ドラえもんが誕生してから、今年でなんと50年!「川崎市・藤子・F・不二雄ミュージアム」では、ドラえもんの50周年展が開催中です。
ドラえもんや藤子F作品のキャラクターたちに出会えるミュージアムには、貴重な原画だけでなく、楽しいフォトスポットがたくさんある「はらっぱ」や、きれいなジャイアン、「ミュージアムカフェ」の可愛いフードやドリンク、ここだけでしか買えない限定グッズや、お土産がいっぱいの「ミュージアムショップ」など見どころがたくさんあるんです。
今回はひとりでミュージアムに行くほどドラえもんが好きな編集部・斉藤が、120%楽しむポイントをご紹介します!
※この記事は2020年8月25日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
「川崎市・藤子・F・不二雄ミュージアム」とは
1、フォトスポットがたくさん!屋上「はらっぱ」で写真を撮ろう
2、ドラえもんたちが教えてくれる「まんがができるまで」を見ておこう
3、イケメンすぎる!きれいなジャイアンに会いに行こう
4、「みんなのひろば」で、ジャイアンのリサイタルに参加しよう
5、ここだけの限定上映!「Fシアター」は必ず行くべし
6、「ミュージアムカフェ」ではドラえもんになりきれるドリンクを注文しよう
7、「藤子屋」と「ミュージアムショップ」で限定グッズを手に入れよう
8、館内にたくさんいる!キャラクターたちを探そう
「ドラえもん50周年展」が開催中
チケットの購入方法とミュージアムへのアクセス
「川崎市・藤子・F・不二雄ミュージアム」とは

「川崎市・藤子・F・不二雄ミュージアム」は2011年に開館した、ドラえもんやパーマンの作者、藤子・F・不二雄先生の描いた作品の原画や資料が展示されているミュージアムです。
展示以外にも作品が読めるコーナーや、キャラクターたちに出会える「はらっぱ」、オリジナルの映像作品が楽しめるシアターや、可愛いキャラクターのメニューが味わえるカフェ、魅力的なグッズやお土産がたくさんあるショップなど、子どもはもちろん、大人も時間を忘れて楽しめる場所なんです!
そんなミュージアムを楽しむポイントをご紹介します。
1、フォトスポットがたくさん!屋上「はらっぱ」で写真を撮ろう

入館したら、まず屋上の「はらっぱ」に向かいましょう。
自然がいっぱいの「はらっぱ」にはドラえもんやのび太くんをはじめ、パーマンやコロ助など、藤子F作品のキャラクターたちと一緒に写真が撮れるフォトスポットがたくさんあるんです。
ここにいるキャラクターはほぼ等身大なんだとか。おなじみの土管や「どこでもドア」もありますよ。



「どこでもドア」は普通に撮影するのもいいけど、ローアングルで撮影してもらったり、ものすごく寄りで撮るのも躍動感が出ておすすめ!


午後になると、混雑したり、日の向きによって影が出やすいので、「はらっぱ」での撮影は午前中がおすすめ!早めに入館して、人が少ないうちにたくさん写真を撮っちゃいましょう。




また「はらっぱ」は、どこでもドアや恐竜のピー助がいる緑地側だけでなく、反対側も奥まで行ってみてください。ベンチに座るコロ助のさらに奥には、可愛いドラミちゃんが待っています。登戸の街並みも一望できますよ。

実は、森の中や建物の上にもキャラクターやひみつ道具が隠れているんです。よく見ないとわからないものも!ぜひ探してみてくださいね。
2、ドラえもんたちが教えてくれる「まんがができるまで」を見ておこう

1Fに戻ったら、展示室Ⅰへ。2021年1月31日(予定)まで、特別展示「藤子・F・不二雄とドラえもん」が開催中で、50年間のまんがやアニメ、映画などの歴史が原画とともに紹介されています。

ここで見ておきたいのが、入ってすぐ右側にある「まんがができるまで」の展示。ドラえもんたちが、漫画ができるまでの工程を、実際に漫画を描くときに使う道具をつかって、わかりやすく教えてくれるんです。ひとつひとつの工程を知っておくと、原画をより楽しむことができますよ。
下絵にペン入れ、ホワイトに消しゴムかけ…、漫画を描くのって本当に大変なんですね。

