京都府京都市左京区の「くろ谷 金戒光明寺」では、2021年11月12日(金)~2021年12月5日(日)にかけて、秋の特別拝観を開催します。
幕末に京都守護職(会津藩)の本陣となり、新撰組ゆかりの寺院として知られる「くろ谷 金戒光明寺」。実は、浄土宗の法然上人が最初に念仏を唱えた寺院で、浄土宗第一号の寺院として念仏発祥の地ともいわれています。
秋の特別拝観では、いったい何が見られるのでしょうか。今回はその注目ポイントとともに、日中拝観と夜間拝観、それぞれの見どころをご紹介します。
※この記事は2021年10月時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
記事配信:じゃらんニュース
通常非公開の書院や、紅葉の回遊式庭園などに注目!

京都にある「くろ谷 金戒光明寺」では、2021年11月12日(金)~2021年12月5日(日)にかけて、秋の特別拝観が行われます!
この秋の特別拝観では、日中・夜間ともに通常は非公開とされる書院や、紅葉に彩られた回遊式庭園「紫雲の庭」に注目してみてください。書院では、伊藤若冲が描いた「群鶏図押絵貼屏風(ぐんけいずおしえばりびょうぶ)」や富岡鉄斎の屏風作品などの寺宝はもちろん、襖を開閉すると虎の数が変わる「虎の間」など見どころが満載です。
日中拝観では、市内を一望できる「山門」を特別公開

市内を一望できる「山門」の特別公開が魅力の日中拝観。楼上からは、天気の良い日には大阪の「あべのハルカス」まで見渡すことができ、その素晴らしい眺望は必見です。ぜひ上まで登ってみてください。
また、山門の楼上内部では釈迦三尊像や十六羅漢像、天井一面に描かれた大迫力の「蟠龍図」なども見ることができます。
邦楽の生演奏から庭園のライトアップまで、幻想的な空間を楽しめる夜間拝観

夜間拝観では、方丈前庭園で「お琴や篠笛などの邦楽の生演奏」を毎日3回開催します。毎日17時45分~、18時30分~、19時15分~演奏が開始するので、演奏を楽しみたい場合は時間をチェックして行くのがおすすめです。
また、夜の拝観は紅葉のライトアップも魅力。紫雲の庭では、ライトアップされた紅葉が水面に映り、幻想的な景色が広がります。
さらに、期間中の金曜日と週末向けに、通常よりも30分早く入場できる「プレミアム拝観プラン」も用意しているそうです(ホームページにて事前予約が必要)。こちらは御用達職人または庭園コンシェルジュのガイド付きで拝観することができる、毎年人気のプランです。
「寿限無寿限無、五劫の擦り切れ…」の元となった?通称「アフロ仏」にも注目

実は「くろ谷 金戒光明寺」は、「アフロ仏」としてメディアで取り上げられる「五劫思惟阿弥陀仏(ごこうしゆいあみだぶつ)」があることでも有名。古典落語の「寿限無寿限無、五劫の擦り切れ」はここからきているとも言われています。気の遠くなるような長い時間を修行に費やした結果、伸びた髪の毛が渦高く積み重なってできたという珍しい「アフロ」姿にぜひ注目してみてください。
さまざまな歴史に彩られた「くろ谷 金戒光明寺」で、この時期ならではの特別な体験を楽しみに行ってはいかがでしょうか?
秋の特別拝観
日中拝観
[拝観期間]2021年11月12日(金)~12月5日(日)
[拝観時間]10時~16時30分(最終入場16時)
[特別拝観箇所]御影堂・大方丈・庭園 および 山門の2か所
夜間拝観
[拝観期間]2021年11月12日(金)~12月5日(日)
[拝観時間]17時30分~20時30分(最終入場20時)
プレミアム拝観プラン
通常より30分早く入場し、御用達職人もしくは庭園コンシェルジュ(植彌加藤造園)が境内を案内します。ホームページより事前予約が必要です。
[開催日]拝観期間の毎週金・土・日開催
[拝観時間]17時~
日中拝観・夜間拝観の詳細はこちら
【日中拝観】https://www.kurodani.jp/sp_daytime/
【夜間拝観】https://www.kurodani.jp/lightup/
[住所]京都府京都市左京区黒谷町121
[アクセス]【電車】地下鉄 蹴上駅より徒歩30分【バス】市バス5番 東天王町より徒歩15分、市バス100番 岡崎道より徒歩10分、市バス5番 東天王町より徒歩15分、市バス203番 岡崎道より徒歩10分
「浄土宗大本山 くろ谷 金戒光明寺」の詳細はこちら
情報提供元/くろ谷 金戒光明寺、京都コネクト株式会社
※掲載の価格は全て税込み価格です。
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