黒漆塗の下見板と白漆喰が織り成すコントラストが美しい、国宝 松本城。
松本城見学の見どころとクラフト店やギャラリーなど、周辺のおすすめ観光情報を紹介します!
北アルプスを借景とし、穏やかな水面に映る凛とした姿に癒される城の見学を楽しんだ後は、アートな城下町をぶらり散歩してみては?
※この記事は2021年1月29日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
国宝 松本城の見どころ
時代を超えて継がれゆく麗しの漆黒美。
国内で現存天守(江戸時代以前に建築された天守)が残るのは12城。そのうち五重の天守があるのは松本城と姫路城のみ。その美しさはまずクールな黒漆塗の下見板と白漆喰が織り成すコントラストだろう。
漆黒は天然素材ならではの風合い。今も毎年塗り替えが行われる。また雪化粧をした北アルプスの山々との対比も黒漆塗の天守ならでは。かつては城の周りは塀で囲まれ、この絶景を見られるのは藩主や重臣だけだったそう。現代はこの美しい姿を誰もが眺められることに、感謝したい。
松本城の基本情報
築城開始:1593(文禄2)年
築城者:石川数正、康長
城の形態:平城
御城印:松本城管理事務所で販売(1枚300円、2種類セット500円)
北アルプスの借景。

平地に立つ松本城は北アルプスを望み、美しい山々を背景に漆黒の天守を浮かび上がらせる。穏やかな水鏡に映る姿もまた凛とした空気感を漂わせる。
時代の違いを見る。




天守は戦国時代に築かれたが、月見櫓と辰巳附櫓は江戸時代に3代将軍家光を迎えるために増築された。戦いのための天守ともてなしのための櫓が複合されている構造は珍しい。
御城印のパイオニア。

近年人気の御城印。新しく作成するところも多いが、はじまりは実は松本城といわれ、1990年頃から「登閣記念証」として発売していたそう。
[TEL]0263-32-2902(松本城管理事務所)
[住所]長野県松本市丸の内4-1
[営業時間]8時30分~17時(最終入場16時30分)※GW・夏季繁忙期は8時~18時(最終入場17時30分)
[定休日]12月29日~31日
[料金]大人700円
[アクセス]【電車】JR松本駅より徒歩20分【車】長野道松本ICより20分
[駐車場]周辺有料市営駐車場を利用
「国宝 松本城」の詳細はこちら
「国宝 松本城」のクチコミ・周辺情報はこちら
▼そのほかの日本の城についてはこちらの記事もチェック!
日本の美しい城おすすめ6選!初心者も楽しめる巡り方紹介<全国・2021>
松本城周辺のおすすめスポット

白と黒のなまこ壁が並ぶ城下町風情溢れる中町通り。クラフト店やギャラリーなど個性あふれるお店がいっぱい!
手仕事商會すぐり【長野県松本市】




中町通りから細い路地の奥、築140年の蔵を改装。「すぐれた手しごとを丁寧に選りすぐった」信州の作家さんメイドの雑貨や、松本をモチーフにしたお土産が揃う。
[TEL]0263-33-7736
[住所]長野県松本市中央3-2-13 奥ノ蔵
[営業時間]11時~17時
[定休日]水(1・2月は水・木)※展示替えの臨時休業日あり
[駐車場]なし
「手仕事商會すぐり」の詳細はこちら
coto.coto【長野県松本市】



ギャラリーを兼ねたセレクトショップ。「楽しむ、暮らしとアート」をコンセプトに、日常がほっこり豊かになりそうな木工やうつわなど、若手作家さんの作品を中心に扱う。
[TEL]0263-34-4111
[住所]長野県松本市中央3-4-19
[営業時間]10時~17時30分
[定休日]水
[駐車場]なし
「coto.coto」の詳細はこちら
喫茶室 八十六温館(松本ホテル花月内)【長野県松本市】


松本民芸家具の創設者である池田三四郎氏が内装を監修。1887(明治20)年に創業したホテルの喫茶室。美しい家具の重厚感とレトロ感たっぷりの雰囲気の中、香り高いコーヒーとともに。
[TEL]0263-32-0114
[住所]長野県松本市大手4-8-9(松本ホテル花月内)
[営業時間]7時~20時(ランチは11時~14時)
[定休日]なし
[駐車場]10台
「喫茶室 八十六温館」の詳細はこちら
※掲載の価格は全て税込み価格です。
※新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。ご利用の際には、あらかじめ最新の情報をご確認ください。また、感染拡大の防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。
※お出かけの際は、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、マスクの着用、手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの徹底などにご協力ください。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。