展示されている原画には、右下に「コピーロボット」マークがあるものが。
実は劣化を防ぐため、原画は定期的に複製原画と入れ替えをしていて、このマークは複製である印。つまり、マークがないものは本物の原画なんです。
3、イケメンすぎる!きれいなジャイアンに会いに行こう

ミュージアムに来たら、絶対に会っておきたいイケメンすぎる“きれいなジャイアン”。2F展示室Ⅱの奥の「きこりの泉」にいて、レバーを動かすと出てきてくれます。

青空が似合いすぎるよ、ジャイアン!!
「きこりの泉」はドラえもんの中でも有名なストーリーのひとつ。ひみつ道具「きこりの泉」に落ちたジャイアンがキレイな姿になって出てくるんです。ストーリーを知らない人は展示室Ⅱの出口あたりにあるモニタでチェックしてね。
「きこりの泉」の前には休憩コーナーもあるので、イケメンすぎる姿を見ながらひと休みできますよ。
4、「みんなのひろば」で、ジャイアンのリサイタルに参加しよう

2F「みんなのひろば」のギオンDEパチリではジャイアンのリサイタルに参加できます。よく見てください、擬音の文字が飛び出しているんです!この破壊力…ジャイアンのしびれるような歌声が聞こえてきます(笑)


「みんなのひろば」には、のび太の家の模型もあります。誰もいないのび太の部屋や居間に専用のタブレットをかざすと、ドラえもんたちが出てくる楽しい仕掛けがあるんです。


オリジナルのスタンプが作れるコーナー「スタンプメイカー」や巨大なガチャガチャ、クレーンゲーム「カムカムキャッチー」などもあり、すべてミュージアム限定。ガチャガチャの景品は定期的に変わるので、私は必ずチェックしています。やりすぎには注意です(笑)
5、ここだけの限定上映!「Fシアター」は必ず行くべし

「Fシアター」は、みんなのひろばの奥にある、ここだけのオリジナル作品が観られるミニシアターです。受付で1人1枚もらえるシアターの切符にはキャラクターが描かれていて、全部で51種類もあるそう!どれがもらえるかはお楽しみ♪
50周年の期間中に上映されているのは『ドラえもん誕生』と『セイカイはのび太?』の2本。『ドラえもん誕生』は藤子・F・不二雄先生がドラえもんを生み出すまでのストーリーが楽しめます。糸井重里氏がプロデュースした『セイカイはのび太?』は、まるでまんがを読んでいるような映像が面白い作品です。
晴れた日には上映の最後にサプライズもあるかも♪

シアター内でしか見られない展示にも注目!入口からシアターまでの通路には映画スターになりきったキャラクターたちが。
重厚感のある金色のフレームで飾られたセピア調のキャラクターたちは、いつもとは違う大人っぽい雰囲気なんです。シアターに入る前にぜひ“一番奥まで”見てください。

最後の1枚にはのび太くんとしずかちゃんの可愛い姿が!
6、「ミュージアムカフェ」ではドラえもんになりきれるドリンクを注文しよう

お腹が空いたら、3F「ミュージアムカフェ」へ行きましょう!どれを食べようか激しく悩んでしまう、可愛すぎるフードやスイーツはもちろん、カフェにきたら絶対注文したいのがドリンク。

ドラえもんになりきれるストローがついた、グレープフルーツとピーチ味の「ドラえもんブルー」や、赤くて大きなリボンが可愛い、パイナップルとレモン味の「ドラミちゃんイエロー」は思わず写真を撮りたくなります。しかも味も爽やかで、どちらもとっても美味しい!ごくごく飲めちゃいます。

キャラクターのラテアートが楽しめる、カフェラテ(580円)、イチゴミルク(520円)、ココア(630円)の3種類のドリンクもおすすめ。絵柄はランダムなので、テーブルに届くまでのお楽しみ♪限定のコースターももらえますよ。
ホットでもアイスでも楽しめるのは嬉しい!泡の部分が厚くてしっかりしているので、気をつけて飲めばアートも長持ちします。

もちろんフードやスイーツも可愛いものばかり。「空飛ぶドラえもんカレー」は野菜たっぷりのカレーとポテトサラダ、から揚げの入ったボリュームたっぷりのメニュー。しっかり辛さのあるカレーは後を引く美味しさです。真上から撮っても可愛いし、これはSNSにあげたくなる!

