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日本には大小含めて3万以上の川があるそうです。遥か遠くの山から流れ出た一滴から、海へと注ぐ大河になっていくという自然の営みは、とても雄大なものを感じますね。

今回は、そんな川のなかから長さの長い川を紹介。1位の長さを誇る川は？その他、どんな川があるのか気になった方は、この記事をチェックしてみてください。日本を代表する長さの川を1位～10位まで紹介します。

※この記事は2021年4月28日時点での情報です。
※川の長さは、理科年表2021よる幹川流路延長（おおむね本流と一致）を基にランキングにしています。
記事配信：じゃらんニュース

日本一長い川は？

日本一長い川は信濃川（367km）

日本一長い川は、信濃川です！長野県から新潟県を流れ、日本海へとたどり着きます。長野県では、千曲川と呼ばれ、長野市をはじめ長野県北部の主要都市を北上します。

新潟県に入ると、花火大会で有名な長岡市などを通り、新潟市中心部へ。新潟市内では信濃川沿いに堤防も整備され、憩いの場として親しまれています。

日本の長い川2～5位はこちら

2位は利根川（322km）

2位は、利根川です。群馬県を水源に、関東平野から太平洋へと流れ、その流域面積は1万6840平方メートルで日本一となっています。

河口付近は川幅1kmにもなり、日本を代表する大河といったところでしょうか。下流付近には、利根川水系の湖や沼も多く存在し、自然豊かな川となっています。

3位は石狩川（268km）

3位は、北海道を流れる石狩川。北海道の中央部大雪山系の山を水源として、石狩平野を流れます。流域面積は、1万4330平方メートルで全国2位。こちらも、日本を代表する大河となっています。

北海道遺産にも選ばれていて、古くから北海道の歴史と文化が刻まれている石狩川。鮭漁などでも、名の知れわたった河川です。

4位は天塩川（256km）

4位も北海道を流れる、天塩川（てしおがわ）です。北海道の北部を北に流れる川で、あまり名が知られていないかもしれませんが、長さ256kmで堂々と日本4番目の長さです。

日本有数のカヌーの名所とされていて、カヌーで自然を楽しみながら川下りをするのが人気となっています。冬は厳しい寒さのため、2か月ほど氷に閉ざされます。

5位は北上川（249km）

5位は、東北を代表する北上川。岩手県盛岡市や花巻市を通り、宮城県石巻市まで南下していきます。流域面積は1万150㎢で、長さと同じく日本4番目の規模となっています。

北上川の河畔にある北上展勝地には、約1万本の桜があると言われ、2kmにもわたる桜並木は東北有数の桜名所になっています。

日本の長い川6位～10位はこちら

ここからは、日本の長い川6～10位までを一気に紹介します。

第6位：阿武隈川（239km）
第7位：最上川（229km）
第8位：木曽川（227km）
第9位：天竜川（213km）
第10位：阿賀野川（210km）

6位の阿武隈川は、福島県から宮城県を流れる川です。上流には日本の滝百選に選ばれている乙字ヶ滝があったり、阿武隈ライン舟下りなど、観光名所も点在しています。7位は、同じく東北地方の川で、山形を流れる最上川。急流としても有名で、松尾芭蕉が詠んだ「五月雨を あつめて早し 最上川」の俳句も良く知られています。

8位は、長野県から三重県を流れ伊勢湾に注ぐ木曽川。河口付近では、木曽川・長良川・揖斐川が集まり日本でも有数の低地を形成しています。9位は、天竜川。長野県から愛知県、静岡県を流れ遠州灘へと注ぎます。10位は、福島県から新潟県を流れ日本海へと注ぐ阿武隈川。深い山を縫うように流れていきます。

画像提供：写真AC
出典：理科年表2021／国立天文台
理科年表オフィシャルサイト

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