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2024.07.29

【2024・最新】日光の「天然かき氷」おすすめ8選!メニューや混雑情報も<栃木>

暑い夏に食べたいスイーツといえば、やはり「かき氷」。中でも注目を集めているのが、栃木県日光市の「天然かき氷」です。

今回は天然氷の美味しさの秘密と、日光市にあるおすすめかき氷店を紹介。混雑情報やメニュー、販売期間も載っているので参考にしてくださいね。

日光のかき氷が話題になる理由

天然氷が使われている

天然氷

天然氷とは、気温が下がる冬に自然の寒さで凍らせた氷のこと。ゆっくりと時間をかけて作られるためガラスのように透明で、薄く削ると口の中でふわっと溶ける瞬間の感触が格別です。

水道水ではなく山の湧き水を使うためそのまま食べてもほんのりと自然の甘みを感じ、食べても頭がキーンと痛くならないのも特徴です。

三大氷室がある

三大氷室

電気冷蔵庫が普及するまでは全国各地にたくさんあった天然氷を作る「氷室」。今では5軒しか残っていないと言われていますが、日光には「松月氷室」「四代目徳次郎」「三つ星氷室」の3軒も。天然氷の一大産地となっています。

天然氷は人工の池に天然の湧き水を引き込み、約2週間かけて凍らせて作られます。その後に切り出して近隣の旅館やホテルに卸されるほか、飲食店などでもかき氷として提供されています。

次からはおすすめのかき氷店を紹介します。

【東武日光駅より徒歩1分】日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗

ゴロゴロ入った生イチゴがインパクト抜群

日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗
いちごかき氷(1300円)

目を奪われるのが、みずみずしい丸ごとイチゴのソース。その上に豆乳シロップとたっぷりの練乳がかかっています。ボリューミーですが美味しいのでペロリと完食でき、写真映えするので撮影する人も多いそうです。

日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗

店は東武日光駅の目の前にあり、店名の通り湯波と豆乳を練りこんだ揚げゆばまんじゅうが名物です。かき氷は店内や店の前に置かれたテーブルで食べられますが、行列ができていることが多いので午前中に行くのがおすすめです。

日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗
揚げゆばまんじゅう(1個250円)

揚げゆばまんじゅうはサクサク食感に揚げた生地の中に、甘さ控えめのこし餡がぎっしり。生地に軽く塩が振ってあり、甘さとのバランスが絶妙です。揚げたての熱々をテイクアウトできるので、かき氷を食べた後の散策のお供にぜひどうぞ。

かき氷データ

[使用している氷の氷室]三ツ星氷室
[販売期間]4月中旬~9月下旬
[混雑時間]13時~16時
■日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗
0288-54-1528
栃木県日光市松原町10-1
9時30分~17時(時期により変動あり) ※かき氷は10時~LO16時30分
不定
東武日光駅より徒歩1分/日光宇都宮道路 日光ICより2分
なし
「日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗」の詳細はこちら
「日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗」のクチコミ・周辺情報はこちら

【東武日光駅より徒歩10分】Cafe 千両茶屋

粉雪のように削ることで格別のふわとろ感

Cafe 千両茶屋
焼き芋(1本400円~500円)

レンタル着物屋店に併設されたカフェで、かき氷と並ぶ看板メニューなのがテイクアウトもできる焼き芋。熟成させたサツマイモをじっくりと焼き上げ、ねっとりでしっとりとした食感と濃厚な甘さに仕上げられています。

Cafe 千両茶屋
黒蜜きなこ(800円)

かき氷は粉雪のようにきめ細かく削ることで、ふわとろのなめらかな口溶けになっています。自家製の濃厚な黒蜜と挽きたての香ばしいきな粉がたっぷりかかった「黒蜜きなこ」には、糖度が55を超える甘~い焼き芋もトッピングされています。

Cafe 千両茶屋
とちあいかミルク(980円)

まるで明太子のようなイチゴソースの「とちあいかミルク」は、程よい甘みと酸味の調和がたまりません。かき氷のやさしい口あたりにユニークなビジュアルも手伝い、新しいスイーツを食べているような感覚ですよ。

かき氷データ

[使用している氷の氷室]松月氷室
[販売期間]4月下旬~10月中旬
[混雑時間]13時~15時
■Cafe 千両茶屋
0288-53-2208
栃木県日光市御幸町601-3
11時~16時(変更の場合あり)
不定
東武日光駅より徒歩10分/日光宇都宮道路 日光ICより4分
あり(無料)
「Cafe 千両茶屋」の詳細はこちら

【東武日光駅より徒歩15分】湯沢屋 鉢石カフェ

こしあんと抹茶の和風で大人の味わい

湯沢屋 鉢石カフェ
特製和風(1210円)

