喜ぶ我が子の顔を思い浮かべながら万全の準備で出発したのに「あぁ、こうしておけば…」と後で気づいたり、大変なことも多いけれど、やっぱり行きたい子どもとの旅行。笑顔いっぱいの旅になるように、大事なのは事前の計画&準備なんです!
そこで今回は、ハッピーな家族旅行を叶えるため、基本的な旅のノウハウから事前準備で気をつけたいこと、今どきの子連れ旅のテクニックを、プロに教えてもらいました!
旅の旅程や宿選び、荷造りのコツまで、おさえておきたいポイントが盛りだくさん!便利な持ち物チェックリストまで掲載しています。子どもの喜ぶ顔を思い浮かべれば、計画や準備の時間も楽しくなりますね♪
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※この記事は2021年5月13日時点での情報を2022年12月に更新した記事です。掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
子連れ旅成功の秘訣は?
『子どもの年齢によって、目的を決めよう。』
赤ちゃんの頃は親がくつろげる旅、好奇心旺盛な幼児がいる場合は安心安全を優先、小学生になると一緒に楽しめるアクティビティ目当てにと、行き先や宿選びは子どもの年齢でガラリと変わります。
『ファミリー向けサイトや先輩ママ・パパのクチコミも参考に。』
実際に子連れで旅行をした人の声ほど頼りになるものはありません。感染症によって世の中の状況が変化しがちなので、できるだけ最新の情報やクチコミを探して出発前にチェックしてみてください。
宿選びの基本
宿の種類
旅館
部屋だけでなくお風呂や食事なども楽しめる事が多い。最近では素泊まりや1泊朝食付きを打ち出す宿も増えているので、予算や過ごし方に応じてプランを選んでみよう。
ホテル
プライバシーが保たれた客室で、比較的周りを気にせず過ごせる。食事なしならお手頃に泊まれることも。ただし和室は室数が少ないことが多いので早めの予約がおすすめ。
民宿・ゲストハウス
家族経営のことが多く、その土地で暮らす方が迎えてくれるアットホームな雰囲気と宿泊費がリーズナブルな点が魅力。設備やアメニティは事前に確認しておこう。
部屋タイプ
和室
子連れ旅の強い味方!赤ちゃんの世話や添い寝がしやすく、ハイハイや伝い歩き時期の子どもにも安心。
洋室
赤ちゃん連れの場合は、ベッドガードの有無やベッドを壁に寄せられるか、事前に相談しておきたい。
和洋室
高齢者も一緒の旅行や、家族構成によっては、ベッド・布団の両方選べる和洋室を予約すると便利。
離れ・コテージ
子どもが走り回ったり夜泣きしたりして周りに迷惑をかけないか心配な場合は、1棟貸切のこちらを選ぼう。
食事スタイル
個室食
家族だけの空間で食事ができる上に、配膳スタッフが客室に出入りしないので、気を使わずに済む。
部屋食
二間続きなど広めの客室であれば、移動いらずの部屋食が楽チン。子どもがぐずっても対処しやすい。
ダイニング
小学生以上になれば、館内のレストランやビュッフェスタイルの食事で好きなものを選ぶのも楽しい。
宿泊予約のポイント
計画・予約は早めが肝心。宿の選択肢も多く、行程に合った遊びや飲食の予約もできるから。部屋タイプや貸切風呂があるかなどをチェック。
子どもの年齢や何人で行くかによって、宿の種類や部屋タイプを選ぼう。

新しい宿、有名な宿、安い宿…いろんな選び方があるけれど、子連れ旅の場合は子どもが快適に過ごせるかがポイント。部屋の広さ・造り・料理内容・館内設備と、いろんな角度から見ておきたいところ。候補を絞った後は、宿泊者のクチコミや写真も参考にしてみよう。
家族向けプランや子ども料金の詳細、子どもが楽しめる設備の有無にも注目!
子ども料金は、年齢のほか布団・食事の有無で変わるので、詳細は問合せておくのがベター。また、子ども用浴衣やアメニティを用意してくれる宿もあり、その分荷物が減らせるので事前に聞いてみよう。さらにキッズスペースや子どもが遊べる設備があれば言うことなし!
温泉宿の場合は、浴場の数やタイプ、貸切風呂の料金もチェック。

ここ最近は、大浴場よりも貸切風呂や露天風呂付き客室へのニーズが高まっている。特に子どもが一緒の場合は、あちこち触ってしまうことを考えると、お部屋専用の浴室は安心。また、ベビーバスやお風呂グッズの貸出についても事前に宿に尋ねてみよう。
ベビーバスは、温泉の泉質が気になる時や、きれいなお湯で沐浴させたい場合に。ベビーバスチェアは、床が滑りやすいときや、ママやパパが体を洗う間に座らせておくと安心。
子どもの食事の内容は?量は足りそう?部屋食にできるかも確認しよう。

子どもメニューについて記載がなくても対応してくれる場合もあるので、電話などで聞いてみて。その他、アレルギーや食べられないものも事前に伝えておこう。またビュッフェは感染症対策で手袋着用が求められるなど小さな子連れには意外と大変なことも。考慮して選んで。
キャンセル料や感染症対策など、気になることは事前に聞いておくと安心。
突然の発熱や不測の事態に備えて、キャンセル料が発生するタイミングや金額も把握しておこう。また、子連れで泊まる上で気をつけるべきことはあるか?と率直に尋ねてみてもいい。各宿の感染症対策状況は、じゃらんnetの「新型コロナウイルス感染症対策」ピクトグラムも参考に。
旅行先の情報を調べよう
宿が決まればその前後の過ごし方を検討。混雑しやすいレジャー施設や飲食店も、可能ならば事前予約するのも手。雨天時のプランBも忘れずに!
テーマパークや水族館など、事前のチケット手配で時間とお金の節約に。

大勢の人が訪れる人気レジャー施設の場合、公式HPやコンビニエンスストアなどで、チケットの事前購入ができるところも多い。当日、窓口の行列に並ばずに入園できるメリットに加えて、割引価格で購入でき、特典が付くことも。
観光協会のホームページやSNSで、地元情報や最新の状況をチェック!
地元発信の情報サイトやSNSでは、穴場やニューオープン、「今○○が満開です!」といった地元ならではの旬ネタをチェック。観光協会のホームページではお得なクーポンや期間限定企画、感染症対策に関連した最新情報を確認しておこう。
レジャー施設や手作り体験、果物狩りほか、様々な予約ができるじゃらんnetの遊び・体験ページもチェックしてみて。
子どもの「疲れた〜」「お腹すいた」に対応すべく、候補の店を探して予約。
子連れ旅は先手必勝!疲れた、お腹減ったと子どもがぐずり出す前に、休憩や食事をとることも重要。そのため、計画を立てる段階で子連れで入りやすいお店の目星も付けておこう。時間が確実に読めるなら予約をしておくとさらに安心。
雨が降った時の「プランB」と最低限の雨具も準備しておこう。

1、2日前の天気予報で少し雲行きが怪しい場合は、雨具や濡れた場合の備えもお忘れなく。さらに雨天で屋外系の遊びができなくなった時のために、雨でも楽しめる場所を探しておこう。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。