三淵渓谷【山形県長井市】


空から降り注ぐ緑のシャワーボートのみが進む静寂な秘境。
長井ダム湖である「ながい百秋湖」の上流部にある渓谷で、高さ約50mもの断崖絶壁が250mほど続く。川幅が3~5mと非常に狭いため、ボートでしか行くことができない。岩壁が迫る渓谷を進むと、5月頃には雪解け水が作る滝が見られ、梢の緑が川面に反射して輝く緑に包まれる。まさに神秘的な絶景だ。
[新緑見頃時期]4月~5月末
[駐車場から絶景まで歩く距離]乗船場所まで徒歩30秒
[おすすめの時間帯]午前中
※2020年5月15日時点情報:2020年5月17日までの休業。詳細は公式サイトをご確認ください。
[TEL]0238-87-0605(最上川リバーツーリズムネットワーク)
[住所]山形県長井市平野
[営業時間]ボートツーリングは4月11日~11月の主に金土日祝、1便10時出航~4便14時20分出航(事前要予約、空席がある場合は当日参加可)
[定休日]ボートツーリングは5月~11月の主に月~木
[料金]中学生以上2000円、小学生以下1500円
[アクセス]東北中央道南陽高畠ICより20分
[駐車場]15台
※ボートツーリング参加は出航30分前に野川まなび館(山形県長井市平山2743-4)で整理券を受け取って乗船
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田園散居集落【山形県飯豊町】


青空を映す水田はまるで海!輝く水面に屋敷林が映える。
屋敷林に囲まれた田園散居集落が、美しい景観を形成している。屋敷林は冬季間の防風と防雪に備えて植えられたもの。1993年度の農林水産省主催「第1回美しい日本のむら景観コンテスト」では、最高賞の農林水産大臣賞を受賞した。田に水が張られる5月中旬は、屋敷林が海に浮かぶ島のような光景が広がる。
[新緑見頃時期]田に水が張られる時期は5月中旬、田の緑が美しい時期は6月~7月
[駐車場から絶景まで歩く距離]展望台駐車場から展望台まで徒歩2分
[おすすめの時間帯]朝もやが美しい朝、または昼
[TEL]0238-87-0523(飯豊町商工観光課)
[住所]山形県西置賜郡飯豊町
[アクセス]東北中央道南陽高畠ICより35分
[駐車場]250台(どんでん平ゆり園)、5台(展望台駐車場)
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仁賀保高原【秋田県にかほ市】

雄大な鳥海山を背景にして、草をはむ牛と風車が悠々と。
鳥海山北麓、標高約500mに鳥海山の岩なだれ堆積物が作った丘陵地帯がある。鳥海山を望む緑の草原と牧草地、緑の中に点在する大小の湖沼、多くの風車が並ぶ壮大な景観が広がる。
[新緑見頃時期]6月~7月
[TEL]0184-43-6608(にかほ市観光協会)
[住所]秋田県にかほ市仁賀保高原
[アクセス]日本海東北道象潟ICより30分
[駐車場]100台
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中島台・獅子ヶ鼻湿原【秋田県にかほ市】



異形ブナの巨木とマリモが息づく、湧水豊かな緑の森。
鳥海山北西山麓の「中島台レクリエーションの森」にある「獅子ヶ鼻湿原」には、神秘的なブナ原生林の森が広がっている。樹齢100年を超えるブナの木々は、幹や枝にごつごつしたコブが見られ、まるで生き物のようだ。このコブができたのは、江戸時代末期から昭和戦後期に炭焼きの伐採を繰り返したためと考えらえている。また、森に湧く豊富な伏流水の中には、鳥海マリモの群生が見える。ブナの緑を浴びながら約40分ほど不思議な森を散策しよう。
[新緑見頃時期]7月
[駐車場から絶景まで歩く距離]中島台駐車場からあがりこ大王まで約1時間30分
[おすすめの時間帯]日中
[TEL]0184-43-6608(にかほ市観光協会)
[住所]秋田県にかほ市象潟町横岡字中島岱国有林内
[アクセス]日本海東北道象潟ICより15分
[駐車場]100台
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雲昌寺のあじさい【秋田県男鹿市】