夏季限定の「特製和風」は宇治産の高級抹茶を使用したこだわりのソースに、さらりと洗練された舌触りのこしあんをトッピング。繊細に削り出された氷は口の中でふわっと溶け、ほろ苦さと甘みが織りなすハーモニーを楽しむことができます。

湯沢屋 鉢石カフェ

「特製和風」はこし餡ソース、抹茶ソース、練乳が別添えされ、それぞれを好みでかけるスタイル。自分だけのオリジナルの味にするのも楽しいですね。

他に「とちおとめミルク(1210円)」もあり、こちらはとちおとめピューレと練乳が別添えされます。

湯沢屋 鉢石カフェ

店の場所は観光名所・日光東照宮に向かうメインストリートの日光街道沿い。蔵をリノベーションした上品でレトロな空間の店内は、まるで時間が止まったような感覚になれます。テラス席もありますよ。

かき氷データ

[使用している氷の氷室]松月氷室
[販売期間]4月中旬~11月中旬
[混雑時間]14時~16時
■湯沢屋 鉢石(はついし)カフェ
0288-54-0038
栃木県日光市下鉢石町946
10時~17時(LO16時30分)
不定
東武日光駅より徒歩15分/日光宇都宮道路 日光ICより5分
なし
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【日光ICより7分】日光カステラ本舗 西参道店

栃木県産とちおとめの手作り特製シロップがたっぷり

日光カステラ本舗 西参道店
かき氷いちご(880円)

かき氷のフレーバーはイチゴのみ。糖度が高く果汁たっぷりの栃木県産とちおとめのシロップは果肉入りで、しっかりとイチゴの味を楽しめます。シロップは器の下にも入っているので、最後まで美味しさが変わりません。

日光カステラ本舗 西参道店

店は東照宮門前の西参道にあり、江戸時代に長崎商人が将軍にカステラを献上していたことから、日光名物としてカステラを販売しています。

日光カステラ本舗 西参道店
特撰金箔入り日光カステラ(1480円~2980円)

カステラは上品な香りで癖のないアカシア蜜を使用し、昔ながらの素朴な甘さでソフトな食感。中でも金箔を散りばめて葵の御紋入りの箱に詰めた「特撰金箔入り日光カステラ」は、自宅用はもちろん、お土産にも喜ばれそうですね。

かき氷データ

[使用している氷の氷室]三ツ星氷室
[販売期間]6月下旬~9月下旬
[混雑時間]13時~16時
■日光カステラ本舗 西参道店
0288-53-0600
栃木県日光市安川町4-13
9時~17時(LO16時30分)
なし
日光宇都宮道路 日光ICより7分
なし
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【日光ICより7分】日光珈琲 御用邸通

ほろ苦い自家焙煎コーヒーのシロップを使ったかき氷

日光珈琲 御用邸通
カフェ・オーレ(1430円)

焙煎所を併設し、コーヒー通からも評判の高い古民家カフェ。コーヒー専門店ならではの「カフェ・オーレ」はオリジナルのコーヒーシロップと練乳がかかり、かき氷の中にはアイスクリームが隠れています。

他にも栃木県産のいちご(990円)や宇治金時(1430円)など様々な味があります。氷はどれもシルクのように薄く削られているので、軽い口溶けを楽しめますよ。

日光珈琲 御用邸通

店があるのは門前町の風情を色濃く残す日光西町で、世界遺産「日光の社寺」から田母沢御用邸公園を結ぶ御用邸正門通り。古い商家をリノベーションした店内は、太い梁が印象的な木のぬくもりにあふれる落ち着いた空間です。

日光珈琲 御用邸通
御用邸通の黒カレー(ドリンク付セット2310円)

食事メニューでは、3日間じっくり煮込んだやわらかい豚肉の「御用邸通の黒カレー」が看板メニュー。特製の焙煎スパイスの深いコクと旨みが絶品です。お土産用のレトルト(864円)も販売されていますよ。

かき氷データ

[使用している氷の氷室]四代目徳次郎
[販売期間]通年
[混雑時間]13時~16時
■日光珈琲 御用邸通
0288-53-2335
栃木県日光市本町3-13
10時~18時(LO17時)
月、第1・3火(祝日の場合は営業)
日光宇都宮道路 日光ICより7分
なし
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【日光ICより7分】茶寮 日りん

別添えのシロップで最後まで美味しく!

