す黒と白のハーフカラー列車

JR九州 特急「指宿のたまて箱」
白と黒の車体はインパクト大!通称“いぶたま”と呼ばれている

鹿児島中央駅と指宿駅を毎日3往復で結ぶ特急「指宿のたまて箱」は、浦島太郎の竜宮伝説に着想を得た斬新なデザインが特徴。玉手箱を開けた浦島太郎の髪色を表現した黒と白の車体は、JR指宿枕崎線の海辺をメインとする沿線風景のなかでかなり目を引きます。

JR九州 特急「指宿のたまて箱」
1号車と2号車は海に面したカウンターを備えている
JR九州 特急「指宿のたまて箱」
駅で乗降時に出る白いミストが玉手箱を思わせる
JR九州 特急「指宿のたまて箱」
旅の思い出を綴って「たまて箱」に入れよう

たまて箱をイメージした演出のなかでも乗降時にドア上から噴出する白いミストは見もの。旅の思い出や普段は言えない気持ちをカードに書いて「たまて箱」に入れると、客室乗務員が車内放送で読み上げてくれる「言霊(ことだま)サービス」も、旅行気分を盛り上げます。車内は生物のイラストに囲まれており、1号車は客船やヨットに用いられるチーク材、2号車は南九州産杉材が使用されています。海辺の日だまりのような明るい空間で、錦江湾(鹿児島湾)や雄大な桜島、海の絶景を満喫できます。

[運行区間]鹿児島中央駅~指宿駅
[料金]鹿児島中央~指宿2950円
[所用時間]約50分
[食事]なし(事前予約限定の弁当、ワゴンサービスでスイーツ・お土産の販売あり)
■JR九州「特急 指宿のたまて箱」
 「特急 指宿のたまて箱」の詳細はこちら

(画像提供:JR九州)

まとめ

2026年春に運行する新列車から、SL列車、グルメ自慢の列車、絶景トロッコ列車まで、西日本を走る観光列車は、どれも個性豊かな魅力があります。旅する地を選び、その地を走る観光列車を選ぶもよし、気になる観光列車に乗るために目的地を選んでもよし。この記事をぜひ参考にしてみてください。

※この記事は2026年1月27日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。