あじさいと海、空が織りなす鮮やかな青のグラデーション。
6月中旬から約1カ月間、雲昌寺の境内をあじさいの群生が埋め尽くす。副住職が15年を超える歳月を費やし、1株から1500株以上に手塩をかけて育てたものだ。独自の育成方法により1株に付く花の数が多く、満開時の境内は青一色に。あじさいと男鹿の海、空へと、果てしなく続く青の光景に心奪われる。
[新緑見頃時期]6月下旬~7月上旬
[駐車場から絶景まで歩く距離]徒歩10分程度
[おすすめの時間帯]混雑が少ない15時~16時頃、夜間ライトアップ時
[TEL]0185-24-4700(男鹿市観光協会)
[住所]秋田県男鹿市北浦北浦字北浦57
[営業時間]あじさい特別観覧は6月中旬~7月中旬(男鹿市観光協会HP要確認)の9時~17時(最終入場16時30分)、夜間ライトアップ18時30分~21時30分(最終入場21時)
[定休日]あじさい特別観覧期間中はなし
[料金]あじさい特別拝観料 500円、夜間ライトアップ特別拝観料700円、中学生以下無料、通常拝観料200円
[アクセス]秋田道昭和男鹿半島ICより40分
[駐車場]100台(5カ所、あじさい特別観覧期間中は境内駐車場利用不可)
※あじさい特別観覧期間中、雲昌寺前道路は下り方向の自主的一方通行
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九十九島(道の駅 象潟ねむの丘)【秋田県にかほ市】


鳥海山麓の田園に浮かぶ島、悠久の地殻変動を思い描いて。
鳥海山麓の田園地帯には、103の島々が浮かんでいるような風景が広がっている。これは、紀元前466年に鳥海山の山体崩壊で滑り落ちた巨大岩塊が海の中に島を作り、さらに1804年の象潟大地震で隆起したためにできた景観だ。GW頃に一帯の田に水が張られると、潟に浮かぶかつての島々の姿を彷彿させる。
[新緑見頃時期]田に水が張られるGW前、緑が広がる6月、稲穂の時期の9月下旬~10月中旬
[駐車場から絶景まで歩く距離]道の駅 象潟ねむの丘展望塔まで徒歩5分
[おすすめの時間帯]日中
[TEL]0184-43-6608(にかほ市観光協会)
[住所]秋田県にかほ市象潟町字大塩越36-1
[営業時間]9時~21時
[定休日]5月~7月はなし
[アクセス]日本海東北道象潟ICより6分
[駐車場]315台(道の駅 象潟ねむの丘駐車場)
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奥入瀬渓流【青森県十和田市】



渓流や大小の滝に映える若葉。
十和田湖から流れ出る約14kmの渓流。いくつもの滝と千変万化の美しい流れ、そして豊かな木々や苔むした奇岩が見事な渓流美を作り出している。
[TEL]0176-75-2425(十和田湖国立公園協会)
[住所]青森県十和田市奥瀬
[営業時間]見学自由
[定休日]見学自由
[アクセス]東北道十和田ICより1時間20分
[駐車場]70台
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八甲田・十和田ゴールドライン【青森県青森市~十和田市】





高低差約1000mの峠越え、ブナの森、渓流、藍色の湖へ。
海抜約2.2mの青森駅から標高1040mの八甲田山笠松峠を越え、奥入瀬渓流と共に下って標高約200mの十和田湖畔に至る約110kmの道のり。ブナの緑がまばゆい「萱野高原」を走り、蔦温泉で原生林に包まれた神秘的な「蔦沼めぐり」をした後は、車窓から奥入瀬渓流の変化に富んだ流れを眺めながら進もう。ゴールでは美しい十和田湖の景観が開ける!
[新緑見頃時期]4月中旬頃~5月
[駐車場から絶景まで歩く距離]ゴールの十和田湖休屋まで休屋駐車場から徒歩3分
[おすすめの時間帯]朝10時頃まで
[TEL]017-734-5153(青森市観光課)
[住所]青森県青森市JR青森駅~十和田市十和田湖畔休屋
[料金]無料
[アクセス]東北道青森中央ICより10分( R103浜田交差点まで)
[駐車場]640台(十和田湖休屋駐車場、乗用車500円、二輪車200円)、他ポイントにもあり
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行合崎海岸【青森県深浦町】


紺碧の海に映えるオレンジ、まるで北欧のような海岸風景。
奇岩に囲まれ芝生に覆われた岬に、6月中旬頃からニッコウキスゲの大群落がオレンジ色の美しい花を咲かせ、空と海の青に映える。ニッコウキスゲは山岳地帯に多く、海岸で見られるのは珍しい。行合崎海岸にはニッコウキスゲのほか高山植物など271種もの植物が生息し、高台に咲き乱れる様は北欧の風景のようだと評される。
[新緑見頃時期]6月中旬~
[駐車場から絶景まで歩く距離]行合崎キャンプ場まで徒歩5~10分
[おすすめの時間帯]日中、日没時(6月は18時30分頃)
[TEL]0173-74-4412(深浦町観光課)
[住所]青森県西津軽郡深浦町広戸家野上
[アクセス]津軽道鰺ヶ沢ICより45分
[駐車場]50台
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※休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性がありますので、事前に各所へお問い合わせください。
※旅行・お出かけの際は、安全、体調に十分に配慮しましょう。お出かけの際は公式ホームページなどで最新の情報をご確認ください。
※この記事は2020年4月時点での情報です
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。