スイーツの中でも人気なのは、ドラえもんのひみつ道具「アンキパン」をモチーフにした「フレンチトーストdeアンキパン」。ひと晩浸して焼き上げたフレンチトーストは、しっとりしていて優しい甘さ。表面にはちゃんと九九のページが写っているので、食べたらばっちり覚えられるかも!?
カフェは混雑時には整理券を配布することもあるので、「はらっぱ」に行ったタイミングで混雑状況をチェックしておくと良いですよ。カフェのメニューは時期によって変わるものもあるので、毎回楽しみなんです♪

※メニューは時期により変更になる場合があります。最新の情報は公式サイトで確認してください。
7、「藤子屋」と「ミュージアムショップ」で限定グッズを手に入れよう

グッズが買えるのは「ミュージアムショップ」だけじゃないんです。はらっぱの中にある「藤子屋」には、ここだけでしか買えないものがたくさんあります。


「アンキパンラスク」や、ドラえもんがまんまるになった「マシュマロ缶」も可愛いですが、おすすめは“きれいなジャイアン”など、ドラえもんに登場するイケメンたちのカードが1枚ついてくる、チーズ味の「イケメンスナック」。イケメンカードはなんと10種類。どれもカッコ良すぎます…!

お土産の定番、ドラえもんの大好物のどら焼きも「藤子屋」なら1個から買えます。どら焼きにはドラえもんの可愛い3種類の焼き印が入っていて、どれも可愛いんです。
※6個入りのどら焼きBOX(1380円)は「ミュージアムショップ」でも購入できます。

1F「ミュージアムショップ」にはここでしか買えない限定商品がたくさんあります。ドラえもんたちの可愛いぬいぐるみやフィギュア、お土産にぴったりの文具やお菓子など、いろいろなグッズが揃っています。


どれも可愛すぎて目移りしてしまう~。きれいなジャイアンのクッションもあるんです!これを買えば、いつでもきれいなジャイアンがあなたのそばに…。

はらっぱやまんがコーナーにいるドラえもんのフィギュアもミュージアム限定です。(限定フィギュアには、水色のミュージアムロゴがあるので要チェック)。

「ミュージアムショップ」のおすすめ商品を集めてみました!
シールとしてもワッペンとしても使える「刺繍ワッペン」は、自分のバッグや洋服につけられる人気商品。これがめちゃくちゃ可愛いんですよ!写真の他に、ウソ800・ころばし屋・きせかえカメラのセットもあるんですが、私はどちらも買いました。写真の「テッテレーキャップ」につけて、カスタマイズすることもできますよ。
ロルバーンとコラボしたノートは、ドラえもんとのび太くんが同じポーズをしている“On-Naji”シリーズ。とぼけた表情がたまりません。はらっぱのキャラクターが刺繍されたタオルはお土産でもらっても嬉しい!
※商品は売切れとなる場合があります。また時期により変更となる場合があります。
※価格は予告なく変更になる場合があります。
8、館内にたくさんいる!キャラクターたちを探そう


ミュージアムの中には、いろんなところにキャラクターがたくさんいます。案内看板や注意書き、トイレの中にもキャラクターが!館内は「ねずみは立ち入り禁止」なのですが、実はどこかにこっそり入り込んでいるかも?

受付の壁では真っ白なキャラクターたちが出迎えてくれています。ここには藤子F作品の全キャラクターがいるそう。あなたはいくつ知っていますか?



ミュージアムには他にもいろんな展示やコーナーがたくさん!ドラえもんをはじめ、藤子F作品のマンガが読み放題の「まんがコーナー」もおすすめです。のび太くんみたいにずーっとマンガを読んでいても怒られません!

