300余年の歴史を誇る中川政七商店初の複合商業施設「鹿猿狐ビルヂング」が、2021年4月14日(水)にオープンします。
立地は古都・奈良らしい風景が広がる「ならまちエリア」で、路地が入り組んだ風情ある一角。「鹿猿狐ビルヂング」には「中川政七商店 奈良本店」「猿田彦珈琲」「㐂つね」が出店し、ワークショップやコワーキングスペースも展開予定です。
奈良の新スポットになりそうな「鹿猿狐ビルヂング」について、詳しくご紹介します。
※この記事は2021年2月12日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
奈良の路地に伝統と未来を感じるビルがオープン


300年の歴史を誇る中川政七商店初の複合商業施設「鹿猿狐ビルヂング」が、2021年4月14日(水)にグランドオープンします。歴史の深さとおおらかな新しさを感じられるスポットです。
ビルがあるのは、興福寺の五重塔を望み、坂を登れば春日大社、奥には東大寺と、古都奈良の風景が広がる絶好のロケーション「ならまちエリア」。路地が入り組んだ風情ある街並みが魅力的です。

ビルには「中川政七商店 奈良本店」「猿田彦珈琲」「㐂つね」が出店し、ワークショップやコワーキングスペースも展開します。中川政七商店の鹿、猿田彦珈琲の猿、㐂つねの狐で「鹿猿狐ビルヂング」と名付けられたとか。
設計は、日本を代表する建築家の一人、内藤廣氏が担当。奈良を訪れる際の楽しみがまた増えそうですね!
「鹿猿狐ビルヂング」に出店するお店はこちら
中川政七商店 奈良本店

江戸時代中期、麻織物「奈良晒」の問屋として奈良に創業した中川政七商店は、日本の工芸をベースにした今の暮らしに寄り添う生活雑貨のお店です。
「鹿猿狐ビルヂング」1・2階には、旗艦店「中川政七商店 奈良本店」が。創業の地で構える店舗は、中川政七商店の原点・軌跡・今を巡れる場所だとか。800以上のつくり手が生み出す約3000点の商品に出会えます。


本店でしか手に入らない限定品などは、奈良土産にぴったりですね!
猿田彦珈琲


東京・恵比寿で創業したスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」は“たった一杯で、幸せになるコーヒー屋”がモットー。今回、なんと関西初出店です。
創業者・大塚朝之氏が自ら厳選した高品質のコーヒー生豆を使い、焙煎から抽出までこだわってサービスされます。趣のある街並みの、開放的な空間で味わえば、格別の一杯になりそうですね。
㐂つね


東京・代々木上原のミシュラン一つ星掲載店「sio」による、これまでのすき焼きを刷新する温故知新のコース料理を楽しめるお店です。
「㐂つね」にはお弁当のテイクアウトもあります。観光の合間やランチに利用してはいかが?
ワークショップやコワーキングスペースも

手績み手織り麻生地にステンシルを施すオリジナルはがき制作や、麻生地づくりの道具に触れるツアーなど、奈良の工芸や歴史・文化に触れられる体験型コンテンツが用意されています。

3階「JIRIN」は、中川政七商店によるコワーキングスペース。地元に魅力的なスモールビジネスを生み出す「N.PARK PROJECT」の拠点として誕生します。
興福寺の五重塔が臨める広い窓のある心地よい空間には、BACH・幅 允孝氏が選書したライブラリも。さらに、経営講座やトークイベントなど、地元の創造的な活動を支援するプログラムが開催予定です。
町家を活かした近隣施設もリニューアル
遊 中川 本店

築100余年の町家を活かした、近隣の施設もリニューアル。中川政七商店の直営店として1985年にオープンした「遊 中川 本店」には、日本の染織技術に支えられた服・服飾小物などが並びます。
茶論 奈良町店

「茶論」では、季節のお菓子と選りすぐりのお茶が楽しめます。観光の合間にゆっくり過ごせそうですね。
時蔵・布蔵

築100余年の町家の貯蔵庫を改装した空間。中川政七商店の300年の歴史がアーカイブされた「時蔵」と、手績み手織り麻の道具に触れられる「布蔵」が公開されます。
情報提供元/株式会社中川政七商店
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