茶寮 日りん
栃木県産いちご(1100円)

氷の温度を少し上げてふんわり薄く削ることで、やわらかな口当たりになっています。

フレーバーは栃木県産いちごや抹茶、ゆず(各1100円)などがあり、シロップが別添えで提供され自分でかけながら食べるスタイル。白玉と練乳も添えられています。人気の「栃木県産いちご」は果肉感もしっかりと感じられますよ。

茶寮 日りん

ガラス張りの開放感があるおしゃれなつくりで、店の外にもテーブルとベンチが置かれています。世界遺産「日光の社寺」の西参道にあり、参拝の前後に立ち寄るにも便利な立地です。

茶寮 日りん
ニッコーラ(600円、瓶2484円)

かき氷以外にも食事やドリンクなど多彩なメニューが揃い、姉妹店「日光珈琲」の焙煎士が手がけたクラフトコーラも味わえます。コーヒーをベースにゆずや唐辛子などを調合した新感覚のコーラシロップで、炭酸で割って飲むのはもちろん、かき氷にかけたメニュー(1100円)もおすすめですよ。

かき氷データ

[使用している氷の氷室]四代目徳次郎
[販売期間]通年
[混雑時間]14時~16時
■茶寮 日りん(にちりん)
0288-25-7906
栃木県日光市安川町10-20
10時~17時(LO16時30分)
火(祝日の場合は営業)
日光宇都宮道路 日光ICより7分
なし
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【今市駅より徒歩6分】かき氷処 蔵元松月

氷室の直営でフレーバーもバラエティ豊か

かき氷処 蔵元松月

1894(明治27)年の創業で、天然氷を製造する数少ない氷室の直営店。クリスタルガラスのような氷はクセや雑味がなく、削り方も氷のプロならではのふわふわ感で口の中ですっと溶けていきます。

2024年春にリニューアルしてイートインスペースが増設されましたが、真夏は行列ができる可能性が高いので早い時間帯に行くことをおすすめします。

かき氷処 蔵元松月
生いちごプレミアム(1430円)

かき氷の専門店だけにフレーバーも多彩ですが、中でもイチ押しは「生いちごプレミアム」です。とろっとしたジャムのようなソースは栃木県産イチゴにこだわり、甘みと酸みのバランスが絶妙。上にのったホイップクリームも味のアクセントになっています。

かき氷処 蔵元松月
ピスタチオベリー(1430円)

他にも香ばしいピスタチオソースとホイップクリーム、ラズベリーやブルーベリーの果肉を組み合わせた「ピスタチオベリー」や、高級メロン(時価)、生マンゴー(1430円)など個性的なフレーバーが揃っているので、シェアして味わうのも楽しいですよ。

かき氷データ

[使用している氷の氷室]松月氷室
[販売期間]通年
[混雑時間]14時~15時
■かき氷処 蔵元松月
0288-21-0162
栃木県日光市今市379
11時~LO17時(変更の場合あり)
月(祝日の場合は翌日)
今市駅より徒歩6分/日光宇都宮道路 今市ICより2分
あり(無料)
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【下今市駅より徒歩1分】KASHIWA CAFE & COFFEE ROASTERY

自家焙煎コーヒー豆を使用したコーヒーの自家製シロップを使用

KASHIWA CAFE & COFFEE ROASTERY
珈琲屋さんのコーヒーかき氷(1500円)

おすすめは自家焙煎珈琲豆から抽出したエスプレッソを使うシロップと、お好みで自家製練乳をかける「珈琲屋さんのコーヒーかき氷」。天然氷の持つ自然の甘さや、なめらかな口溶けなど魅力を最大限に引き出した一杯で、リピーターが続出というのも頷けます。

他にも生いちご(1500円~時価)や、ブルーベリー(1200円)、ブランデーを使ったカクテルかき氷(1800円)、季節限定のシロップなど豊富な種類が揃っています。

KASHIWA CAFE & COFFEE ROASTERY
デコラテ 3Dラテアート(1200円~)

一番人気のドリップコーヒー「日光ブレンドコーヒー(1000円)」は、生豆を日光の清らかな水で洗った後に自家焙煎。雑味が抜けて、すっきりと飲みやすい味わいが楽しめます。

また、お客さんのリクエストに即興で応えてラテアートしてくれる「デコラテ」は、似顔絵やキャラクター、ロゴなど何でも好きなものを作ってもらえますよ。

KASHIWA CAFE & COFFEE ROASTERY

1982年から変わらないドリップスタイルのコーヒーを提供。ウッディーな店内にジャズのBGMが流れる落ち着いた雰囲気の珈琲店です。

氷作りから携わる店主が天然氷ならではの硬さを活かし、削り方から提供方法までこだわり抜いた絶品のかき氷を味わえます。

かき氷データ

[使用している氷の氷室]四代目徳次郎
[販売期間]通年
[混雑時間]12時~15時
■KASHIWA CAFE & COFFEE ROASTERY 
0288-22-5876
栃木県日光市今市1147
11時~18時(LO17時30分)

下今市駅より徒歩1分/日光宇都宮道路 今市ICより10分
あり(無料)
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まとめ

貴重な天然氷を使ったかき氷は、それぞれの店のこだわりや想いが詰まっていて、味もビジュアルも個性派揃い。日光の観光ついでではなく、わざわざでも食べに行く価値があるものばかりでした。ぜひ、皆さんも味わってくださいね。

※この記事は2024年7月23日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
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じゃらん編集部  じゃらん編集部

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