誕生月には、可愛いドラえもんのカードとシールがもらえる嬉しい特典があります。受付の人に「誕生月です」とひと事伝えてくださいね。ミュージアムカフェでラテアートドリンクを注文すると、誕生日用のラテアートにしてくれますよ。
「ドラえもん50周年展」が開催中

現在ミュージアムでは原画の展示を中心に、まんが、アニメ、映画とドラえもんの50年の歴史を振り返る特別展示を行っています。またドラえもんの原作の中から、テーマごとのお話を取り上げて原画を展示している「ドラえもん50周年展」は、現在第2期が開催中です。

展示室Ⅱの入口は、1970年に掲載がスタートした「ドラえもん」のまんがの巨大な予告ページになっています。実は藤子・F・不二雄先生がこの予告ページを描いたときには、まだドラえもんの姿は浮かんでいなかったんだとか。
特別展示「藤子・F・不二雄とドラえもん」
[開催期間]2020年2月8日(土)~2021年1月31日(日)予定
[開催場所]1F 展示室Ⅰ
「ドラえもん50周年展」第2期 「ゲラゲラ笑える話」×「ゾ~ッとするこわい話」
[開催期間]
前期:2020年2月8日(土)~8月24日(月)
後期:2020年8月26日(水)~11月9日(月)
[開催場所]2F 展示室Ⅱ


チケットの購入方法とミュージアムへのアクセス

「川崎市・藤子・F・不二雄ミュージアム」への入館は、10時~16時の1日7回、日時指定の完全予約制です。入館チケットが購入できるのはローソンだけ。事前にチケットを購入しないと入館が出来ないので、注意してくださいね。
※入れ替え制ではありません
※ミュージアムでは入館チケットの販売はしていません

ミュージアムには駐車場がないので、車での来館はできません。駅から徒歩で向かうのも良いですが、おすすめは登戸駅から出ている川崎市バスの直行便。
ドラえもんを始め、キャラクターが全面に描かれていて、車内の座席シートや降車ブザーにもキャラクターが!車内でも思わず写真を撮りたくなっちゃいます。
バスは「ドラえもん号」「キテレツ大百科号」「エスパー魔美号」「パーマン号」の4種類。ドラえもんの誕生年にちなんで、すべての車両のナンバープレートが「2112」になっているという細かいところも注目です。直行バスに乗れば、ミュージアムに向かう気分が高まること間違いなし!
※日によって運行しているバスの種類は異なります。
電車で来館するなら、「小田急線」がおすすめ。小田急線の登戸駅の構内にはドラえもんたちがたくさんいるんです!フォトスポットもあるので、利用するならぜひチェックしてください。また、ミュージアムの川沿いにもドラえもんがいるので、見つけてみてね。
[TEL]0570-055-245(当面の間、受付時間は9時30分~16時)
[住所]神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1
[営業時間]10時~18時
[定休日]不定休
[アクセス]JR・小田急 登戸駅より直行バスで約9分
[料金]大人・大学生1000円、高校生・中学生700円、子ども4歳以上500円※3歳以下は無料 ※入館チケットは日時指定の完全予約制です。
「川崎市・藤子・F・不二雄ミュージアム」の詳細はこちら
まとめ
「川崎市・藤子・F・不二雄ミュージアム」の魅力は、他にも書ききれないほどたくさん!50周年のドラえもんに会いにミュージアムへ行ったら、紹介したポイントを参考に全力で楽しんでください。フォトスポットでたくさん写真を撮って、展示を見て、カフェで可愛いフードやドリンクを味わえば、ドラえもんたちと一緒に素敵な思い出をつくれるはずです。
ドラえもんをはじめ、パーマンやキテレツ大百科など、夢や希望、笑いやSF(すこし・ふしぎ)な世界がいっぱい詰まった藤子・F・不二雄先生の作品たち。先生の作品に対する愛情や優しさにもぜひ触れてみてくださいね。
新型コロナウイルス感染症対策のため、マスク着用などもお忘れなく。来館する前には公式サイトで必ず注意点を確認してください。

(C)Fujiko-Pro オバケのQ太郎/(C)藤子プロ・藤子スタジオ
撮影/たぁやん
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。
※お出かけの際は、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、マスクの着用、手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの徹底などにご協力ください。
斉藤貴美子
じゃらん編集部の何でも屋さんで、遅咲きの新米ライター。 楽しいことと新しいものが好きで、特にキャラクターには目がないため、デスク周りがいろんなキャラで渋滞中。